このチュートリアルでは、ダッシュボードでアラートを作成する方法について学習します。
約1時間
このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
| 概要 | |
| シナリオ | |
| 前提条件 | |
| 参考資料 | |
| ハードウェアとソフトウェアの要件 | |
| Oracle Business Intelligence Scheduler表の設定 | |
| Oracle Business Intelligence Schedulerの設定 | |
| iBotの作成および配信 | |
| まとめ | |
| 関連情報 |
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。(警告:この操作によっ
て、同時にすべてのスクリーンショットがロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス時間が遅くなる場合があります。)
注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にあ るアイコンの上にカーソルを置いてください。スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
Oracle Business Intelligence Delivers(Delivers)は、Oracle Business Intelligence Answers(Answers)の結果に基づいてアラートを作成するために使用されるインタフェースです。Answersは、純粋なWebアーキテク チャ内で多次元分析を実行できる非常に強力な非定型データの問合せツールです。Deliversを使用すると、Web、ワイヤレス、モバイル、およびその 他の音声通信チャネルを通じて特定の結果を検出し、適切なユーザーまたはグループに通知できます。
Deliversは、Oracle Business Intelligence Scheduler(Scheduler)と連携します。iBotは、レポートとアラートをエンド・ユーザーに配信します。iBotは、Delivers によって実行に備えて設定および送信されます。Schedulerは、ジョブの管理とスケジューリングを行う拡張が可能なアプリケーションおよびサーバー です。Oracle BI Schedulerは、2種類のジョブをサポートします。
| 記述されたジョブ:記述されたジョブは、 Oracle Business Intelligence Server Administration ToolのJob Manager機能によって設定および送信されます。たとえば、記述されたジョブを使用して、Oracle BI Serverの利用統計をバックエンド・データベースに定期的にロードできます。記述されたジョブの場合、Oracle BI Schedulerは、Oracle BI Serverと通信します。 | |
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記述されていないジョブ:記述されていないジョブは、iBotと 呼ばれます。iBotは、レポートとアラートをエンド・ユーザーに配信します。iBotは、Oracle Business Intelligence Deliversによって実行に備えて設定および送信されます。記述されていないジョブの場合、Oracle BI Schedulerは、Oracle Business Intelligence Presentation Servicesと通信します。また、iBotの配信のためにOracle BI Schedulerをインストールおよび設定する必要があります。 |
このチュートリアルでは、DeliversとSchedulerを使用してAnswersの結果 ベースのiBotを作成する方法と、ユーザーのダッシュボードまたは他の配信デバイスに送信できるアラートを生成する方法について説明します。配信デバイ スの設定、配信プロファイルの追加、アラートの追加、iBotの作成、およびSchedulerの設定の各手順を学習します。
このチュートリアルで構築するダッシュボードは、経路、国の地域、製品カテゴリごとに最近12ヶ月 間の売上をグラフ化し、傾向分析データとともに先月に売上が減少したカテゴリの説明をハイライトします。
このチュートリアルは、Windows環境にのみ適用されます。このレッスンを正しく実行するに は、次の手順に従います。
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1. |
『Interactive Dashboardsの作成とOracle Business Intelligence Answersの使用』チュートリアルを完 了してください。 |
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2. |
『Creating the Metadata for BI Answers Using Oracle Business Intelligence Administrator』チュートリア ルを完了してください。 |
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3. |
正しい設定権限を割り当て、マシンにメール・サーバーをインストールします。この Oracle By Example(OBE)では、デモ用として、シンプルなメール・サーバーであるArGoSoft Mail Server(フリーウェア版)を使用します。メール・サーバーを所有していない場合、以下の手順を実行します。 A. このフリーウェアのメール・サーバーはこ
こからダウンロードできます。
I. メニュー・バーの「Tools」→「Option」 をクリックします。Optionsウィンドウが表示されます。
