Oracle JDeveloper 11gおよび
Oracle Application Development Framework(Oracle ADF) 11g

Oracle JDeveloperとOracle ADF 11g 11.1.1.5.0の既知の問題

最終更新日:2011年5月6日

コンテンツ

概要

    このドキュメントでは、このリリースに対する既知の問題について説明します。 新しい問題は発見され次第ドキュメントに追加されます。是非フィードバックをお寄せください。お客様のご意見が製品の改良につながります。 OTNのJDeveloper community discussion forumでは、製品に関する質問をして、回答を得ることができます。また、製品に関するご意見もお 待ちしております。

インストール

各種プラットフォームに対するシステム要件とインストール手順について、詳しくは『installation guide』を参照してください。

Mac OSへのJDeveloperのインストール(8283602)

Mac OSにOracle JDeveloperをインストールする場合、インストレーション・ガイドに記載された事項以外に追加の手順を実行する必要があります。 Mac OS XへのJDeveloperのインストールについて、詳しくは『インストレーション・ガイド』(http: //download.oracle.com/docs/cd/E16340_01/install.1111/b55912/toc.htm)を参照し てください。

1. デフォルトVMとしてJava 6を設定します。

  • Java Preferences(/Applications/Utilities/Javaにあります)を実行します。
  • Javaアプリケーション・バージョンのリスト(概要タブ)で、Java SE 6(64ビット)を一番上に移動します。

2. classes.jarに対するシンボリック・リンクを作成します。

  • rootユーザーを有効化します。
    • アプリケーション」→「ユーティリティ」から、ディレクトリ・ユーティリティ・アプリケーションを開 きます。
    • 設定がロックされていないことを確認します(必要な場合はロック・アイコンをクリックします)。
    • 編集」→「ルートユーザを有効にする」を選択し、rootユーザーのパスワードを入力します。
    • シンボリック・リンクを作成した後でこの同じ画面に戻ると、rootユーザーを無効化できます。
  • 次のとおりに、シンボリック・リンクを作成します。 cd /SystemLibrary/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.6.0/Home/
    su root
    mkdir jre
    CD jre
    mkdir lib
    CD lib
    ln -s ../../../Classes/classes.jar rt.jar

Java for Mac OS X 10.5 Update 4がインストールされているMacシステム上でアプリケーションを実行するには、もう1つ追加手順を実行する必要があります(8681385)。

  1. jdev.confファイルを開きます。 このファイルは、MW_HOME/jdeveloper/jdev/bin/ディレクトリにあります。
  2. jdev.confファイルに次の行を追加します。 AddVMOption -Djava.io.tmpdir=/var/tmp

XMLツール

JDeveloperの起動時に発生する java.lang.illegalstateexception(11887639)

インストール後に初めてJDeveloperを起動した際、XSLTファイルの設計時機能 (実行やデバッグなど)が機能せず、次のメッセージが表示されます。
     java.lang.IllegalStateException

Exception firing mainWindowOpened to oracle.jdevimpl.runner.xslt.XSLTRunnerAddin@46b9979b
java.lang.IllegalStateException: getInstance was called while _instance was null

回避策は、JDeveloperの再起動です。

xslt debuggerのロックアップ(11670054)

XSLTのデバッグ中に、JDeveloperのロックアップが発生することがあります。

"AWT-EventQueue-1" prio=6 waiting
java.lang.Object.wait(Native Method)
java.lang.Object.wait(Object.java:485)
com.sun.tools.jdi.TargetVM.waitForReply(TargetVM.java:281)

com.sun.tools.jdi.VirtualMachineImpl.waitForTargetReply(VirtualMachineImpl.java:1015)
com.sun.tools.jdi.PacketStream.waitForReply(PacketStream.java:51)
com.sun.tools.jdi.JDWP$StackFrame$GetValues.waitForReply(JDWP.java:6967)
com.sun.tools.jdi.StackFrameImpl.getValues(StackFrameImpl.java:218)
com.sun.tools.jdi.StackFrameImpl.getValue(StackFrameImpl.java:185)

oracle.jdevimpl.debugger.jdi.DebugJDIVariableInfo.getLocalVariableValue(DebugJDIVariableInfo.java:137)

oracle.jdevimpl.debugger.jdi.DebugJDIVariableInfo.getDataInfo(DebugJDIVariableInfo.java:223)
oracle.jdevimpl.runner.debug.DataItem.setInfo(DataItem.java:179)
oracle.jdevimpl.runner.debug.DataItem.(DataItem.java:137)
oracle.jdevimpl.runner.debug.DataItem.(DataItem.java:128)
oracle.jdevimpl.runner.debug.LocalsController.addDataItems(LocalsController.java:504)

回避策は、JDeveloperを再起動し、デッドロックが発生しているブレーク・ポイン トを削除することです。

    データベース開発

    OCI8を使用したOracle Database接続(11718506)

Oracle Databaseへの接続方法として推奨されているのはシン・ドライバを使用する方法ですが、次の手順に従うことでOCI8を使用して接続することもでき ます。

  1. Oracleクライアントをインストールします。
  2. システム環境変数のPATHに、Oracleクライアントを追加します。
  3. jdev.confを編集して、"AddJavaLibFile /path-to-client/ojdbc6.jar" を追加します。

JDeveloper10.1.3からの移 行時に発生する警告メッセージ(11668213)

オフライン・データベース・オブジェクトを含むアプリケーションをJDeveloper 10.1.3から移行する場合、メッセージ・ログ内に1つ以上の警告メッセージが表示されます。

    oracle.jdevimpl.offlinedb.browser.DBObjectFileWrapper getProvider
    WARNING: Offline Database file does not exist for file filename [offlineObjectType]

このバージョンではオフライン・データベースの処理方法が異なるためにこのメッセージが表示されますが、無視しても問題ありません。 

デプロイメント

Windows 7(64ビット)またはMacでOracle WebLogic Server(Oracle WLS)を実行する際の問題(9466912、8969281)

JDeveloperは使用するクラスパスや JDKを決定する際、CLASSPATHまたはJAVA_HOMEの値を参照するのではなく、専用の場所に保管された情報を使用します。 しかし、WebLogicドメインのインストール・スクリプトは、提供されたCLASSPATH変数とJAVAHOME変数の値を拡張するので、 JAVAHOMEの値に')'が含まれる場合や、CLASSPATHの値に空白が含まれる場合、WebLogicドメインの作成処理が失敗します。 前者に当てはまるのは、たとえば32ビットのJDKがデフォルト・パス(例:C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.6.0_18)にインストールされている場合です。また後者に当てはまるの は、Apple QuickTimeなどのアプリケーションがCLASSPATH環境変数に追加されている場合です(例:CLASSPATH=.;C:\Program Files (x86)\QuickTime\QTSystem\QTJava.zip)。


上記のいずれの場合にも、統合WebLogic Serverドメインの作成は失敗し、次のようなメッセージが表示されます。

 

[waiting for the server to complete its initialization...]

\Java\jre6\lib\ext\QTJava.zip was unexpected at this time.

Process exited.

 

回避策は、')'が含まれないパスにJDKを インストールし、Apple QuickTimeエントリをクラスパスから除外してから、JDeveloperを再起動することです。

 

 

    Webサービスの開発

    JDeveloperでJAX-RPC Webサービスをアップグレードする際に表示される警告メッセージの無視(8912681)

    JDeveloperを使用して配置されたJAX-RPC Webサービスを、Oracle Containers for J2EE(OC4J)からOracle WebLogic Server 10.3.xへアップグレードする場合、次の警告メッセージが表示される場合があります。 このメッセージは、OC4J Webサービスのコード内に空白または改行文字が含まれる場合に表示されます。 この警告は無視しても問題ありません。

    WARNING: A Text node was set to a value that is all whitespace. The DOM will be out of sync with the Text Buffer. The Text Node on reparse will also be removed from the DOM. 

