[深刻度]
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◆深刻度の定義についてはOTN セキュリティアラートページ
(http://otn.oracle.co.jp/security/index.html) の
「米国側PDF資料における深刻度表示について」をご参照ください。
[問題]
Oracle9i Lite の Mobile サーバーおよび Web-to-Go サーバーにおいて
下記の潜在的な脆弱性が発見されました。
1. データベース上の Mobile サーバー・リポジトリのスキーマのパスワードを
知ることができる場合がある(Oracle Lite の Mobile ユーザーの
パスワードではありません)
2. Mobile サーバーおよび Web-to-Go サーバーにアクセスしたブラウザからの
特定の入力により、リポジトリ・データベース上で SQL 文を実行できる
(SQL インジェクション)
Oracle Lite R3.5/Oracle8i Lite R4.0 ではこの問題は発生しません。
Oracle9i Lite R5.0 でも、Mobile サーバーを使用せずに Lite データベースのみを
使用している場合には、この問題は発生しません。
[対象リリース]
問題が発生するリリース : Oracle9i Lite リリース 5.0.0
Oracle9i Lite リリース 5.0.1
Oracle9i Lite リリース 5.0.2
問題を修正したPSR : Oracle9i Lite リリース 5.0.2.10.0 パッチセット
[対象プラットフォーム]
Oracle9i Lite の Mobile サーバー/Web-to-Go サーバーが動作する
すべてのプラットフォーム(AIX、HPUX、Linux、Solaris、Windows)
(ただし、日本でサポートされているプラットフォームは Windows のみです)
[起こりうる条件]
悪意のあるユーザがこの脆弱性を利用するためには、それぞれの問題について、
以下の条件を満たす必要があります。
問題 1 の条件
・Mobile サーバーが動作しているサーバーに OS 上でのログインが可能であること
問題 2 の条件
・Mobile サーバーまたは Web-to-Go サーバーにブラウザ等で HTTP 接続が可能であること
[回避策]
回避策はありません。R5.0.2.10.0 パッチセットを適用する必要があります。
R5.0.0/R5.0.1 をご使用の場合には、R5.0.2.0.0 へリリースアップした後に
R5.0.2.10.0 パッチセットを適用してください。
問題 1 の回避のためには、パッチを適用して Mobile サーバーを起動した後に、
http://servername/webtogo/startup
にブラウザからアクセスして、Mobile サーバー・リポジトリのパスワードを
変更する必要があります。
Oracle Lite の Mobile ユーザーのパスワードを変更する必要はありません。
[パッチ情報]
本問題を修正した、Oracle9i Lite リリース 5.0.2.10.0 パッチセットが
公開されています。このパッチセットは R5.0.2.0.0 から R5.0.2.9.0 の
バージョンに適用可能です。R5.0.0/R5.0.1 については、一度 R5.0.2.0.0 に
リリースアップした後に R5.0.2.10.0 パッチセットを適用してください。
[よくある質問とその回答]
Q. Oracle Lite データベースのみを使用していて、Mobile サーバーを使用した
同期は行なっていない場合には、この問題は発生するのでしょうか。
A. Mobile サーバーを使用していない場合にはこの問題は発生しません。
Q. 普通に使用している状態で、この問題が発生する可能性はあるでしょうか。
A. 悪意あるユーザーにより意図的な操作が行なわれない限り、通常の使用方法では
この問題は発生しません。
Q. 本現象を発生させる具体的な方法について教えて下さい。
A. セキュリティに関する情報のため、公開は控えさせていただいております。
[謝辞]
オラクル社はこの脆弱性に関する情報を提供していただいた Alexander Kornbrust 氏に
深く感謝いたします。
[更新履歴]
2004/04/22 文書管理情報を更新しました。
2004/2/19 本文書を作成@SNL_DATE=0403
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