このOracle by Example(OBE)チュートリアルでは、Oracle Identity Managerのインストール方法、構成方法、および起動方法について説明します。 このプロセスには以下が含まれます。
また、Oracle Identity Managerのインストールの開始前に必要な作業についても説明します。
約2時間
このOBEチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。 (警告:すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にある各アイコンの上にカーソルを置いてください。
スクリーンショットは、ご使用の環境を反映したものではありません。 Oracle Identity Managerの特定の機能がどこにあるのかをわかりやすくするために提供されています。
Oracle Identity Managerは、Oracle Identity and Access Management Suiteのコンポーネントの1つです。 Oracle Identity Managerは、ID管理のライフ・サイクル全体で、企業のさまざまなリソースに対してユーザー・アクセス権限を管理するタスクを実行し、選択的に自動化します。 とくに、Oracle Identity Managerは、ユーザー・アクセス権限を作成するタスク、この権限を(ユーザー要件およびビジネス要件の変更に基づいて)動的に変更するタスク、およびユーザー・アクセス権限を削除するタスクを処理します。 このことから、Oracle Identity Managerは、複数のIDデータ・ストアにわたってユーザーのID情報を処理することで、データの正確性を維持します。
Oracle Identity Managerの機能および利点には、IDとロールの管理(ユーザーおよびグループ管理、ユーザーのセルフサービス機能、委任管理)、プロビジョニング(承認と要求の管理、構成可能なワークフロー・モデル)、ポリシーに基づく権限、リコンシリエーション、監査、規制、およびコンプライアンスの認証サポートが含まれます。
Lindaは、Mydo Main社のネットワーク管理者です。 社内のリソースについて、ユーザー・グループのアクセス権限管理を担当しています。 このようなユーザー管理タスクを実行するには、Oracle Identity Managerをインストール、構成、および起動する必要があります。 Oracle Identity Managerを使用することで、Lindaはリソースに対してユーザーのアクセス権限を作成し、これらの権限を変更できるようになります。また、アクセス権限をユーザーから削除することが可能です。 したがって、Lindaは、Mydo Main社全体にわたってユーザーIDを管理できます。
Oracle Identity Managerをインストールする前に、システム環境が次の要件を満たしていることを確認してください。
ソフトウェア要件
次の製品および条件がセットアップに必要となります。
ハードウェア要件
| 項目 | 仕様 |
| プロセッサ・タイプ | Intel Xeon、またはPentium IV |
| プロセッサ速度 | 2.4GHz以上 |
| プロセッサの数 | 1以上(必要に応じて) |
| メモリ | 2GB |
| ハードディスク容量 | 40GB(初期値) |
| オペレーティング・システム | Microsoft Windows 2003 Server(SP1) |
Oracle Database 10gのインストール
| 仕様 | 値 |
| メモリ | 2GB RAM |
| ディスク領域 | 40GBのストレージ領域(Oracleおよび1つのデータベースに対して) |
| データベース・タイプ | トランザクション |
| データベース名 | orcl |
| sysアカウント | sysパスワードを使用 |
| systemアカウント | sysパスワードを使用 |
Oracle Application Server 10gのインストール
重要:最初に、Oracle Application Server 10gのバージョン10.1.3.1.0をインストールおよび構成する必要があります。 そのあと、バージョン10.1.3.3.0へアップグレードします。
Oracle Application Server 10gをインストールするには、以下の手順に従います。
1. |
Oracle SOA Suite 10g(10.1.3.1.0)CDのsetup.exeファイルを起動します。 |
||||||||||||||||||
2. |
次の表を使用して、インストールを完了します。
重要: Oracle Identity Manager 9.1.0は、10.1.3.3.0上の一連のパッチによって、Oracle Application Server 10.1.3.3.0と動作することが保障されています。詳細は、『インストレーション・ガイド』を参照してください。
|
Java JDK 1.42_15のインストールおよび構成
j2re-1_4_2_15-windows-i586-p.exeファイルを起動します。 このファイルを取得するには、ここをクリックしてください。
重要:インストール・スクリプトで表示されるデフォルトの選択を変更しないでください。
Lindaは、Mydo Main社のネットワーク管理者で、Oracle Identity Managerとともに使用するOracle Application Server 10g(10.1.3.3.0)の実装および構成を担当しています。 このアプリケーション・サーバーは、Oracle Identity Managerをサポートする論理コンポーネントに対して、ライフ・サイクル管理、セキュリティ、配置、およびランタイム・サービスを提供します。
