0) { obj.className = "imgborder_on"; } } } function hideImage(obj) { if (obj.className.substr(0, 10) == "imgborder_") { obj.src = eyeglass.src; obj.className = "imgborder_off"; } } function showAllImages() { imgs = document.images; for (i=0; i < imgs.length; i++) { showImage(imgs[i]); } } function hideAllImages() { imgs = document.images; for (i=0; i < imgs.length; i++) { hideImage(imgs[i]); } } //-->
Oracle Enterprise Service BusへのPeopleSoftアウトバウンド販売注文
目的
このチュートリアルでは、PeopleSoft Integration Brokerを構成し、アウトバウンドSOAPメッセージとしてアプリケーション・メッセージを外部のOracle Enterprise Service Bus(Oracle ESB)プロセスにパブリッシュする方法を学習します。 PeopleSoftによって生成されるWSDLファイルからXSDを作成し、Oracle ESBサービスへの入力としてこのXSDファイルを提供します。 また、パブリッシュされたアプリケーション・メッセージ(PeopleSoftからの販売注文)を受け取るためにOracle ESBサービスを作成、配置、およびテストする方法も学習します。
所要時間
約3時間
トピック
このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
スクリーンショットの表示
このアイコンの上にカーソルを置くと、
すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。 (警告: すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
注: 各手順に関連したスクリーンショット のみをロードして表示する場合は、それぞれの手順にあるアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
概要
この統合例は、Oracle SOA Suite Enterprise Service BusによってコンシュームされるサービスのWebサービス・プロバイダとしてPeopleSoftを紹介しています。 一般的なビジネス・シナリオは、PeopleSoftでイベントが生成され、多くの外部アプリケーションでこの生成されたイベントの可用性を認識する必要 がある場合です。 イベントには、販売注文、従業員レコード、または仕訳記入の新規生成などがあり、それらは、注文データ、従業員データ、または仕訳データを外部システムに パブリッシュする必要があります。 このチュートリアルでは、新しい販売注文がPeopleSoft CRMで作成されると、アプリケーション・メッセージの作成、SOAPエンベロープでのラップ、PeopleSoft Integration BrokerによるOracle ESBへのパブリッシュが実行されます。 このタスクの一部として、メッセージ・スキーマが抽出され、サービス使用のためにOracle ESBに提供されます。 Oracle ESBでは、メッセージをコンシュームし、それを外部アプリケーションにルーティングします。 このチュートリアルでは、メッセージがルーティングされる外部アプリケーションとしてファイル・システムを使用します。
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前提条件
このチュートリアルを始める前に次のことを確認してください。
| 1.
|
Oracle SOA Suite 10g(10.1.3.1)をインストール済みであること。 このソフトウェアは、Oracle Technology NetworkのWebサイトからダウンロードできます。
|
| 2.
|
Oracle JDeveloper 10g(10.1.3.2)をインストール済みであること。 このソフトウェアは、Oracle Technology NetworkのWebサイトからダウンロードできます。
|
| 3.
|
PeopleTools v8.48を備えたPeopleSoft CRM 9にアクセスできること。 PeopleSoftドメインでは、パブリッシュ・サブスクライブ・サーバーが実行されていて、プロセス・スケジューラが起動していることを確認します (これらのタスクを実行するには、psadmin画面が必要です)。
このチュートリアルでは、PeopleSoft CRM 9.0を使用します。CRM_SALES ORDERは、パブリッシュされるアプリケーション・メッセージです。 PeopleTools 8.48を備えたPeopleSoft CRM9.0は、このメッセージと統合ポイントを標準で提供しています。 HCMなどのPeopleSoft CRM 9.0以外のモジュールを使用している場合、そのモジュールにここで示されている手順を適用する必要があります。 アプリケーションと機能の手順には異なる箇所がありますが、標準で提供されている統合(多くのPeopleSoftモジュールで一般的に使用される PERSON_BASIC_SYNCアプリケーション・メッセージなど)では、PeopleTools構成手順はほぼ同じです。
|
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PeopleSoftの設定
このチュートリアルで説明する手順を実行するために、最初に PeopleSoftの構成が行われていることを確認します。 PeopleSoft Gatewayにアクセス可能で、PeopleSoft Integration Brokerサービスで後述のアウトバウンド・イベント・メッセージ・ルートを作成できることを確認します。 次に、Oracle Enterprise Service BusプロセスなどのWebサービス・コンシューマによってコンシュームされるメッセージ・タイプを定義します。
|
1.