J. 電子メール・クライアントを起動します。このOBEでは、MS Outlook Expressを使用します。すべてのユーザー・プロパティが上記の情報と一致していることを確認してください。そのために以下の手順を実行します。
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注: このチュートリアルのスクリーン・キャプチャは、Windows XP環境で取得しています。このため、スタート・メニューのオプションが多少異なる場合があります。 |
ハードウェアとソフトウェアの要件のリストは、以下のとおりです。
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サポートされるブラウザは、以下のとおりです。 |
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クライアントのオペレーティング・システム |
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サーバーのオペレーティング・システム |
詳細な情報が必要な場合に便利な参考資料のリストは、以下のとおりです。
このトピックでは、Scheduler表を作成します。iBotを配信するには、 Schedulerを設定して4つの表を作成し、Schedulerジョブの情報を移入する必要があります。表には、ジョブ・インスタンス、パラメータ、 およびスケジュールの情報を保存します。これらの表は、S_NQ_ERR_MSG、S_NQ_INSTANCE、S_NQ_JOB、 S_NQ_JOB_PARAMです。
Scheduler表を設定するには、以下の手順を実行します。
| 1. |
Oracle BI Schedulerを有効にするには、情報を保存するために特定の表が必要です。Schedulerは、このような表を監視し、必要なアクションを実行し ます。表には、ジョブ・インスタンス、パラメータ、およびスケジュールの情報を保存します。スタンドアロン環境の場合は、SQLスクリプトを実行して表を 作成します。 「スタート」→「すべてのプログ ラム」→「Oracle-OraDB102」→「Application Development」→「SQL Plus」をクリックします。 次の認証情報でログインして、「OK」をクリックします。
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| 2. |
Oracle SQL*PlusのSQL > プロンプトに、次の文字列を入力して、バッチsqlファイルを実行します。
SQL > プロンプトに次の文字列を入力して表が作成されたことを確認します。
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| 3. |
SQL > プロンプトでExitと入力 し、Oracle SQL*Plusを閉じます。 |
SHデータベース内にSchedulerジョブに関する情報を保存する表が作成されたので、 Schedulerを設定する必要があります。Oracle Business Intelligence Administration Tool(Administration Tool)の機能であるJob Manager Configurationダイアログ・ボックスのScheduler設定オプションを設定します。注: Oracle Business Intelligenceのスタート・メニューからJob Managerツールに直接アクセスできます。Administration Toolを使用してもアクセスできます。
Schedulerを設定するには、以下の手順を実行します。
| 1. |
「スタート」→「すべてのプログ ラム」→「Oracle Business Intelligence」→「Job Manager」をクリックします。
Job Managerが表示されます。
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| 2. |
「File」→「Configuration Options」を選択します。
Scheduler Configurationダイアログが表示されます。 |
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| 3. |
次のように適切な情報を入力します。
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| 4. |
次に、ローカル・メール・サーバーを設定します。メールを配信するSMTPサーバーの 指定は重要です。 注: デモ用のスタンドアロン・インストールなので、この反復のためにMicrosoft SMTPサービスだけを停止し、ArGoSoft Mailサービスが正しく動作していることを確認します。 「Mail」タブをクリックし、すべてのテキスト・ボックスが次のスクリーンショット の値と一致していることを確認し、必要に応じてドメイン名を変更します。
「OK」をクリックして、Scheduler Configurationウィンドウを閉じます。Job ManagerとOracle BI Administration Toolを終了します。 |
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| 5. |
「スタート」→「すべてのプログ ラム」→「管理ツール」→「サービス」をクリックし、Oracle BI Schedulerを起動または再起動します。