Lindaは、最初にアプリケーション・サーバーのJAVA_HOMEおよびPath環境変数を設定する必要があります。 これにより、Oracle Application ServerはOracle Identity Managerと機能するようになります。 次にサーバーのRemote Method Invocationポートを変更してOracle Identity Manager用に予約します。 最後に、Lindaがアプリケーション・サーバーに固有のプロセスを起動して停止することにより、Oracle Application Serverによってこれらの変更が認識されます。
Oracle Application ServerをOracle Identity Managerとともに動作するように構成するには、次の手順を実行します。
1. |
コントロール・パネルを開きます。 これを実行するには、Windowsの「スタート」メニューから「コントロール・パネル」を選択します。
|
||||||
2. |
「システム」アイコンをダブルクリックします。
|
||||||
3. |
「詳細設定」タブをクリックします。 それから、「環境変数」ボタンをクリックします。
|
||||||
4. |
このウィンドウの"ユーザー環境変数"領域内で、「新規」をクリックします。
新しいユーザー変数ウィンドウが表示されます。
|
||||||
5. |
新しいユーザー変数ウィンドウで、次のようにパラメータ値を入力します。
注:Lindaが"変数値"フィールドに入力するディレクトリは、アプリケーション・サーバーのJDKを含むディレクトリです。
|
||||||
| 6. | 「OK」をクリックして入力を確定します。
環境変数ウィンドウがアクティブになります。 このウィンドウの"ユーザー環境変数"領域内に、JAVA_HOME環境変数が表示されます。 Lindaが設定したものです。 次に、Path環境変数を構成します。
|
||||||
7. |
環境変数ウィンドウの"システム環境変数"領域に表示されるPath環境変数を見つけてハイライトします。 「編集」をクリックします。
システム変数の編集ウィンドウが表示されます。
|
||||||
8. |
カーソルが"変数値"フィールドのテキスト文字列の左端に表示されていることを確認します。 確認したら、このフィールドに次の値を追加します。
注:Lindaが"変数値"フィールドに入力するディレクトリは、アプリケーション・サーバーのバイナリ・ファイルを含むディレクトリです。
|
||||||
| 9. | 「OK」をクリックして変更を確定します。
環境変数ウィンドウがアクティブになります。 このウィンドウの"システム環境変数"領域内のPath環境変数には、手順8で指定したディレクトリの名前が表示されます。Lindaが設定したものです。
|
||||||
10. |
「OK」を2度クリックして、すべての変更を確定します。 次に、Oracle Identity ManagerのRemote Method Invocationポートを指定します。 Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)は、Oracle Application Server内の各インスタンスにポート番号を動的に割り当てます。 そのため、Oracle Application Serverが起動するたびに、Oracle Identity Manager用のRMIポートが変更されます。 これは、デフォルトでは、このポートには12401から12500の範囲が指定されるためです。 ポートは別のサービス、システム、またはアプリケーションによって占有されている可能性があるため、問題が発生する場合があります。 RMIポートが常にOracle Identity Managerで使用できるようにするために、LindaはRMIに(範囲ではなく)固定ポートを1つだけ指定します。 これにより、LindaはOracle Identity Manager 管理コンソールおよびOracle Application Serverのデザイン・コンソールに、確実にアクセスできるようになります。 Oracle Identity ManagerのRMIポートを指定するには、opmn.xmlファイルでRMIポート番号の範囲が1ポートだけを指すように設定する必要があります。
|
||||||
11. |
テキスト・エディタを使用して、C:\product\10.1.3.1\OracleAS_1\opmn\confフォルダにあるopmn.xmlファイルを開きます。
|
||||||
12. |
このファイルの中で、次のコードを見つけます。 <port id="rmi" range="12401-12500"/>
|
||||||
13. |
このコードを次のように修正します。 <port id="rmi" range="12401"/>
注:このコードの修正により、LindaはOracle Identity ManagerのRMIポートに12401を指定しました。
|
||||||
14. |
opmn.xmlファイルを保存し、閉じます。 ここまでの作業で、Lindaは2つの環境変数(JAVA_HOMEおよびPath)を構成し、Oracle Identity ManagerのRMIポートを指定しました。 Oracle Application Serverにこれらの変更を認識させるには、Oracle Process Managerを起動して停止する必要があります。 Oracle Process Managerは、Oracle Application Serverに固有のプロセスを管理します。
|
||||||
15. |
Windowsの「スタート」メニューから、「コマンドプロンプト」を選択します。 DOSウィンドウが表示されます。
|
||||||
16. |
DOSプロンプトで、C:\product\10.1.3.1\OracleAS_1\opmn\binフォルダへ移動します。 opmnctl.exe startallと入力します。 Enterキーを押します。 次のテキストが表示されます。 opmnctl: starting opmn and all managed processes...