    同じプロジェクト/パッケージ内に複数のトップダウンWebサービスを作成することの回避 (7165531)

    同じスキーマを使用する場合を除いて、複数のトップダウンWebサービスを同じプロジェクト内に作成することは避けてください。これは、後続の トップダウン・サービスが同じパッケージ内に生成されると、前のサービスが作成したObjectFactoryクラスが上書きされる可能性があるためで す。

    HTTP AnalyzerからOracle WLSのステートフル(対話型)Webサービスを起動する場合の、ヘッダー情報の手動編集(7388843)

    HTTP Analyzerから対話型Webサービスを呼び出す場合、'continue'メソッドに対するリクエスト・メッセージのヘッダーを手動で更新し、特定 の対話に固有の対話IDを指定する必要があります。 この値は、対話を開始するメソッドのレスポンスSOAPメッセージから取得できます。

    対話開始メソッドのレスポンス・メッセージから、次のようなXMLタグをコピーします。

    <conv:ContinueHeader xmlns:conv="http://www.openuri.org/2002/04/soap/conversation/">

    <conv:conversationID>uuid:701f9f3d434bfc98:-3f39a0ef:11c4b649fd4:-7fff</conv:conversationID>

    </conv:ContinueHeader>

    HTTP AnalyzerのHTTP Contentタブで、次のとおりに、SOAPリクエスト・メッセージのヘッダー要素に上記タグを挿入します。

    <env:Envelope xmlns:env="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/">
    <env:Header>

    <!- other header elements-->

    <conv:ContinueHeader xmlns:conv="http://www.openuri.org/2002/04/soap/conversation/">
    <conv:conversationID>uuid:701f9f3d434bfc98:-3f39a0ef:11c4b649fd4:-7fff</conv:conversationID>
    </conv:ContinueHeader>

    </env:Header>

    <env:Body>

    <!- message data details ->

    </env:Body>
    </env:Envelope>

    以前のJDeveloperリリースから移行されたサービスのOracle WLSへの配置と実行が保証されない

    以前のJDeveloperリリース(OC4Jをサポートするリリース)で作成されたWebサービスでは、設定されたプロパティの一部に OC4Jの独自性を有するものがあるため、このようなサービスをOracle WLS(JDeveloperにバインドされた統合Oracle WLSを含む)に配置して実行すると問題が発生する可能性があります。 既知の問題としては、注釈、ステートフル・サービス、DIMEエンコーディング、OWSMポリシー(WS-SecurityとWS- Reliabilityを含む10.1.3および11のスタイル)を含むJAX_RPCサービスが挙げられます。

    メソッド・パラメータに空の配列型を指定したJAX_RPCを配置および実行できない (7493019)

    JDeveloperのジェネレータを使用してWebLogicに配置されたJAX-RPC Webサービスを使用すると、"空"の配列型を含むメソッド・シグネチャで問題が発生する可能性があります。

    例:public class Hello

Unknown macro: { public String[] list(); public String[] echo(String[] value); public void process(int[] values); }

    このようなWebサービスは配置されないか、または配置されても正しく動作せず、マッピングの問題を示すエラーが発生します。 この問題にはいくつかの回避策があります。

    1. javaクラスから開始する際、ラップされたパラメータのみを実行します。すべてのプロパティを含むBeanオブジェクトを作成します。 Webサービスを作成する際、二重ラップを防止するため、Document/WrappedではなくDocument/Literalを選択します。
    2. "トップダウン"を実行する際、プロパティが必ずラップされるようにします。マッピング・オプション・ページでWSDLから JavaWebサービスを生成する際、ウィザードの"Specify Default Mapping Options"ページで「Unwrap Wrapped parameters」チェック・ボックスのチェックを外します。
    3. weblogic jwsc antタスクを使用します。antタスクは空のリスト・タイプからworkingサービスを生成しますが、WSDLのスキーマは合成Javaスキーマ・タ イプを生成します。これは、ユーザーの求めるタイプではない可能性があります。

    JAX RPCステートフル・サービス:JAX WSクライアントによって例外がスローされる(7533170)

    WebLogic Serverに配置されたJAX-RPCスタイルの対話型(ステートフル)Webサービスを、JAX-WSスタイルのプロキシ・クライアントから正しく起 動することはできません。 現時点では、提供されたWSDLドキュメントに対話型のbehavior advertisementが含まれていても、設計時にJAX-WSプロキシを作成する際、ユーザーに警告が出されることはありません。 JAX-WSクライアントのアーチファクトがツールで正しく生成された場合でも、このクライアントからサービスを起動すると SOAPFaultExceptionがスローされます。 対話の'開始'メソッドのみが正しく実行されます。 対話の'開始'メソッドに続いてその他の対話型メソッドを起動すると、エラーが発生します。

    この問題の回避策は、JAX-RPCスタイルのプロキシ・クライアントを使用して、WebLogic Serverに配置されたステートフル・サービスを呼び出すことです。

    10.1.3のBPELプロセス向けのJAX-WS非同期クライアントがデフォルトで実行されない (7422130)

    10.1.3のSOAに含まれるBPELサーバーで解釈されるのは、'2003ドラフト・バージョンのWS-Addressing仕様の使用法 のみです。 JAX-WS非同期クライアントはWS_ADDR_VER定数を変更することで、デフォルトで、最終版の'2005またはMember Submission '2004のいずれかのバージョンの仕様をサポートするクライアントを生成します。 '2003バージョンをサポートするには、プロセスを正しく起動するために若干のコード変更を行う必要があります。

    次に示すとおりに、コールバック・ハンドラ内でrelatesToHeaderを要求するコードを修正します。

    // HeaderList ...
    //Header relatesToheader = headerList.get(WS_ADDR_VER.relatesToTag, true);
    //String relatesToMessageId = ralatesToheader.getStringContent();
    String relatesToMessageId = RelatesTo.getValue();

    ここでは、メソッド・パラメータに自動的にバインドされるヘッダーを使用します。 現在は、BPELサービスによってWSDL内にReplyToヘッダーとMessageIDヘッダーの両方が明示的に定義されているため、デフォルトのプ ロキシ・ジェネレータはメソッド・パラメータにこれらをマッピングします。 このデフォルト仕様を受け入れる場合、生成されたコードに従って、ReplyToアドレスとメッセージIDの両方をヘッダーではなくパラメータとしてメ ソッドに渡す必要があります。 ここでの唯一の例外はWS-Addressingアクション・ヘッダーであり、このヘッダーが必要になる場合は、'2003の名前空間を使用して設定する 必要があります。 次に、必要な変更を行ったローン・プロセスの起動例を示します。

    americanLoan = new AmericanLoan();
    LoanService loanService = americanLoan.getLoanServicePort();

    // prepare Message Id

    AttributedURI messageId = new AttributedURI();
    messageId.setValue( "uuid:" + UUID.randomUUID() );

    // prepare ReplyTo

    AttributedURI address = new AttributedURI();
    address.setValue("http://x.x.x.x:7101/Application23-Project1-context-root/LoanServiceCallbackPort");
    EndpointReferenceType replyTo = new EndpointReferenceType();
    replyTo.setAddress( address );

    // prepare action header

    WSBindingProvider wsbp = (WSBindingProvider)loanService;
    wsbp.setOutboundHeaders(
    new StringHeader(
    new QName( "http://schemas.xmlsoap.org/ws/2003/03/addressing", "Action" ),
    "http://services.otn.com/LoanService/initiateRequest" ));

    // Prepare payload

    LoanApplicationType payload = ...

    // Invoke service with replyTo and messageID parameter
    loanService.initiate(lt, replyTo, messageId);

SpringおよびWeblogicによる SCA開発

アクティブなネットワーク接続なしで Springツールを使用すると、JDeveloperがハングする(10050723)

SpringのBean定義を編集する際、誤ってインターネットからファイルをダウンロー ドしようとするコードによってハングが発生する可能性があります(具体的にはdatatype.dtd)。Springツールを使用する場合は、アクティ ブなネットワーク接続が必要です。

Team Productivity Centerの問題

互換性のあるコネクタ・バージョンが 取得されない

Team Productivity Centerのインストーラを使用した場合、Oracle Technology Networkにホストされているコネクタのうち、互換性のあるバージョンが取得されません。

回避策:
winzipまたは7-zipを使用して、tpcinstaller.jarを開きます。
META-INFフォルダを展開し、installer.xmlファイルを探します。
このファイルを編集し、次の行
<entry key="VersionPrefix">11.1.1.4.37</entry>
を次のように変更します。
<entry key="VersionPrefix">11.1.1.5.37</entry>
installer.xmlファイルとtpcinstaller.jarファイルを保存します。

 

