Developer Tools
JDeveloper
オラクルでは、Panel Stretch Layoutコンポーネント、Panel Splitterコンポーネント、およびDecorative Boxコンポーネントを使用してページ・レイアウト・コンテンツにフレームを構築することを推奨しています。 レイアウト・コンポーネントでコンポーネント拡張サポートが組み込まれているのはPanel Stretch Layout、Panel Splitter、およびDecorative Boxのみであるため、ファセット内の直下の子コンポーネントを自動的に拡張できます(子コンポーネントが拡張可能である場合)。 拡張時に子コンポーネントの
inlineStyle属性の幅と高さの値を設定する必要はありません。そのようにして拡張すると、各種Webブラウザのページ表示に一貫性がなくなります。
ほかのレイアウト・コンポーネント(Panel Group LayoutおよびPanel Border Layout)はすべて非拡張のため、子コンポーネントは拡張せず、おもに子コンポーネントのサイズによってサイズが決定されます。
拡張レイアウト・コンポーネント(Panel Stretch Layout、Panel Splitter、およびDecorative Box)では子コンポーネント(表やそのほかのレイアウト・コンポーネント)を拡張できますが、すべてのレイアウト・コンポーネントを拡張できるわけではありません。 親の拡張コンポーネントで拡張可能なレイアウト・コンポーネントは、次のとおりです。
layout="scroll"または
layout="vertical"の場合)
先ほど述べたとおり、拡張時に拡張可能コンポーネントの幅や高さを設定する必要はありません。
親の拡張コンポーネントで拡張不可のレイアウト・コンポーネントは、次のとおりです。
layout="default"または
layout="horizontal"の場合)
拡張不可のレイアウト・コンポーネントを拡張コンポーネント内で使用する必要がある場合は、まずは拡張不可のコンポーネントを移行コンポーネント(子コンポーネントは拡張しないがそれ自体は拡張可能なコンポーネント)内にラップする必要があります(たとえば、
layout="scroll"または
layout="vertical"の場合のPanel Group Layout)。
拡張コンテンツが常に含まれるレイアウトを作成するには、拡張レイアウト・コンポーネントのレイヤーを使用して、ページ・レイアウト・コンテンツにフレーム一式を作成することを推奨します。 各フレーム内に、拡張するコンポーネント(拡張可能な表やレイアウト・コンポーネントなど)を挿入するか、または
layout="scroll"のPanel Group Layoutを挿入して、拡張されないスクロール・コンテンツ領域を作成します。 非拡張レイアウト・コンポーネントを拡張コンポーネントのレイヤーに導入すれば、通常のブラウザ・フローとレイアウトに引き継がれます。そのため、非拡張コンポーネント内のすべてのコンテンツは、親の拡張コンポーネントによって自動的に拡張されません。
注:
layout="scroll"のPanel Group Layoutにはネスト・レイヤーを使用しないでください。ユーザーが複数のスクロール・バーを表示および使用する場合があります。
Copyright © 1997, 2008, Oracle. All rights reserved.