DOSプロンプトが表示されます。 LindaはOracle Process Managerを起動しました。 今度は、Oracle Process Managerを停止します。
|
||||||
17. |
DOSプロンプトで、opmnctl.exe stopallと入力します。 Enterキーを押します。 次のテキストが表示されます。 opmnctl: stopping opmn and all managed processes...
DOSプロンプトが再び表示されます。 LindaはOracle Process Managerを停止しました。 ヒント:LindaがOracle Identity Managerに指定したRMIポートをOracle Application Serverが認識していることを検証するには、Oracle Application Serverを再起動します。 そして、DOSプロンプトでopmnctl.exe status -lと入力します。 次に、Enterキーを押します。 次のテキストが表示されます。 jms:12601,ajp:8888,rmis:12701,rmi:12401
Oracle Identity ManagerのRMIポートは12401です。Oracle Application Serverは、LindaがOracle Identity Managerに指定したRMIポートを認識しています。 次に、Oracle Identity Manager用の事前定義されたOracleデータベースを構成します。
|
Oracle Identity Manager用の事前定義されたOracleデータベースを構成します。 このデータベースを構成するには、最初にinit.oraファイルを修正する必要があります。 このファイルには、Oracle Identity Manage用にデータベース表を作成できるように、Lindaが設定する必要があるパラメータおよび値が含まれています。 それから、Lindaはprepare_xl_db.batスクリプトを実行します。このスクリプトによって、これらのデータベース表が作成されます。
データベースを構成するには、以下の手順を実行します。
1. |
テキスト・エディタを使用して、C:\oracle\product\10.2.0\admin\orcl\pfileディレクトリにあるinit.oraファイルを開きます。 このinit.oraファイルには、init.ora.226200834023などの一意の識別番号が追加されています。
|
||||||||||||||||||
2. |
init.oraファイルの下までスクロールします。 |
||||||||||||||||||
3. |
このファイルに、次のコードを追加します。
|
||||||||||||||||||
| 4. | init.oraファイルを保存し、閉じます。
|
||||||||||||||||||
| 5. | DOSウィンドウを開きます。 C:\stage\Oracle Identity Manager\installServer\Xellerate\db\ oracleディレクトリへ移動します。 注:このOBEでは、C:\stage\Oracle Identity Managerが、Oracle Identity Managerのインストール・ファイルおよび構成ファイル用のディレクトリです。
|
||||||||||||||||||
| 6. | 次のように、prepare_xl_db.batスクリプトを実行します。 prepare_xl_db.bat orcl C:\oracle\product\10.2.0\db_1 sysadm sysadm orcltbs C:\oracle\product\10.2.0\oradata orcltbs_01 TEMP oracle 次の表は、値を詳細に説明したものです。
スクリプトは、エラーや警告が発生したというメッセージと、prepare_xell_db.lstファイルをチェックするようLindaに要求するメッセージを返します。 これで、LindaはOracleデータベースを正しく用意できました。 注:C:\stage\Oracle Identity Manager\installServer\Xellerate\db\oracleフォルダにあるprepare_xell_db.lstファイルを開くことにより、LindaはORA-00942エラー・メッセージを確認しました。
このエラーは、Oracle Databaseに存在しない表をprepare_xl_db.batスクリプトによって削除しようとしたために発生したので、Lindaはこのエラー・メッセージを無視できます。 この表はOracle Identity Managerに固有のもので、このOBEのOracle Identity Manager Serverのインストールの項で作成されます。 次に、Oracle Identity Manager Diagnostic Dashboardをインストールします。 このツールは、Oracleデータベースが正しく作成され、構成されていることを検証するために使用されます。
|
これから、LindaはOracle Identity Manager Diagnostic Dashboardをインストールします。 Diagnostic Dashboardは、Oracle Identity Managerのインストールの前提条件をチェックするために使用されるWebアプリケーションです。 この前提条件には、Oracleデータベースが正しく作成され、構成されているかどうかが含まれます。