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Oracle BI Deliversは、iBotと呼ばれるインテリジェンス・エージェント(Webロボット)を使用します。iBotは、 定義された条件に基づいて、データへのアクセス、フィルタリング、および分析の実行が可能な、スケジュールまたはイベント(連結されたiBot)によって 動作するソフトウェアベースのエージェントです。iBotは、リアルタイムで、パーソナライズされた実用的な情報をビジネス・ネットワークの全範囲にわ たって配信する革新的な方法を提供します。また、運用ソースおよび分析ソース全般のデータ情報も提供します。問題またはその可能性を検出すると、iBot は、適切なユーザーを決定して、電子メール、ポケットベル、PDA、携帯電話などのさまざまなデバイスで情報を通知および配信できます。
ユーザーがOracle BI DeliversでiBotの作成とスケジューリングを行うと、Oracle BI Presentation Serverは、優先順位、対象の受信者、およびコンテンツを配信するデバイスに関する情報を収集します。Oracle BI Presentation Serverは、この情報とその他の特性をジョブにまとめ、ジョブの実行時間をOracle BI Schedulerに通知します。
このサブトピックでは、アラートをInteractive Dashboardに配信するiBotとAnswersリクエストの作成方法を説明します。また、特定のiBotリクエストの結果から別のiBotリクエ ストが配信されるiBotの連結方法も学習します。
| リ クエストの作成とInteractive Dashboardへの追加 | ||
| 簡 単なiBotの作成と配信 | ||
| 条件付きiBotの作成 と配信 | ||
| iBotの連結 | ||
| 1. |
iBotを作成して配信用にiBotをスケジューリングする前に、リクエストを作成し てダッシュボードに公開できることを確認する必要があります。 Oracle Business Intelligenceが開かれていない場合は、「スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle Business Intelligence」→「Presentation Services」をクリックし、User IDとPasswordの 各テキスト・ボックスにAdministratorと入力します。次に、「Log In」 をクリックします。 Oracle Interactive Dashboardが表示されます。 「Answers」リンクをクリックします。
Answersウィンドウが表示されます。右側のパネルからSHサ ブジェクト領域を選択します。
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| 2. |
左側のCatalogフォルダがSH Subject Area列で置き換えられます。左側のパネルのサブフォルダを開き、各列をクリックして、新しいリクエストを作成します。右側のパネルの Workspace領域に列が追加されます。
左側のパネルの列(Channel Class、Calendar Year、Calendar Month Name、Calendar Month Number、Country Region、Amount Sold、Gross Profit、Margin %、およ びProduct Category)をクリックします。
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| 3. |
より実用的なリクエストを作成するため、条件をソートし、中東地域(この地域のデータ がないため)を削除するフィルタを追加します。
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| 4. |
リクエストの条件付き書式設定を追加して、Year、Product Category、およびChannelごとに1位と最下位の地域を強調します。
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| 5. |
次に、ダッシュボードに表示されるピボット・テーブルを設定します。
このリクエストは、Channelごとの中東を除くすべての地域のProduct Categoryの業績を示します。Calendar YearとProd Categoryに別々のページ項目を設定すると、表示を管理できます。条件付き書式設定によって、顕著な業績が示され、改善が必要な部分がハイライトさ れます。 |
| 6. |
A. Save Requestをクリックします。 B. 「Shared Folders」をクリッ クし、「Create Folder」をクリックします。
C. Captionテキスト・ボックスにAll Managersと入力し、「OK」をクリックします。
D. Nameテキスト・ボックスで、リクエス トに意味のある名前を設定して、「OK」をクリックします。
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| 7. |
ダッシュボードに表示するリクエストを準備する必要があります。
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| 8. |
リクエストをダッシュボードに追加できることを確認します。
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Oracle BI Delivers iBotは、最も簡単な形式で、定義されたスケジュールに基づく特定のPresentation Catalogリクエスト(Oracle BI Answersで作成)を自動的に実行し、特定の問題またはその問題が起こる可能性を調べます。特定の問題またはその可能性が結果から検出されると、ア ラートが生成され、各ユーザーに指定された配信オプションで、iBotに登録されたユーザーに配信されます。iBotのコンテンツは、関連する配信デバイ スに合わせて変更できます。たとえば、ポケットベルに送信されるコンテンツには電話番号だけが含まれ、Blackberryデバイスに送信されるコンテン ツには電子メールに加えてグラフなどの詳細情報が含まれる場合があります。