Tomcatを使用した場合に Team Productivity Centerサーバーを開始できない

Team Productivity CenterサーバーがTomcatを使用してインストールされている場合、このサーバーを開始できません。

回避策:
上述の回避策が適用されていることを確認します。
JDeveloper Studioバージョンがインストールされていることを確認します。
Tomcatサーバーに対してインストーラを実行します。
インストールが完了したら、いったんTomcatサーバーを開始し、停止します。
新しくインストールしたJDeveloperフォルダへ移動し、"modules"フォルダ(例:C:\JDeveloper11.1.1.5\ modules)を探します。
"org.eclipse.persistence_1.1.0.0_2-1.jar"という名前のファイルをコピーします。
Tomcatサーバーのwebappsディレクトリへ移動し、otpcが使用しているlib(例:C:\Program Files\apache-tomcat-7.0.12\webapps\otpc\WEB-INF\lib)フォルダを探します。
"org.eclipse.persistence_1.1.0.0_2-1.jar"ファイルを貼り付けます。
Tomcatを再起動します。

 

    Oracle ADF Desktop Integration(Oracle ADFdi)

    Excel検証とOracle ADFの表コンポーネント(7509432)

データを含むOracle Application Development Framework(Oracle ADF)の表コンポーネントのプレースホルダ行に対して、Excel検証機能が適用されません。
Oracle ADFdiの表コンポーネントの1つ以上の列に対してExcelの"データ検証"ルールが適用されている状態で、
ユーザーがデータをダウンロードし、ヘッダー行の下に新しい行を挿入する場合、新しい行にはExcelデータ検証が適用されません。
また、ワークブックの開発者が同じ手順をテスト・モードで実行してからデザイナに戻ると、データ検証ルールがすべて消失しています。

この問題の回避策は、列ヘッダーのすぐ下に行を挿入せずに、 表の中央のどこかや末尾に新しい行を挿入することです。

実行時のOracle ADFdiコンポーネントの変更に関する既知の制限事項(6196783、6032482、6161839)

  • 実行時のOracle ADF読取り専用表コンポーネントの移動(Bug 6196783)
    読取り専用の表コンポーネントを含むExcelワークシートのユーザーが、表の左端の列に対して切り取ったセルの挿入操作を実行すると、次回のダウンロー ド時に例外が発生します。

    この問題を解決するには、変更を保存せずにワークブックを終了します。
  • Oracle ADFの表コンポーネントの末尾への列の移動後の変更追跡(Bug 6032482)
    実行時にOracle ADFの表コンポーネントの最後に列を移動すると、変更追跡が無効になります。
    移動した列のセルを後で編集しても、その行が変更済みとして記録されません。
  • 統合されたExcelワークシートの実行時の削除(Bug 6161839)
    Oracle ADF Desktop Integrationでは、実行時の統合されたワークシートの削除はサポートされていません。
    統合されたワークシートがユーザーによって削除されると、未処理の例外が発生します。
    この問題の回避策は、変更を保存せずにワークブックを終了することです。

テスト・モードでExcelのフィルタを使 用した場合の予期せぬ例外(7134292)

表に対してExcelのフィルタリングが適用されている場合、テスト・モードから設計 時モードに戻ると予期せぬExcel例外が発生します。

この問題を再現するための手順は次のとおりです。
  1. 表を含むワークブックを作成します。
  2. run」ボタンをクリックしてテスト・モードを開始します。
  3. 表のヘッダー行を選択します。
  4. Excelのフィルタリングを有効化します(Homeタブの"Sort & Filter")。
  5. Excelのフィルタを使用して、表に含まれる行の一部を表示します。
  6. Stop」ボタンをクリックして設計時モードに戻ります。

この時点で、予期せぬ例外が発生します。

この問題の回避策は、エラー・ダイアログを閉じ、表からフィルタを削除することです。
その後で、再度「Stop」ボタンをクリックして設計時モードに戻ります。

Excelコンテキスト・メニューで Oracle ADFdiコントロールの表示/非表示が正しく実行されない(7511508)

Microsoft Excelでは、ユーザーがキーボードからコンテキスト・メニューを起動すると"before right click"イベントが呼び出されません。 セルのコンテキスト・メニューを起動する際、ユーザーはキーボードとマウスの右クリックのいずれかのみを使用する必要があります。 同じユーザー・セッションで両方を使用することは避けてください。
この現象は、統合されたExcelワークブックで設計時と実行時に発生します。

統合されたExcelワークブックでの条件 付き書式設定(6869548)

Oracle ADF Desktop Integrationでは、ExcelのHome→Conditional Formattingをクリックすることで使用できる条件付き書式設定はサポートされていません。

この問題の回避策は、コンポーネントのスタイル・プロパティ内のOracle ADFdiの式とExcelの名前付きスタイルを組み合わせて使用することです。

外部キー違反のエラー詳細が正しく表示され ない(8262587)

Oracle ADFの表コンポーネントのアップロード処理中に、一定の条件下で予期せぬエラーが発生する場合があります。 アップロード処理では、複数の行がバッチ処理されます。 バッチから取得した変更をポストした後で、Oracle ADFdiはCommitBatchActionIDによって指定されたアクションを実行します。 コミット・アクション中にエラーが発生すると、レコードにエラーが含まれていない後続バッチに対してもコミット・アクションのエラーが報告され続ける場合 があります。 (Bug 8262587)

原因:コミットに失敗した場合、CommitBatchActionIDが呼び出された際 に存在している保留中のモデル変更が自動的に元に戻らないためです。

この問題の回避策は、保留中のモデル変更へのコミットを最初に試みた CommitBatchActionIDに対してカスタム・アクションを作成することです。 コミット中に例外が発生した場合、カスタム・メソッドは最初に保留中のモデル変更をロールバックする必要があります。こうすることで、後続のバッチによる コミット処理を正しく完了できます。 注:期待したとおりにコミット・エラーがクライアントに報告されるようにするため、ロールバックした後にコミット例外を再度スローすることが重要です。

variableUsage要素の使用によ る、Oracle ADFdiリモート・サーブレットでのNULLポインタ例外の発生(6377073)

Oracle ADFdiは、variableUsage構文を使用して宣言されたページ定義での変数をサポートしていません。
Oracle ADFdi関連のページ定義でvariableUsageが作成されると、実行時にサーバーでNullPointerExceptionsが生成されま す。

この問題の回避策は、ページ定義で<variable>要素を使用して変数を作成することです。

Dialogアクションを使用したWeb ページの表示に関する既知の問題(7205486、9718945、11072858)

  • Dialogアクションを使用してページが表示される場合、Webページ内のHTMLの'select'コンポーネントはz-orderに従 いません(Bug 7205486)。
    階層化され、重なり合ったコンポーネントを持つWebページが、Dialogアクションで使用された.NET Webブラウザ・コントロールに表示される場合、HTMLの'select'コンポーネントが予想外にその他のコンポーネントの"上に"表示される場合が あることが確認されています。 このコントロールは、期待されたとおりには"z-order"構成を遵守しません。 参照:https://connect.microsoft.com/VisualStudio/feedback/ViewFeedback.aspx?FeedbackID=377657
    この問題の回避策は、この問題による影響を受けない種類のWebページ・コントロールを使用することです。
  • エンドユーザーがDialogアクションを使用してWebページを表示した後で、Webアプリケーション・セッションがタイムアウトした場 合、サーバーが自動的にセッションを再開すると必要なコンテキストが失われる可能性があります。
    このような場合、Table.RowDownSyncは期待された結果をもたらさない場合があります (Bug 9718945)。
    この問題の回避策は、現在の行の変更を検出してダイアログを取り消すように、WebページのBeanコードを変更することです。
  • Oracle ADFdiは、Oracle ADFdi Dialogアクションを使用したOracle ADFタスク・フローの使用をサポートしていません(Bug 11072858)。

設計時のプロパティ・インスペクタ機能と 式ビルダー機能に関する既知の問題(6314302、7269921)

Oracle ADFdi Designerのプロパティ・インスペクタ機能と式ビルダー機能が、保存されたコンポーネント・メタデータから削除されています。 その結果、新しいオブジェクトや値を処理する際にいくつかの問題が発生することが確認されています。 この問題に対する回避策は、オブジェクトを保存し、もう一度開くことです。

問題の例:

