新機能および更新内容 - Oracle Application Testing Suite 9.30

このバージョンでは、次に説明する新機能が提供されるとともに、既存の機能に対する保守改善が行われています。

  • OpenScriptデータ・テーブル
    OpenScriptデータ・テーブル・ビューは、機能テスト・スクリプト用のスプレッドシートに似たデータ・テーブルです。再生前に、データをセルに手動で入力するか、Excelファイルをインポートすることによって、データ・テーブルの内容を変更できます。データ・テーブルAPIでは、スクリプトの再生時に機能テスト・スクリプト内で、プログラムによってテーブルのデータにアクセスする方法が提供されます。
  • OpenScriptオブジェクト・ライブラリの拡張
    並べ替え、検索、ブラウザ内のハイライト、記録されたパスの正規表現やワイルドカードとの一致、およびオートコンプリート・ヒントなど、OpenScriptオブジェクト・ライブラリ機能に対する拡張。
  • OpenScriptオブジェクト詳細ビュー
    OpenScriptオブジェクト詳細ビューでは、HTMLページのDOMツリー、ADFページのADF UIコンポーネント・ツリー、およびFormsアプリケーションのForms要素ツリーなど、選択したモジュールのすべてのオブジェクトの構造化ビューが提供されます。これにより、オブジェクト・パスの表示、テストの追加、およびオブジェクト・ライブラリへのオブジェクトの保存が高速化されます。
  • OpenScript XMLテスト
    OpenScript機能テスト・スクリプトのXMLテストでは、Web機能テスト・スクリプト内のXMLドキュメントのノードおよび属性を視覚的に検証します。XMLテストでは、記録時にIEブラウザのXMLコンテンツを取得し、取得されたXMLツリー構造および各ノードの属性を表示し、検証する必要があるノードを指定し、XMLテスト結果を結果ビューおよびHTMLレポートに表示します。
  • OpenScriptの無変化変数の削除
    OpenScriptには、変更されないことが明確なスクリプト変数を選択および削除する機能が提供されます。無変化変数を削除すると、スクリプト再生時に無変化変数を評価する必要がないため、スクリプト再生のパフォーマンスを向上させることができます。スクリプトでは、記録時に取得された値が、変数ではなく固定値として使用されます。
  • Oracle Test Managerのテスト計画
    Oracle Test Managerの新規「テスト計画」タブでは、テスト計画を定義できます。テスト計画は、プロジェクトのテスト計画を反映します。要件をテスト計画に関連付けることができるため、テスト計画に指定した要件が明確になります。Oracle Application Testing Suite Administratorには、プランナに指定したユーザーの権限を割り当てる新規「プランナ」ユーザー・ロールが含まれます。
  • Oracle Test Managerのレポート・スクリーンショット・リンク
    OpenScriptスクリプト再生によって取得されたスクリーンショットには、Oracle Test Managerテスト実行レポートからアクセスできます。イメージはOracle Test Managerサーバーにアップロードされるため、テスターは失敗を分析できます。
  • Oracle Test Managerツリーのパフォーマンスの拡張
    Oracle Application Testing Suite Administratorを使用して定義されたOracle Test Managerプロジェクトは、キャッシュされたサーバー・ツリーおよび履歴追跡を無効にして、大きいデータセットを含むプロジェクトのOracle Test Managerツリー・ビューのパフォーマンスを向上させることができます。
  • Oracle Test Managerのユーザー・プロファイルのリセット
    保存されたユーザー状態をOracle Test Managerでリセットして、なんらかの理由で終了しなかったプロセスの誤った状態からリカバリできます。
  • Oracle Load TestingのAWRレポートおよびADDMレポート
    Oracle DatabaseおよびEnterprise Manager Grid Controlを使用してOracleデータベースのパフォーマンスを監視するテストが行われているアプリケーションの場合、Oracle Load Testingによって、自動データベース診断モニター(ADDM)レポートおよび自動ワークロード・リポジトリ(AWR)レポートにドリルダウンできるEnterprise Managerとの統合ポイントが提供されます。
  • Oracle Load Testingのセッション・データのエクスポート/インポート
    ファイルのダウンロード・オプションおよびファイルのアップロード・オプションを使用して、セッション実行データをファイルにエクスポートし、別のOracle Load Testingインスタンスにインポートできます。エクスポート/インポート機能によって、すべてのセッション実行データは移行可能になり、マシンからのエクスポート、およびOracle Load Testingを実行している別のマシンへのインポートが容易になります。これにより、Oracle Load Testingコントローラでのレポートの移行可能性および実行後レポートが負荷テスト・セッションに関係なく可能になります。
  • Oracle Load Testingのエージェント・スケーラビリティの向上
    Oracle Load Testingの負荷エージェントに対して行われる様々なパフォーマンスの向上。
  • スキーマ更新の変更追跡
    Oracle Application Testing Suiteサーバー製品(OLT/OTM)には、スキーマ更新が含まれており、スキーマ更新の条件付きでの適用が容易になり、適用された変更を追跡します。