Diagnostic Dashboardをインストールするには、以下の手順を実行します。
1. |
Oracle Application Serverの再起動 重要:Oracle Application Server 10gが動作していることを確認してください。 Oracle Application Server 10gが動作していない場合、Oracle Identity Manager Diagnostic Dashboardを起動できません。 Oracle Application Serverの起動と停止の詳細については、このOBEのOracle Application Serverの構成の項を参照してください。
|
||||||
2. |
Webブラウザを開きます。 |
||||||
3. |
アドレス・フィールドに、次を入力します。
この結果、URLは、次のネーミング規則を表示します。 http://localhost/em/console/ias/cluster/topology
|
||||||
4. |
次の表を使用して、Application Server Controlのログイン・スクリーンに値を入力します。
|
||||||
| 5. | 「Login」をクリックします。
|
||||||
| 6. | Cluster TopologyスクリーンのGroupsパネルで「home」リンクをクリックします。
重要:Cluster TopologyスクリーンのMembersパネルで"home"リンクをクリックしないでください。
|
||||||
| 7. | OC4J Homeスクリーンの「Applications」タブをクリックします。 そして、「Deploy」をクリックします。
|
||||||
| 8. | Deploy: Select Archiveスクリーンで、「Archive is present on local host. Upload the archive to the server where Application Control Server is running.」オプションが選択されていることを確認します。 次に、「Browse」をクリックします。
|
||||||
| 9. | File Uploadウィンドウで、C:\stage\Oracle Identity Manager 9.1\DiagnosticDashboardディレクトリへ移動します。 このディレクトリで「XIMDD.war」ファイルを選択し、「Open」をクリックします。
|
||||||
| 10. | Deploy: Select Archiveスクリーンで、「Next」をクリックします。
|
||||||
| 11. | Deploy: Application Attributesスクリーンで、Application NameフィールドにXIMDDと入力します。 「Next」をクリックします。
|
||||||
| 12. | Deploy: Deployment Settingsスクリーンで、「Deploy」をクリックします。
|
||||||
| 13. | Confirmationスクリーンで、「Return」をクリックします。
OC4J: Homeスクリーンがアクティブになります。 注:Confirmationスクリーンに、Oracle Identity Manager Diagnostic Dashboardの配置が成功したことが表示されます。 次に、Oracle Identity Manager Diagnostic Dashboardを起動し、Oracleデータベースを正しく作成および構成できているかの検証に使用します。
|
このOBEの前の項で、LindaはOracle Identity Manager Diagnostic Dashboardをインストールしました。 これで、このツールを起動して、Oracle Identity Managerに必要なコンポーネントのインストールの前提条件をチェックできるようになりました。 このチェックの1つが、Oracle Database Prerequisites Checkです。 このチェックでは、Oracleデータベースが正確に作成され、構成されていることを検証します。
Oracle Database Prerequisites Checkを実行するには、Lindaはこれを選択し、次のようにテスト・パラメータを入力する必要があります。
| パラメータ | 値 |
| Database Server | localhost |
| Port | 1521 |
| Database Name | orcl |
| OIM Database User Name | sysadm |
| System User Name | SYSTEM |
| System User Password | sys |
Diagnostic Dashboardを起動して使用するには、以下の手順を実行します。
1. |
Webブラウザを開きます。
|
||||||||||||||
2. |
アドレス・フィールドに、次を入力します。
この結果、URLは、次のネーミング規則を表示します。 http://localhost/XIMDD Oracle Identity Manager Diagnostic Dashboardが表示されます。
Lindaは、Diagnostic Dashboardを起動しました。 これで、Oracleデータベースを正しく作成および構成したことを検証するためにDiagnostic Dashboardを使用できるようになりました。
|
||||||||||||||
