Oracle XML
Publisherを使用したPeopleSoftレポートの作成
このチュートリアルで
は、Oracle PeopleSoftに統合されている場合のOracle XML Publisherの基本機能について説明します。
また、テンプレートおよびレポートの作成方法とレポートの公開方法を学習します。
約1時間
このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。
(警告:すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
注:各手順に関連したスクリーンショットのみをロードして
表示する場合は、それぞれの手順にあるアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
Oracle XML Publisherは、"Oracle
Business Intelligence Publisher"(Oracle BI Publisher)とも呼ばれます。 Oracle
XML Publisherは、データの抽出と表示の標準テクノロジを活用するテンプレート・ベースのレポート・ツールです。 Oracle XML
Publisherは、レポートの開発中にプレゼンテーション・レイアウトからデータ・ロジックを切り離して、実行時に結合します。
そのため、技術コンサルタントは、Application
Engine、PeopleCode、またはPSQueryを使用して、一般的なデータ抽出ロジックを個別に設計できます。また、機能コンサルタントおよ
びエンド・ユーザーは、Microsoft
Wordなどの一般的なデスクトップ・ツールを使用して、技術コンサルタントが作成したデータソースに基づくプレゼンテーションを設計できます。
問合せをデータソースとしても使用できるので、Oracle XML
Publisherは、レポートを参照する必要があるユーザー(エンド・ユーザー)に不可欠なツールの柔軟性を拡張します。
これは、最小限のトレーニングでエンド・ユーザーが一般的な設計のデータソースに基づいてテンプレートとレポートを作成できることを意味します。これに
よって、所有コストが大幅に削減されます。
トピック・リストに戻る
このチュートリアルで作成するレポートは、3つの部門(ADMIN、
ADMISSION、ALL_DEPTS)の年間給与の割合を示すPeopleSoftの問合せです。
このデータは、このチュートリアルのデモンストレーションだけに使用されます。 2つのグラフを作成してから表を作成します。
必要に応じて、グラフの作成をスキップして表だけを作成できます。
トピック・リス
トに戻る
このチュートリアルを始める前に次のことを確認してください。
|
1.
|
PeopleTools 8.48を実行していること
|
|
2.
|
Java Runtime
Environment(JRE)1.4およびMicrosoft .Net 2.0
|
|
3.
|
Microsoft Word 2000(またはそれ以上)
|
| |
注:このチュートリアル
のスクリーン・キャプチャは、Windows XP環境のものです。 したがって、スタート・メニューのオプションが若干異なる場合があります。
|
トピック・リス
トに戻る
Oracle XML Publisher
Desktop/Template Builderは、PeopleTools 8.48に付属しています。 PeopleSoft XML
Publisherページからソフトウェアをダウンロードすることもできます。
| 1. |
PeopleSoftアプリケーションの左側のナビゲーショ
ン・バーから「XML Publisher」→「Setup」→「Design Helper」を選択して、
Template Builderをダウンロードします。
|
| 2. |
「Plug-in」リンクをクリックして、
Template Builderをダウンロードします。 任意の場所にダウンロードを保存できます(たとえば、c:\temp)。
|
| 3. |
ダウンロードが完了した後、Oracle XML
Publisher Desktopをインストールします。 File Explorerを開いて、ダウンロード・ディレクトリ(たとえば、c:\temp)
に移動します。 次の例は、c:\temp\xmlp_desktopに展開されているファイルを示しています。 「setup.exe」
をダブルクリックして、インストール・プロセスを開始します。 一連のインストール・ウィザード・ページでインストール・プロセスが実行されます。
|
| 4. |
「English」を選択して、「Next」
をクリックします。
|
| 5. |
Oracle XML Publisher
Desktopの以前のバージョンがインストールされていないことを確認します。 「Next」をクリックします。
|
| 6. |
Oracle XML Publisher
Desktopには、Java Runtime Environment(JRE)バージョン1.4以上のインストールが必要です。 Java
