Oracle by Example - Oracle Database 10g
可用性 一般に、停止時間が発生する最大原因の1つは人為的エラーであると考えられています。Oracle Database 10gは、その拡張された優れたフラッシュバック機能によって人為的エラーを修正する画期的なリリースです。 フラッシュバック機能により、管理者はデータベース上でアクティビティを巻き戻すことができます。 このフラッシュバックは、行、トランザクション、表、またはデータベースの各レベルで実行できます。 数分前に実行されたエラーに対して、Point-in-Timeリカバリを数分のうちに実行することができます。バックアップのリストアもロールフォワードも必要ないため、結果的にさらに高速なアップタイムが実現します。 自動バックアップとリカバリ機能は、ディスク上で前回のバックアップ以降に変更されたブロックのみを更新することによって、ディスクのリカバリ・エリアを対象範囲のみロール・フォワードしてメンテナンスします。 リカバリ・エリアにより、従来のテープ・ベースのメカニズムに比べるとはるかに高速で信頼性の高いバックアップとリストアが実行できます。 システムをメディア障害の発生から迅速に回復させるこの機能によって、システムの可用性は大幅にアップします。 説明を表示する場合は、次のいずれかのレッスンをクリックしてください。 レッスン・リスト
Oracle Corporation発行の「Oracle by Example Series: Oracle Database 10g」の翻訳版です。
この文書はあくまでも参考資料であり、掲載されている情報は予告なしに変更されることがあります。 万一、誤植などにお気づきの場合は、オラクル社までお知らせください。 オラクル社は本書の内容に関していかなる保証もしません。また、本書の内容に関連したいかなる損害についても責任を負いかねます。 |