| 3. | Oracle Identity Manager Explorerで、「Diagnostic Dashboard」リンクをクリックします。
|
||||||||||||||
| 4. | 「Oracle Database Prerequisites Check」チェック・ボックスを選択します。
|
||||||||||||||
| 5. | 次のように、Oracle Database Prerequisites Checkのテスト・パラメータを入力します。
|
||||||||||||||
| 6. | ページの下までスクロールします。 「Verify」をクリックします。
緑色のマークが、Oracle Database Prerequisites Checkに合格したことを示しています。
次に、LindaはOracle Identity Manager Serverをインストールします。
|
このOBEの前の項で、LindaはOracle Identity Manager Diagnostic Dashboardを起動し、Oracleデータベースを正しく作成して構成したことの検証に使用しました。 次に、Oracle Identity Manager Serverをインストールします。 このOBEでは、LindaはOracle Application ServerとOracle Databaseを実行する同一のコンピュータ上にこのサーバーをインストールします。
Oracle Identity Manager Serverをインストールするには、以下の手順に従います。
1. |
C:\stage\Oracle Identity Manager\installServerディレクトリにある「setup_server.exe」ファイルをダブルクリックします。
|
||||||||||||
2. |
Installerウィンドウで、コンボ・ボックスから「English」を選択します。 「OK」をクリックします。
|
||||||||||||
3. |
Welcome Messageスクリーンで、「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
4. |
Admin User Informationスクリーンのフィールドに次のように入力します(それから「Next」をクリックします)。
注:セキュリティのため、Lindaが入力するパスワードはアスタリスクで表示されます。
|
||||||||||||
5. |
Oracle Identity Manager Application Optionsスクリーンで、「Oracle Identity Manager with Audit and Compliance Module」オプションを選択します(後続のOBEで、監査およびコンプライアンスのために、Oracle Identity Managerの認証機能を使用するためです)。 「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
6. |
"Target directory"スクリーンのDirectoryフィールドで、Oracle Identity Manager Serverがインストールされるベース・ディレクトリを入力します。 このOBEでは、サーバーのベース・ディレクトリはC:\OIM91_serverです。 「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
7. |
"Base Directory settings"ウィンドウで、「OK」をクリックします。
重要:このウィンドウが表示されるのは、Lindaが指定したディレクトリ・パスが存在しないためです。 Oracle Identity Managerはこのディレクトリをサーバー用に自動的に作成します。 また、ベース・ディレクトリの名前には空白を含めないでください。
|
||||||||||||
8. |
Database Server Selectionスクリーンで、「Oracle Database」オプションを選択します(Oracle Identity Managerのデータ・リポジトリには、Microsoft SQL ServerではなくOracleを使用するためです)。 「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
9. |
Database Informationスクリーンのフィールドに次のように入力します(それから「Next」をクリックします)。
Oracle Identity Managerインストーラにより、データベース・スキーマが存在することが検証されます。 Lindaは、Oracle Identity Manager Diagnostic Dashboardを使用してこの条件についてのテストをおこなっているので、ここでのチェックにも合格します。 注:"Database Host name or IP Address"フィールドには、データベースが常駐するコンピュータの名前(またはIPアドレス)が含まれます。 データベースのホスト名(localhost)は、大文字小文字を区別します。 Port Numberフィールドの1521というデフォルトの設定はそのままにしておいてください。 この値は、Oracleデータベースが接続をリスニングするTransmission Control Protocol(TCP)ポートを表します。 Database SIDフィールドには、このOBEのデータベースの準備の項で設定されたOracleデータベースの名前が表示されます。 User NameフィールドおよびPasswordフィールドには、Oracle Identity Manager用に作成されたデータベース・ユーザー・アカウントのIDおよびパスワードが含まれます。 セキュリティのため、パスワードはアスタリスクで表示されます。