  • 式ビルダー内の新規コンポーネント(Bug 6314302) - Oracle ADFの表タイプのコンポーネントを新しく挿入し、EL式をサポートするコンポーネント・プロパティから式ビルダーを起動した場合、式ビルダーの Componentsノードに新しく挿入されたOracle ADFの表タイプのコンポーネントが表示されません。
  • 新しい表に対してUniqueAttributeを選択できない(Bug 7269921) - 新しく挿入したOracle ADFの表コンポーネントのUniqueAttributeプロパティに値を設定しようとすると、はじめにTreeIDプロパティの値を指定するように指 示するエラー・メッセージが表示されます。

    このエラー・メッセージは、TreeIDプロパティに値が設定されている場合にも表示されます。

設計時のCollection Editorに関する既知の問題(8254551)

  • 設計時に、一部のプロパティ・インスペクタから"Collection Editor"にアクセスできます(Bug 8254551)。
    たとえば、Workbookプロパティには"Branding Items"が含まれています。 この項目はポップアップのCollection Editorで編集できますが、このCollection Editorから既存の項目を変更してCancelボタンをクリックしても、コレクションに対する変更が期待したとおりには取り消されません。


    この問題の回避策は、親プロパティ・エディタを取り消すことで、Collection Editorでの望ましくない変更を取り消すことです。

Oracle ADFdi LOVコンポーネント関する既知の問題(8575731、8651633、8651645)

  • リストにバインドされたメタデータを変更すると、変更前に実行されたワークブックで予期せぬ例外が発生します(8575731)。
    シナリオ:アプリケーションが開発され、ワークブックが公開されて、アプリケーションが配置され、さらに公開されたワークブックがビジネ ス・ユーザーによって実行されているとします。 その後で、アプリケーション構成が変更されます。
    問題:Oracle ADFdiワークブックは、実行時にバインディング・コンテナのメタデータをアプリケーションからキャッシュします。
    この後でアプリケーション・メタデータが変更されると、予期せぬエラーが発生する場合があります。
    この問題の回避策は、公開されたワークブックの新しいコピーをWebアプリケーションからフェッチするか、またはClearAllDataコマンドを実行 することです。
  • 空のフォーム(8651633、8651645)
    フォームのバインド・イテレータに行が含まれないことが見込まれる場合、Excelフォームでモデル駆動型のリスト・バインディングを使用することはでき ません。

    この問題の回避策は、"動的"なリスト・バインディングを使用するようにExcelフォームを設定することです。

SSLに関する既知の問題 (7117108、9536914)

  • 統合されたExcelワークブックとHTTPS(Bug 7117108) - 統合されたExcelワークブックからHTTPS経由でWebアプリケーションに接続しようとする際、クライアント・マシンに証明書が存在しないとエラー が発生します。


    エラー・テキスト:

    ADFDI-00134: An attempt to connect to the web application has failed.

    解決方法:Internet Explorerを使用して、同じアプリケーションからWebページへ移動します。 このアクションによって証明書がローカルにインストールされ、その後に試行される統合されたワークブックの使用で問題は発生しません。

  • 認証なしでHTTPSを使用したWebアプリケーションに対して、ログイン・ダイアログが一時的に表示されます(Bug 9536914)。
    WebアプリケーションでSSL/HTTPSを使用するように設定されているにもかかわらず、認証が使用されていない場合、証明書を認識す るために、ワークブックが接続を確立する際にログイン・ダイアログが一時的に表示され、再び閉じられます。

マスター・ディテール・ワークシートに関 する既知の問題(8770675)

  • マスターとディテール間のViewLinkに定義された値を編集すると、例外が発生して処理が失敗します(Bug 8770675)。
    症状:次のようなエラーが表示されます。"ADFDI-00117: An unexpected error occurred
    reading the DIRemoteServlet response." connected to a server error like
    "oracle.jbo.AttrValException: JBO-27014: Attribute XXX in AppModule.YYY is required."
    ViewLink属性を編集すると子のビュー・オブジェクトの選択が変更されるため、ViewLink属性の編集はサポートされていません。
    この問題の回避策は、ViewLink属性を読取り専用として定義するか、 または、マスターとディテール間にViewLink が含まれないモ デル構成を使用することです。

読取り専用表コンポーネントに関する既知 の問題(7626970、8272219)

Oracle ADFの読取り専用表コンポーネントを使用する際、次の既知の問題が発生する可能性があります。
このような問題を回避するには、Oracle ADFの表コンポーネントを読取り専用設定にして使用することを検討してください。

  • Oracle ADFの読取り専用表コンポーネントに対するExcel行の挿入(Bug 7626970)
    Oracle ADFの読取り専用表にExcel行を挿入すると、新しいExcel行がダウンロードされたデータセットの一部であるかのように動作します。
    実際、新しい行はExcelにのみ存在します。
  • 読取り専用表コンポーネントに対してDoubleClickActionSetが呼び出されると、サーバー側の行セットが誤った行に位置付け される(Bug 8272219) - Oracle ADFの読取り専用表コンポーネントは、統合されたExcelワークブックの最初の行セット索引のみをキャッシュします。
    Oracle ADFの読取り専用表コンポーネントに対してDoubleClickActionSetを呼び出すと、キャッシュされた行索引を使用して、サーバー側の行 が位置付けされます。
    Oracle ADFの読取り専用表コンポーネントがもとの行セット索引をキャッシュしてからDoubleClickActionSetが呼び出されるまでの間に、サー バー側の行セットが変更されると、サーバー側では間違った行への位置付けが行われる可能性があります。

Excelの'ページ・レイアウト'モードに関す る既知の問題(7482216)

  • 要約:ワークブックの開発者がExcelのビュー・モードから"ページ・レイアウト"に切り替えると、Oracle ADFのボタン・コンポーネントが想定外の位置にレンダリングされる場合があります(Bug 7482216)。

    回避策:Excelを通常の標準ビュー・モードに戻してから、 ワークブックを実行して停止すると、ボタンが正しく再描画されます。

設計時の既知の問題(9737702)

  • セルの削除(9737702) - Oracle ADFのコンポーネントを含むセルに隣接するセルを削除し、削除したセルの位置にこのセルをシフトすると、Oracle ADFdiはコンポーネントを削除するよう提案します。

以前のリリースのOracle ADF 11gからの移行(10358830)

  • Oracle ADFdi共有ライブラリ。 11.1.1.4.0以降のOracle ADFdiサーバー・コンポーネントは、"JRF"の一部として配信されるため、個別のWebアプリケーションに明示的に含める必要はありません。 11.1.1.5.0を使用して新しいOracle WLSドメインを作成する場合、Oracle ADFdi共有ライブラリは自動的に含まれます。
    ただし、11.1.1.3.0を使用してOracle WLSドメインが作成されている場合、特別な手順を実行してこのドメインをアップグレードする必要があります。 例としては、WLSTコマンドの"updateJRF()"が挙げられます。詳しくは『Oracle Fusion Middleware Patching Guide』の'Updating Fusion Middleware Shared Libraries'を参照してください。このドキュメントは、Oracle Fusion Middlewareのドキュメント・ライブラリ・リンク(http://download.oracle.com/docs/cd/E21764_01/ipu.htm) で提供されています。次のパスを使用します。Install, patch, and upgrade→Applying the Latest Oracle Fusion Middleware Patch Set→Post-Patching Tasks→Updating Fusion Middleware Shared Libraries
  • 11.1.1.5.0への移行後に、11.1.1.3.0のワークブックで保存した変更をアップロードできない(Bug 10358830)
    解決策:保存したワークブックに含まれる保留中の変更は、11.1.1.5.0へアップグレードする前にすべてアップロードするか、または破棄してくださ い。また、移行後に、保存したワークブックに対してすべてのデータを再度ダウンロードしてください。
  • ワークブックの移行
    11.1.1.3.0以前のリリースを使用して作成された、統合されたワークブックをOracle ADFdi 11.1.1.5.0で使用する場合、1つまたは複数の移行手順を実行する必要があります。 移行作業は、設計時に実行することも、公開された実行時ワークブック上で実行することもできます。 エンドユーザーが移行作業を実行しなくて済むように、設計時のワークブックを変換して再度公開することを推奨します。
    一般に、同じコンピュータ上に2つのバージョンのOracle ADFdiをインストールすることはできません。 ただし、これには1つ例外があります。 11.1.1.5.0への移行作業中、11.1.1.3.0をインストールしたままにしておくと、いくつかのエラーを回避できます。 古いバージョンをすでにアンインストールしている場合、古いバージョンへアクセスしようとして、各ワークブックの移行中に1つか2つのエラーが表示されま すが、 これらのエラーは無視して構いません。
    設計時に11.1.1.3.0のワークブックを移行する場合の手順は次のとおりです。
  1. Oracle ADFdiクライアントをインストールします。
  2. 設計時バージョンのワークブックに対してバックアップ・コピーを作成します。
  3. 設計時バージョンのワークブックを開きます。
  4. 古いクライアントがアンインストールされている場合に表示されるエラー・ダイアログ を、すべて閉じます。
  5. 移行するよう指示されたら、「Yes」をクリックします。
  6. ワークブックのテストを実行します。 表の中の変更された列やフラグの付いた列の幅を確認し、調整します。
    実行時のリボン・タブ・コンテンツを確認します。必要に応じてラベルを調整します。
  7. ワークブックを公開します。
  8. このプロセスを、アプリケーションに組み込まれた各ワークブックに対して繰り返しま す。
    注:いったん移行したワークブックは、古いクライアントで使用することはできません。