Runtime Environmentの場所を入力して、「Next」をクリックします。
|
| 7. |
「Open the Word Template
Builder Tutorial file」の選択を解除して、「Next」をクリックします。 Oracle XML
Publisher Desktopをインストールするフォルダの名前を入力して、「Next」をクリックします。
|
| 8. |
「Install」をクリックして、インス
トールを開始します。
|
| 9. |
インストールが完了したら、「Finish」
をクリックします。
|
| 10. |
Oracle XML Publisher
Desktopをインストールした後、Microsoft Wordを開きます。 メニュー・バーのTemplate Builderメ
ニュー項目と新しいツールバーを確認します。
|
トピック・リス
トに戻る
最初に既存の問合せのPERSONAL_DATA_PAYを
変更し、department idの基準を適用して、データ量を削減します。 問合せを変更するには、以下の手順を実行します。
| 1. |
PeopleSoftアプリケーションにログインします。
左側のメニューから「Reporting Tools」→「Query」→「Query Manager」を
選択します。 begins withフィールドにPERSONAL_DATA_PAYと入力します。 PERSONAL_DATA_PAY問
合せが返されます。
|
| 2. |
問合せを変更するには、Edit列の「Edit」
リンクをクリックします。 問合せのすべてのフィールドが表示されます。
|
| 3. |
フィルタがDeptIDに基づいているので、DeptIDの
フィルタ・アイコンをクリックします。
|
| 4. |
Edit Criteria Propertiesペー
ジで、「Condition Type」ドロップダウン・リストから「in list」を選択します。
|
| 5. |
Edit ListボックスのList
Membersの検索アイコンをクリックします。
|
| 6. |
ADMINと入力して、「Add
Value」をクリックします。
|
| 7. |
同様に、ADMISSIONおよびALL
DEPTS部門を追加します。 すべての部門が追加されたら、「OK」をクリックします。
|
| 8. |
Edit Criteria Propertiesペー
ジの「OK」をクリックします。
|
| 9. |
「Run」タブをクリックして、レポートを実
行します。 3つの部門(ADMIN、ADMISSION、ALL DEPTS)だけが返されることを確認します。 問合せは、30行だけを返します。
|
トピック・リス
トに戻る
レポートを作成する前に、データソースを作成および登録する必要がありま
す。 ユーザーの問合せは、アプリケーションがOracle XML
Publisherレポート用のデータを取得するために使用するデータソースです。 Oracle XML Publisherは、PS
Query、行セット、XMLファイル、および他のさまざまなタイプのデータソースをサポートします。
このチュートリアルでは、変更した問合せがデータソースになります。
| 1. |
PeopleSoftアプリケーションにログインします。
左側のナビゲーション・バーで、「Reporting Tools」→「XML Publisher」→「Data
Source」を開きます。
|
| 2. |
PS Queryを使用するので、「Add a
New Value」をクリックします。 Data Source Typeに「PS Query」を選択して、Data
Source IDの「Look Up Query」検索アイコンをクリックします。
|
| 3. |
begins withフィールドに「P」
と入力して、「Lookup」ボタンをクリックします。
|
| 4. |
下方向にスクロールし、「PERSONAL_DATA_PAY」
をクリックします。
|
| 5. |
Data Sourceページの「Add」
ボタンをクリックします。
|
| 6. |
Data SourceページのData
Source Propertiesセクションで、DescriptionにDepartmental Annual
Salaryを入力します。 Sample Data FileのGenerate File列の「Generate」
をクリックします。
|
| 7. |
データソースが生成された後、PERSONAL_DATA_PAYの
XMLファイルが作成されます。 「Save」ボタンをクリックします。
|
|
| 8. |
「PERSONAL_DATA_PAY.XML」ファイルをクリックします。
ブラウザにファイルのXMLデータが表示されます。 C:\tempフォルダにXMLファイルを保存します。
|
トピック・リス
トに戻る
Microsoft
Wordプラグインを使用して、RTFテンプレートを作成します。 Personal_Data_Pay.rtfという既存のRTFテン
