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Oracle JDeveloperおよびOracle ADF 11g 11.1.1.3.0(PS2)の既知の問題
最終更新日: 2010年04月26日
このドキュメントでは、このリリースの既知の問題を一覧します。 新しい問題が発生した場合は、このドキュメントに追加されます。
ぜひ、フィードバックをお寄せください。 入力いただいたフィードバックは、製品を改善するうえで役立ちます。 質疑応答を希望する場合およびご意見、ご要望がある場合は、OTNのOracle JDeveloperコミュニティ・ディスカッション・フォーラムを使用してください。
システム要件の詳細とさまざまなプラットフォームに関するインストール手順は、『Installation Guide』を参照してください。
社内で使用する場合、Oracle JDeveloperによってemeacache.uk.oracle.comがプロキシ・サーバーとして挿入されることがあります。 これは、社内使用の場合にのみ、一時的にだけ発生する設定です。 ただし、Oracleネットワーク外部での配置時にエラーを引き起こす可能性のあるこのプロキシ設定を、外部顧客の一部のレポートで目にすることがありま す。 回避策は、「Tools」→「Preferences」→「Web Browsers and Proxy」 で、プロキシ設定を削除(または修正)することです。
JAVA_HOMEやCLASSPATHなどの環境変数に')'が含まれている場合、Oracle WLSを管理するためのWindows .batスクリプトが動作しません。 JAVA_HOME環境変数では、"C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.6.0_18"などのように、デフォルト・パスに32ビットJDKがインストールされている場合に、この問題が発生しま す。 CLASSPATH環境変数では、Apple QuickTimeなどのアプリケーションがそれ自身をCLASSPATH環境変数に追加している場合に、この問題が発生します。
統合されたOracle WLSを実行しようとすると、そのインスタンスの起動中に、
"\Java\jdk1.6.0_18 was unexpected at this time."というエラーが発生します。
その結果、統合されたOracle WLSは起動しません。
これは、スクリプトがコマンド・プロンプトで手動で実行された場合にも発生します。
回避策は、JDKと、Apple QuickTimeなどのアプリケーションを、')'のないパスにインストールすることです。
Oracle Liteでは、データベース・オブジェクト(表、列など)の作成しか実行できません。 更新によってオブジェクトを作成する場合を除き、データベース・オブジェクトを削除または更新することはできません。
これは、Oracle LiteのType 2およびType 4ドライバの現在の制限に起因しています。
Oracle Liteデータベースに対してSQL Worksheetを使用してCRUD操作を実行できません。 これは、Oracle LiteのType 2およびType 4ドライバの現在の制限に起因しています。
Apache Derbyへの接続を作成したときに、データベース・ダイアグラムのデフォルト・スキーマが初期化されません。 つまり、Derbyデータベースのデータベース・ダイアグラムで表などのデータベース・オブジェクトを作成しようとしても、表は作成されません。
回避策は次のとおりです。
Oracle JDeveloperは、次のOracle Database 11g Release 2の機能をサポートしていません。
Oracle JDeveloperを使用して開発されたJAX-RPC Webサービスを、Oracle Containers for J2EE(OC4J)からOracle WebLogic Server 10.3.xにアップグレードすると、次の警告が表示される場合があります。 この警告は、OC4J Webサービスのコード内に空白文字やキャリッジ・リターン文字が含まれる場合に表示されます。 この警告は無視してください。
WARNING: A Text node was set to a value that is all whitespace. The DOM will be out of sync with the Text Buffer. The Text Node on reparse will also be removed from the DOM.