|
Integration Broker Gatewayを定義します。
「
PeopleTools」→「
Integration Broker」 →「
Configuration」→「
Gateways」へ移動します。
Gatewaysウィンドウの「
Search」をクリックして、使用できる統合 ゲートウェイのリストを表示します。 PeopleSoft Integration Brokerには1つのローカル・ゲートウェイが標準で提供されています。そのゲートウェイの詳細が表示されます。 ゲートウェイIDにLOCALと明記して検索することも可能です。
注: デフォルトのローカル・ゲートウェイとしてこのゲートウェイを使用するか、新しいゲートウェイを作成してそれをデフォルトのローカル・ゲートウェイとして 指定できます。
http://
<hostname>:<port>/PSIGW/PeopleSoftListeningConnector
(hostname とportを、行ったインストールに適した値に置き換えてください)の形式でURLを入力します。 このURL値は、大文字と小文字を区別します。
「
Load Gateway Connectors」 ボタンをクリックして、PeopleSoft Integration Brokerで提供されているコネクタをロードします。 「
Save」 をクリックして、変更を保存します。 このチュートリアルの後でOracle ESBと統合するためにHTTPTARGETコネクタを設定します。
「
Ping Gateway」ボタンをクリッ クして、ゲートウェイ・ステータスがアクティブであることを確認します。
次の応答に示されているように、ゲートウェイがアクティブで あることを示すメッセージが表示されます。
|
|
2.
|
Integration Brokerドメインをアクティブ化します。
パブリッシュ・サブスクライブ・メッセージング・サーバー・ドメインを必ずアクティブにしてくだ さい。 PSADMIN画面を使用して、このタスクを実行する必要があります。 PeopleSoftシステム管理者に問い合わせるか、PeopleBooksでこの詳細を確認できます。
左側のフレームのメニューから「
PeopleTools」→「
Integration Broker」→「
Configuration」 →「
Quick Configuration」へ移動します。
ページの
Integration Broker Domainsセクションでマシ ン名を確認し、
Domain Statusが
Activeであることを確認します。 それ以外の場合、Domainsセクションから「
Domain Status」リンクをクリックして、Domain Statusドロップダウン・リストからアクティブのステータスを選択します。 「
Save」をクリックします。
|
| 3.
|
PeopleSoft Integration Brokerのサービス構成を設定します。
| a.
|
「
PeopleTools」→「
Integration Broker」→「
Configuration」→「
Service Configuration」へ移動します。 このページの設定を確認します。 スキーマとサービスの名前空間とWSDLとSOAPエンドポイントにこの情報が使用されます。
|
| b.
|
Service Namespaceお よび
Schema Namespaceフィールドを設定します。 デフォルト値を使用できます。
Target Locationフィー ルドで、
http://
<hostname>:<port>/PSIGW/PeopleSoftListeningConnector
(hostname とportを、行ったインストールに適した値に置き換えてください)の形式でURLを入力します。
「
Save」をクリックします。
|
|
| 4.
|
GetWSDLおよびGetSchemaサービス操作とルーティングがアクティブであることを確 認します。
IB_UTILITYサービスのGetWSDLおよびGetSchemaサービス操作がアクティ ブで、アクティブなルーティングを使用していることを確認します。 これらの操作は、生成されるWSDLとスキーマで使用可能である必要があります。 IB_UTILITYは、これらの2つの操作を使用してスキーマとWSDLを生成するシステム・サービスです。
| a.
|
「
PeopleTools」→「
Integration Broker」→「
Integration Setup」→「
Services」へ移動します。
IB_UTILITYサービスを 検索して、「
Search」をクリックします。
|
| b.
|
IB_UTILITYサービス・ レコードが取得されます。 Operationリストから「
GETROUTINGS.V1」リンクをクリックして、サービス操作の詳細を表 示します。
|
| c.
|
Service Operationが アクティブであることを確認します。 「
Routings」タブをクリックします。
|
| d.