Oracle ADFdiのリボン・タブが表示されない(Excelによるアドインの非アクティブ化または無効化)(9778270)

一定の条件下で、Oracle ADFdiのExcel向けアドインが非アクティブ化または無効化される場合があります(Bug 9778270)。
この問題の症状の1つとして、Oracle ADFdi関連のExcelリボン・タブが期待どおりに表示されない場合があります。
回避策:
  • Excelで「Excelのオプション」を開き、「アドイン」を選択します。 リストからOracle ADFdiのアドイン('Oracle ADF 11g Desktop Integration Add-in...')を探します。このアドインがInactive Add-insセクションに含まれる場合、管理メニューから「COMアドイン」 を選択し、「設定」ボタンをクリックして、これをもう一度アクティブ化します。
    'Add-ins Available'リストのチェック・ボックスがチェックされていることを確認します。
    Oracle ADFdiアドインがDisabled Add-insセクションに表示される場合、管理メニューから「使用できないアイテム」 を選択し、「設定」ボタンをクリックして、これをもう一度有効化します。
    使用できないアイテム・ダイアログからOracle ADFdiアドインを選択し、「有効にする」ボタンをクリックします。Excelを終 了してからもう一度起動すると、Oracle ADFdiアドインが再度初期化され、リボン・タブが期待したとおりに表示されます。


    参照:http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms268871%28v=VS.90%29.aspx
  • もう1つの方法として、Windowsコントロール・パネルのプログラムの追加と削除を使用して、Oracle ADFdiのクライアント・ソフトウェアをアンインストールしてから再インストールすることもできます
    (注:アドインが無効化されている場合、再インストールでは十分でない場合があります。アドインの再有効化については、上述の指示を参照してください)。

日時の値とタイムゾーンの変更に関する既知の問題 (10623397)

次のイベントの順序に注意してください(Bug 10623397)。

  • あるタイムゾーン(例:太平洋夏時間)が設定されたローカルのラップトップ・コンピュータに対して、エンドユーザーがデータをダウンロードし ます。
  • ユーザーは、ワークブックを保存して終了します。
  • 別のタイムゾーンに移動したユーザーが、コンピュータのタイムゾーンをその地域のタイムゾーン(例:東部夏時間)に変更します。
  • ユーザーがデータを編集し、アップロードを実行します。

結果:タイムゾーンの違いによって、変更された行に含まれるすべての日時データが変更されたものとみなされます。
分析:Excelでは、日時の値にタイムゾーンという概念が含まれていません。 Oracle ADFdiはサーバーと通信する前に、常にローカル・コンピュータのタイムゾーンを使用して日時の値を調整しています。

この問題の回避策は、ローカル・コンピュータのタイムゾーン設定を変更する前に、保留中の変更をすべてアップロードすることです。
ローカル・コンピュータのタイムゾーン設定を変更したら、何らかの変更を加える前に、必ずワークシート・データを再度ダウンロードしてください。

    Oracle ADF Facesとデータの可視化

    ブラウザ固有のバグ

ブラウザ固有のバグについては、Supported Platforms section(http://jdevadf.oracle.com/adf-richclient- demo/docs/release.html#SupportedPlatforms) のリストを参照してください。

Calendar、 RichTextEditor、PanelCollectionのツールバー・アイコンのセレクタ(11939264)

アイコンやイメージをスキニングする場合、URLの最初に付く'/'はコンテキスト関連を 意味し、'//'はサーバー関連を意味します(http: //myfaces.apache.org/trinidad/devguide/skinning.html#urls)。ただし、カレンダー・ツール バー・アイコン(例:af|calendar::toolbar-day-icon)の場合、'/'は使用できず、'//'がコンテキスト関連になりま す。 また、richTextEditorやpanelCollectionのツールバー・アイコン(例:af|richTextEditor::bold- icon、af|panelCollection::freeze-icon)では、'/'と'//'の両方がコンテキスト関連を意味します。 T

JDK 1.6のみに含まれるロケールに関するNLSの問題(6859992)

    JDK1.6で追加された17個の新しいロケールに対して、日時の書式設定(convertDateTimeやinputDateなど)が正し く機能しません。JDK 1.5でサポートされているロケールに対しては、この問題は発生しません。

    プロファイル・ファイル・ロガー

    プロファイル・ファイル・ロガーが使用できるのは、FirefoxブラウザやIEブラウザ上の非ポータル環境のみであり、最低でも 1.5._06のJREがクライアント・マシンにインストールされており、ユーザーのホーム・ディレクトリへの書込み権限を持つ必要があります。 生成されるファイルの形式は事前の告知なしで変更される可能性があり、XMLパーサー・ツールでの使用を目的としたものではありません。 この機能を使用するには、ユーザーが証明書を受け入れる必要があります。

    ホット・キー

    アプリケーション開発者は、メニューにアクセス・キーを割り当てる際、慎重にこれを行う必要があります。 ホット・キーは、各種のブラウザやオペレーティング・システムによってインターセプトされる可能性があります。 たとえば、ALT-Dを使用すると、IEとFireFox 2の両方でアドレス・バーにフォーカスが移動します。このホット・キーに対する参照は、デモから削除されています。 しかし、この他にも多数のホット・キーが制限を受けるため、サポートされるすべてのブラウザでホット・キーのテストを行うことを推奨します。

    Active Data Service(6926281)

    • Active Data Serviceが有効化されているアプリケーションでは、特定のADSページ(/adwwls/wls.adsとadw.jspx)のキャッシュを回避す る必要があります。 アプリケーションでOracle Web Cacheを使用している場合、キャッシュ・ルールを追加して、/adwwls/wls.adsおよびadw.jspxという名前のページを除外する必要 があります。

    モデルのプライマリ・キー(6894412)

    Oracle ADF Facesコンポーネントでは、アプリケーションでモデルのプライマリ・キーが使用されることを想定しています。このプライマリ・キーは新規レコードに対 して事前移入され、レコードが更新されても変更されません。何らかの理由で、アプリケーションがデータ・オブジェクト内のプライマリ・キーを事前移入でき ず、データ・オブジェクトがtableやtree、またはtreeTablesにバインドされている場合、プライマリ・キー値の変更による潜在的なエラー を回避するために、次の構成を設定する必要があります。

    • プライマリ・キー属性を持つ列内のコンポーネントには、"autoSubmit=true"を設定する必要があります。
    • table、tree、またはtreeTableに対して"partialTriggers"プロパティを設定して、プライマリ・キー属 性を持つ列内のコンポーネントを追加する必要があります。
    • 列内のselectOneChoiceコンポーネントには、"required"プロパティを設定しないでください。
  • Here is an example:
    <af:table value="#{bindings.EmpView1.collectionModel}" var="row"
    ... partialTriggers="it1">
    <af:column sortProperty="Empno" sortable="true"

    headerText="#{bindings.EmpView1.hints.Empno.label}"
    id="c1">
    <af:inputText value="#{row.bindings.Empno.inputValue}"
    ... autoSubmit="true" id="it1">

    <f:validator binding="#{row.bindings.Empno.validator}"/>
    <af:convertNumber groupingUsed="false"
    pattern="#{bindings.EmpView1.hints.Empno.format}"/>
    </af:inputText>

    </af:column>
    ...
    <af:column sortProperty="Deptno" sortable="true"
    headerText="#{bindings.EmpView1.hints.Deptno.label}"
    id="c8">

