0) { obj.className = "imgborder_on"; } } } function hideImage(obj) { if (obj.className.substr(0, 10) == "imgborder_") { obj.src = eyeglass.src; obj.className = "imgborder_off"; } } function showAllImages() { imgs = document.images; for (i=0; i < imgs.length; i++) { showImage(imgs[i]); } } function hideAllImages() { imgs = document.images; for (i=0; i < imgs.length; i++) { hideImage(imgs[i]); } } //-->
Lesson 2: 計算されるメンバーを使用するレポートの作成
目的
このチュートリアルは、レポートの計算されるメンバーを作成し使用する方法について説明します。 計算されるメンバーは、Oracle Business Intelligenceの新しい機能の1つで、AS/DS 10G R2 PATCH SET 2(10.1.2.2)に含まれます。 計算されるメンバーをOracleBI Discoverer Plus OLAPのウィザードで作成し、それらをOracleBI Discovererおよび他の製品で表示することができます。
同じフォーカス・エリアの前のレッスン(Lesson 1:OracleBI Discoverer Plus OLAP 10.1.2.2を使用した分析レポートの作成)の前提条件のトピックには、10.1.2.2パッチ・セット要件に関する情報が含まれています。
所要時間
約30分
トピック
このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
スクリーンショットの表示
このアイコンの上にカーソルを置くと、
すべてのスクリーンショットが読み込まれ、表示されます。 (警告: すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
注: 各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にあるアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
概要
このレッスンでは、計算されるメンバーを使用する製品分析レポートを作成します。
計算されるメンバーにより、ユーザーが指定するディメンション・メンバーのセットの総和(単純プラスおよびマイナス)および集計(キューブに対する集計演算子の使用)が可能になります。
計算されるメンバーは、OracleBI Discoverer Plus OLAPのクエリー・ビルダーに統合されたウィザードにより作成、編集されます。 計算されるメンバーのセットを構成するディメンション・メンバーは、手動で選択、または条件選択手順にしたがって実行できます。
計算されるメンバーは、カスタム指標予測および保存済選択と同様に、Discovererカタログに保存されて共有されます。 したがって、次のようなDiscovererカタログにアクセスできるあらゆる製品で表示することができます。
- OracleBI Discoverer Viewer
- OracleBI Discoverer Plus OLAP
- OracleBI Spreadsheet Add-in
- Oracle Portal(OracleBI Discoverer Portlet Provider使用)
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シナリオ
このレッスンでは、特定の製品カテゴリ・マネージャが担当する製品セットを対象としたレポートを作成します。 このレポートは、このマネージャのカテゴリ領域の全製品を自動的に選択し、計算されるメンバー機能を使用して製品セット全体の計算されたサマリー情報を提供します。
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前提条件
このチュートリアルを始める前に、次のことを確認してください。
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このフォーカス・エリアの最初のレッスン、
Lesson 1:OracleBI Discoverer Plus OLAP 10.1.2.2を使用した分析レポートの作成を終了していること。
|
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新しいワークシートの作成
このトピックでは、最初のレッスンで作成したPerformance Reportsワークブックに新しいワークシートを追加します。
ここでは、Worksheet Wizardを使用してワークシートのレイアウトを定義し、製品分析レポートのディメンション選択を指定します。
| 1.
|
前のレッスンで作成したワークブックが開いていることを確認してください。
ワークブックが開いていない場合、「
File」→「
Open」を選択するか、または「
New Worksheet」アイコンをクリックします。 Openダイアログ・ボックスで、「
Performance Reports」ワークブックを選択し、「
OK」をクリックします。
Performance Reportsワークブックが開いている状態で、「
New Worksheet」アイコンをクリックします。
|
| 2.
|
ワークシートのレイアウト手順で、Worksheet Itemオプションの「
Page Items」および「
Crosstab」のみを選択します。
「
Next」をクリックします。
|
| 3.
|
ウィザードのItems手順で、次を行います。
| A. |
Electronics – KPIsフォルダを開きます。
|
| B. |
「
Sales Revenue」、「
Profit」および「
Margin %」をSelectedリストへ移動します。
|
| C. |
「
Next」をクリックします。
|
|
| 4.
|
クロス集計のレイアウト手順で、レポート項目を次の場所にドラッグして確認します。
| A. |
ProductはRow軸です。
|
| B. |
MeasureはColumn軸です。
|
| C. |
Geography、
Channel、および
TimeはPage Items領域です。
|
「
Next」をクリックします。
|
| 5.
