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AWR/ADDMレポートの取得 - Oracle Load Testing
本ページは Oracle Application Testing Suite 12.4.0.1 の機能を元に記述しています
概要
Oracle Load Testingは ServerStats 機能により、負荷テスト中にテスト対象サーバーの様々なリソースをエージェントレスで監視できます。
ServerStats でOracleデータベース(※)を監視すると、負荷テスト期間内の自動ワークロード・リポジトリ(AWR)や自動データベース診断モニター(ADDM)などのレポートを取得でき、パフォーマンスの潜在的なボトルネックを特定したり、特定された個々の問題について根本的要因の場所を特定し問題を修正するための推奨策を確認できたりします。
ServerStats については 「
ServerStatsの構成 - Oracle Load Testing
」 を参照してください。
※ Oracle Database Enterprise Edition + Oracle Diagnosticks Pack を対象としています。
操作ガイド
監視システムの追加
監視対象のOracleデータベースをシステム・マネージャに追加します。
Oracle Load Testing のメニューより、[管理]-[システム] を選択します。
システムマネージャの [監視されるシステム] を選択します。
[新規] ボタンをクリックし、「監視システムの追加」ダイアログを表示します。
監視対象のOracleデータベースに関する情報を入力します。
詳しくは「
システムマネージャ - Oracle Load Testing
」 を参照してください。
[OK] ボタンをクリックします。
[閉じる] ボタンをクリックします。
ServerStats構成の追加
ServerStatsにOracleデータベースの監視定義を追加します。ここでは既存のOracleデータベース・プロファイルを使用します。
Oracle Load Testing のメニューより、[ServerStats]-[構成] を選択します。
左上にある [新規] ボタンをクリックし、「構成の追加」ダイアログを表示します。
構成情報を入力します。
[名前] に構成の名前を入力します。
[詳細] に構成の説明を入力します(任意)。
[保存] ボタンをクリックします。
「モニター」下にある [新規] ボタンをクリックし、[モニターの追加] ダイアログを表示します。
[メトリック・プロファイル]-[データベース]-[Oracle] を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
モニター情報を入力します。
[監視されるシステム] から、「a. 監視システムの追加」で追加したOracleデータベースを選択します。
[データの収集頻度] にこのモニターに対してサンプルを取得する頻度を秒単位で指定します。
[次へ] ボタンをクリックします。
監視対象のモニター情報が表示されることを確認し、[終了] ボタンをクリックします。
モニターの検証が行われ、しばらくすると「構成」ダイアログに戻ります。
[閉じる] ボタンをクリックします。
負荷テストの実施
追加したServerStats構成を監視しながら負荷テストを実施します。
「シナリオの作成」タブで負荷テストで使用するスクリプトを選択しパラメータを構成し、[オートパイロットに追加] ボタンをクリックします。
「オートパイロットの設定」タブで、負荷テストの開始/終了の条件および仮想ユーザーの増加を設定します。
ServerStats構成の [構成の選択] から、「b. ServerStats構成の追加」で追加したServerStats構成を選択します。
[負荷テストの開始] ボタンをクリックします。
[DBパフォーマンス分析のAWRベースラインの作成] で「はい」を選択します。
[OK] ボタンをクリックし、負荷テストを開始します。
AWR/ADDMレポートの表示
負荷テスト終了後、取得したAWR/ADDMレポートを表示します。
「レポートの作成」タブに切り替えます。
レポートとグラフ内の「レポート」タブを選択します。
[セッション] から、負荷テストを実行したセッションを選択します。
[レポート] から、参照したいAWRあるいはADDMレポートを選択します。
[生成] ボタンをクリックします。
選択されたレポートが表示されます。
その他
ServerStats構成で複数のOracleデータベースを追加すると、それぞれのAWR/ADDMレポートを取得することもできます。
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