tell me more iconルート・レイアウト・コンポーネント

デフォルトでは、Oracle ADF Facesテクノロジーを使用するJSFページをプロジェクト内に作成すると、次のように、Oracle JDeveloperによって af:documentおよび af:formタグが、 .jspxページ・ファイルに自動的に組み込まれます。

                         
<f:view>
  <af:document>
    <af:form></af:form>
  </af:document>
</f:view>
                      

af:documentタグは、Oracle ADF Facesコンポーネントを使用するすべてのページに必要です。 ページ・コンテンツを構成するすべてのコンポーネントは、 af:formに挿入される必要があります。 ほとんどの場合は、ほかのすべての子コンポーネントを含めるために、Panel Stretch Layout、Decorative Box、またはPanel Splitterなどのルート・レイアウト・コンポーネントを使用します。

ルート・レイアウト・コンポーネントには、コンポーネント拡張サポートが組み込まれています。これによって、コンテナ内にある表示可能な子コンテンツを拡張してブラウザ・ウィンドウ内を埋めるか、またはブラウザ・ウィンドウ内に収まるように縮小することが可能になっています。 つまり、ユーザーがブラウザ・ウィンドウをリサイズすると、ページ・コンテンツは、利用可能なブラウザ領域の中に収まるか、またはその領域を埋めるようにリサイズされます。

コンポーネントを自動的に拡張するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • ページにルート・レイアウト・コンポーネントが1つだけ存在する。
  • af:documentmaximized属性が true(Oracle JDeveloperのデフォルト設定)に設定されている。 これにより、ルート・レイアウト・コンポーネントがブラウザの表示可能領域全体を使用できるようになります。

Copyright © 1997, 2008, Oracle. All rights reserved.