Oracle BI Deliversを有効にすると、AlertsセクションがMy Dashboardの最初のページに自動的に追加されます(手動で配置されていない場合)。このレッスンでは、Interactive Dashboardおよび電子メール・アカウントにアラートを配信するiBotを作成します。
| 1. |
Oracle Business Intelligenceが開かれていない場合は、「スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle Business Intelligence」→「Presentation Services」をクリックし、User IDとPasswordの 各テキスト・ボックスにAdministratorと入力します。次に、「Log In」 をクリックします。 Oracle BI Deliversを開くには、「More Products」リンクをクリックし、ドロップダウン・メニューから「Delivers」を選択 します。
Deliversページが表示されます。
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| 2. |
この手順では、iBotのデバイス・プロファイルを設定します。 A. 「Edit My Account」をク リックします。
My Accountページが表示されます。このページで、コンテンツを受信するデバイスを指定します。 B. 「Add Email Device」リン クをクリックします。
Deviceダイアログ・ボックスで、Device NameにEmail、Device TypeにHTML eMail、Addressに user@ <yourmachine>と入力します。
C. 「Finished」をクリックします。 電子メール・デバイスが表示されます。
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| 3. |
iBotの配信プロファイルを設定します。
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| 4. |
特定のスケジュールに基づいてダッシュボードにリクエストを配信するiBotを作成し ます。 「Create New iBot」をクリックし ます。
Overviewページが表示されます。
「General」タブまたは「General」 リンクをクリックします。 |
| 5. |
「General」タブを使用して、iBotの優 先順位と配信コンテンツの送信方法を指定します。優先順位をLow(低)、Normal(中)、High(高)に設定できます。優先順位は、ユーザーの配 信プロファイルで使用でき、異なる優先順位のアラートの宛先を決定します。 Priorityドロップダウン・リストから「Normal」、Data Visibilityドロップダウン・リストから「Personalized (individual data visibility)」を選択します。Run Asは空白のままにします。
「Schedule」タブをクリックします。 |
| 6. |
「Schedule」タブを使用して、iBotの 開始時間、実行頻度、および停止時間を設定します。iBotは、特定のスケジュールに基づいて実行できます。iBotの開始日時、実行スケジュール、およ び終了日を定義できます。スケジューリングされていないiBotも作成できます。これは、iBotの連結の一部としてのみ実行されるiBotまたは外部プ ロセスによって開始されるiBotを作成する場合に便利です。 「Set Schedule」チェック・ボックス を選択します。また、「Start Immediately」ラジオ・ボタンおよびRecurrenceの 「Once」ラジオ・ボタンを選択します。
「Recipients」タブをクリックします。 |
| 7. |
「Recipients」タブを使用して、 iBotの配信コンテンツを受信するユーザーとグループを選択します。 「Me」チェック・ボックスを選択します。
「Delivery Content」タブをク リックします。 |
| 8. |
「Delivery Content」タブを使用 して、ダッシュボード・ページまたは保存したリクエストなどのiBotで配信するコンテンツのタイプを指定します。また、HTML、PDF、XLS、 CSV、テキストなどのコンテンツの配信形式も指定できます。 コンテンツに短い説明見出しを挿入することもできます。iBotが配信されると、見出 しは主題として表示されます。iBot添付のコンテキストを提供するテキスト・メッセージを追加できます。リポジトリ変数、セッション変数、プレゼンテー ション変数を使用して、この見出しまたはテキスト・メッセージをパーソナライズできます。配信コンテンツが空白の場合(レコードが返されない場合)、この 条件の説明を追加できます(条件付きリクエストにのみ適用されます)。
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| 9. |
「Destinations」タブを使用して、 iBotの任意のデバイスと宛先の範囲を指定します。2つのUser Destinations(Interactive DashboardとActive Delivery Profile)があります。 「Interactive Dashboard」 を選択すると、アクティブなiBotは、Alerts!ページとDashboard Alerts!セクションに表示されます。新しいiBotが配信されると、アプリケーション・ナビゲーション・リンクとこのサマリーへのリンクが表示され ます。 「Active Delivery Profile」 を選択すると、iBotは、アクティブな配信プロファイルの特定のデバイスに送信されます。アクティブな配信プロファイルは、My Accountページで設定します。使用できるデバイスには、電子メール、ポケットベル、デジタル電話、携帯用デバイス、およびその他のデバイスがありま す。 「Interactive Dashboard」 と「Active Delivery Profile」の両方のチェック・ボックスをクリックします。