    <af:selectOneChoice value="#{row.bindings.Deptno.inputValue}"
    label="#{row.bindings.Deptno.label}"
    shortDesc="#{bindings.EmpView1.hints.Deptno.tooltip}"
    id="soc1">
    <f:selectItems value="#{row.bindings.Deptno.items}" id="si1"/>

    </af:selectOneChoice>
    </af:column>
    </af:table>
  •  

    アプリケーション・ビュー・キャッシュ(6495920)

    コンポーネント・ツリーをレンダリングすると、コンポーネント・ツリーの構造が一時的に変更されるようなページでは、アプリケーション・ ビュー・キャッシュが正しく動作しません。 このようなケースはよくあり、どのような場合に発生するのかをアプリケーション開発者が知ることは不可能であるため、常に USE_APPLICATION_VIEW_CACHEの使用を回避する必要があります。 また、アプリケーション・ビュー・キャッシュによって向上されるのは初期のレンダリング・パフォーマンスのみであり、セッション・サイズは変わりありませ ん。

    Trinidadアプリケーションと新規ウィンドウの検出(8677612)

    新規ウィンドウの検出ロジックは、リッチ・クライアント・アプリケーションでのみ正しく動作し、Trinidadアプリケーションでは機能しま せん。Trinidadアプリケーションでは、web.xmlに次のパラメータを追加して、新規ウィンドウの検出ロジックを無効にする必要があります。

     <context-param> 
    <param-name>oracle.adf.view.rich.newWindowDetect.OPTIONS</param-name>
    <param-value>off</param-value>
    </context-param>

    Emailable Page(8554509、8868756、8827678)

    表コンポーネントのEmailable Pageモードには、いくつかの問題があることが確認されています。

    • 表の合計/小計行がOutlookで太字になりません(8554509)。
      アプリケーション開発者は、outputTextに対して太字スタイルを直接定義する必要があります。
    • detailStampの表示が選択されても、ThunderbirdとOutlookのEmailable Pageモードでは表示としてレンダリングされません(8868756)。
    • columnStretching="last"がEmailableモードでは正しく動作しません(8827678)。
      この処理はJavaScriptで実行されますが、電子メール・エージェントはJavaScriptをサポートしていません。 af:columnコンポーネントに対して、width属性を設定する必要があります。

    af:forEachとaf:iteratorを使用したOracle ADF Faces反復コンポーネント

    Oracle ADF Facesのコンポーネントがaf:forEachまたはaf:iteratorの(サブツリーの)内部に含まれる場合、永続的なカスタマイズはサポート されません。 ただし、反復コンポーネントと反復対象コンポーネントがドキュメントの各所(異なるjsffファイルやjspxファイルなど)に配置されている場合、この ケースは検出されないため、永続的なカスタマイズが可能になります。

    Oracle Real User Experience Insight(Oracle RUEI)とUserActivityデータ

    IEでのuserDataの永続性動作には制限があるため、最初に保存されたURLとは異なるURLを持つページからアクセスされた場合に、過 去のリクエストに対するuserActivityデータが部分的に、または時として完全に利用できない場合があります。

    アクセシビリティ:合計/小計セルの列ヘッダー(6931494)

    Oracle ADF Facesのユーザーは、一般に、AF:tableのすべての列に列ヘッダーを指定することで、アクセシブルな表コンテンツを生成します。 しかし、一部の複雑なケース(AF:tableに合計行や小計行が含まれる場合など)において、これらの行のラベルを含むセルがその列の列ヘッダーに対し て不適切に関連付けられる場合があります。 たとえば、列に従業員名が含まれ、列ヘッダーのテキストが"従業員名"である場合、"Total"というテキストを含むセルが"従業員名"として、不適切 にスクリーン・リーダーに認識されます。 混乱を避けるには、このようなセルを列ヘッダーに関連付けないようにします。 Oracle ADF Facesでは、このようなセルの列ヘッダーを対象外にするためのメカニズムを提供していません。

    アクセシビリティ:キーボードによる選択リクエストの頻度(6238722)

    AF:table、AF:tree、AF:treeTableのいずれかとやり取りする際、上矢印または下矢印キーを使用して選択を変更する と、サーバーへのラウンドトリップが発生する場合があります。 Oracle ADF Facesでは、一度に1つのリクエストのみを送信し、リクエストが未処理の間に発生する中間選択状態に対するリクエストを削除することで、ラウンドト リップの数を減らすようにすでに最適化が実施されています。 ただし、リクエスト・キューが解放されるとすぐにリクエストがサーバーに送信されるため、キーボード・ユーザーが現在の動作を非効率だと感じる場合もある でしょう。 理想的には、ユーザーが選択しようとしている項目に達するまで、つまり、ユーザーが短時間キーボード作業を休止するまで、リクエストを送信しないようにす べきです。

    アクセシビリティ:読取り専用の入力コンポーネント(5889673)

    現在、読取り専用の入力コンポーネント(AF:inputTextなど)は、Oracle ADF Facesによってプレーン・テキストとしてレンダリングされています。 このため、スクリーン・リーダーのユーザーにとっては意味があるかもしれない情報が失われています。言い換えると、スクリーン・リーダーのユーザーは、対 象のテキストが入力コントロールに対応していることを知る方法がありません。 さらに、プレーン・テキストのコンテンツはタブ・ナビゲーションの順序に含まれていないため、スクリーン・リーダーのユーザーはこの読取り専用コンテンツ がページ上に存在することを認識できない可能性もあります。

org.apache.myfaces.trinidadinternal.style.util.CSSGenerationUtils のStringIndexOutOfBoundsException(6875866)

このエラーは、Bug 6875866(Intelの新チップに対してSSE4.2命令セットを使用したString.indexOf()でのHotSpotコンパイラのバグ) に起因して発生しています。
この問題の回避策は、-XX:-UseSSE42Intrinsicsという行をJVMオプションに追加した後で、キャッシュされたCSSファイル(例: $APP_TMP_FOLDER/public/adf/styles/cache/blafplus-desktop-ezog8j-en-ltr-gecko -1.9.1.8-cmp.css)を削除することです。Oracle WLSを再起動して、ブラウザ・キャッシュを消去すると、すべてが問題なく動作するはずです。


このバグはjdk6.18b02で修正される予定でしたが、6.18b07でも同じ問題が発生しているので注意してください。

同じイテレータ・バインディングを共有する場合の UIコンポーネントのステータス同期

1つのページ内で複数のコンポーネントによって同じイテレータ・バインディングが共有され ている場合、アプリケーションはpartialTriggersを使用してUIステータスを同期する必要があります。
1つの例は、同じイテレータ・バインディングに基づくフォームと表であり、表の選択をフォームと同期するには、表のpartialTriggersが フォームのナビゲーション・ボタンを指す必要があります。

マルチバイト・キャラクタ・セットを使用したペー ジ名が、 WebSphere Application Serverでサポートされない

WASに固有のHttpServletResponseクラスの実装が原因となって、 MBCS文字を使用してUTF-8でエンコードされたURLのサーバー側リダイレクトが正しく動作しません。 このため、マルチバイト・キャラクタ・セットの名前を持つページにアクセスすると、HTTPエラー404または"リソースが見つかりません"というエラー が表示される場合があります。

リソースURLのセッションID の書換え

JavaScriptライブラリやスタイル シート、イメージなどのOracle ADF FacesリソースのURLにセッションIDが挿入される場合があります。 これは、ユーザーのブラウザでCookieが無効になっている場合や、Oracle ADF Facesアプリケーションに初めてアクセスした場合に発生しますが、この時点でアプリケーション・サーバーは、Cookieが有効になっているかどうか 把握できていません。 これによる機能性への影響はありませんが、セッションIDが存在することで、過去にキャッシュされたリソース・コピーの使用が妨げられるため、若干のパ フォーマンスの問題が発生する可能性があります。 アプリケーションでCookieを使用する必要がある場合、常にCookieを使用してセッションIDを管理するようにアプリケーション・サーバーを設定 することで、セッションIDを含むURLの書換えが防止できます。 たとえば、Oracle WebLogic Serverでは、weblogic.xmlファイルの<url-rewriting-enabled> 要素を使用して、セッションIDによるURLの書換えを制御できます。

childCreation 属性が"deferred"に設定されているポップアップ・コンポーネントが、最初の起動時にしばしば空白でレンダリングされる

この問題は、リージョンを含むポップアップ・コンポーネントを使用しており、 setPropertyListenerタグを使用してリージョンのアクティブ化を設定している場合に発生します。 popupFetchタイプのsetPropertyListenerタグは、初期のコンテンツ配信を確立する初回フェッチで呼び出されません。 これは、setPropertyListenerタグを定義しているMARKUPが、ポップアップの本体に定義されているためです。 子の作成を遅延するオプションを使用した場合、コンテンツが最初にフェッチされるまで本体は処理されません。 ポップアップ・フェッチ・イベントのリスナー(setPropertyListener)はRender Responseフェーズで作成される前に、Apply Request Valuesフェーズで処理されます。 この問題の回避策は、setPropertyListenerを使用して確立されるはずだった状態を、"popupFetchListener"メソッド 式(PopupFetchEventのサーバー側イベント)を使用して確立することです。