|
1つのルーティング行だけがアクティブであるこ とを確認します。 複数のルーティング行がアクティブな場合、無効にする各行の名前をクリックして、Routing DefinitionsページのActiveチェック・ボックスの選択を解除します。
|
| e.
|
サービス操作ごとに手順2~5を再実行します。 (***??)
|
|
| 5.
|
名前空間をメッセージに追加する変換プログラムを作成します。
BPELまたはESBサービスには、ドキュメント・ルート・ノードの名前空間が必要です。 アウトバウンド・メッセージの場合、デフォルトでドキュメント・ルート・ノードに名前空間は追加されません。 このため、PeopleCodeアプリケーション・エンジン変換プログラムとしてアウトバウンド・メッセージを作成する必要があります。 この変換プログラムを使用して、名前空間を生成し、ドキュメント・ノードに追加できます。 以下を例にとって説明します。
変換前
<CRM_SALES_ORDER>
変換後
<CRM_SALES_ORDER xmlns="http://xmlns.oracle.com/Enterprise/Tools/schemas/CRM_SALES_ORDER.VERSION_1">
| a.
|
Windowsの「
スタート」→ 「
プログラム」→「
PeopleTools」→「
Application Designer」をクリックして 開き、
ログインします。
|
| b.
|
Application Designerのメニューから「
File」→「
New」を選択します。
New Definitionポッ プアップ・ウィンドウで、「
App Engine Program」を選択して、「
OK」をクリックします。
App Engine Programに
ADD_MSG_NSと いう名前を付けて、「
Save」をクリックします。
|
| c.
|
「
Properties」ボタン をクリックします。
Program Propertiesウィンドウで、「
Advanced」タブをクリックします。
Program Typeドロップダウン・リストから「
Transform Only」を選択します。
「
OK」をクリックします。
|
| d.
|
Definitionページの「
Step01」 をハイライトします。
「
Insert」メニューから、「
Action」をクリックします。 これによって、Step01ステップのアクションが挿入されます。
|
| e.
|
Action Typeを「
PeopleCode」 に変更します。
|
| f.
|
Action行をダブルクリック して、アクションを編集します。
次のPeoplecodeを入力します。
/* Get the data from the AE Runtime */
Local TransformData &incomingData = %TransformData;
/* Set a temp object to contain the incoming document */
Local XmlDoc &inputDoc = &incomingData.XmlDoc;
/*This is the sample format to return<CRM_SALES_ORDER xmlns="http://xmlns.oracle.com/Enterprise/Tools/schemas/CRM_SALES_ORDER.VERSION_1">*/
SQLExec("SELECT IB_SCHEMANAMESPACE FROM PSIBSVCSETUP", &sNameSpace);
&msgName = %TransformData.DestMsgName;
&msgVersion = %TransformData.DestMsgVersion;
&rootNode = &inputDoc.DocumentElement;
&rootNode2 = &rootNode.AddAttribute("xmlns", &sNameSpace | "/" | &msgName | "." | &msgVersion);
「
Save」をクリックします。
|
|
| 6.
|
CRM_SALES_ORDERサービス操作がアクティブかどうかを確認します。
「
PeopleTools」→「
Integration Broker」 →「
Integration Setup」→「
Service Operations」へ移動します。 CRM_SALES_ORDERサービスを検索します。
Services Operationセクションで、「
CRM_SALES_ORDER」 リンクをクリックして、このサービスの詳細を表示します。
サービスがアクティブであることを確認します。
|
| 7.
|
メッセージ・キューをアクティブ化します。
CRM_SALES_ORDERメッセージ/サービスは SALES_ORDER_LOADキューにあるため、キューが実行中であることを確認する必要があります。
「
PeopleTools」→「
Integration Broker」→「
Integration Setup」 →「
Queues」へ移動します。
SALES_ORDER_LOADキューを検索します。
Queue Statusが
Runに設定されていることを確認しま す。 メッセージ・エラーが出力される場合にメッセージがバックアップされないようにするため、「
Unordered」チェック・ボックス を選択します。 「
Save」をクリックして、ページを保存します。
|
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PeopleSoft の統合設定
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| 1.