|
||||||||||||
10. |
Authentication Informationスクリーンでは、管理コンソールを認証するOracle Identity Managerのデフォルトの設定を使用します(つまり、「Oracle Identity Manager Default Authentication」オプションを選択します)。 「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
11. |
Application Serverスクリーンで、「Oracle Application Server」オプションを選択します(Oracle Identity Managerの配置にはOracle Application Serverが使用されるためです)。 「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
12. |
Cluster Informationスクリーンで、「No」オプションを選択します(このOBEのアプリケーション・サーバー構成はクラスタ化されていないためです)。 「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
13. |
Application Server Informationスクリーンで、Oracle Application Serverがあるパスが正しいことを確認します(C:\product\10.1.3.1\OracleAS_1)。 それから、このアプリケーション・サーバーの実行に使用されるJava JDKのパスも正しいことを確認します(C:\product\10.1.3.1\OracleAS_1\jdk)。 「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
14. |
Oracle Application Server Informationスクリーンのフィールドに次のように入力します(それから「Next」をクリックします)。
注:User NameフィールドおよびPasswordフィールドには、Oracle Application Serverに管理者としてアクセスするための管理用の資格証明が含まれます。 セキュリティのため、パスワードはアスタリスクで表示されます。 OC4J Instance Nameフィールドには、Oracle Identity Managerと動作するOracle Application Serverのインスタンス名が表示されます。 RMI Port Noフィールドの12401というデフォルトの設定はそのままにしておいてください。 この値は、Oracle Identity Manager用に予約されたRemote Method Invocationポートを表します。
|
||||||||||||
15. |
Application Server Configuration Backupスクリーンで、「Next」をクリックします。
|
||||||||||||
16. |
Summaryスクリーンで、「Install」をクリックします。
|
||||||||||||
17. |
Completedスクリーンで、「Finish」をクリックします。
スクリプトが終了します。 Lindaは、Oracle Identity Manager Serverをインストールしました。 次に、Oracle Identity Manager デザイン・コンソールをインストールします。
|
このOBEの前の項で、Oracle Identity Manager Serverをインストールしました。 次に、Oracle Identity Manager デザイン・コンソールをインストールします。 デザイン・コンソールは豊富な機能をもつスタンドアロンのJavaアプリケーションで、LindaがOracle Identity Managerのシステム構成、開発、および設計をおこなうのに必要な、フォームやワークフローの設計、アダプタの作成や管理といった機能を提供します。
Oracle Identity Manager デザイン・コンソールをインストールするには、以下の手順に従います。
1. |
C:\stage\Oracle Identity Manager\installServerディレクトリにある「setup_client.exe」ファイルをダブルクリックします。
|
||||||||
2. |
Installerウィンドウで、コンボ・ボックスから「English」を選択します。 「OK」をクリックします。
|
||||||||
3. |
Welcomeスクリーンで、「Next」をクリックします。
|
||||||||
4. |
"Target directory"スクリーンのDirectoryフィールドで、Oracle Identity Manager デザイン・コンソールがインストールされるベース・ディレクトリを入力します。 このOBEでは、デザイン・コンソールのベース・ディレクトリはC:\OIM91_clientです。 「Next」をクリックします。
|
||||||||
5. |
"Base Directory settings"ウィンドウで、「OK」をクリックします。