Oracle JDeveloperでWebサービスをテストするときに、複合型のレベルがネストされたスキーマがあり、ネストされた型が配列の場合、生成されたテスト SOAPメッセージは、子要素の実際の名前空間ではなく、内部のネストされた型のもっとも外側の名前空間を使用することがあります。
以下に例を挙げます。
<ns1:outermost>
<ns2:nested1>
<ns2:nested2>....</ns2:nested2>
<ns2:nested2>....</ns2:nested2>
</ns2:nested1>
</ns1:outermost>
以下に示すように、正しいns2:nested2名前空間の代わりに、SOAPメッセージはns1:nested2名前空間を生成しています。
<ns1:outermost>
<ns2:nested1>
<ns1:nested2>....</ns1:nested2>
<ns1:nested2>....</ns1:nested2>
</ns2:nested1>
</ns1:outermost>
回避策として、テストする前に、XML形式で、内部ns1:nested2参照をns2:nested2へ手動で修正します。
同じスキーマ上で動作する場合を除き、同じプロジェクト内で複数のトップダウンWebサービスを作成するのは避けてください。これは、連続する 各トップダウン・サービスで、ObjectFactoryクラスが同じパッケージに対して生成されると、それ以前のサービスによって作成された ObjectFactoryクラスが上書きされることがあるからです。
HTTP Analyzerから対話型Webサービスを呼び出す場合は、'続行'メソッドの要求メッセージ・ヘッダーを、その特定の対話に固有の対話IDを使用して 手動で更新する必要があります。 この値は、対話を開始するメソッドの応答SOAPメッセージから取得できます。
対話開始メソッドの応答メッセージから、以下のいずれかに似たxmlタグをコピーします。
<conv:ContinueHeader xmlns:conv="http://www.openuri.org/2002/04/soap/conversation/">
<conv:conversationID>uuid:701f9f3d434bfc98:-3f39a0ef:11c4b649fd4:-7fff</conv:conversationID>
</conv:ContinueHeader>
HTTP AnalyzerのHTTP Contentタブで、以下のように、SOAP要求メッセージのヘッダー要素に上記のタブを挿入します。
<env:Envelope xmlns:env="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/">
<env:Header>
<!- other header elements ->
<conv:ContinueHeader xmlns:conv="http://www.openuri.org/2002/04/soap/conversation/">
<conv:conversationID>uuid:701f9f3d434bfc98:-3f39a0ef:11c4b649fd4:-7fff</conv:conversationID>
</conv:ContinueHeader>
</env:Header>
<env:Body>
<!- message data details ->
</env:Body>
</env:Envelope>
以前のOracle JDeveloperリリース(OC4Jをサポート)を使用して作成されたWebサービス上の一部のプロパティ・セットはOC4J独自の性質を備えている ため、Oracle WLS(Oracle JDeveloperを使用して結合された統合Oracle WLSを含む)上でこれらのサービスをデプロイおよび実行しようとすると問題が発生する可能性があります。 既知の問題には、注釈を持つJAX_RPCサービス、ステートフル・サービス、DIMEエンコード、OWSMポリシー(WS-SecurityとWS- Reliabilityを含む、10.1.3スタイルと11スタイルの両方)があります。
Oracle JDeveloperでジェネレータを使用してOracle WebLogicに対してデプロイされたJAX-RPC Webサービスを使用すると、"ベア"配列型を含むメソッド・シグネチャで問題が発生することがあります。 以下に例を挙げます。 public class Hello
これらは、デプロイされないか、デプロイされても、マッピング問題に関するエラーが表示されて適切に動作しません。 この問題には、いくつかの回避策があります。
JAX-WSスタイル・プロキシ・クライアントからOracle WebLogic Server内でデプロイされたJAX-RPCスタイルの対話型(ステートフル)Webサービスを正常に呼び出すことができません。 現在、設計時にJAX-WSプロキシを作成すると、提供したWSDLドキュメントに対話型で動作する通知が含まれる場合でも、ユーザーに対して警告メッ セージは表示されません。 ツールに従ってJAX-WSクライアントの成果物が正常に生成されたとしても、このクライアントからサービスを呼び出すと SOAPFaultExceptionが発生します。 対話型'開始'メソッドだけが、正常に実行されます。 対話型'開始'メソッドの後に、他の対話型メソッドを呼び出すと、エラーが発生します。
回避策は、JAX-RPCスタイルのプロキシ・クライアントを使用して、Oracle WebLogic Server内にデプロイされたステートフル・サービスを呼び出すことです。
10.1.3 SOAに含まれるBPELサーバーだけが、2003年ドラフト版のWS-Addressing仕様を使用する方法を認識しています。 JAX-WS非同期クライアントは、デフォルトで、2005年最終版または2004年Member Submission版のどちらかの仕様をサポートするようにWS_ADDR_VER定数を変更することで、クライアントを生成します。 2003年版をサポートするには、プロセスを適切に呼び出すために、ユーザーがコードにマイナーな変更を加える必要があります。
コールバック・ハンドラで、relatesToHeaderを要求するコードを、以下に示すように修正する必要があります。
// HeaderList ...