|
ノードの作成
ノードは、統合に関連する組織、アプリケーション、またはシステムを表します。 たとえば、顧客、ビジネス・ユニット、サプライヤ、他の取引先パートナー、外部またはサード・パーティ製のソフトウェア・システムを表すことができます。 ノード定義では、メッセージのルーティングが可能な場所を定義します。 アプリケーションはアプリケーション自体にメッセージを送信できるため、アプリケーションを表すデフォルトのローカル・ノード定義が統合エンジンの一部と して提供されます。
Oracle SOA Suiteシステムのノードを作成します。
| a.
|
Internet Explorerウィンドウを開いて、PeopleSoft URLを参照します。 有効なユーザーIDとパスワードでログインします。
|
| b.
|
左側のメニューから「
PeopleTools」 →「
Integration Broker」→「
Integration Setup」→「
Nodes」へ移 動します。
新しいノードを作成するには、「
Add a New Value」タブをクリックします。
|
| c.
|
ノードの一意な名前を入力します。このチュート リアルでは、ノード名にVICKYを使用します。
「
Add」をクリックします。
VICKYというノードが追加されます。 検索結果からノード名リンクをクリックして、ノード定義を設定します。
|
| d.
|
Node Definitionsタブで、以下の手順を実行します。
- 説明を入力します
- Node Typeに「
External」を選 択します
- Authentication Optionに「
None」 を選択します
- Default User IDにVP1を入力します(これはアウトバウンド統合には使用されません)
「
Save」をクリックします。
|
| e.
|
「
Connectors」タブを クリックして、通信プロトコルを設定します。
- Gateway IDに
LOCALがすでに設定 されています。 設定されていない場合、LOCALと入力します。
- Connector IDフィールドの横のコネクタIDを検索 する虫メガネ・アイコンをクリックして、ポップアップ・リストから「
HTTPTARGET」を選択します。
- 3つのHTTPプロパティが表示されます。 IDが
PRIMARYURLの プロパティの
valueフィールドで、Oracle ESB Console URLのhttp://<使用しているIPアドレス>:<port>/esb/esb/EsbConsole.htmlを入力し ます。
- 「
Ping Node」ボタンをクリックして、Oracle ESB Consoleへの接続性をテストします。
次のスクリーンショットに示されているように、 Successメッセージが表示されます。 接続失敗の場合、URLIPアドレスを確認し、Connectorページに戻って再度実行します。
「
Save」をクリックします。 ルーティング・タブをクリックしてルーティングを追加できますが、他のページに慣れるために異なる方法を使用します。
|
| |
|
|
| 2.
|
ルーティングの作成
ルーティング定義では、トランザクションの送受信ノードを定義し、起動するインバウンドおよびア ウトバウンド変換を指定します。 ルーティング定義は、特定のトランザクションに関連する各システムに設定する必要があります。
たとえば、システムA(ローカル・ノード)でサービス操作をシステムB(Oracle ESB)に送信する場合、2つのシステム間でPoint-to-Pointルーティングを作成する必要があります。
| a.
|
PeopleSoftインスタンスの左側のメ ニューから「
PeopleTools」→「
Integration Broker」→「
Integration Setup」→「
Services」へ移動します。
|
| b.
|
検索フィールドに
CRM_SALES_ORDERと 入力して、「
Search」をクリックします。
|
| c.
|
ServicesページのExisting Operationsセクションで、「
CRM_SALES_ORDER.VERSION_1」サービス操作をクリックします。
|
| d.
|
ルーティングを作成して、起動時にメッセージを 配布します。 Service Operation画面で、「
ROUTINGS」タブを選択します。
|
| e.
|
Routing Nameフィールドに一意な名前(たとえば、ROUTE_<nodename>)を入力して特定のノードへのルーティングを作成し、「
ADD」 ボタンをクリックします。 このチュートリアルでは、ORDER2VICKYESBというルーティングを追加します。
|
| f.
|
Routing Definitionsタブに次の情報を入力します。
Description: 説明を入力します
Sender Node:
PSFT_CR(ローカル・ノード名)を入力します
Receiver Node: 作成したノードが設定されています
|
| g.
|
「
Connector Properties」タブをクリックします。
|
| h.