|
Timeディメンションでは、「
2004」と「
2005」年をSelectedリストに移動して、「
Next」をクリックします。
|
| 6.
|
Channelディメンションでは、「
All Channels」、「
Direct」、「
Indirect」、および「
Others」をSelectedリストに移動して、「
Next」をクリックします。
|
| 7.
|
Geographyディメンションには、前のレッスンで作成した保存済選択を使用します。
| A. |
「
Saved Selections」タブをクリックし、「
Users\SCOTT」フォルダを開きます。
|
| B. |
「
My Geographic Regions」を選択し、Selectedリストへ移動します。
|
| C. |
「
Next」をクリックします。
|
|
| 8.
|
Productディメンションには、複数の製品サブカテゴリに属する製品を返す、複数手順の選択を作成します。 後で使用するためにその選択を保存します。
| A. |
AvailableリストのMembersタブで、「
All Products」をドリルしてから、「
Electronics」カテゴリをドリルします。
|
| B. |
「
Home Theatre」サブカテゴリを選択して、Selectedリストへ移動します。
|
| C. |
Availableリストへ戻り、「
Software/Other」カテゴリをドリルし、「
Recordable CDs」および「
Recordable DVD Disc」サブカテゴリ・メンバーを選択して、Selectedリストへ移動します。
現在の選択は次のように表示されます。
ここで、選択条件に次の手順を追加します。
|
| D. |
Availableリストで「
Conditions」タブをクリックし、「
Hierarchy」フォルダを開きます。
|
| E. |
「
All Products」条件テンプレートを選択し、ハイパーテキスト・リンクを
Productに変更してから、変更した条件をSelectedリストに移動します。
|
| F. |
次のように、条件手順をクリックし、
Addハイパーテキスト・リンクを
Keepに変更します。
|
| G. |
Selectedリストの「
Members」タブをクリックして、返される製品メンバーをプレビューします。
|
| H. |
Selectedリストの下部にある「
Save」をクリックします。
|
| I |
Save Selection Asダイアログ・ボックスで、
My Productsと入力し、「
Save Steps」オプションを受け入れて、「
OK」をクリックします。
|
|
| 9.
|
「
Finish」をクリックすると、次のようなワークシートが作成されます。
|
| 10.
|
Margin %列に小数点以下2桁を追加するには、次の手順に従ってください。
| A. |
データのMargin %列を選択します。
|
| B. |
「
Add Decimal」アイコンを2度クリックします。
|
|
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計算されるメンバーの作成と使用
このトピックでは、2つの計算されるメンバーを作成して使用します。 1つはProductディメンションで、もう1つはTimeディメンションです。
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Productディメンションの計算されるメンバーの作成
My Products保存済選択内のすべての製品の和を返す、Productディメンションの計算されるメンバーを作成して使用します。 (注: My Products保存済選択は前のレッスンの一部として作成したものです)
| 1.
|
ワークシートの左のAvailable Itemsペインで、「
Members」タブをクリックしてから、Dimensionボックスで「
Product」を選択します。
|
| 2.
|
メニューから「
Tools」→「
Calculated Members」→「
Product」を選択します。
ヒント: 次のように、New Calculated Memberアイコンをクリックしてもウィザードを起動することができます。
|
| 3.
|
New Calculated Member Wizardで、以下を実行します。
| A. |
ウィザードの手順1で、
My Products保存済選択を使用して、適切なディメンション・メンバーを選択します。
「
Next」をクリックします。
|
| B. |
ウィザードの手順2で、デフォルトの計算オプション(Add and Subtract Members)を受け入れ、「
Next」をクリックします。
|
| C. |
ウィザードの手順3で、Name、Short LabelおよびLong Labelに
Total of My Productsと入力します。 次に、「
Finish」をクリックして計算されるメンバーを作成します。
|
計算されるメンバーは、ワークシートに自動的に追加されます。
さらに、フォルダ名
Calculated Membersが製品のAvailable Itemsペインに表示されます。 このフォルダは新しい計算されるメンバーへの今後のアクセスを提供します。
|
| 4.