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| 10. |
最後に、iBotを保存し、ダッシュボードおよび電子メール・アカウントにリクエスト が配信されていることを確認する必要があります。 「Save」ボタンをクリックし、iBot名をMy Request iBotに設定します。
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| 11. |
「Dashboards」リンクをクリックしま す。 Interactive DashboardのAlerts!領域にリクエストが表示され、My DashboardバナーにAlertsリンクが表示されます。
「My Request」リンクをクリックして、 ダッシュボードからレポートを表示します。リクエストが表示されます。
また、My Dashboardバナーの「Alerts!」 リンクをクリックして、リクエストの表示、iBotのオープン、またはアラートのクリアを実行できます。
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| 12. |
「スタート」→「すべてのプログ ラム」→「Outlook Express」をクリックします。 リクエストが受信ボックスに表示されます。リクエストが表示されない場合は、「Send/Recv」 をクリックします。(注: このスクリーンショットでは、電子メールを開かないでリクエストを表示できるOutlook Expressのプレビュー・モードが有効になっています。)
Outlook Expressを閉じます。 |
「Conditional Request」タブを使用して、 iBotをトリガーするリクエストを選択します。このサブトピックでは、上記のサブトピックのような時間条件ではなく、データベース条件に基づいてトリ ガーするiBotを作成します。
| 1. |
Oracle Business Intelligenceが開かれていない場合は、「スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle Business Intelligence」→「Presentation Services」をクリックし、User IDとPasswordの 各テキスト・ボックスにAdministratorと入力します。次に、「Log In」 をクリックします。
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| 2. |
「More Products」リンクをクリック し、ドロップダウン・メニューから「Delivers」を選択して、Oracle BI Deliversを開きます。 「Delivers」ページが表示されます。
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| 3. |
前のサブトピックでiBotの配信プロファイルを作成したので、「Create New iBot」をクリックするだけです。
「Overview」ページが表示されます。「Conditional Request」タブまたは「Conditional Request」リンクをクリックします。
Conditional Requestページが表示されます。 |
| 4. |
「Conditional Request」タブ を使用して、iBotをトリガーするリクエストを選択します。後続のiBotに適用する開始のiBotのフィルタを使用すると、フィルタ値は、このタブで 指定される条件付きリクエストから生成されます。
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| 5. |
「Set Schedule」チェック・ボックス が選択されていることを確認し、「Start Immediately」ラジオ・ボタンを選択します。これは毎月の Product Category Performanceの評価なので、次のようにRecurrenceを設定します。
「Recipients」タブをクリックします。 |
| 6. |
通常、Product Categoryの売上を監視するマネージャと主要スタッフがこのリクエストを受信します。ここでは、自分だけを選択します。「Me」 チェック・ボックスを選択して、自分が受信者であることを確認します。 他のユーザーによるリクエストの登録を許可する場合、「Publish for subscription」を選択します。
「Delivery Content」タブをク リックします。 |
| 7. |
Headlineテキスト・ボックスに% Sales Dropped Below 3%と入力し、「Select Content」をク リックします。Choose Delivery Contentウィンドウが表示される場合、All Managersフォルダの条件付きリクエストを検索して、「OK」をクリックします。 以下のスクリーンショットでは、リクエストが添付(この場合、PDF)として送信され ると、オプションのテキスト・メッセージが配信されます。
「Destinations」タブをクリックしま す。 |
| 8. |
デフォルトのUser Destinationsを受け入れます。
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| 9. |
