Javaアプリケーションのデバッグ

「Tools」「Preferences」「Debugger」を選択すると、列サイズ変更モードを含むデバッガ・ウィンドウのさまざまな設定をカスタマイズでき、デバッガの起動オプションを設定することもできます。

デバッガを起動するには、プロジェクトまたはファイルのノードを右クリックして、「Debug」を選択します。

デバッガを使用すると、プログラムの実行を制御することができます。 プログラムのコードを1行実行するか、メソッド全体を実行するか、またはプログラム・ブロック全体を実行するかを制御できます。 プログラムの実行と一時停止を手動で制御すると、正しく動作することが分かっているセクションはすばやく移動して、問題が発生しているセクションに集中することができます。

ソース・コードの潜在的な問題領域にブレーク・ポイントを設定すると、デバッグする位置に到達するまでプログラムを実行できます。 Javaソース・エディタでソース・ブレーク・ポイントを設定するには、実行可能コードがある行の左余白をクリックします。

実行中のプログラムがブレーク・ポイントを発見すると、プログラムは実行を停止し、デバッガによってソース・エディタ内のブレーク・ポイントを含む行が表示されます。 ここで、デバッガを使用してプログラムの状態を参照できます。 ブレーク・ポイントは、デバッグを開始する前に設定することができ、さらにデバッグ中にいつでも設定できます。

Oracle JDeveloperのデバッガは、さまざまな種類のブレーク・ポイントをサポートしています。

• ソース・ブレーク・ポイント
• 例外ブレーク・ポイント
• メソッド・ブレーク・ポイント
• クラス・ブレーク・ポイント
• デッドロック・ブレーク・ポイント

ソース・ブレーク・ポイント（デフォルト）は、ソース・コード内に設定されるブレーク・ポイントです。

デッドロック・ブレーク・ポイントは、デッドロックのソースの位置を特定するのが困難な場合に便利です。 デッドロック・ブレーク・ポイントに到達すると、デバッガは実行を停止します。 デッドロック・ブレーク・ポイントは、デバッガの起動時に自動で有効になります。

Oracle JDeveloper IDEのローカルで行うコードのデバッグに加えて、リモート・マシン上にあるコードまたは別のVMインスタンス内で実行されているコードもデバッグできるため、デバッガを使用してすでに配置されているコードをデバッグすることができます。

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