//Header relatesToheader = headerList.get(WS_ADDR_VER.relatesToTag, true);
//String relatesToMessageId = ralatesToheader.getStringContent();
String relatesToMessageId = RelatesTo.getValue();
これは、メソッド・パラメータに自動的に結合されるヘッダーを使用しています。 現在、BPELサービスは、デフォルト・プロキシ・ジェネレータがReplyToヘッダーとMessageIDヘッダーをメソッド・パラメータにマップす るように、WSDLでこの両方のヘッダーを明示的に定義します。 生成されたコードを見るとわかるように、このデフォルトを受け入れることを前提に、replyToアドレスとMessage IDの両方を、ヘッダーとしてではなく、パラメータとしてメソッドに渡す必要があります。 この唯一の例外は、必要に応じて2003年版名前空間を使用して設定するWS-Addressingアクション・ヘッダーです。 必要な編集が加えられたローン・プロセスを呼び出す例を以下に示します。
americanLoan = new AmericanLoan();
LoanService loanService = americanLoan.getLoanServicePort();
// prepare Message Id
AttributedURI messageId = new AttributedURI();
messageId.setValue( "uuid:" + UUID.randomUUID() );
// prepare ReplyTo
AttributedURI address = new AttributedURI();
address.setValue("http://x.x.x.x:7101/Application23-Project1-context-root/LoanServiceCallbackPort");
EndpointReferenceType replyTo = new EndpointReferenceType();
replyTo.setAddress( address );
// prepare action header
WSBindingProvider wsbp = (WSBindingProvider)loanService;
wsbp.setOutboundHeaders(
new StringHeader(
new QName( "http://schemas.xmlsoap.org/ws/2003/03/addressing", "Action" ),
"http://services.otn.com/LoanService/initiateRequest" ));
// Prepare payload
LoanApplicationType payload = ...
// Invoke service with replyTo and messageID parameter
loanService.initiate(lt, replyTo, messageId);
HTTP Analyzerのコンテンツ・ビューで暗黙のハイパーリンクを表示すると、Windowsプラットフォーム上では、ドキュメントを1行進むごとに、1文 字ずつリンクがオフセットされます。 現在、この問題の回避策はありません。
Excel検証が、データを含むOracle ADFの表コンポーネントのプレースホルダ行に適用されません。 (Bug 7509432)
この時点で、処理されない例外が発生します。
回避策:
この状況を解決するには、エラー・ダイアログを閉じ、表からフィルタを削除します。 その後、再度「Stop」ボタンをクリックして設計時 モードに戻ります。
Microsoft Excelは、Oracle ADF機能を使用して構成されたExcelワークブック(統合されたExcelワークブック)の場合、ユーザーがExcelワークブックを開いた後に変更 していない場合でも、そのワークブックを保存するようにプロンプトを表示します。 (Bug 6148067)
この動作は、統合されたExcelワークブックが開かれるたびに、Oracle ADF Desktop Integrationによってそのワークブックが変更されるために発生します。
Microsoft Excelでは、ユーザーがキーボードからコンテキスト・メニューを呼び出したときは、"before right click"イベントを呼び出しません。 セルのコンテキスト・メニューを呼び出すには、キーボードまたはマウスの右クリック・ボタンのどちらかを使用する必要があります。 同じユーザー・セッションで両方を使用しないでください。 この動作は、統合されたExcelワークブック内で設計時と実行時に発生します。 (Bug 7511508)