最後に、iBotを保存し、Interactive Dashboardにリクエストが配信されていることを確認する必要があります。 「Save」ボタンをクリックし、iBotの名前 をProd Category Monthly %に設定して、「OK」をクリッ クします。
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| 10. |
「Dashboard」リンクをクリックします。 リクエストがダッシュボードに表示されます。
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「Conditional Request」タブで条件付き iBotを作成したように、最初のリクエストの結果に基づいて別の問合せをトリガーするためにリクエストを絞り込むことができます。リクエストの結果に よって、次の表のようにiBotで配信コンテンツを送信して後続のアクションを開始するかどうかが決定されます。
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リクエストが行を返さない場合、iBotはトリガーされません。 |
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リクエストが少なくとも1行を返す場合、iBotは、配信コンテンツを送信し、後続の アクションを開始します。 |
このサブトピックは、リクエストの結果に基づいてiBotを連結する方法を説明します。
| 1. |
Oracle Business Intelligenceが開かれていない場合は、「スタート」→「すべてのプログラム」 →「Oracle Business Intelligence」→「Presentation Services」をクリックし、User IDとPasswordの 各テキスト・ボックスにAdministratorと入力します。次に、「Log In」 をクリックします。 「More Products」リンクをクリック し、ドロップダウン・メニューから「Delivers」を選択して、Oracle BI Deliversを開きます。 Deliversページが表示されます。
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| 2. |
「Create New iBot」をクリックし ます。
Overviewページが表示されます。「Schedule」 タブまたは「Schedule」リンクをクリックします。
Scheduleページが表示されます。 |
| 3. |
「Set Schedule」チェック・ボックス が選択されていることを確認し、「Set Schedule」チェック・ボックスと「Start Immediately」ラジオ・ボタンを選択します。
「Recipients」タブをクリックします。 |
| 4. |
「Me」チェック・ボックスを選択して、自分が受 信者であることを確認します。
「Delivery Content」タブをク リックします。 |
| 5. |
A. Headlineテキスト・ボックスにMy Chained iBotと入力します。
B. 「Select Content」をクリッ クします。Choose Delivery Contentウィンドウが表示される場合、All ManagersフォルダからSales by Calendar Year and Prod Categoryを選択し、「OK」をク リックします。 Send content asドロップダウン・ リストが「Device Default」に設定されていることを確認します。
C. 「Destinations」タブをクリッ クします。 |
| 6. |
「Interactive Dashboard」 および「Active Delivery Profile」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
「Advanced」タブをクリックします。 |
| 7. |
「Advanced」タブを使用して、iBotの 終了時に実行される1つ以上のアクションを指定します。アクションは、iBotの受信者の各ユーザーのために実行されます。各iBotアクションのデフォ ルトの動作は変更できます。アクションには、他のiBotやカスタム・スクリプトなどの実行が含まれます。iBot条件が満たされる場合またはレコードが 返されない場合に実行されるアクションも指定できます。
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このレッスンで学習した内容は、以下のとおりです。
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Oracle Business Intelligence Scheduler表の設定 | |
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リクエス トの作成とInteractive Dashboardへの公開 | |
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簡単な iBotの作成 | |
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条件付きiBotの作成 | |
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連結したiBotの作成 | |
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Oracle BI EEについて、詳しくはOTN Webサイトの追加OBEを参照してください。 |
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Oracle BI EEソフトウェアのWelcomeページを参照してください |