Oracle Essbase 11.1.2における重複メンバー・アウトラインの有効化

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目的

このチュートリアルでは、Oracle Essbaseアウトラインで重複メンバー名を有効化する方法を説明します。

所要時間

約20分

概要

Oracle Essbaseでは、重複メンバー名をキューブ・アウトラインに含めることができます。 重複メンバー名は、アウトライン全体、アウトライン内の個々のディメンション、またはディメンション内の世代(またはレベル)で有効化できます。 このチュートリアルでは、ビジネス分析要件を満たすために必要なあらゆるレベルにおいて、Oracle Essbaseアウトラインに重複メンバー名を含ませる方法を説明します。

シナリオ

Bigcorpは、コンピュータ・メーカーおよびディスク・ドライブ・アフターマーケット向けにハードディスク・ドライブを製造しています。 BigcorpのOracle EssbaseデータベースSalesでは、Customerディメンションにおいて重複メンバー名を必要としています。いくつかの顧客は、Customerディメンション内でOriginal Equipment Manufacturer(OEM)チャネルとRetailチャネル両方のメンバーであるためです。

ソフトウェアおよびハードウェア要件

ソフトウェア要件は、以下のとおりです。

前提条件

なし

データベース作成中の重複メンバー名の有効化

デフォルトでは、Oracle Essbaseアウトラインでは一意のメンバー名が必要とされます(ディメンション内で代替のロールアップを提供する共有メンバーを除きます)。 使用中のOracle Essbaseモデルで重複メンバー名がアウトラインで必要な場合、それらを有効化するもっとも簡単な方法は、Essbaseデータベースを作成する際に「Allow duplicate member names 」オプションを選択することです。

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データベースの作成中に「Allow duplicate member names」を選択します。

アウトラインのすべてのディメンションで重複メンバー名が有効化されます。

 

一意のメンバー名アウトラインの変換による重複メンバー名の受入れ

一意のメンバー名のみを受け入れるアウトラインを、重複メンバー名を受け入れるアウトラインに変換することもできます。

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データベース・アウトラインを編集用に開きます。

注: すでに編集用のデータベース・アウトラインを開いている場合は、アウトラインを変換する前に、アウトラインに行った変更をすべて保存してください。 変更を保存していないアウトラインを変換することはできません。


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Propertiesタブを選択し、「Outline Properties」を開きます。


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Duplicate member names allowedドロップダウン・リストで、「true」を選択します。

重複メンバー名がアウトラインで有効化されます。 設定をtrueに変更してアウトラインを保存した後は、アウトラインを一意のメンバー・アウトラインに変換し直すことはできないことに注意してください。

 

特定のディメンションに対する重複メンバー名の有効化

最初の2つのトピックでは、データベース・アウトラインを作成または変換した際に、すべてのディメンションに対して重複メンバー名を有効化しました。 特定のディメンションに対して重複メンバー名を有効化する場合は、他のすべてのディメンションに対して重複メンバー名機能を"取り消し"ます。 別の言い方をすると、重複メンバー名アウトラインの任意のディメンションで一意のメンバー名を必要とする場合は、これらのディメンションに一意のタグを付けます。

BigcorpのSalesデータベースで、CustomerディメンションおよびRegion Totalディメンションについてのみ重複メンバー名を有効化するために、Salesアウトラインに対して重複メンバー名を有効化してから、CustomerおよびRegion Total以外のすべてのディメンションに一意としてタグ付けします。 以下の例は、Accountsディメンションに一意としてタグ付けする方法を示しています。

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Accountsディメンションを右クリックし、「Edit member properties」を選択します。

 

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Informationタブで、「Information」、「Member information」および「Dimension type」ノードを開いてDuplicate member names allowed in dimension設定を表示し、「false」を選択します。


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OK」をクリックしてMember Propertiesダイアログ・ボックスに戻り、「Save」をクリックします。

一意のメンバー名ディメンションとしてタグ付けする必要がある他の重複メンバー名ディメンションについて、1から3までの手順を繰り返します。


特定の世代またはレベルに対する重複メンバー名の有効化

前のトピックと同じ方法を使用して、重複メンバー名が有効なディメンションにおいて、特定の世代またはレベルに対して一意のメンバー名を要求できます。 この方法で、ディメンションのその他の世代またはレベルについての重複メンバー名は有効化できます。 世代への名前の割当てに使用するものと同じOutline Editor機能を使用して、世代へ一意性を割り当てます。

この例では、BigcorpのSalesアウトラインを使用して、CustomerのGeneration 3で世代名(Channels)を指定し、この世代に一意性を割り当てます。したがって、顧客チャネル(OEM、Retail、Distributor)には一意のメンバー名が要求されます。 次に、Generation 4で世代名(Customers)を指定しますが、この世代の重複メンバー名の機能は維持します。これにより、個々の顧客が2つ以上のチャネル([OEM].[Apple]、[Retail].[Apple])のメンバーになれます。

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データベース・アウトラインを編集用に開きます。


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メニューで、「Outline」を選択し、次に「Generations」を選択します。


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Define Generationsダイアログ・ボックスのDimensionsドロップダウン・リストから、「Customer」を選択します。

 

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CustomerのDefined Generations表が表示されます。


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この表の最初の行で、「<Click here to create a new generation>」をクリックします。


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Number列のドロップダウン・リストで、「3」(Generation 3)を選択します。


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Generation Name列に、Channelsと入力します。


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Unique列で、チェック・ボックスを選択します


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5から7の手順を繰り返して、表の次の行にGeneration 4の世代名(Customers)を入力します。


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Generation 4では、Unique列のチェック・ボックスは選択しないでおきます。

チャネル名(Generation 3)は一意になりますが、個々の顧客名(Generation 4)には重複メンバー名が含まれるように指定しました。 Generation 2は、世代名と重複メンバー名のどちらの機能もこの単一メンバーの世代に対するモデリングの必要性に関連しないため、変更されていません。

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OK」をクリックして、Define Generationsダイアログ・ボックスを閉じます。

 

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Save」をクリックして、アウトラインの変更を保存します。


まとめ

このチュートリアルでは、Essbaseアウトライン全体に対して、または個々のディメンションやディメンション内の世代に対して重複メンバー名を有効化する方法について説明しました。 これらの方法により、ビジネス・モデルに必要な程度に応じて、使用中のEssbaseアウトラインに重複メンバー名を実装できます。

参考資料

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