Oracle ADFフォームによるBPELおよびWebサービスを使用したSiebelのアカウントの作成

このチュートリアルでは、Oracle JDeveloper 10.1.3.2を使用して、Webサービスに基づくWebアプリケーションを構築します。 以前のOracle by Example(OBE)では、BPELを使用してSiebelアプリケーションのWebサービスを作成し、Oracle SOA Suiteにデプロイしました。 このOBEでは、実行中のWebサービスをJSFページのデータ・コントロールのベースとして使用します。

20分

トピック

このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。

実行中のWebサービスへのBPELのアクセ ス

WSDLファイルに基づいたデータ・モデルの構 築

ユーザー・インタフェース用の新規プロジェクト の作成

挿入ページの作成

JSFページの実行

このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。 (警告:すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)

注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にあ るアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。

概要

このアプリケーションでは、Oracle SOA Suiteにデプロイされた実行中のWebサービスを使用します。 以前BPELを使用して作成したSiebelアプリケーションのWebサービスを作成しておく必要があります。 詳しくは、前 提条件を参照してください。

Oracle JDeveloperを使用すると、開発者は、サービスに基づいた複合アプリケーションのモデリング、作成、検出、収集、編成、テスト、デプロイ、および 保守を行うことができます。 Oracle JDeveloperは、SOAの原則とXML Webサービス標準のサポートに加え、従来のJava、J2EE、およびPL/SQLコンポーネントとモジュール・コード・メカニズムをサポートします。

Oracle ADFは、モデル駆動型のSOAフレームワークです。このフレームワークは、ビジネスおよびデータ・サービスを自動化して管理し、JSR 227仕様に基づいた標準のデータおよびサービス・バインディング・レイヤーを提供します。 このバインディング・レイヤーは、プロセス・フロー、ページ・フロー、およびサービス起動において使用可能です。 また、Oracle ADFは、SOAの設計方法を実装し、ユーザー・インタフェースをサービスとして疎結合します。

Oracle SOA Suiteは、標準ベースのベスト・オブ・ブリードのパッケージ・ソフトであり、サービス指向アプリケーションを構築し、任意のミドルウェア・プラット フォームにデプロイできます。 Oracle SOA Suiteに含まれるOracle BPEL Process Managerでは、ビジネス・プロセスのモデリング、自動化、および監視が可能です。

Webサービスをビジネス・サービス・テクノロジとして使用する場合、モデル情報は、オラクル独自 のアダプタ・クラス(シン)によって実装されるOracle ADFデータ・コントロール・インタフェースを介して、ビュー・レイヤーおよびコントロール・レイヤーに公開されます。

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Webサービスはすでにデプロイされ、Oracle SOA Suiteで実行中です。 実行中のWebサービスに基づいてデータ・コントロールを作成し、そのデータ・コントロールを使用してJSFページを作成します。 Webサービスを使用すると、新規カスタマを作成して、その新規カスタマのカスタマIDを返すことができます。

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前提条件

このチュートリアルを始める前に、次のことを確認してください。

1.

Oracle JDeveloper 10.1.3.2にアクセスできるか、またはインストール済みであること。 この製品は、Oracle Technology Networkか らダウンロードできます。

2.

デプロイされ実行中のBPEL Webサービスを使用してSOAにアクセスできること。 この必須の前提環境を設定するには、次のOracle by Example(OBE)の実施が必要です。Create, Deploy, and Test a BPEL Process to Create a Customer in Siebel Application

3.

Oracle JDeveloperを起動します。 解凍先のルート・ディレクトリ(<jdev_home>) にあるOracle JDeveloperの実行ファイル(jdeveloper.exe) をダブルクリックします。

Migrate User Settingsダイアログ・ボックスが開いたら、「NO」 をクリックします。

Tip of the Day」ウィンドウを閉 じます。

4.

Oracle JDeveloper IDEが表示されます。

5.

Siebel Account Business ServiceでのインバウンドWebサービスの作成』チュートリアルに記載されている手順を実行します。

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実行中のWebサービスへの BPELのアクセス

この手順により、使用可能なBPEL環境が整っていることを確認し、データ・コントロールとして使 用するWebサービスのURLを収集できます。 この手順に失敗した場合は、前提条件の項の手順2を参照してください。

1.

Web Browserウィンドウを開き、Oracle BPEL ConsoleのURL(例:http://localhost:8888/BPELConsole) を入力します。

UsernameとPasswordの入力を要求するページが表示されます。 デフォルトのUsernameはoc4jadmin、 デフォルトのPasswordはwelcome1です。

Login」をクリックします。

2.

Oracle BPEL Consoleで、「Dashboard」タブを選択し、「InsertAccount」 プロセス・リンクをクリックします。これは、データ・コントロールのベースとなるプロセスです。

3.

