Javaビジュアル・エディタを使用した編集

Oracle JDeveloperのJavaビジュアル・エディタを使用すると、Swingコンポーネントを使用したJavaアプリケーションのユーザー・インタフェース（UI）の要素を迅速かつ容易にまとめることができます。 コンポーネント・パレットからボタン、テキスト領域、リスト、ダイアログ、メニューなどのJavaBeansを使用したUIを構築します。 次に、コンポーネント・プロパティの値を設定し、イベント・ハンドラ・コードをコンポーネント・イベントに関連づけます。

ファイルを視覚的に編集する手順は、以下のとおりです。

• Javaソース・エディタでオープンおよび表示されているファイルの「 Design 」タブを選択します。
• ほかのファイルの背後で開かれている場合、ウィンドウ上部のファイル名タブを選択して、ファイルの「 Design 」タブを選択します。
• 開いていない場合は、アプリケーション・ナビゲータでファイルをダブルクリックします。

Oracle JDeveloperのUI設計ツールには、以下が含まれます。

• 編集モードでユーザー・インタフェースのビジュアル・コンポーネントを表示するJavaビジュアル・エディタ。 Javaビジュアル・エディタを使用して、フレームまたはほかのUIコンテナ内のパネルとほかのUIコンポーネントを作成および配置します。
• メニュー・バー、メニュー、メニュー項目、ポップアップ・メニュー・コンポーネントを作成および編集するメニュー・エディタ。 コンポーネント・パレットからメニュー・コンポーネントをUIコンテナにドロップしてJavaビジュアル・エディタを開いている場合にメニュー・エディタにアクセスします。 また、Structureウィンドウのメニュー・コンポーネントをクリックして、既存のメニュー・コンポーネントも編集できます。
• ビジュアル・コンポーネントやそれ以外のコンポーネントを含むコンポーネント・パレット。 Javaビジュアル・エディタで選択するコンポーネントをコンポーネント・パレットで表示します。 開いたファイルのコンポーネント・パレットを表示するには、「 View 」→「 Com ponent Palette 」を選択します。
• ソース・ファイルのすべてのコンポーネントの階層ビューとその関係を表示するStructureウィンドウ。 Application Navigatorウィンドウの下のStructureウィンドウにアクセスします。または「 View 」→「 Str ucture 」を選択してアクセスします。
• プロパティ・インスペクタを使用して、コンポーネント・プロパティを確認および設定し、メソッドをコンポーネント・イベントに関連づけます。 プロパティ・インスペクタの変更は、Javaビジュアル・エディタおよびソース・コードに反映されます。 開いたファイルのプロパティ・インスペクタを表示するには、「 View 」→「 Property Inspector 」を選択します。