ドラッグ・ソースとして使用するコンポーネントの定義

単一のオブジェクトは、コンポーネントとその属性の1つをドラッグ値として使用することでドラッグできます。または、表やツリー・コンポーネントなどのオブジェクトのコレクションをドラッグできます。 コンポーネントをドラッグ・ソースとして定義するには、最初に非コレクションまたはコレクション・コンポーネントをページに追加し、次に af:attributeDragSourceタグまたは af:collectionDragSourceタグを、対応する非コレクション・ソース・コンポーネントまたはコレクション・ソース・コンポーネントのいずれかに埋め込みます。

この例では、 af:imageコンポーネントを使用して、単一のオブジェクト（非コレクション・コンポーネント）をドラッグします。 既存のイメージ・コンポーネント属性をドラッグ値として使用する代わりに、新しい属性をイメージ・コンポーネントに追加します。

属性（ドラッグ・ソースとして使用される）をイメージ・コンポーネントに追加するには、 af:clientAttributeタグを挿入し、プロパティ・インスペクタを使用して新しい属性の名前と値のペアを指定します。

どの属性をドラッグ・ソースとして使用するかをOracle ADF Facesに通知するには、 af:attributeDragSourceタグを追加して、Insert Attribute Drag Sourceダイアログで新しい属性名を指定します。 このダイアログは、 af:attributeDragSourceタグを挿入すると自動的に表示されます。