|
ゲートウェイIDは
LOCALで、 コネクタIDは
HTTPTARGETです。
次のように、Connector Propertiesを設定します。
HEADER CONTENT-TYPE text/xml; charset=utf-8
HEADER SOAPACTION "execute"
HEADER SENDUNCOMPRESSED Y
HTTPPROPERTY METHOD POST
HTTPPROPERTY SOAPUpContent Y
PRIMARYURL URL http://<your_ip_address>:port/event/PeopleSoft/Inbound/ReceivePSFTOrder_RS
デフォルトで3つのプロパティが表示されます。 プロパティを追加する場合、上記の値を設定できます。プロパティ行に対応する「
+」サインをクリックして、新しいプロパティ行を作成しま す。 使用できる値のリストからプロパティID、名前、および値を選択するには、各フィールドに関連する検索アイコンを使用します。 それ以外の場合は、フィールドに値を直接入力します。
|
|
|
値
|
|
HEADER
|
CONTENT-TYPE
|
text/xml; charset=utf-8
|
|
HEADER
|
SOAPACTION
|
"execute"
|
HEADER
|
SENDUNCOMPRESSED
|
Y
|
HTTPPROPERTY
|
METHOD
|
POST
|
HTTPPROPERTY
|
SOAPUpContent
|
Y
|
PRIMARYURL
|
URL
|
http://<your_ip_address>:port/event/PeopleSoft/Inbound/ReceivePSFTOrder_RS
|
注: SoapActionとPrimary URLは、Oracle ESBで作成するサービスと一致する必要があります。
|
| i.
|
ここで、適切な名前空間をアウトバウンド・メッ セージに追加するために変換を追加する必要があります。 「
Parameters」タブをクリックします。
|
| j.
|
Message.Ver into
Transform 1フィールドで、「
CRM_SALES_ORDER.VERSION_1」 を選択します。
|
| k.
|
Transform Program 1フィー ルドで、前の手順で作成された変換(
ADD_MSG_NSなど)を選択します。
|
| l.
|
Message.Ver out of Transformsフィールドで、「
CRM_SALES_ORDER.VERSION_1」を選択します。
|
| m.
|
「
Save」をクリックします。
|
|
| 3.
|
生成されたWSDLからのXSDファイルの作成
CRM_SALES_ORDERメッセージのXSDスキーマを、次の項で作成するOracle ESBプロジェクトにインポートする必要があります。
Provide Web Service機能では、"Any to Local"インバウンド・ルーティングを使用して、サービス/サービス操作のインラインXSDスキーマでWSDLを生成します。 このチュートリアルはインバウンド統合ではなくアウトバウンド統合ですが、インバウンド・ルーティングを追加します。このようにすることで、WSDLを生 成でき、インラインXSDを抽出できます。
以下の手順では、WSDLを生成し、WSDLからスキーマをコピーして貼り付け、XSDファイル を作成します。
| a.
|
サービスのインバウンド・ルーティングを生成し ます。 左側のメニューから「
PeopleTools」→「
Integration Broker」→「
Services Operation」へ移動します。 検索フィールドに
CRM_SALES_ORDERと入力して、「
Search」 をクリックします。
|
| b.
|
Services Operationセクションで、「
CRM_SALES_ORDER」リンクをクリックして、このサービスの詳細を表示します。
|
| c.
|
Default Service Operations Versionの
Routing Actions Upon Saveセクションで、「
Generate Any-to-Local」チェック・ボックスを選択します。 ルーティング・アクションを以前に生成した場合は、「
Regenerate Any-to-Local」チェック・ボックスが表示されています。
|
| d.
|
「
Save」をクリックします。 これによって、インバウンド・ルーティングが生成され、確認メッセージ・ウィンドウが表示されます。 ウィンドウを確認して閉じます。
「
Routings」タブをク リックして、インバウンド・ルーティングを確認できます。
|
| e.
|
ここでWSDLを生成します。 「
PeopleTools」 →「
Integration Broker」→「
Web Services」→「
Provide Web Service」へ移動します。
|
| f.
