このOBEチュートリアルでは、Apache Webサーバー向けのOracle WebLogic
Server(Oracle WLS)プロキシ・プラグインをインストールして構成します。
また、このプロキシが既存クラスタへの受信リクエストをロードバランシングするように構成を行います。 最後に、サンプルのJavaEE
Webアプリケーションを使用して、ロードバランシングとフェイルオーバーが正しく機能することを確認します。
約30分
このOBEチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
| 概要 | ||
| システム要件 | ||
| Apacheプラグインのインストール |
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| Apacheプラグインの構成 |
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| クラスタへのWebアプリケーションの配置 |
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| Apacheを使用したWebアプリケーションのテスト |
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| まとめ | ||
| 関連情報 | ||
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(警告:すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
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は、それぞれの手順にある各アイコンの上にカーソルを置いてください。
プラグインを利用すると、Apache HTTP Server、Netscape Enterprise
Server、Microsoft Internet Information Serverに配置したアプリケーションとOracle
WebLogic Serverを統合することができます。
これには、WebLogicクラスタ間でのHTTPリクエストのロードバランシングと、サーバーが利用できないために失敗したリクエストの自動フェイル
オーバーが含まれます。 これらのプラグインは、WebLogicのHTTPセッション・レプリケーション機能との統合も実現します。
Apache HTTP
Server向けのプラグインは、リクエストのURL(またはその一部)に基づいてリクエストをプロキシします。
これは、パスによるプロキシと呼ばれます。 また、リクエストされたファイルのMultipurpose Internet Mail
Extensions(MIME)タイプに基づいてリクエストをプロキシすることもできます。
さらに、これら2つの方法を組み合わせて使用することもできます。
システム環境が次の要件を満たしていることを確認してください。
ソフトウェア要件
次のソフトウェアがインストールされていない場合、このチュー トリアルを開始する前にダウンロードとインストールを実行してください。
このチュートリアルを始める前に、次のチュートリアルをあらかじめ完了しておく必要があります。
Oracle
WebLogic Serverのインストールとドメインの作成
Oracle
WebLogic Serverの管理対象サーバーの構成
基
本的なクラスタの作成
最小限のハードウェア要件
| 項目 | 仕様 |
| プロセッサ速度 | 1GHz |
| メモリ | 2GB |
| ハードディスク空き容量 | 1GB |
以下の手順を実行します。
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1. |
Apacheサーバーを実行している場合、これを停止します。 たとえば、Linuxの場合、apachectlス
クリプトを探してシェルから次のコマンドを入力します。 > apachectl stop このスクリプトは、通常、<APACHE_HOME>/binに あります。ここで、<APACHE_HOME>はApacheのルート・インストール・ディレクトリで す。 Linuxの場合、<APACHE_HOME>は通常、/usr/local/apache2ま たは/etc/httpdになります。 ヒント:ほとんどのLinux環境では、Apacheのデフォルト・インストールを 実行できるのはrootユーザーのみです。
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2. |
こ ちらの手順に従って、WebLogic Apacheプラグインを含むアーカイブ・ファイルをダウンロードします。ダウンロードしたアーカイブ・ファイルを解凍します。
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3. |
このアーカイブの中身から、所要のプラグイン・モジュール<OS>/<ARCH>/<MODULE>を
探します。ここで、それぞれの変数は次を指します。
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| 4. |
モジュール・ファイルを<APACHE_HOME>/modulesにコピーします。
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以下の手順を実行します。
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1. |
<APACHE_HOME>/conf/httpd.confファ イルを編集します。 ヒント:このファイルのバックアップ・コピーを作成しておきます。
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2. |
次で始まる行を探します。
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| 3. |
ファイルの末尾に次を追加します。 クラスタ化された3台の管理対象サーバーに固有のIPアドレスおよびポート番号を使用します。
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4. |
Apacheを使用して構成の変更を確認します。
たとえば、Linuxの場合、シェルから次のコマンドを入力します。 > apachectl configtest
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5. |
Apacheを再起動します。
たとえば、Linuxの場合、シェルから次のコマンドを入力します。 > apachectl start WebブラウザからApacheに接続することで、Apacheが正しく起動された
ことが確認できます。 たとえば、Apacheが80番のポートを使用するように設定されている場合、URLとしてhttp://localhostを
使用します。
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以下の手順を実行します。
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1. |
管理サーバーとクラスタ化された管理対象サーバーが起動されていない場合、これらを起動します。
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2. |
サンプルのWebアプリケーションbrowsestore.warを ダウンロードします。
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| 3. | 管理コンソールを起動します。 Change Centerパネルで、「Lock & Edit」をクリックします。 Domain
Structureパネルで、「Deployments」を選択しま
す。 |
| 4. |
「Install」ボタンをクリックします。
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| 5. |
browsestore.warのパスを入力するか、またはリンクを使用して場所を参照します。
「Next」ボタンをクリックします。 |
| 6. |
「Next」ボタンをクリックして、アプリケーションをインストールします。
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| 7. |
チェック・ボックスを選択して、クラスタ全体に対してアプリケーションのターゲット設定を行います。
「Next」ボタンをクリックします。 |
| 8. | 「Finish」ボタンをクリックします。 |
| 9. |
Control Centerパネルで、「Activate Changes」をクリックします。 |
| 10. |
browsestoreアプリケーションのチェック・ボックスを選択してから、「Start」→「Servicing
All Requests」を選択します。
プロンプトが表示されたら、「Yes」をクリックします。 |
以下の手順を実行します。
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1. |
Webブラウザで、Apacheを使用してbrowsestoreアプリケーション を表示します。 http://localhost:<APACHE_PORT>/browsestore
<APACHE_PORT>は、インストール
したApacheに設定したバインド先のポートです。 たとえば、Apacheが80番のポートで実行される場合、http://localhost/browsestoreを
使用します。
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2. |
管理対象サーバーを起動した際に使用したコマンド・シェルを確認します。 出力メッセージを使用して、どのサーバーにリクエストがダイレクトされたのかを確認します。
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| 3. | アプリケーションの「Browse Store」リンクをクリックします。
カテゴリのチェック・ボックスを選択してから、「Retrieve Items」ボタンをクリックします。
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| 4. |
再度、先程のリクエストがどのサーバーにルーティングされたかを確認します。
"serviced request to print items"
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| 5. |
直近のリクエストを処理したサーバーを停止します。
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| 6. |
Webブラウザに戻り、アプリケーションを使用して別のカテゴリを選択します。 クライアントへのサービスが中断されることなく、Apacheにより障害の発生したサーバーが回避されます。
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このレッスンで学習した内容は次のとおりです。
| ターゲット・プラットフォーム用Oracle
WLS Apacheプラグインのインストール |
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| ApacheプラグインへのOracle
WLSクラスタ間のロードバランシング設定 |
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| クラスタ全体へのアプリケーション・ターゲッ
ト設定 |
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| このOBEチュートリアルについての質問は、OBE Discussion Forumに投稿してください。 |
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