統合WLSでのWebサービスのテスト

Webサービスの作成後には、期待する結果を得ることができるように、通常ではWebサービスをテストします。 JDeveloperのIDEでは、テストを目的として、統合WLSサーバー・インスタンスにWebサービスを配置できます。

統合WLSは、パッケージ化されたアーカイブ展開のJava EEランタイム・サービスです。 統合WLSでは、ゼロコピー配置に基づいて、Java EEコンテナでJava EEアプリケーションとして、アプリケーションとそのプロジェクトを実行およびテストできます。 アプリケーションの実行とデバッグ、ブラウザやテスターの起動などの実行後サービスに、統合WLSサーバー・インスタンスを使用できます。 DefaultServerは、IDEでOracle WebLogic Serverのユーザー固有インスタンスを参照するサーバー・インスタンスですが、JDeveloperによってデフォルトで自動設定されます。 DefaultServerを使用するのに特別な接続設定は必要ありません。

WebサービスをDefaultServerインスタンスに配置するには、Application NavigatorでWebサービス・ノードを右クリックし、コンテキスト・メニューから「 Test Web Service 」を選択します。

IDEからWebサービスを実行すると、JDeveloperは次の処理を自動的に実行します。

• DefaultServerインスタンスがまだ実行されていない場合は実行します。
• Webサービス・アプリケーションをコンパイルし、DefaultServerインスタンスにバインドします。
• DefaultServerインスタンスのLogウィンドウを表示します（まだ開いていない場合）。

Webサービス・アプリケーションを終了するには、JDeveloperツールバーで「 」 Terminate をクリックし、ドロップダウン・メニューからアプリケーション・バウンド・サーバー・インスタンスを選択します。

注：アプリケーションを終了すると、DefaultServerからのアプリケーションが終了し、アンデプロイされますが、DefaultServerインスタンスは終了しません。

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