|
Step 1で、Service Nameに
CRM_SALES_ORDERと 入力して、「
Search」をクリックします。
CRM_SALES_ORDERサー ビスのチェック・ボックスが選択されていることを確認し、「
Next」ボタンをクリックします。
Step 2で、サービス操作の「
CRM_SALES_ORDER.VERSION_1」 チェック・ボックスを選択して、「
Next」ボタンをクリックします。
Step 3で、「
View WSDL」 リンクをクリックして、WSDLを表示します。
|
| g.
|
WSDL Viewerウィンドウ内で右クリックして、「
Select All」をクリックします。 コンテンツをクリップボードにコピーします。
システムのメモ帳ファイルを開いて、コピーした コンテンツを貼り付けます。 必要なインライン・スキーマは、
<xsd:>タグまたは
</xsd:>タ グで開始されるすべての行です。 ファイルの最初と最後にある
<wsdl:または
</wsdl:から始まる行を すべて削除します。これによって、残っている行は
<xsd:schema ...>タグ、および
</xsd: schema>タグに囲まれる行になります。
メモ帳で、「
ファイル」→「
名 前を付けて保存」を選択して、
CRM_SALES_ORDER.xsdとしてマシンにこのファイルを保存します。
|
|
トピック・リス トに戻る
Oracle ESBサービスの作成
| 1.
|
Oracle ESBワークスペースの作成
| a.
|
Oracle JDeveloperを起動します。 Oracle JDeveloperをインストールしたディレクトリから「
jdevw.exe」ファ イルのアイコンをダブルクリックします。
Oracle JDeveloperの
Application Navigatorタブで、「
Applications」を右クリックして、ポップアップ・メニューから「
New Application...」を選択します。
|
| b.
|
Create Application画 面で、アプリケーションに
PeoplesoftESBという名前を付けて、すべてのデフォルト設定を受け入れます。
「
OK」をクリックします。
|
| c.
|
Create Projectダイアログ・ボックスで「
Cancel」を選択して、画面を閉じます。 次の手順では、異なる方法でOracle ESBプロジェクトを作成します。
|
|
| 2.
|
Oracle ESBプロジェクトの作成
| a.
|
Applications Navigatorで、前の手順で作成される「
PeoplesoftESB」アプリケーション・ノードを右クリックして、ポップアップ・メ ニューから「
New Project」を選択します。
|
| b.
|
New Galleryダイアログ・ボックスが開きます。
「
Categories」→「
General」 から「
Projects」を選択し、右ペインのリストから「
ESB Project」を選択して、「
OK」を クリックします。
|
| c.
|
Create ESB Projectダイアログ・ボックスが開きます。
プロジェクトに
ReceivePSFTOrderと いう名前を付けます。 その他はすべてデフォルトのオプションのままで、「
OK」をクリックします。 新しく作成したOracle ESBプロジェクトのReceivePSFTOrder.esbがDesignタブに表示されます。
|
|
| 3.
|
Oracle ESBシステムおよびサービス・グループの作成
DesignタブでReceivePSFTOrder.esbが開いていることを確認します。
| a.
|
Designウィンドウの上部の ツールバーで、「
Create System/Group」アイコンをクリックします。 3つのアイコンの内の1つ目のアイコンになります。
|
| b.
|
Create ESB System or Service Groupダイアログ・ボックスが開きます。
Create ESB System or
Service Groupダイアログ・ボックスで、次の値を入力します。
|
|
|
|
Create
|
System
|
|
Name
|
Peoplesoft
|
「
OK」をクリックします。
|
| c.
|
以下の手順を実行して、
ESB serviceグループを作成します。
Designタブで、Designウィンドウの上部から「
Create System/Group」アイコンを再度クリックします。
Create ESB System or Service Groupダイアログ・ボックスが開きます。
Create ESB System or Service Groupダ イアログ・ボックスで、次の値を入力します。
|
|
|
|
Create
|
Service Group
|
|
Name
|
Inbound
|
| System/Group |
上記の手順
bで作成した
Peoplesoft ESBシステム名がこのフィールドに自動的に移入されていることを確認します。 異なるシステム/サービス・グループを選択する場合は、参照アイコンをクリックして、使用可能リストからシステム/サービス・グループを選択します。
|
「
OK」をクリックします。
|
|
| 4.
