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このチュートリアルでは、Oracle Secure Backup 10.2のWebツールを使用してテープ・バックアップ・メディアを管理する方法について説明します。具体的には、ポリシーを使用してローテーション(別名"テープ・ボールティング")とボリューム複製をおこないます。
所要時間
約45分
このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
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概要 | |
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前提条件 | |
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メディア保管場所の定義 | |
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ローテーション・ポリシーの定義 | |
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ボリューム複製ポリシーの定義(任意) |
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メディア・ファミリーに対するローテーション・ポリシーの関連付け | |
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ファイル・システム・バックアップの実行 | |
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場所のスキャンのスケジュール | |
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メディア移動ジョブの実行 | |
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テープ・ローテーション・レポートの表示 | |
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まとめ | |
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関連情報 | |
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。 (警告:この操作によって、同時にすべてのスクリーンショットがロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス時間が遅くなる場合があります)。
注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にある各アイコンの上にカーソルを置いてください。
このチュートリアルでは、テープ・ボールティング・プロセスとボリューム複製について説明します。テープ・ボールティング・プロセスは、ボリューム・ローテーション・ポリシーを使用して設定します。 いずれも任意の設定であり、相互依存関係はありませんが、 複製ポリシーがテープ用に定義されている場合、Oracle Secure Backupはローテーション・ポリシーを実行する前にテープを複製します。 これにより、テープがオフサイトに発送される前に、かならず複製要求が実行されます。
テープ・ボールティングを使用するには、以下を設定しておく必要があります。
次に、オペレータが実行するタスクを示します。
このチュートリアルでは、実際の例を対象としていません。たとえば、バックアップ・テープをオンサイトに1ヶ月保持したあと、障害時リカバリと長期保管(例:7年)の要件を満たすため、このテープのコピーをオフサイトに送信する必要があるとします。 この場合、バックアップは onsite_1mメディア・ファミリー(保存期間:1ヶ月、ローテーション・ポリシー:なし、またはローテーション・ポリシー:オンサイト保管場所へ移動)と関連づけられます。 onsite_1mメディア・ファミリーには複製ポリシーが設定されており、テープは offsite_7yメディア・ファミリー(保存期間:7年、複製ポリシー:なし、ローテーション・ポリシー:指定した保管場所で7年間)へコピーされます。
このチュートリアルを始める前に次のことを確認してください。
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チュートリアル『Oracle Secure Backup 10.2のインストールと構成』のすべての前提条件が満たされており、チュートリアルが完了していること。
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チュートリアル『Oracle Secure Backup 10.2での暗号化バックアップの実行』のすべてのトピックを実行したか、少なくとも以下のトピックが実行されていること。
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| 3. |
このチュートリアルを実行するために必要な情報は、以下のとおりです。
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このトピックでは、自動的に作成されるアクティブな場所(バックアップ・ドメイン内のテープ・デバイス)を確認し、新しいメディア保管場所を設定します。
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Webブラウザを開いて次の形式でURLを入力し、Oracle Secure Backup Webツールを開始します。 https://<host machine>/index.php
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Oracle Secure Backup Loginページで、User Nameに adminと入力し、適切な admin_password を入力します。次に、「 Login」をクリックします。 |
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Oracle Secure Backup WebツールのHomeページで、右上にある「 Preferences」をクリックします。
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Extended command outputの設定として「 On」を選択し、「 Apply」をクリックします。 Applyをクリックしてもページは変わりません。 この変更による結果は、Extended Command Output領域で確認できます(ステップ6)。 注:これは、Oracle Secure Backupコマンドが各ステップで発行されるようにするための任意の設定です。
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「 Configure」をクリックしてから「 Locations」をクリックします(Media Life Cycleセクション内)。
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Configure: Locationsページで、Oracle Secure Backupにより自動的に場所が作成されたことが確認できます。
新規ロケーションを定義するには、「 Add」をクリックします。
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Configure: Locations > New Locationsページで、Locationに offsite_locationと入力し、Recall timeに 3 minutesと入力してから、「 Apply」をクリックします。 注: Recall timeは、リストアするためのテープを受け取るのに必要な時間です。 Recall timeは任意のパラメータですが、とくに複製ポリシーを使用する予定がある場合、これを使用することをお勧めします。 Oracle Secure Backupはこの情報を考慮に入れたうえで、リコール時間がもっとも短いリストア操作を開始します(元のテープまたは複製テープを使用)。 成功メッセージが表示されたら、「 OK」をクリックします。
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Configure: Locationsページで、次のタスクのために「 Configure」リンクをクリックします。