プレート・ファイルを使用します。 こ
こからテンプレートをダウンロードし、c:\tempにRTFファイルを保存します。
基本テンプレートを開いて、XMLデータをロードします。
XMLデータをロードするには、以下の手順を実行します。
| 1. |
Microsoft Wordで「Personal_Data_Pay.rtf」
ファイルを開きます。
|
| 2. |
「Data」をクリックして、「Load
XML Data」を選択します。
|
| 3. |
Please select XML dataダ
イアログ・ボックスで、「PERSONAL_DATA_PAY.xml」ファイルを選択して、「Open」をクリックしま
す。
|
| 4. |
"Data loaded
successfully"メッセージが表示された場合、「OK」をクリックします。
|
サブトピック
へ戻る
トピック・リス
トに戻る
円グラフおよび棒グラフを作成しない場合は、このセクションをスキップし
てください。
円グラフおよび棒グラフを作成するには、以下の手順を実行します。
| 1. |
表の最初のセルから<insert a
pie chart here>テキストを削除します。 メニューから「Insert」→「Chart」を選
択します。
|
| 2. |
Chartウィンドウで、「Row」
を選択して、次のように詳細を入力します。
|
| 3. |
「OK」をクリックします。
セルの幅に合うように、円グラフのサイズを調整します。
|
| 4. |
同様に、棒グラフを挿入します。 <insert
a vertical bar chart here>テキストを削除します。 メニューから「Insert」→「Chart」
を選択します。 Chartウィンドウで、「Row」を選択して、次のように詳細を入力します。
|
| 5. |
「OK」をクリックします。
棒グラフのサイズを調整します。
|
| 6. |
テンプレートを保存して、PDF形式でプレビューします。
「Preview」をクリックして、ドロップダウン・リストから「PDF」を選択します。
|
サブトピック
へ戻る
トピック・リス
トに戻る
すでにデータがロードされている表形式のレポートを作成します。
表を作成するには、以下の手順を実行します。
| 1. |
グラフの表の下にカーソルを移動し、空白行を追加して、新し
い表を挿入します。 「Insert」をクリックして、ドロップダウン・リストから「Table/Form..」を選択しま
す。
|
| 2. |
Insert
Table/Formウィンドウが表示されます。 左側のData Sourceリストから「Row」を選択します。
|
| 3. |
左側の「Row」をTemplate列
にドラッグして、「Drop all Nodes」を選択します。
|
| 4. |
フィールドを選択して削除ボタンをクリックし、次のフィールドを削除します。
- @rownumber
- Position Nbr
- Acct Cd
- Monthly Rt
- Hourly Rt
この結果、4個のフィールドが残ります。
|
| 5. |
グループ化の詳細を設定します。 テンプレート列の「Row」
を選択し、プロパティ・ウィンドウでGroupingプロパティのドロップダウン・リストから「DEPTID」を選択しま
す。
|
| 6. |
「OK」をクリックします。
Microsoft Wordに戻ります。 列のサイズ指定ハンドルをドラッグして、次のイメージのように表のサイズを調整します。
|
| 7. |
Word機能を使用し、G
DEPTIDフィールドを選択して、表の上に切り取って貼り付けます。
|
| 8. |
次のように、表の内側と制御文字Eを選択します。
|
| 9. |
表の外側の数行下に選択した領域を切り取って貼り付けます。
|
| 10. |
外側の表を削除します。
外側の表を選択して、メニューから「Table」→「Delete」→「Table」を選択します。
|
| 11. |
表の最後に新しい行を入力して、部門の平均年間給与の割合を
表示します。 表の行の内側にカーソルを置いて、メニューから「Table」→「Insert」→「Rows
Below」を選択します。 新しい行の最初の列にAverage Rateと入力します。
|
| 12. |
次のように列見出しを変更します。
|
| 13. |
Annual Salary
Rate列の最後の行に部門の平均給与の割合フィールドを追加します。 Total行の空のAnnual Salary
Rate列をクリックして、カーソルを置きます。 「Insert」→「Field」を選択します。
|
| 14. |
Fieldウィンドウで、「Annual
Rt」を選択し、Calculationに「average」を選択します。 「On Grouping」
チェック・ボックスを選択します。 「Insert」をクリックして、「Close」をクリックします。
|
| 15. |
表は次のようになります。
|
| 16. |
Annual Salary Rateの列