|
ルーティング・サービスの追加によるPeopleSoft注文の受信
| a.
|
設計ウィンドウ内を右クリックして、「
Create ESB Service」→「
Routing Service」を選択します。
|
| b.
|
ルーティング・サービスに
ReceivePSFTOrder_RSと いう名前を付けます。
Peoplesoft.Inboundが
System/Group値 として自動的に移入されていることを確認します。
|
| c.
|
「
Generate WSDL
From
Schema」ラジオ・オプションを選択しま す。
Requestタブで、「
Browse」をクリックして、スキーマの場所を参照します。
|
| d.
|
Type Chooserウィン ドウで、「
Import Schema File」アイコン(ウィンドウの上部右隅にある使用可能な2つのアイコンの内の1つ目のアイコ ン)をクリックします。
|
| e.
|
Import Schema Fileで、「
Browse File System...」懐中電灯アイコンをクリックして、スキーマ・ファイルを参照します。
|
| f.
|
以前の手順で
CRM_SALES_ORDER.xsdス キーマ・ファイルを保存した場所を参照します。
|
| g.
|
「
OK」をクリックして、スキー マ・ファイルをプロジェクトに追加します。
|
| h.
|
「
Imported Schemas」 →「
CRM_SALES_ORDER.xsd」を開いて、「
CRM_SALES_ORDER」要素を選択します。 「
OK」 をクリックします。
|
| i.
|
操作名が
executeであるこ とを確認します。 Peoplesoftインスタンスにこの名前を使用します。 「
OK」をクリックして、ルーティング・サービスを作成し ます。
|
| j.
|
ルーティング・サービスが設計パネルに表示され ていることを確認します。
|
|
| 5.
|
アダプタ・サービスの作成によるファイルへの注文の書込み
| a.
|
ReceivePSFTOrder.esbv設 計フレームを右クリックして、「
Create Adapter Service」→「
File Adapter」を選択しま す。
|
| b.
|
アダプタ・サービスに
WriteToFileと いう名前を付けて、
System/Groupが前の手順で作成された
Peoplesoft.Inboundであることを確認 します。
|
| c.
|
System/Groupが空白の場合、ブラウ ザ・アイコンをクリックして検索します。
|
| d.
|
「
Configure adapter service WSDL」検索アイコン(WSDL Fileフィールドの横のアイコン)をクリックします。
|
| e.
|
Adapter Configuration Wizard Welcome画面(ステップ1)で、「
Next」をクリックします。
|
| f.
|
ステップ2で、デフォルトのサービス名を受け入 れて、「
Next」をクリックします。
|
| g.
|
ステップ3で、
Operation Typeに「
Write File」を選択します。
Operation Nameは
Writeで す。 「
Next」をクリックします。
|
| h.
|
ステップ4で、ファイルを出力するディレクトリ を入力します。 たとえば、出力ファイルのディレクトリにc:\tempを使用します。
File Naming Conventionに
Order_%SEQ%.xmlと入力します。
「
Next」をクリックします。
|
| i.
|
ステップ5で、Schema Locationの横にある「
Browse」ボタンをクリックします。
|
| j.
|
「
Project Schema Files」→「
CRM_SALES_ORDER.xsd」→「
CRM_SALES_ORDER」を選択して、「
OK」 をクリックします。
|
| k.
|
ステップ4の構成に戻って、「
Next」 をクリックし、「
Finish」をクリックします。
|
| l.
|
「
OK」をクリックして、 Adapter Serviceウィンドウを閉じます。
|
| m.
|
「
OK」をクリックして、ファイ ル・アダプタ・サービス作成プロセスを終了します。
|
|
| 6.
|
ファイル・アダプタ・サービスのルーティング・ルールの作成
.
| a.
|
「
ReceivePSFTOrder_RS」 サービスをダブルクリックして、作成したアダプタ・サービスへのルーティングを作成します。
|
| b.
|
「
Routing Rules」 を展開します。
|
| c.
|
execute操作に対応する緑 色の「
+」サインをクリックして、WriteToFileサービスに新しいルーティング・ルールを作成します。
|
| d.
|
Browse Target Service Operationウィンドウで、「
Services in project」→「
Peoplesoft」 →「
Inbound」→「
WriteToFile」を展開します。 「
WriteToFile」を選択して、 「
OK」をクリックします。
|
| e.
