Oracle SQL Developer

Release 4.2の新機能

  • Oracle Database Exadata Express Cloud Service 


  • ユーザーは新しい接続タイプであるクラウドPDBを使用して、自分のExadata Express Cloud Serviceへのデータベース接続を作成できます。自分のウォレット、ユーザー名、パスワードを入力するだけで接続できます。

    このサポートは、Oracle SQL Developerの製品バージョンである4.1.5リリースでも使用できます。

    Exadata Express接続のサポートは、Oracle SQLclでも利用できます。


  • Oracle SQL Developerコマンドライン(SQLcl)は、Oracle Database用の最新のコマンドライン・インタフェースです。SQLclはスタンドアロンのダウンロードとして使用できます。また、Oracle SQL Developerと一緒に配布されます。またSQL*Plus、SQL、およびPL/SQLエンジンはSQL Developerと共有されるため、SQLclとSQL Developerで同じスクリプトを実行できます。またExecute as Script(F5)ボタンを使用すると、INFO[RMATION]などのSQLclコマンドをSQL Developerで使用することもできます。

  • リアルタイムSQL監視


  • Database Enterprise Edition Tuning PackのコンポーネントであるOracleリアルタイムSQL監視が、新しく改良されたインタフェースによってSQL Developerで使用できるようになりました。ユーザーは実行される問合せをリアルタイムで監視し、実行計画手順の進捗を確認して、リソース使用率や、タスクによって発生する可能性があるパラレル処理におけるワークロードの分散に関する重要情報を取得できます。

  • インスタンス・ビューア


SQL Developerのバージョン4.1で導入された新機能であるインスタンス・ビューアが機能強化され、上位SQLレポートが含まれるようになりました。このリストは最初にCPUによってソートされ、自動的に更新されます。個々の問合せについてドリルダウンしてその計画や実行履歴を確認し、SQLチューニング・アドバイザ・タスクを作成できます。 

そのほかの機能拡張

  • フォーマッタ - コード・フォーマッタには、最新のOracle構文をサポートする、まったく新しいエンジンが含まれています。
  • ドラッグ・アンド・ドロップ - 接続の間でオブジェクトをドラッグ・アンド・ドロップすることで、オブジェクトとデータを簡単にコピーできます。
  • 分析ビュー、DataMiner、TimesTen、Hadoopコネクタ、およびその他のOracle Database製品の拡張機能の更新