プロパティ・インスペクタを使用した編集

プロパティ・インスペクタを使用して、コンポーネント・プロパティを確認および設定し、メソッドをコンポーネント・イベントに関連づけます。 プロパティ・インスペクタの変更は、Javaビジュアル・エディタおよびソース・コードに反映されます。 プロパティ・インスペクタは、Javaビジュアル・エディタのコンポーネント選択プロパティを表示します。 カテゴリ別にコンポーネントが編成されるので、ツールバーの Searchフィールドで簡単に配置できます。

視覚的に編集する一方で、レイアウト・マネージャを選択し、Visualページの layout ドロップダウン・リストから異なるレイアウトを選択して、コンテナのレイアウト・マネージャも変更できます。

レイアウト・マネージャを使用して、UIレイアウトのルールおよび制約を指定できます。これによって移植可能になります。 UIコンポーネントの絶対位置とサイズを指定する標準的なUI設計手法を使用すると、すべてのプラットフォームでUIが適切に表示されない場合があります。 この問題を解決するため、Javaでは、移植可能なレイアウト・マネージャのシステムを提供して、以下の機能を実現します。

• フォント、画面の解像度、プラットフォームの違いに依存しないコンポーネントの正しい配置
• 実行時に動的にサイズが調整されるコンテナのインテリジェントなコンポーネントの配置
• 文字列のサイズが変更される場合にコンポーネントが正しく調整される、異なったサイズの文字列を使用した容易な変換

Oracle JDeveloperのJavaビジュアル・エディタは、各コンテナのデフォルトのレイアウト・マネージャ（通常は nullレイアウト）を使用します。 デフォルトとは異なるレイアウト・マネージャを使用する場合は、レイアウト・マネージャをコンテナのソース・コードに明示的に追加するか、プロパティ・インスペクタのコンテナのレイアウト・プロパティ・リストからレイアウトを選択して、これを実行できます。

Oracle JDeveloperは、Java AWTから標準的なレイアウト・マネージャ（ BorderLayout、 FlowLayout、 GridLayout、 CardLayout、 GridBagLayout）を提供します。 Swingの場合、 BoxLayout2と OverLayout2が含まれます。