Oracle Corporate Citizenship Report 2010 - Positive Impact
 
 

オラクル・コーポレーション 社長からのレター

世界情勢は刻一刻と変化しています。経済面、社会面、環境面での数々の課題を受け、政府機関や企業、非営利団体、地域のコミュニティは相互に連携し、解決困難と思われる問題に対して革新的なソリューションを生み出しています。

こうした課題を解決するために、オラクルも自らの役割を担おうと考えています。このレポートでは、オラクルのテクノロジーとコーポレート・シチズンシップへの取り組みが社会に与えるプラスの影響について、ご説明させていただきます。

私たちは、小中高および高等教育機関をテクノロジー教育プログラムで支援する活動を続けており、こうしたプログラムを利用する学生の数は毎年150万人にのぼります。また、環境への負荷を軽減する取り組みとして、設備の管理や業務の運営を持続可能性に配慮しておこなっています。さらに、世界規模で地域の人々の生活を豊かにするという弊社の目標に賛同してくださる非営利団体に、数百万ドルを寄付しています。

こうした活動のほか、オラクルは145カ国で38万以上のお客様に対し、お客様がより迅速かつ効果的にビジネスチャンスをつかんでいただくために、IT基盤構築のサポートを行っています。私たちは、企業や組織がビジネス手法を改善し、業界をリードするオラクルのテクノロジーを利用して、効率向上とコスト削減を実現できるよう、お手伝いいたします。こうした収益面でのメリットは、お客様がオラクル製品を採用する大きな理由の一つですが、オラクルのテクノロジーをご活用いただくことは、持続可能性の目標を達成する助けともなります。

オラクルは、2010年度後半にSun Microsystemsを買収し、製品ポートフォリオにハードウェアを加えています。このビジネス拡大の結果、コーポレート・シチズンシップの範囲も広がり、初めてハードウェア製造が含まれることとなりました。この分野については、サプライチェーン補遺で説明しています。

私たちは、さまざまな活動を通じてお客様のお役に立ち、社会の発展に貢献できることを誇りに感じています。ご意見、ご要望などがございましたら、citizenship_jp_grp@oracle.com までお気軽にお寄せください。


オラクル・コーポレーション 社長
Safra A. Catz

日本オラクル株式会社 代表執行役社長 最高経営責任者 遠藤隆雄

2011年の東日本大震災という危機に直面して以降、私たちは日本のみならず世界中の様々な変化を目の当たりにしてきました。これらの変化を通じて、自身の価値とは何かと改めて考えさせられ、同時に、厳しい環境を乗り越えるための挑戦を余儀なくされています。

ご周知のように、日本のグローバルでの位置づけは大きく変貌しています。経営やビジネス、そしてそれらを支える情報技術(IT)など、環境が変わりました。また、スマートフォンが普及し、ソーシャルネットワークの重要性が増し、コミュニケーションそのものが進化してきました。企業や団体、個人にとって、様々な局面でITはとても身近になっているのです。

こうした変化や進化を受けた情報化時代の到来にあたり、急速に増大しつづける情報を取り込み、どれだけ利活用できるかが企業・団体のサステナビリティを左右すると言っても過言ではありません。私たち日本オラクルでは、こうしたサステナビリティの強化を支援するための情報発信や技術支援を、事業推進のみならず、社会貢献の視点でも行ってまいります。

また、日本オラクルでは、グローバル・カンパニーとしての利点を活かしながら、ITを通じて皆様の期待を超える価値を提供するとともに、未来への革新を推進し、感動を共有していきたいと考えています。この感動の礎とはすなわち、私たちが直接あるいは間接的に、経済、社会、あるいは環境の改善に貢献していくことに他なりません。

私たちはこのようなことから、常日頃から、リサイクルや再利用、廃棄物の削減などと言った、環境に配慮した事業の推進をしています。また、社員によるボランティア活動への参加を奨励することで、個人においても、社会に貢献する意識の向上を支援しています。そして、私たちは本業である情報技術の提供という事業の継続によって、お客様の事業継続に貢献してまいります。

私たちの考える未来への革新とは、次代の人材を担うことでもあります。そのために日本オラクルでは1992年より新卒の採用を行い、継続して人材の教育や育成に努めてまいりました。一方で、学生の皆さん向けにはオラクル技術の提供を積極的に行い、情報技術に携わる人材の早期開拓に注力してまいりました。こうした活動こそ、私たちの未来を長期的に支えていく基盤をより堅牢にしていくのだと確信しています。

日本が大きな転換期を迎えている今、私たちの事業継続が社会にどのように貢献するのかを改めて見直す機会に恵まれました。日本オラクルの社会への結びつきや貢献に関するこの情報共有を通じて、皆様との絆をさらに深めることができたら幸いです。

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