重要:このウィンドウが表示されるのは、Lindaが指定したディレクトリ・パスが存在しないためです。 Oracle Identity Managerはこのディレクトリをデザイン・コンソール用に自動的に作成します。 また、ベース・ディレクトリの名前に空白を含めないでください。 最後に、このベース・ディレクトリがOracle Identity Manager Server用に指定されたベース・ディレクトリとは異なることを確認します。
|
||||||||
6. |
Application Serverスクリーンで、「Oracle Application Server」オプションを選択します(Oracle Identity Manager デザイン・コンソールの配置にはOracle Application Serverが使用されるためです)。 「Next」をクリックします。
|
||||||||
7. |
JREスクリーンで、「Install JRE bundled with Oracle Identity Manager」オプションを選択します(LindaがOracle Identity ManagerにパッケージされているJava Runtime Environment(JRE)を使用しているためです)。 「Next」をクリックします。
|
||||||||
8. |
Oracle Application Server Configurationスクリーンのフィールドに次のように入力します(それから「Next」をクリックします)。
注:Host Nameフィールドには、Oracle Application Serverが常駐するコンピュータの名前が含まれます。 Naming Portフィールドには、Oracle Application ServerのRMIポート番号が表示されます。 重要:Oracle Application Serverのコンピュータ名(localhost)は、大文字小文字を区別します。
|
||||||||
9. |
Graphical Workflow Rendering Informationスクリーンのフィールドに次のように入力します(それから「Next」をクリックします)。
注:Oracle Identity Manager Web Server Host IP Addressフィールドには、Oracle Identity Manager Web Serverが常駐するコンピュータ名が含まれます。 このWebサーバーを通じて、デザイン・コンソールはWebブラウザからの承認プロセスおよびプロビジョニング・プロセスを表示できます。 Port Numberフィールドには、このWebサーバーのポート番号が表示されます。 パフォーマンスの観点から、SSLについてはNoを選択します(Oracle Identity Manager Serverとデザイン・コンソールの間の非SSL接続はSSL接続よりも高速であるためです)。 重要:Oracle Identity Manager Web Serverのホスト名は、大文字小文字を区別します。 また、Webサーバーのポート番号は、アプリケーション・サーバーに指定したポート番号と異なることを確認します。 最後に、(DOSウィンドウを開いてDOSプロンプトでnetstat -aを入力することにより)Webサーバーのポート番号が占有されていないことを確認します。
|
||||||||
10. |
Shortcutスクリーンで、すべてのチェック・ボックスが選択されていることを確認します。 「Next」をクリックします。
|
||||||||
11. |
Summaryスクリーンで、「Install」をクリックします。
注:Installをクリックしたあとに、次のポップアップ・ウィンドウが表示され、Oracle Application Serverに固有の特定のJARファイルをOracle Identity ManagerのフォルダにコピーするようLindaに要求します。
「OK」をクリックします。 JARファイルのOracle Identity Managerフォルダへのコピーに関する詳細は、このOBEのデザイン・コンソールの構成の項を参照してください。
|
||||||||
12. |
Completedスクリーンで、「Finish」をクリックします。
スクリプトが終了します。 Lindaは、Oracle Identity Manager デザイン・コンソールをインストールしました。 次に、このコンソールを構成して操作できるようにします。
|
このOBEの前の項で、LindaはOracle Identity Manager デザイン・コンソールをインストールしました。 次に、インストール後のタスクを実行してこのコンソールを操作可能にします。 このタスクでは、ejb.jarおよびoc4jclient.jarファイルをC:\OIM91_client\xlclient\extディレクトリへコピーします。
Oracle Identity Manager デザイン・コンソールを構成するには、以下の手順に従います。
1. |
「ejb.jar」ファイルを、C:\product\10.1.3.1\OracleAS_1\j2ee\home\libディレクトリからC:\OIM91_client\xlclient\extディレクトリへコピーします。
|
2. |
「oc4jclient.jar」ファイルを、C:\product\10.1.3.1\OracleAS_1\j2ee\homeディレクトリからC:\OIM91_client\xlclient\extディレクトリへコピーします。
|
3. |