|
他のGeography、Channel、およびTimeメンバーをレポートのPage Items領域から選択します。
結果: Total of My Productsの計算データは、他の製品データと共に更新されます。 すべての選択されたメジャーの計算されるメンバーは、メジャーそのものが保存されるか(Sales Revenueなど)または計算されるか(ProfitおよびMargin %など)にかかわらず、自動的に計算されます。
|
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Timeディメンションの計算されるメンバーの作成
次に、2004年および2005年の和を返す、Timeディメンションの計算されるメンバーを作成します。
| 1.
|
メニューから「
Tools」→「
Calculated Members」→「
Time」を選択します。
|
| 2.
|
Calculated Member Wizardの手順1で、「
2004」と「
2005」を選択します。
「
Next」をクリックします。
|
| 3.
|
ウィザードの手順2で、デフォルトの計算オプション(Add and Subtract Members)を受け入れ、「
Next」をクリックします。
|
| 4.
|
ウィザードの手順3で、Name、Short LabelおよびLong Labelに
2004 & 2005と入力します。 次に、「
Finish」をクリックして計算されるメンバーを作成し、ワークシートに追加します。
|
| 5.
|
Timeディメンションの新しい計算されるメンバーを選択し、計算されたデータを表示します。
|
| 6.
|
次のように、TimeディメンションをRow軸にドラッグし、Productディメンション内にネストします。
このレイアウトでは、各製品のすべてのTimeメンバーを表示することができます。
|
| 7.
|
任意の階層Timeメンバーをドリルすることができます(2004や2005など)。 ただし、カスタムの計算されたディメンション・メンバーにはドリル・シンボルが含まれません。これはディメンション階層の部分ではないからです。
|
| 8.
|
TimeディメンションをPage Items領域にドラッグして戻します。
|
| 9.
|
レポートの分析内容を強化するためにProduct Shareメジャーを追加します。
| A. |
Available ItemsペインのDimensionボックスで「
Measures」を選択します。
|
| B. |
「
Electronics - Share Calculations」フォルダを開きます。
|
| C. |
「
Product Share of Total Profit」をワークシートにドラッグします。
|
| D. |
Product Shareメジャーを小数点以下2桁のパーセンテージの書式に設定します。 必要ならば、テキストを折り返すように列ヘッダーの書式を設定します。
ヒント:
Product Shareメジャーの形式を設定するには、「
Format As Percent」アイコンをクリックしてから、「
Add Decimal」アイコンを2度クリックします。
テキストを折り返すように列ヘッダーの書式を設定するには、最初の列ヘッダー(Sales Revenue)のすぐ左の列バーを右クリックします。 メニューから「
Format Header」を選択します。 それから、Fontタブで、「
Wrap Words in Cell」オプションを選択し、「
OK」をクリックします。
|
|
| 10.
|
Geography、Channel、Timeディメンションからメンバーを選択して、レポートを使用してみます。 計算されて保存された各メジャーは、選択内容に応じて自動的に更新されます。
たとえば、次の画像は、Europe、Direct流通チャネル、2005年のデータを表示しています。
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ワークシートの名前の変更とワークブックの保存
| 1.
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ワークシート(Sheet3)を右クリックし、メニューから「
Rename Worksheet」を選択します。
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| 2.
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ワークシートの名前を
My Product Analysisにして、「
OK」をクリックします。
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| 3.
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「
File」→「
Save」を選択して、ワークブックを保存します。
|
| 4.
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このワークブックには3つのワークシートが含まれ、それによりサンプル・スキーマのアナリティック・ワークスペースの異なる種類の分析が可能になります。
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まとめ
このチュートリアルで学習した内容は、次のとおりです。
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Discovererカタログで以前に作成した保存済選択の使用
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製品カテゴリの選択したセットに対して動的に製品を返す複数手順の選択の定義
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OracleBI Discoverer Plus OLAP 10.1.2.2の新しい機能である計算されるメンバーの作成および使用
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関連情報
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次のレッスンでは、OracleBI Spreadsheet Add-Inを使用して同じOLAPデータにアクセスします。 使用するOracleBI Spreadsheet Add-Inの新しい機能は10.1.2.2リリースで使用可能で、Discovererカタログへのアクセスを含みます。
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AS/DS 10G R2 PATCH SET 2(10.1.2.2)リリースのOracle Business Intelligence機能についてさらに学習するには、同じフォーカス・エリアのOBEを参照してください。
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このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットが非表示になります。
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