新機能および更新内容 - Oracle Application Testing Suite 12.1.0.1

このバージョンでは、次に説明する新機能が提供されるとともに、既存の機能に対する保守改善が行われています。

  • OpenScriptのデータバンクの動的ロード
    getDatabank APIでは、スクリプトの再生時に機能テスト・スクリプト内で、プログラムによって、バンクを動的にロードし、データバンク設定を変更する方法が提供されます。
  • OpenScriptの列挙されたリストの関数の引数
    OpenScriptは、既知の値リストからの値を受け入れるカスタム関数の作成をサポートします。テクニカル・ユーザーは、ユーザー指定の使用可能な値のリストから値を受け入れる、引数を持つカスタム関数を含む関数ライブラリを作成できます。
  • OpenScriptのリストおよびマップの関数の引数
    OpenScriptは、リストおよびマップのタイプの関数の引数を受け入れるカスタム関数の作成をサポートします。テクニカル・ユーザーは、値リストおよびキー/値のペアのマップを要求して返す関数を作成できます。
  • OpenScriptのコード・アシストを使用した関数ライブラリ
    OpenScriptは、専用の関数ライブラリ内でメソッドを呼び出すため、OpenScript Javaコード・ビューにコード・アシストが提供されます。関数ライブラリは、新しく作成された12.1関数ライブラリであるか、新しい「関数ライブラリに変換」機能を使用して関数ライブラリに変換される必要があります。
  • OpenScriptのADF相関ライブラリの拡張
    OpenScriptのADF相関ライブラリは、ADFリッチ・レスポンスからの変数用にADFアプリケーションのコンポーネントIDおよび属性の相関処理を行うためのより信頼性の高い方法を提供するように更新されます。新しい階層の詳細ビューおよび比較ビューによって、高度なADF負荷スクリプトのデバッグが提供されます。
  • OpenScript JDEモジュール
    OpenScriptには、JDE Enterprise Oneアプリケーションをテストするための負荷テスト・スクリプト作成用の新しいJDE Load Testingモジュールが含まれています。JDE負荷テスト・スクリプトには、デフォルトで有効化されている新しいJDE相関ライブラリが含まれます。機能テスターでは、標準のWeb FTスクリプトを使用して、JDE Enterprise Oneアプリケーションに対して機能テスト・スクリプトを記録/再生できます。
  • OpenScriptのデータベースSQL問合せ結果の検証
    OpenScriptには、ユーザーが以前に設定した予測されるデータに対して、データベース接続から問合せされたデータを確認する機能があります。ユーザーは、各セルに予測される値を設定し、データを確認し、GUIやAPIを使用した再生用の確認済結果レポートを取得することができます。
  • OpenScriptのラージ・データの処理の改善
    OpenScriptは、スクリプト内のラージ・データを、再生用にロード可能なリソース・ファイルに移動します。OpenScript詳細設定では、大量のデータを、スクリプトの一部として保存するか、スクリプトの外部のリソース・ファイル内に保存するかのしきい値を設定できます。これらの設定は、名前と値のペアの長いリストを含むHTTPポスト・データ、何千もの表セルを含む表でのWeb表テスト、何百ものセルを含むデータベースSQL問合せ結果の検証、非常に長いアクション・メッセージを使用するFlex HTTPスクリプトなど、リクエストとレスポンスのトランザクションで、テスト用アプリケーションが大量のデータを必要としたり返したりする場合に使用されます。
  • OpenScriptのショートカット・キー詳細設定
    OpenScriptには、記録、再生、一時停止、実行、停止など、一般的なスクリプト・アクティビティのショートカット・キーを指定する新しい詳細設定があります。
  • OpenScriptプロキシのコマンドライン・インタフェース
    OpenScriptには、WebブラウザおよびJavaアプレットなどのクライアントからのHTTPトラフィックを調べることが可能なOpenScriptプロキシ用のコマンドライン・インタフェースがあります。
  • OpenScriptのIE 9の拡張
    OpenScriptでは、Internet Explorer 9を使用したWeb機能スクリプトの記録および再生をサポートするように拡張されています。
  • Oracle Test Managerのテスト実行の拡張
    Oracle Test Managerの新しい「テスト実行」タブでは、テスト・セットで結合されたテスト・ケースのコレクションを定義できます。テスターは、テストの実行を開始する前に、実行するテスト・セット内の特定のテストを選択または選択解除できます。
  • Oracle Test Managerエクスポート・プロジェクト
    「プロジェクト」メニューに、データベースからデータをエクスポートするための新しい「プロジェクトのエクスポート」オプションが追加されました。
  • Oracle Test Managerグリッド・ビュー
    グリッド・ビューは、Oracle Test Manager製品の機能ではなくなりました。
  • Oracle Test Managerのスケジュール競合ルールの削除
    バージョン12.1.0.1では、タスク・スケジューリングのスレッド管理はWeblogicアプリケーション・サーバーによって処理され、スケジュール済タスクはアプリケーション・サーバー・リソースの範囲内でパラレルに実行されるようになりました。このため、中止される"現在のタスク"の概念はなくなり、「競合ルール」オプションは「新規タスク」ダイアログ・ボックスから削除されました。「競合ルール」に伴う他の機能は製品の他の機能に見られる場合があります。テストの順序付実行は「テスト・セット」内の順序付テストによって実行でき、タスク間の遅延のプログラミングは目的の時間間隔でタスクをスケジューリングすることで実行できます。
  • Oracle Load Testingの仮想ユーザー・ロギングの拡張
    Oracle Load Testingの仮想ユーザー・ディスプレイは、新しい仮想ユーザー・ロギングの機能セットに置き換えられました。この機能セットを使用すると、各仮想ユーザーのライフサイクル、フィルタ処理されたログ、およびエラーの根本原因の適切な診断を簡単に検出できます。
  • Oracle Load Testing自己完結シナリオ・ファイル
    Oracle Load Testingには、シナリオのすべてのスクリプトを含む新しいファイル・タイプが含まれ、オプションで、記録されたデータ、結果およびデータバンク・ファイルが1つの.zipファイルに含まれます。自己完結Zipファイルは、「ツール」メニューの「エクスポート」オプションを使用してエクスポートされます。自己完結.zipファイルは、「シナリオ」メニューの「開く」オプションを使用してOracle Load Testingで直接開くことができます。
  • Oracle Application Testing SuiteのLinuxプラットフォームでのサポート
    Oracle Application Testing Suiteは、Linuxプラットフォーム上のサーバー・コンポーネント(Oracle Load Testing、Oracle Test ManagerおよびAdministrator)のインストールをサポートしています。OpenScriptおよび機能テスト・スクリプトは、12.1.0.1のLinuxプラットフォームでサポートされていません。
  • データ移行ユーティリティ
    12.1.0.1より前のバージョンでは、データ移行ユーティリティにより、Oracleデータベースを使用していないテスト・ツールの旧バージョンからデータを移行するためのグラフィカル・ユーザー・インタフェースが提供されていました。データ移行ユーティリティは、Oracle Application Testing Suite製品に含まれなくなりました。旧Oracleデータベースからデータを移行するには、かわりに、データベースのエクスポートおよびインポート・ユーティリティを使用します。手順はオンライン・ヘルプに記載されています。