Oracle Application Express 18.1

Oracle Application Express 18.1では、新機能と既存機能の拡張の両方に重点を置いており、次の機能が組み込まれる予定です。

• 新しいCreate Appウィザード/ブループリント - ダッシュボード、フィルタレポートなど、より高度なページを作成できます。また、アクセス制御、通知、フィードバックなど、すぐに使える機能の追加も可能です。ブループリントはアプリケーション定義をJSON形式で表すもので、編集や、コピー/貼付け操作を簡単に実行可能です。
• 新しいリモートSQLデータ・アクセス - レポート、グラフおよびカレンダーなどの共通コンポーネントを、リモートSQLを使用（ORDSを使用）するように拡張し、データベース・リンクを不要にしました。
• RESTサービスの使用 - 外部REST APIおよび一般的なJSONデータ・フィードへの参照を定義し、それらの参照をレポート、グラフおよびカレンダーのデータソースとして使用する宣言型メソッドを提供します。
• JavaScript APIリファレンス - JavaScript APIのドキュメントを利用できます。
• ソーシャル・ログイン - Google、Facebook、OpenID ConnectおよびOAuth2をサポートする新しい認証方法です。
• 新しいREST ワークショップ - ORDSの最新の特長や機能を活用して、ORDS対応のREST Webサービスの開発をサポートする宣言型メソッドを提供します。
• アップグレードされたOracle JETとjQuery - 最新バージョンのOracle Jetや統合JavaScriptライブラリを採用して、ガント・チャートや新しいFormウィジェットおよびコントロールなどの新しいData Visualizationを活用します。
• Page Designerの改良 - UIを更新して、ユーザビリティを向上させ、スティッキーなフィルタを改善しました。
• Interactive Gridの拡張 - クリップボードへのコピーのオプションとしてコピー・ダウンのサポートと範囲選択を追加しました。
• モバイルUI - jQuery Mobile UIは非推奨になりました。ユニバーサル・テーマとOracle APEXに多数の拡張を行い、モバイル・アプリの開発を改善しました。たとえば、次のような選択肢があります。
  • 新しいデスクトップ領域タイプ - List View、Reflow ReportおよびColumn Toggleが追加され、jQuery Mobile由来のものと同等の領域を提供するようになりました。
  • 新しいTop Navigation Tabsテンプレート - タブに似た簡素なUIで、小さなデバイスでは自動的に画面下部に配置されます。
  • 宣言型タッチ・イベント - タップ、スワイプ、パンなどのタッチ・ジェスチャに基づいて動的アクションを実行できるようになりました。
  • モバイルUI設計パターン - ユニバーサル・テーマが、スティッキーなヘッダーやフッター、フローティング・ラベルなど、多数のモバイル向け設計パターンをサポートするようになりました。
  詳細については、更新されたユニバーサル・テーマのサンプル・アプリにアクセスしてください。

apex.oracle.com

apex.oracle.comは、Oracle Technology Network購読者に提供される、簡単に使用できるホスト型バージョンのOracle Application Expressです。apex.oracle.comは2002年6月に開始され、無償のワークスペースにサインアップするだけで、簡単にOracle Application Expressを評価し、試用できます。このサービスは大好評を博し、現在、40,000を超えるワークスペースが使用されています。
注記：apex.oracle.com環境はデモのみを目的としており、本番アプリケーションの展開は禁止されています。