データの形式を変更します。 「ANNUAL_RT」をダブルクリックします。 Text Form Field Optionsウィ
ンドウが表示されます。 Typeを「Number」に変更します。 Number formatの「$#,##0.00」
を選択して、次のように編集します。 Default numberフィールドに$999と入力します。 「OK」
をクリックします。
|
| 17. |
同様に、average ANNUAL_RTの
形式を変更します。
|
| 18. |
テンプレートを保存して、PDF形式でプレビューします。
「Preview」→「PDF」を選択します。 プレビュー・レポートにダミー・データが表示されます。
他のWord機能をテンプレートに追加できます。
|
サブトピック
へ戻る
トピック・リス
トに戻る
作成したRTFテンプレートを使用して、レポートを定義します。
レポートを定義するには、以下の手順を実行します。
| 1. |
「XML Publisher」→「Report
Definition」を選択します。
|
| 2. |
Report Definitionページ
で、「Add a New Value」をクリックします。 レポート名にPERSONAL_PAYを入力します。
|
| 3. |
Data Source IDの「Look
up Datasource」アイコンをクリックします。
|
| 4. |
begins withフィールドにPと
入力して、「Lookup」ボタンをクリックします。
|
| 5. |
リストからデータソースとして「PERSONAL_DATA_PAY」
を選択します。 「Add」ボタンをクリックします。
|
| 6. |
Definitionタブで、レポートの説明
を入力します。 Report Statusに「Active」を選択します。
|
| 7. |
Report Category IDの検索
アイコンをクリックします。
|
| 8. |
「ALLUSER」カテゴリを選択します。
|
| 9. |
Templateタブで、RTFテンプレート
をアップロードします。 テンプレートのStatusを「Active」に設定します。
|
| 10. |
「Upload」ボタンをクリックします。
Personal_Data_Pay.rtfテンプ
レートを参照して、「Upload」をクリックします。
|
| 11. |
Outputタブで、デフォルトの出力に「PDF」を
選択します。 「Save」をクリックします。 これで、Report Viewerにレポートを表示できます。
|
トピック・リス
トに戻る
| 1. |
PeopleSoftアプリケーションの左側のナビゲーショ
ン・バーから、「Reporting Tools」→「XML Publisher」→「Query Report
Viewer」を選択します。
|
| 2. |
Query Report Viewerペー
ジで、「Search」ボタンをクリックします。
|
| 3. |
レポートのリストから「PERSONAL_PAY」
を選択して、「View Report」をクリックします。
|
| 4. |
レポートの処理中にProcessingが上
部に表示されます。 処理が完了した後、グラフと表を使用した3ページのPDFレポートが表示されます。
これで、Oracle XML
Publisherを使用したPeopleSoftアプリケーションのレポートが作成されました。
|
トピック・リス
トに戻る
このレッスンで学習した内容は次のとおりです。
 |
Oracle XML Publisher Desktopのインストール |
 |
既存の問合せの変更 |
 |
データソースの作成および登録 |
 |
RTFテンプレートの作成 |
 |
新しいレポートの定義 |
 |
XMLPレポートの実行および表示 |
トピック・リス
トに戻る
このチュートリアルでは、PeopleSoft環境でOracle
XML Publisherを使用してレポートを作成する方法を学習しました。 Oracle XML Publisherは、"Oracle
Business Intelligence Publisher"(Oracle BI
Publisher)と呼ばれるスタンドアロン製品としても使用できます。 Oracle BI
Publisherには、JDBC接続、HTTP経由のXMLフィード、Webサービスを提供するリレーショナル・データベースなどの広範なデータソース
にアクセスできる追加機能および使いやすいウィザードがあります。 Oracle BI
Publisherは、テンプレートの作成とレポートの定義を促進します。また、さまざまなテンプレート・タイプと出力形式を提供します(Excelワー
クシートを作成するためにExcelを使用したり、Flash出力を作成するためにAdobe
Flexを使用したりして、テンプレートを作成できます)。 Oracle BI
Publisherの詳細については、他のOTNチュートリアルが含まれるここを
選択してください。
トピック・リス
トに戻る
このアイコンの上にカーソルを置くと、
すべてのスクリーンショットが非表示になります。
|