相関処理 - OpenScript

 

  1. 概要
    負荷テスト用のスクリプトはあらかじめ定義された相関ルールに基づき、GET/POSTパラメータが相関処理され記録されます。
    相関ルールは自由に追加や編集を行うことができ、GET/POSTパラメータに加え、Cookieなどのリクエストヘッダにも適用できます。

    ここでは固定値として記録されたパラメータの相関ルールを作成する方法を解説します。
     
  2. 操作ガイド
    • 相関ルールの作成
      1. ナビゲーションを展開し固定値で記録されたGET/POSTパラメータを確認します。
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      2. パラメータを右クリックし、[変数を置換] を選択します。
      3. [スクリプト変数]-[新規変数の作成] を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
      4. パラメータを含むナビゲーションが検索されます。
        検索結果より目的のナビゲーションを選択し、パラメータを抽出できる正規表現を作成します。
        正規表現は「データ」内のコンテンツをマウスで反転することにより自動的に作成されます。
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      5. [次へ] ボタンをクリックします。
      6. 作成した正規表現によりパラメータが正しく抽出できていることを確認し、[次へ] ボタンをクリックします。
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      7. [名称] および [エラーメッセージ] を入力します。
        [エラーメッセージ] はこの正規表現が適用できなかった場合に表示するメッセージです(空白可)。
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      8. [ライブラリへ追加] ボタンをクリックします。
        ここで作成した相関ルールをライブラリに保存します。ライブラリに保存された相関ルールはスクリプト作成時に自動的に適用されます。
        相関ルール・ライブラリに保存しない場合は本手順は省略可能です。
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      9. 保存するライブラリを選択し、[名称] を入力します。
      10. [OK] ボタンをクリックします。
      11. [終了] ボタンをクリックします。
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    • 既存スクリプトへの相関ルールの適用
      1. 相関ルールを適用したいスクリプトを開きます。
      2. OpenScriptのメニューより、[スクリプト]-[スクリプト相関処理] を選択します。
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      3. 相関ルールを適用したいライブラリあるいは変数をチェックします。
        なお相関ルール・ライブラリは上から順に適用されます。適用順の変更については「相関ルール・ライブラリの編集」を参照してください。
      4. [OK] ボタンをクリックします。
         
    • 相関ルールの編集
      1. OpenScriptのメニューより、[表示]-[OpenScript詳細設定] を選択します。
      2. 左側のノードより、[相関]-[HTTP] を選択します。
        ※相関ルール・ライブラリはHTTPの他に、Oracle EBS/Forms や Siebel などアプリケーションごとに作成されます。
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      3. 相関ルールを編集します。
        適用順を変更したり、ライブラリのインポート/・エクスポートを行うこともできます。
本ページは Oracle Application Testing Suite 9.20 の機能を元に記述しています