|
新しいルーティング・ルールが作成され、次のよ うなパネルに表示されます。
|
| f.
|
注: ルーティング・サービスとWriteToFileアダプタ・サービスで同じスキーマを使用しているので、変換の必要はありません。
Oracle JDeveloperメニュー・バーから「
Save All」ボタンをクリックして、作業を保存します。
|
| g.
|
ReceivePSFTOrder.esb設計 ウィンドウで、ビジュアル・ダイアグラムが次のスクリーンショットのように表示されます。
|
|
| 7.
|
Oracle ESBへの登録
.
| a.
|
Oracle SOA Suiteインスタンスを起動します。
|
| b.
|
ReceivePSFTOrderサービスを Oracle ESBに登録します。 Oracle JDeveloperで、
アプリケーション・ナビゲータの「
ReceivePSFTOrder」 を右クリックして、「
Register with ESB」→「
OBE_Interation」を選択します。
注: OBE_Interationは、このチュートリアルで使用される統合サーバー接続の名前です。 ご利用のシステムに対する適切な接続を使用してください。
|
| c.
|
ESB Registration Summaryウィンドウで、登録成功情報を確認できます。 確認できない場合は、統合サーバー接続またはPeoplesoftインスタンスへの接続を確認してください。
|
| d.
|
Internet Browserウィンドウを開いて、
ESB Control Center(http://<IPAddress>: <port>/esb/esb/EsbConsole.html)へ移動するか、または「
スタート」→「
すべてのプログ ラム」→「
OracleSOAHome」→「
Oracle ESB」→「
ESB Control」へ 移動します。 ユーザー名にOC4Jadmin、パスワードにwelcome1を使用して、ESB Control Centerにログインします。
システムおよびサービス・グループが正しくパブ リッシュされていることを確認します。
|
| e.
|
Servicesセクションで、 「
Peoplesoft」→「
Inbound」ノードを展開します。 「
ReceivePSFTOrder_RS」 サービスをクリックし、「
Definition」タブをクリックします。
サービス定義を参照して、WSDL URLおよびSOAPエンドポイントURIの値がPeoplesoftルーティング定義で入力された値と一致していることを確認します。
注: このSOAPエンドポイントURIは、Peoplesoft構成と一致する必要があります。
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PeopleSoftからの販売注文の送信
最後に、新しい販売注文を作成し て、テストを実行します。 この例で使用される顧客名と製品IDは、ローカル構成に基づいています。 CRMインスタンスには、システムに登録されている顧客と製品を使用します。
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Internet ExplorerウィンドウでPeopleSoft URLを開き、適切なユーザーIDとパスワードでPeopleSoftインスタンスにログインします。
左側のメニューから「
Orders and Quotes」→「
Add Order」へ移動して、新しい注文フォームを開きます。
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Customerフィールド・ボックスに
Adventure 54と 入力し、「
Search」ボタンをクリックして顧客レコードを表示します。
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Line Summaryセクションの
Add Product(s)フィー ルドに
10009と入力し、「
Add」ボタンをクリックして製品データを取得します。
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「
Submit」をクリックします。
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| 5.
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注文が正常に送信されたことを示すメッセージが注文IDとともにページ上部に表示されます。
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| 6.
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ESB Control Centerブラウザ・ウィンドウに戻ります。開いていない場合は起動します。
新しいインスタンスを確認するため、「
Instance」アイコンをクリックします。
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Searchフィールドの横に表示される「
Go」矢印ボタンをク リックして、すべてのインスタンスを検索します。 新しいインスタンスが表示されない場合は、Troubleshootingセクションを確認します。
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取得したインスタンスをハイライトし、インスタンス・ダイアグラムを確認します。
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実行に関する最終確認を行うには、Windowsエクスプローラを使用して、ファイル・アダプ タの作成で確認したc:\tempフォルダに注文ファイル(Order_#.xml)が実際に作成されていることを確認します。 |
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まとめ
このチュートリアルでは、PeopleSoftからWSDL を生成する方法と生成したWSDLをコンシュームできるOracle ESBサービスを作成する方法を学習しました。
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