InsertAccountプロセスのBPEL Processesタブで、「WSDL」 リンクをクリックします。

4.

WSDL location」リンクをクリックして、Webサービスのコードを表示 します。

5.

WebサービスのXMLコードが、ブラウザ・ウィンドウに表示されます。

アドレス・バーで、「URL」を選択して右クリックし、コンテキスト・メニューから「copy」 を選択します。

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実行中のWebサービスに基づいたデータ・モ デルの構築

データ・モデルは、アプリケーションにデータ・アク セスおよび検証を提供します。 クライアントが実装されていても、データは常にモデルによって検証されます。 これにより、検証とビジネス・ルールをユーザー・インタフェースから明確に隔離することができるのです。

次に、Oracle JDeveloperでアプリケーションを作成し、さらにアプリケーション用のデータ・モデルを作成します。

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新規アプリケーションおよびプロジェ クトの作成

Oracle JDeveloperでは、常にアプリケーションに含まれるプロジェクトを使用して作業を行います。 アプリケーションは、制御構造の最上位にあります。

Oracle JDeveloperのプロジェクトは、関連するファイルを論理的にグループ化する構成となっています。 複数のプロジェクトをアプリケーションに追加し、ソース・コードを簡単に編成、アクセス、変更、および再利用できます。 Applications Navigatorでは、プロジェクトは階層内の二番目のレベルとして、アプリケーションの下に表示されます。

表示用に記述されたコードからモデル・コードを分離するには、プロジェクトを使用することがベス ト・プラクティスであると考えられています。 このチュートリアルでは、データ・コントロール用に1つのプロジェクトを作成し、後にJSFビュー用にもう1つのプロジェクトを作成します。

コンポーネントを作成する前に、アプリケーションとプロジェクトを作成する必要があります。 それには、以下の手順に従います。

1.

Applications Navigatorで、「Applications」ノードを右クリックして、 コンテキスト・メニューから「New Application」を選択します。

2.

Create Applicationダイアログ・ボックスで、アプリケーション名をADF_BPEL_Siebelと入力します。 アプリケー ション名を入力すると、ディレクトリ名が自動的に変更されます。

アプリケーション・パッケージの接頭辞としてoracleと入力します。

アプリケーション・テンプレートのドロップダウン・リストから、「No Template [All Technologies]」を選択します。

OK」をクリックします。

3.

Create Projectダイアログで、プロジェクト名としてDataModelと 入力し、「OK」をクリックします。

4.

Applications Navigatorは、次のように表示されます。

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Webサービス・ベースのデータ・ コントロールの作成

この項では、Webサービスに基づいたデータ・コントロールを作成します。 このWebサービスは、Siebelアプリケーション用にBPELから作成します。

データ・コントロールを作成するには、以下の手順を実行します。

1.

Applications Navigatorで「DataModel」ノードを右ク リックし、コンテキスト・メニューから「New」を選択します。

2.

New Galleryで、カテゴリの「Business Tier」→「Web Services」を選択し、「Web Service Data Control」項目をダブル クリックします。

3.

Create Web Service Data Controlウィザードで、「Next」 をクリックしてWelcomeページをスキップします。

4.

ステップ1で、このデータ・コントロールの名前としてInsertAccountToSiebelを 入力します。

以前にコピーしたURLを、URLフィールドに貼り付けます。 Serviceには、ドロップダウン・リストから「InsertAccount」を選択します。

Next」をクリックします。

5.

ステップ2は、このWebサービスから利用できる処理を示します。「InsertAccount」 を選択し、「Add」ボタンを使用して、選択済ペインに選択肢を移動します。

Next」をクリックします。

6.

ステップ3で、「Finish」をクリックして、データ・コントロールを作成します。

7.

Applications Navigatorで、存在するノードを開き、作成された新しいエントリを表示します。 Applications Navigatorは、次のように表示されます。

8.

Save Allアイコンをクリックして作業内容 を保存します。

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ユー ザー・インタフェース用の新規プロジェクトの作成

複数のプロジェクトを使用してモデルをUIから分離することがベスト・プラクティスであると考えら れているため、JSFビュー用にもう1つのプロジェクトを作成します。

それには、以下の手順に従います。

1.

Applications Navigatorで、「ADF_BPEL_Siebel」 ノードを右クリックし、コンテキスト・メニューから「New Project」を選択します。

2.

New Galleryで、「Empty Project」項目を選択します。

OK」をクリックします。

3.

Create Projectダイアログで、Project NameにUserInterfaceと 入力し、「OK」をクリックします。

4.

Applications Navigatorは、次のように表示されます。

5.

