Java Swingアプリケーションのデバッグ

Oracle JDeveloperの標準的なJavaおよびPL/SQLデバッガ機能以外に、Oracle JDeveloperは、とくにAWTとSwingベースのクライアント・アプリケーションやアプレットのグラフィカル・ユーザー・インタフェース（GUI）をデバッグするサポートも提供します。

UIデバッガは、GUIアプリケーションをデバッグする別の方法を提供します。 従来のデバッガでは、データ構造を確認してプログラム・フローを追跡できます。 UIデバッガでは、GUI構造とイベント・シーケンスを確認できます。 UIデバッガを使用して、実際のデータを使用した画面に表示されるUIコンポーネント間の関係を確認できます。 また、UIコンポーネントによって実行されるイベントやイベントを受信するリスナーも表示します。

デバッガを起動するには、プロジェクトまたはファイル・ノードを選択して「 Debug 」 「 UI Debug .jpr 」を選択し、プロジェクトのデフォルトのターゲットを起動してアプリケーションを実行します。

Oracle JDeveloperは、UIデバッガを起動します。 アプリケーションが起動して、UI TreeウィンドウおよびUI Outlineウィンドウが自動的に表示されます。 ただし、UI Debuggerウィンドウに情報は表示されません。 アプリケーションが完全に起動したあと、いずれかのUI Debuggerウィンドウの Snapshotアイコン「 」をクリックします。

次に、UI Treeウィンドウのコンテキスト・メニューからTrace Eventsダイアログを開きます。