概要: Excelは、"ズーム"が100%以外の値に設定されている場合、統合されたワークシート内のOracle ADFdiのButtonコンポーネントを無効にします。
回避策: 統合されたExcelワークブック内でOracle ADFのButtonコンポーネントが正しく機能できるように、Excelのズーム・レベルを100%に設定します。 (Bug 8305907)
注: ワークブック開発者は、ボタンの代わりにワークシート・メニュー項目を使用することでこの問題を回避できます。
Oracle ADF Desktop Integrationは、ExcelでHome→Conditional Formattingをクリックすることで提供される条件付き形式機能をサポートしていません。
(Bug 6869548)
回避策: コンポーネントのスタイル・プロパティで、Excelの名前付きスタイルとADFdi式を組み合わせて使用します。
ユーザーは、Oracle ADFの表コンポーネントのアップロード操作中に、特定の環境下で、予期せぬエラー報告を受け取ることがあります。 アップロード操作は、行をバッチで処理します。 バッチから変更した後、Oracle ADFdiはCommitBatchActionIDによって指定されたアクションを実行します。 レコードのバッチにエラーが含まれない場合でも、コミット・アクション中に発生するエラーが、後続のバッチ・コミット・アクションでも継続して報告される ことがあります。 (Bug 8262587)
原因: CommitBatchActionIDが呼び出されたときに存在した、保留中のモデルの変更は、コミットが失敗しても自動的に元に戻りません。
回避策: 最初に保留中のモデル変更のコミットを試みる、CommitBatchActionIDのカスタム・アクションを作成します。 ただし、コミット中に例外が発生する場合、カスタム・メソッドは、最初に保留中のモデル変更をロールバックし、後続のバッチ・コミット試行が成功できるよ うにする必要があります。 注: クライアント上で予想どおりにコミット・エラーが報告されるように、ロールバック後にコミット例外が再度スローされることが重要です。
概要: Oracle ADFdiは、variableUsage構文で宣言されたページ定義内の変数をサポートしません。 (Bug 6377073)
詳細:
開発者がOracle ADFdi関連のページ定義でvariableUsageを作成すると、実行時にサーバー内でNullPointerExceptionsが生成されま す。
回避策:
変数を作成する代わりに、ページ定義で<variable>要素を使用します。
Oracle ADFdi Designerのプロパティ・インスペクタおよび式ビルダー機能は保存済みのコンポーネント・メタデータには適用されません。 その結果、
新しいオブジェクトまたは値を処理する際の既知の問題がいくつかあります。 どの場合も、回避策は、オブジェクトをいったん保存してから、再度開くことです。
問題の例:
The underlying connection was closed: Could not establish trust relationship for the SSL/TLS secure channel.
The remote certificate is invalid according to the validation procedure.
ソリューション: 証明書を確認し、それをインストールします。
次の予期せぬエラー・メッセージを生成するいくつかの関連するシナリオがあります。
Microsoft.VisualStudio.Tools.Applications.Runtime.CannotCreateCustomizationDomainException: Customization does not have the permissions required to create an application domain. ---> System.Security.SecurityException: Customized functionality in this program will not work because the location of <url> is not in the Office Trusted Locations list, or all trusted locations are disabled. Contact your administrator for further assistance.