Save Allアイコンをクリックして作業内容 を保存します。

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挿入ページの作成

次に、作成ページのADF Facesを作成します。

1.

Applications Navigatorで、「UserInterface」 ノードを右クリックし、コンテキスト・メニューから「New」を選択します。

2.

New Galleryで、「Web Tier」ノードを開き、「JSF」 を選択します。 Itemsペインで、「JSF JSP」を選択します。

3.

Next」をクリックして、Create JSF JSPウィザードのWelcomeページをスキップします。

4.

ウィザードのステップ1で、「JSP Document (*.jspx)」オプショ ンを選択します。

Next」をクリックします。

5.

ステップ2で、「Do Not Automatically Expose UI Components in a Managed Bean」が選択されていることを確認します。

Next」をクリックします。

6.

ステップ3で、次のライブラリが選択されていることを確認します。

ADF Faces Components 10_1_3_2_0
ADF Faces HTML 10_1_3_2_0
JSF Core 1.0
JSF HTML 1.0

Next」をクリックし、もう一度「Next」 をクリックします。 次に、「Finish」をクリックして、ページを作成します。

7.

空のDesign JSFページがエディタで開きます。

8.

ADF Faces Coreライブラリのコンポーネント・パレットから、「Panel Page」コンポーネントをページにドラッグします。


9.

Property Inspectorペインで、TitleをTitle 1からInsert Accountに変更します。

10.

Componentパレットから、「Panel Border 」を先ほど変更した タイトルのすぐ後にドラッグします。

この時点で、ページは次のように表示されます。

11.

Data Controls」パレットを開き、「InsertAccountToSiebel」 ノードを開きます。 次に、「process(String, String, String)」ノードを、ページのtopファ セットにドラッグ・アンド・ドロップします。

ポップアップ・メニューから、「Create」→「Parameters」 →「ADF Parameter Form」を選択します。

12.

Edit Form Fieldsダイアログ・ボックスで、フィールドの削除、追加、および順番の変更が行えます。 各フィールドの表示ラベルを変更します。

Display Label列で、次の表示ラベルを入力して、既存値を置き換えます。

Competitor Flag
Currency
Location
Main Phone Number
Name
Partner Flag
Organization
Skip Credit Check
Type

OK」をクリックします。

13.

この時点で、ページは次のように表示されます。

14.

ページ下部の「Process」ボタンをクリックし、 Property InspectorでTextプロパティをSubmitに変更します。

15.

DataControlパレットから、「InsertAccountToSiebel」 →「process」→「Parameters」を開き、「String」 を選択します。 ページ下部のファセットのコンポーネントをドラッグ・アンド・ドロップします。

ポップアップ・メニューで、「Create」→「Texts」 →「ADF Output Text w/Label」を選択します。


16.

Propertyペインで、新しいOutput TextのLabelプロパティをAccount Idに 更新します。

17.

Componentsパレットから、「ADF Faces Core」ライブラリを開 き、「Object Separator」コンポーネントを選択して、startファ セットにドロップします。

18.

ページは次のようになります。

19. Save Allアイコンをクリックして作業内容を保存します。

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JSFページの実行

アプリケーションを構築したので、次にテストを行います。 組込みアプリケーション・サーバーを使用して、Oracle JDeveloperでJSFページを簡単にテストできます。 Oracle JDeveloperの内部でページをテストすると、このサーバーが自動的に起動します。

次に、テストのプロセスを段階的に説明します。

1.

Visual Editor内でページを右クリックし、コンテキスト・メニューから「Run」 を選択します。


2.

ページがデフォルトのブラウザにロードされ、次のように表示されます。


3.

次の例に従って、Insert Accountフォームに値を入力します。

Competitor Flag N
Currency USD
Location Miami
Main Phone Number (650) 111-1212
Name STUDENT508
Partner Flag N
Organization Default Organization
Skip Credit Check N
Type Customer

Submit」をクリックします。


4.

Insert Accountページが、割り当てられたAccount IDを返します。

5.

その他の値をテストします。

6.

これでOBEは完了です。 ブラウザ・ウィンドウを閉じることができます。

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このチュートリアルでは、デプロイされたWSDL Webサービスをデータ・コントロールとして使用し、エンドツーエンドのアプリケーションを作成しました。 その後、Webサービスが提供する処理を使用したJSFページを作成しました。 このチュートリアルで学習した内容は、以下のとおりです。

BPEL Webサービスへのアクセス
データ・モデルの構築
挿入ページの作成
JSFページの実行

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Oracle ADFおよびOracle JDeveloperについて詳しくは、以下を参照してください。

このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットが非表示になります。


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Oracle Corporation発行の「Using an ADF Form to Create an Account in Siebel Using BPEL and Web Services」の翻訳版です。

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