UIXCollectionのス タンプ状態の引継ぎ

あるバグの影響で、コンポーネントのコ レクション・ファミリー(iterator、table、treeTable、tree)に対して、コンポーネント状態が間違った行に表示される場合があ ります。 この問題は、さまざまなユースケースで発生します。

  1. 表示状態が最後の行から新しい行に引き継がれます。 <af:showDetail/>などの表示コンポーネントのコレクションに対して新しい行が追加されると、新しい行の表示コンポーネントは コレクションに含まれる最後の行の表示状態を取得する場合があります。
  2. 最後の行から新しい行へと、送信される値が引き継がれる可能性があります。 サーバーにデータを送信するイベントが即時タイプであるか、またはコレクションの入力コンポーネントの検証およびモデル更新フェーズをバイパスする場合、 最後の行から送信された値が新しい行の入力コンポーネントに引き継がれる場合があります。

    即時イベント以外で検証およびモデル更新が実行されない例には、入力コンポーネントが<af:subform/>で囲まれてい るケースがあります。

  3. ネストしたコレクション・コンポーネントに行が追加される場合、親の行同士でスタンプ状態が共有される可能性があります。 コレクション・コンポーネントがネストしている場合(イテレータ内のイテレータ、イテレータ内の表など)、新しい行がページに追加されると、ネストしたコ ンポーネント内の新しい行は、親イテレータに含まれるその他の行とコンポーネント状態を共有する場合があります。 例を示します。
    <af:iterator id="outer" var="outer" value="#{...}">
    <af:iterator id="inner" var="inner" value="#{...}">

    <af:inputText id="text" label="Input text" value="#{...}"/>
    </af:iterator>
    </af:iterator>

    この場合、テキスト・コンポーネントが結果的にその他の反復とスタンプ状態を共有する可能性があります。 したがって、外側のイテレータと内側のイテレータに項目が2つずつ含まれている場合、外側の行1と内側の行1は、外側の行1と内側の行1インスタンスと同 じスタンプ状態(送信された値)を共有する結果となります。

この問題を回避するには、次の手順を実行します。

  • immediate="true"やaf:subform を使用して、コレクション・コンポーネント内の行に対する検証とモデル更新を停止することは避けます。
  • 表に対して、edit-allではなくclick-to-editを使用します。
  • 可能な限り、ネストしたイテレータや表の使用は最小限にとどめます。

JSF 1.2の移行

Oracle ADF FacesでJSF 1.2が必要になったため、JDeveloperで指示された場合は、プロジェクトとそこに含まれるファイルをJSF 1.2に移行することを推奨します。 移行しない場合、Oracle ADF Faces DTによって次の変更に対するサポートが引き続き提供されます。

  • af:attribute -> f:attribute - これはエラーとしてフラグ付けされます。 DTによって変換を実行する修正プログラムが提供されます。
  • af:validator -> f:validator - これはエラーとしてフラグ付けされます。 DTによって変換を実行する修正プログラムが提供されます。
  • af:forEachまたはc:forEachの子のID - これは、forEachタグの内部にあるコンポーネントに対して、エラーとしてフラグ付けされます。 DTによってタグ内のコンポーネントのIDを削除する修正プログラムが提供されます。
  • af:forEach -> c:forEach - これはパフォーマンスの向上のためであり、varSttaus変数の使用を無効化するため、警告としてフラグ付けされます。 これは、varStatusが使用されていない個所でaf:forEachが見つかった場合にのみフラグ付けされます。 DTによって、変換を実行する修正プログラムが提供されます。必要な場合は、JSTL 1.2タグ・ライブラリの明示的な登録が含まれます。

JDeveloperに指示された際に移行を選択すると、これらは自動的に処理されます。

    Oracle ADF DVTのグラフとゲージ(6904435、6016950、8275790、8977003)

    • FirefoxではFlashコンテンツは印刷されませんが、Flashコンテンツは、DVTのグラフとゲージに対するデフォルトの imageFormatです。 ブラウザがIEの場合、Oracle ADF DVTのグラフおよびゲージを含むFlashコンテンツは問題なく印刷できます。 Flashコンテンツを印刷するには、アプリケーションでPrintable Pageモードを使用するか、またはimageFormatにPNGを設定します(6904435、6016950)。
    • BiDiロケールでFlashグラフを使用する場合に問題が発生することが確認されています。 この問題の回避策は、PNGグラフ・イメージ形式を使用することです。 PNGでは静的なレンダリングは完全サポートされていますが、seriesRolloverBehaviorやアニメーションなどの一部のインタラクティ ブ機能が利用できません(8275790)。
    • ポートレット環境ではグラフにアラート・イメージをロードできません(8977003)。
    • Internet Explorer 9を使用している場合、ユーザーは、このブラウザに対する最新のFlashプラグイン・バージョンを使用するよう推奨されます。
    • 現在、次の機能は廃止されています。
      • <dvt:numberFormat>タグは廃止されています。 開発者は、標準のTrinidad変換タグ(<af:convertNumber>など)を使用する必要があります。
      • imageFormat="AUTO"は廃止されています。 開発者は、adf-config.xmlで新しいflash-player-usageコンテキスト・パラメータを使用する必要があります。

    Oracle ADF DVT地理マップ

    • Internet Explorer 9では、選択に使用される手のマークが黒で表示されます(11851421)。

    Oracle ADF DVTのガント・チャート(8914616、8684652、9027856、9026200、8862734、9685840、9083323、 9432601、
    9868647、10374397)

    • 定義されたとおりにラベルを表示することが不可能な場合、ラベルの位置合せが変更されません。言い換えると、左揃えのラベルを含むタスク は左端に配置されます(8914616)。
    • Safariブラウザでのスクロール・ホイールを使用したズームで問題が発生します。CTRLとスクロール・ホイールの組合せはブラウザ のフォント・サイズの変更向けに指定されています(8684652)。
    • ロールオーバー・テキストがグラフの右マウス・メニューの下に表示される場合があります(9027856)。
    • プロジェクトのガント・チャートとinitialdatefocusに対する、不正確なタグの文書化(9026200)。
    • プロジェクトのガント・チャートを作成する際、コンソールにデバッグ・メッセージが表示されます(8862734)。
    • ガント・チャートから起動したポップアップ・ウィンドウ内のリージョンが正しく描画されません(9685840)。
    • NULLポインタ例外によって、プロジェクトのガント・チャートに含まれる行が折りたたまれます(9083323)。
    • SchedulingGantt:データ変更イベントが発生すると、NullPointerExceptionがスローされる場合があり ます(9432601)。
    • DataChangeListenerのツールチップに表示される時間が間違って計算されています(9868647)。
    • オンデマンドのフェッチ/レンダリングによって、グラフ全体がレンダリングされます。 非階層型の行セットを使用し、依存性ラインを表示する場合、すべての行がクライアントにレンダリングされるため、ガント・チャートのパフォーマンスが低下 します。 この問題の回避策として、開かれていない階層型行セットを使用するか、依存性ラインの表示を無効化するか、またはその両方を実施します (10374397)。
    • プロジェクトのガント・チャート:ガント・チャート・モデルのisContainer()メソッド内の NullPointerException(12316952)。
    • ガント・チャートで選択されたタスクの選択順序を保持する機能が必要です(11676815)。
    • 開始時間と終了時間をBeanから取得する場合の、SchedulingGantt DTの設計ビュー→タグ・ビュー(10635436)。
    • ガント・チャートのリージョンをスケジューリングすると、"no row header found"が表示されます(11735740)。
    • ガント・チャートの表部分に対するアクセシビリティ/jawsの問題(11869693)。
    • ガント・チャートのスケジューリング:スナップ操作でタスク間に数ピクセルの間隔が空きます(11901244)。