日付と数値の形式(convertDateTime、inputDateなど)がJDK 1.6で新たに追加された17のロケールで動作しません。JDK 1.5でサポートされるロケールではこの問題は発生しません。
プロファイラ・ファイル・ロガーは、1.5._06 JRE以上が稼働するクライアント・ボックスのFFおよびIEブラウザ上のポータル以外の環境で、ユーザー・ホーム・ディレクトリに対する書込み特権があ る場合にだけ使用できます。 最終的なファイル形式は通知なく変更されることがあり、xmlパーサー・ツールでの使用を目的とするものではありません。 機能を使用するには、ユーザーは証明書を受け入れる必要があります。
アプリケーション開発者は、アクセス・キーをメニューに割り当てるときには慎重になる必要があります。 ホット・キーは、各種ブラウザによって、またはオペレーティング・システムによってさえインターセプトされることがあります。 このようなホット・キーの1つであるALT-Dの場合、IEでもFireFox 2でもアドレス・バーにフォーカスを合わせることになります。このホット・キーについては、デモのリファレンスを削除しました。 ただし、他の多数のホット・キーも制限されることがあるため、サポートされるすべてのブラウザで試してみることをお勧めします。
http\://xmlns.oracle.com/adf/activedata/config=oracle.adfinternal.view.faces.activedata.ActiveDataConfiguration$ActiveDataConfigCallback
Oracle ADF Facesコンポーネントは、アプリケーションが、新規レコードに対して事前に移入されたモデル上の主キーを使用し、レコードの更新では変更を加えないこ とを前提としています。
アプリケーション・ビューのキャッシュは、コンポーネント・ツリーのレンダリングによりコンポーネント・ツリーの構造が一時的に変更されるペー ジでは動作しません。 これはよくあるケースで、アプリケーション開発者にはこれがいつ発生するか知るすべがないため、USE_APPLICATION_VIEW_CACHEは 決して使用しないでください。 また、このキャッシュは、初期のレンダリングのパフォーマンスを向上させるだけで、セッション・サイズには影響しません。
新しいウィンドウ検出ロジックは、Rich Clientアプリケーションでのみ動作し、Trinidadアプリケーションでは動作しません。Trinidadアプリケーションの場合は、 web.xmlに次のパラメータを追加し、新しいウィンドウ検出ロジックを無効にする必要があります。
<context-param>
<param-name>oracle.adf.view.rich.newWindowDetect.OPTIONS</param-name>
<param-value>off</param-value>
</context-param>
表コンポーネントのEmailable Pageモードには、いくつかの既知の問題があります。
Oracle ADF Facesコンポーネントは、コンポーネントがAF:forEachタグまたはAF:iteratorタグの内側(サブツリー内のどこか)に含まれる場合 に、MDSに対する永続的なカスタマイゼーションの変更をサポートしません。 この制限が存在するのは、このような構造ではビュー・ツリーに複数のコンポーネントのコピーが生成される一方、jspドキュメントには1つしか表示されな いからです。
IE userDataの永続性動作の制限のため、以前の要求のuserActivityデータは、本来保存されていたページとは異なるURLのページからアク セスされると、部分的にまたはときには完全に使用不能となる場合があります。
af:SelectBooleanCheckboxが使用されている場合、コンポーネントは、コンポーネントのフォームのすべてのボタンに partialTriggersが存在している必要があります。
Oracle ADF Facesユーザーは、通常、AF:tableのすべての列に列ヘッダーを指定することで、アクセス可能な表コンテンツを作成できます。 ただし、AF:tableが合計または小計の行を含むなどの特定の複雑な場合は、これらの行のラベルを含むセルが列の列ヘッダーを含むセルに不適切に関連 付けられることがあります。 たとえば、従業員名を含む列があり、ヘッダー・テキストが"Employee Name"だとします。テキスト"Total"を含むセルが、スクリーン・リーダーのユーザーには、"Employee Name"であるものとして不適切に表示されます。 混乱を避けるため、このようなセルは列ヘッダーに関連付けないでください。 Oracle ADF Facesは、このような列ヘッダーを非表示にするメカニズムを提供していません。