Oracle Application Serverを再起動し、この構成がデザイン・コンソールに対して有効になったことを確認します。 次に、2つのOracle Identity Managerコンソールを起動します。 つまり、デザイン・コンソールと管理コンソールです。 注:Oracle Application Serverの起動と停止の詳細については、このOBEのOracle Application Serverの構成の項を参照してください。
|
このOBEの前の項で、LindaはOracle Identity Manager デザイン・コンソールを構成しました。 次に、このコンソールを起動します。
Oracle Identity Manager デザイン・コンソールを起動するには、以下の手順に従います。
1. |
デスクトップの「Oracle Identity Manager Client」アイコンをダブルクリックします。
|
||||||
2. |
Oracle Identity Manager デザイン・コンソールログイン・ウィンドウのフィールドに次のように入力します(それから、「Login」をクリックします)。
Oracle Identity Manager デザイン・コンソールが表示されます。
Lindaはこのコンソールを起動しました。 次に、もう1つのコンソールであるOracle Identity Manager 管理コンソールを起動します。
|
このOBEの前の項で、LindaはOracle Identity Manager デザイン・コンソールを起動しました。 次に、もう1つのコンソールであるOracle Identity Manager 管理コンソールを起動します。 管理コンソールは、大半の企業のユーザーに対応するセルフサービスの委任管理機能を提供します。 また、リソースに対するリクエストの作成や、ユーザーおよび組織のリソースのプロビジョニング承認にも使用されます。 このコンソールを使用して、Lindaのような管理者は、企業のデータベースのアカウント情報の検索、編集、および削除をおこないます。
注: Lindaは、このOBEのデータベースの準備の項で、自社のデータベースをOracle Identity Managerで動作するように構成しました。
デザイン・コンソールとは異なり、管理コンソールはスタンドアロンのアプリケーションではありません。 したがって、Lindaはこのコンソールをインストールしたり構成したりする必要はありません。 このコンソールを起動するには、Oracle Identity Manager Serverを起動してWebブラウザを開き、アドレス・フィールドにURLを入力します。
Oracle Identity Manager 管理コンソールを起動するには、以下の手順に従います。
1. |
Webブラウザを開きます。
|
||||||||||
2. |
アドレス・フィールドに、次を入力します。
この結果、URLは、次のネーミング規則を表示します。 http://localhost/xlWebApp
|
||||||||||
3. |
Oracle Identity Manager 管理コンソールログイン・ページのフィールドに次のように入力します(それから、「Login」をクリックします)。
|
||||||||||
4. |
Select Challenge Questionsスクリーンのチェック・ボックスに次のように入力します(それから、「Select」をクリックします)。
注:Lindaが特定のユーザー・アカウントでOracle Identity Managerに初めてログインすると、"ユーザー確認のための"質問を選択してこれに回答する必要があります。 これらの質問は、Lindaがパスワードをリセットする必要がある場合に、LindaのIDを確認するために使用されます。 ただし、このアカウントを使用したその後のログインでは、これらの質問は表示されません。 代わりに、管理コンソールのホームページが直接表示されます。
|
||||||||||
5. |
Provide Challenge Answersスクリーンのフィールドに次のように入力します(それから「Save」をクリックします)。
|
||||||||||
6. |
"Challenge Question and Answer confirmation"スクリーンで、「OK」をクリックします。
Oracle Identity Manager 管理コンソールのホームページが表示されます。
Lindaはこのコンソールを起動しました。 このOBEで、LindaはOracle Identity Managerのインストール方法、構成方法、および起動方法について学びました。
|
このレッスンで学習した内容は次のとおりです。
| Oracle Application Serverの構成 | ||
| データベースの準備 | ||
| Diagnostic Dashboardのインストール | ||
| Diagnostic Dashboardの起動および使用 | ||
| Oracle Identity Manager Serverのインストール | ||
| デザイン・コンソールのインストール | ||
| デザイン・コンソールの構成 | ||
| デザイン・コンソールの起動 | ||
| 管理コンソールの起動 | ||
| このOBEチュートリアルについての質問は、OBE Discussion Forumに投稿してください。 |
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットが非表示になります。