    Oracle ADF DVTのピボット・テーブル(8895660、8316539、8742733、8998375、9020333、9047467、9012546、 9475191)

    • 編集を保存するには、ライトバック処理をサポートするDataControl/ModelにPivotTableをバインドする必要があ ります。 行セット・ベースのDataControl(BC4JベースのDataControlなど)はキューブに変換されるため、ライトバックをサポートしません (8895660)。
    • Internet ExplorerをBIDIモードで使用する場合、PivotTableのスクロール・バーがもとの位置にリセットされることがあります (8316539)。
    • セルの編集後にソートすると、列のソートが新しい値ではなくもとの値に基づいて実行されます(8742733)。
    • PivotTableをソートすると、既存のソートが無効になります(8998375)。
    • ピボットでキーボードを使用すると、一部のグラフィック・カードが妨害される場合があります(9020333)。
    • ユーザーのサイズ変更が保持されない場合があります(9047467)。
    • PivotFilterBarへのピボット後に選択機能が失われます(9012546)。
    • af:convertNumberとaf:convertDateTimeをピボット・テーブルのヘッダー・セルで使用すると、正しく動 作しません。 すでに値が文字列として書式設定されており、変換できる数値ではないため、現時点でこの問題に対する回避策はありません(9475191)。
    • Pivottable:編集可能なピボット・テーブルのサイズ列がChrome 10で正しく動作しません(11901316)。
    • コンポーネントがpivottableである場合、Page.findcontrolbindingによって NullPointerExceptionがスローされます(11890996)。
    • headerCellからメッセージを読み取る際のClassCastException(11871123)。
    • pivottableのsizingmanager属性が使用できません(11797618)。
    • NullPointerException:ピボット・テーブルを含むPrintable Pageを作成します(10629477)。

    Oracle ADF DVTのPivotFilterBar(8777349、9002516、8777330、8914128、8940695、8917681、 9672617、9926815)

    • PivotFilterBarを介してJAWSでタブ移動すると、URLが誤って読み取られます(8777349)。
    • キーボードを使用したピボットでの矢印キーの使用は、双方向のケースでは反転する必要があります(9002516)。
    • アクセシビリティ:PivotTableとPivotFilterBar間でキーボードを使用して項目をピボットすることができません (8777330)。
    • PivotFilterBarを含むPivotTableが更新されると、Oracle ADFの表およびその他のビューがリフレッシュされる場合があります(8940695)。
    • PivotFilterBar属性:visible、persist、dontPersist、shortDescを使用すると、 Jspxのコンパイル・エラーが発生します。 これらのプロパティを設定する代わりに、バッキングBeanを使用してください(8914128)。
    • pivottableからpivotFilterbarコンポーネントへのキーボードによるピボットが正しく動作しませんが、逆は動作し ます。 ドラッグ・アンド・ドロップ操作を使用してください(8917681)。
    • スタンピングが使用されている場合に、PivotTableデータをExcelへエクスポートすると、セル内の値が重複します (9672617)。
    • ピボット・テーブルからExcelへのエクスポートで、先頭のゼロは保持されません(9927815)。

    Oracle ADF DVTのデータ・バインディングと設計時機能(8965391、8607695、8926518、8862266、8872334、9708226、 11810002、11716107)

    • ソース・エディタでDVT Graphタグを編集し、プロパティ・インスペクタのカスタム・ボタンを使用して新しい子タグを設定すると、例外が発生する可能性があります。 その場合、プロパティ・インスペクタからVisual Editorに切り替えて、子タグを設定します(8965391)。
    • DVT Pivot Table Binding Wizardのステップ2で、属性値ラベルに対する代替属性を指定して、実行時に生成されたピボット・テーブルのヘッダーにレンダリングされるようにする ことができます。 ただし、ステップ3でBindingにInsert Drillingが設定されている場合、代替属性の指定が破棄される可能性があります。 この場合、次の回避策を利用できます。
      1. 該当するPageDefソースを編集します。
      2. ピボット・テーブルのバインディング・セクションで、該当する要素を見つけます。
      3. この要素の'label'属性を更新し、正しい代替属性名を指定します(8607695)。
    • <dvt:hierarchyViewer>タグの既存の子である<dvt:search>を ダイアログから変更すると、無視される場合があります。 回避策として、構造ペインから<dvt:search>要素を削 除し、再作成します(8926518)。
    • Component Gallery for DVT Hierarchy Viewerには、'Circle'レイアウト・タイプが含まれていません。 ページ上にタグが作成された後で、プロパティ・インスペクタからこのオプションを選択できます(8862266)。
    • アプリケーションにOracle ADF Securityが設定されている場合、設計時にDVTのグラフ、ゲージ、ピボット・テーブルのバインディング・ダイアログを使用したライブ・データ・プ レビューが使用できません(8872334)。
    • 円グラフを作成する場合、数値属性を'Pie'にマッピングする前に属性を'Slice'にマッピングすると、属性ラベルが誤って更新さ れる場合があります。 この問題の回避策は、'Pie'の数値属性を最初に設定してから、その他の属性を'Slice'にマッピングすることです(9708226)。
    • DVT地理マップに'popup'ファセットまたは'rtPopup'ファセットのいずれかが含まれる場合、開発者が構造ペインからいず れかのファセットにコンテンツを挿入しようとすると、結果のコンテキスト・メニューには有効なファセット・コンテンツのフィルタ済みリストが表示されませ ん。 回避策として、開発者はソース・エディタでファセットに子タグを追加します(11810002、11716107)。

 

    Oracle ADF Share

ローカライズされた例外に対するリソース・ バンドル・キーが見つからない(11779435)

ローカライズした例外をスローするためにJboExceptionを使用する場合、 Oracle ADFは正しいリソース・ファイルからこのプロパティを検索しません。

回避策:次に示したClass PropertyListResourceBundleのコードを適用し、getLocale()から返される値がNULLかどうかをテストします。 NULLである場合、ResourceBundle.getBundle(getBundleName())をコールします。

...
protected Object[][] getContents() {
Locale locale = getLocale();
if (localeContents.containsKey(locale)) {
return (Object[][]) localeContents.get(locale);
}

ResourceBundle rb = null;
if (locale == null)
rb = ResourceBundle.getBundle(getBundleName());
else

rb = ResourceBundle.getBundle(getBundleName(), locale);
...

翻訳とグローバリゼーションに関する問題

AppModuleの右クリック・メニューで 'Configurations...'と'Go to Domain Class'が正しく動作しない(12319507)


日本語ロケールでは、AppModuleの右クリック・メニュー項目の 'Configurations...'と'Go to Domain Class'が正しく動作しません。

'Configurations...'メニュー項目の回避策として、「AppModule」をダブルクリックし、AppModule Overviewエディタの「Configurations」タブを選択します。また、"Go to Domain Class"メニュー項目の回避策として、 ドメイン・ノードを開き、javaクラスを表示してから、javaクラスをダブルクリックして直接開きます。

 

 

アクセシビリティの問題

JSPとHTMLビジュアル・エディタ・ツールバーに、 キーボードからアクセスできない(8351632)

ビジュアル・エディタを開くと、利用できるすべてのツールバー機能が表示されておらず、そ の他にも利用できるツールバー機能があることを示す視覚的表示(...や=>など)もありません。しかし、ウィンドウを横に開くと、すべての機能が 表示されます。

ビジュアル・エディタを使用したページ・プレビューの表 示(8351673)

デフォルトのブラウザを使用してビジュアル・エディタからページ・プレビューを表示するに は、次の手順を実行します。

  1. メイン・メニューから「Tools」→「Preferences...」 →「Shortcut Keys」をクリックします。
  2. JSPとHTMLのビジュアル・エディタを探します。
  3. ブラウザでプレビューし、キーを割り当てます。
  4. OK」をクリックして、ボタンを押し、プリファレンスを閉じます。

このオプションには、キーボードからアクセスすることはできません。

 

メッセージ・ドロップダウンにアクセスできない (8728885)

Faceletsを使用してJSF htmlメッセージ・コンポーネントをページにドロップしようとすると、メッセージを添付するIDを指定するためのダイアログが表示されます。
回避策は、プロパティ・インスペクタを使用して、h:messageの'for'プロパティを変更することです。