AF:table、AF:tree、またはAF:treeTableを処理する場合、上下矢印キーを使用して選択項目を変更すると、サーバーにラウンドト リップすることがあります。 Oracle ADF Facesは、すでに、一度に1つの要求だけを送信し、さらに、要求が保留中に発生する中間的な選択状態の要求を廃棄することで、ラウンドトリップ数を削 減するように最適化されています。 ただし、要求キューが解放されるとすぐに要求がサーバーに送信されるため、場合によって、キーボード・ユーザーが現在の動作では不十分だと感じることがあ ります。 理想的には、ユーザーが選択しようとしている項目に到達してから、つまり、ユーザーがキーボード・アクティビティを一定の短期間停止した後に、要求が送信 されるのが望ましい動作です。
現在、AF:inputTextなどの読取り専用入力コンポーネントは、Oracle ADF Facesによって、プレーン・テキストとしてレンダリングされます。 その際、スクリーン・リーダーのユーザーにとって有意義な可能性のある情報が失われます。つまり、スクリーン・リーダーのユーザーには、対象のテキストが 入力コントロールに対応しているかどうかを判断する方法がありません。 さらに、プレーン・テキスト・コンテンツはタブ・ナビゲーションの順序に含まれていないため、スクリーン・リーダーのユーザーは、この読取り専用コンテン ツがページ上に存在することを認識できない場合があります。
rowSelection属性を"none"に設定することでAF:treeTableの行選択を無効にすると、その結果のAF: treeTableコンテンツにはキーボードでナビゲートできなくなります。 具体的に言うと、キーボードを使用したAF:treeTable内でのナビゲートおよびノードの展開/折りたたみは実行できなくなります。 この問題は、このコンポーネントの行選択を有効にすることで、回避できます。
たとえば、ボタンやハイパーリンクなどの、アクションに関連付けられたコンポーネントの自動部分ページ・レンダリングのサポートには既知の制限がありま す。 この制限は、コンポーネントに関連付けられたバインディングが再作成されたときに発生しますが、これは、動的フォーム、動的領域、DT@RTなどで非常に まれにしか発生しません。 適用可能な2種類の回避策があります。
現在のOracle JDeveloper 11g Release 1では、デフォルトでadf-config.propertiesファイルと.adf\META-INF\servicesディレクトリは存在しません。 ユーザー・インタフェース・プロジェクトでアクティブなデータ・サービスを使用する開発者は、このファイルとディレクトリを手動で作成する必要がありま す。 ads-config.propertiesファイルは、ADFShare MBeanがadf-config.xmlファイル内のADS関連の構成セットアップを解析するために必要です。
ads-config.propertiesファイルを作成するには、ユーザー・インタ フェース・プロジェクトを選択し、Oracle JDeveloperメニューから「File」→「New」を選択します。 Generalカテゴリで、「File」を選択し「OK」をクリックします。 Create Fileダイアログで、ファイル名としてadf-config.propertiesと入力します。 Directoryフィールドで、.adf\META-INF\ディレクトリを参照し、adf-config.propertiesファイルを含めるフォ ルダを作成するためのパスにservicesを追加します。 ダイアログのディレクトリ・パスは、たとえば、C:\JDeveloper\mywork\MyApplication\.adf\META-INF\ servicesのようになります。 「OK」をクリックして、ダイアログを閉じます。 アプリケーション・ナビゲータで、ADF META-INFノードと新しいservicesノードを展開し、その後、adf-config.propertiesファイルを ダブルクリックします。 エディタで、ファイルの内容に次の行を追加し、ファイルを保存します。
値は改行せず単一の文字列として追加してください。
http\://xmlns.oracle.com/adf/activedata/config=oracle.adfinternal.view.faces.activedata.ActiveDataConfiguration$ActiveDataConfigCallback
使用中のアプリケーション(クライアント・アプリケーション)でOracle ADF Business Components Webサービスにアクセスする場合、またはサービスと同じアプリケーション内でJavaテスト・クライアントを使用してサービスをテストする場合は、必 ず、プロジェクトのクラスパスに正しいライブラリを配置する必要があります。 アプリケーション・ナビゲータで、プロジェクトをダブルクリックし、Project Propertiesダイアログでライブラリとクラスパスを選択し、次のライブラリがこの順序で表示されることを確認します。
javax.xml.ws.spi.ProviderのOracleの実装が確実に見つか るように、JAX-WS Clientライブラリはリストの最後に配置されている必要がある点に注意してください。 Oracleの実装が使用されていない場合(デフォルトでは、Sunの実装)は、結果として、実行時サービス例外エラーを発生させます。
ApplicationModuleImplまたはSessionImplから getUserPrincipalName()を使用するWebアプリケーションは、ユーザーがすでにログインした後でも、'anonymous'を受け 取ることがあります。代わりに、ADFContext.getCurrent().getSecurityContext().getUserName ()を使用します。 Created ByやModified Byなどの履歴列を持つエンティティは、エンティティ実装クラスのgetHistoryContextForAttribute()を次のように上書きし ます。
設計時に、Data Controlsパネルにはワーキング・セット(たとえば、ビジネス・コンポーネント・アプリケーション・モジュール)ごとに、特定のデータ・コントロー ルの表示が1つずつ示されます。 そのため、1つのモデル・プロジェクトだけが、特定のデータ・コントロール(たとえば、アプリケーション・モジュールまたはDCXコントロール)をカスタ マイズできます。 同じADFライブラリJARを複数のプロジェクト(モデル以外のプロジェクトを含む)に追加し、その後、ADFライブラリJARをカスタマイズする場合 は、各プロジェクトのADFLibraryCustomizationsディレクトリを、すべてのプロジェクトによって共有される場所に変更することをお 勧めします。
次の手順で、ADFLibraryCustomizationsディレクトリを変更します。
ADFLibraryCustomizationsディレクトリを変更する前に実装されたADFライブラリ・カスタマイゼーションは、以前のプ ロジェクト固有の場所に残ることに注意してください。 ディレクトリの指定を変更しても、それらは自動的には新しい場所に移行されません。 既存のADFライブラリ・カスタマイゼーション・メタデータ・ファイルは、手動で新しい場所にコピーする必要があります。
さらに、MARプロファイルを作成した後にADFLibraryCustomizationsディレクトリを変更する場合は、パッケージ化する 前に、Edit MAR Deployment Profile PropertiesダイアログのMetadata file groupページで、コントリビュータ・リストの該当するエントリも変更する必要があります。 別の方法として、MARプロファイルを作成し直して、この変更を取り入れることもできます。
次の条件のいずれかを満たしている場合、Oracle JDeveloperを使用してOracle ADFのアプリケーションをパッケージ化すると、MDSは自動MARを作成し、デフォルトのメタデータ(カスタマイゼーションなど)を含めます。
< . . . >
<persistence-config>
<metadata-namespaces>
<namespace path="/oracle/apps" metadata-store-usage="repos1"/>
</metadata-namespaces>
<metadata-store-usages>
<metadata-store-usage id="repos1" deploy-target="true">
. . .
</metadata-store-usage>
</metadata-store-usages>
</persistence-config>
< . . . >
モバイル・ブラウザJSFページを("Render for Mobile"チェック・ボックスをチェックして)作成する場合、コンポーネント・パレットで選択されるデフォルトのコンポーネント・セットは、通常、 "Trinidad"にはなりません。JSFであるか、またはOracle ADF Facesの場合すらあります。JSFまたはOracle ADF Facesは使用せず、常に、"Trinidad"または"データ可視化コア"コンポーネント・セットを選択してください。
Oracle ADF MobileクライアントのDeveloper Previewバージョンは、Oracle JDeveloper Update Center(「Help」→「Check for Updates」)から個別のダウンロードとして入手できます。 Oracle ADF Mobileクライアントの既知の問題のリストについては、『ADF Mobile Client Release Notes』を参照してください。
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