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Oracle Secure Backup Webツールに adminユーザーとしてログインし( admin_password を使用)、Configureページで「 Rotation Policies」をクリックします。
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Configure: Rotation Policiesページで、「 Add」をクリックします。 |
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Configure: Rotation Policy > New Rotation Policyページで、Rotation Policyに quick_test_rotationと入力してから「 Apply」をクリックします。 成功メッセージが表示されます。
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Rotation rule(s)セクションで、以下の値を入力または選択してから「 Add」をクリックして、最初のローテーション・ルールを定義します。 Location:
vlib
最初のローテーション・ルール(アクティブな場所にあるボリュームを使用)が、定義エリアの上の表示セクションに表示されます。 この例では、Write windowが終了してから5分後に、テープ(メディア・ファミリーごと)が移動可能になります。 つまり、メディア・ファミリーにはWrite windowパラメータが指定されている必要があります。
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2番目のローテーション・ルールを定義するには、以下の値を選択または入力してから「 Add」をクリックします。 Location:
offsite_location
このあと、メディア移動ジョブが実行される際、Oracle Secure Backupはこのボリュームが次にスケジュールされている場所にあると見なして、発送時間を考慮に入れません。
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3番目のローテーション・ルールを定義するには、以下の値を選択または入力してから「 Add」をクリックします。 Location:
Media_Recycle_Bin
Media_recycle_binは、一時保管場所です。 Media_recycle_binや別のユーザー設定場所にテープ・デバイスが戻されると、Oracle Secure Backupはこのテープのローテーション・ポリシーが終了したと見なします。 このテープは、次に再利用されるまで、Oracle Secure Backupによって別のローテーション・ポリシーに関連づけられることはありません。 代わりに、Oracle Secure Backupは 新しいメディア・ファミリーとローテーション・ポリシー(定義されている場合)を使用します。
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「 OK」をクリックして、これらのルールを quick_test_rotationポリシーに追加します。 成功メッセージが表示されます。
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次のタスクの準備として、「 Configure」リンクをクリックします。
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この任意のトピックでは、ボリューム複製ポリシーを定義します。 まず、複製ジョブを実行するための時間枠であるVolume Duplication Windowを確認します。 次に、この時間枠内で複製ポリシーを定義します。 これらのステップは、デモンストレーションのみを目的としています。このチュートリアルで使用している仮想デバイスに対する複製はサポートされていないため、ここで定義する複製ジョブを実行しないでください。 ただし、各自の環境でボリューム複製を定義する際、以下の追加タスクを完了する必要があります。
| 1. |
Oracle Secure Backup Webツールに adminユーザーとしてログインし( admin_password を使用)、Configureページで「 Volume Duplication Windows」をクリックしてデフォルトの複製時間枠を表示します。
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デフォルトの dailyの時間範囲(10:00~20:00)を確認したら、「 Configure」リンクをクリックします。
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ボリューム複製ポリシーを設定するには、「 Volume Duplication Policies」をクリックします(Media Life Cycleセクション内)。
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Configure: Volume Duplication Policiesページで、「 Add」をクリックして新規ポリシーを作成します。
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Configure: Volume Duplication Policies > New Volume Duplication Policiesページで、以下の値を入力または選択してから「 Apply」をクリックします。: Volume Duplication Policy:
additional_copy
複製テープは、元のテープと同じメディア・ファミリーに作成することも、別のメディア・ファミリーに作成することもできます。 同じメディア・ファミリーを使用する場合、複製テープの保存期間とローテーション・スケジュールが設定されていれば、元のテープと同じ設定になります。 別のメディア・ファミリーを使用する場合、複製テープの保存期間とローテーション・スケジュールが設定されていれば、新規メディア・ファミリーと同じ設定になります。
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成功メッセージが表示されます。 「 OK」をクリックします。
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成功メッセージが表示されます。 次のタスクの準備として、「 Configure」リンクをクリックします。 注:ボリューム複製の設定を続ける場合、Oracle Secure Backup Webツールで「 Configure」→「 Media Families」へ移動してからメディア・ファミリーを選択し、「 Edit」をクリックしてボリューム複製ポリシーを関連づけます。 次に、Oracle Secure Backup Webツールの「 Manage」→「 Schedule Volume Duplication」から、ボリューム複製スケジュールを設定します。 |
メディア・ファミリーに対するローテーション・ポリシーの関連付け
このトピックでは、ローテーション・ポリシーをメディア・ファミリーに関連づけます。 ここまでのトピックを実行して、テスト用の値はすべて定義しているものとします。
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Oracle Secure Backup Webツールに adminユーザーとしてログインし( admin_password を使用)、Configureページで「 Media Families」をクリックします。
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Configure: Media Familiesページで、「 offsite_test 」メディア・ファミリーを選択してから「 Edit」をクリックします。 |
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Configure: Media Families > offsite_testページで、以下の値を入力または選択してから「 Apply」をクリックします。: Rotation Policy:
quick_test_rotation
注: Write windowは、ボリューム・セットに対する更新が可能な時間です。 『Oracle Secure Backup 10.2での暗号化バックアップの実行』チュートリアルで実行したファイル・システム・バックアップのほうが長い場合は、Write windowの値を変更してください。
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成功メッセージが表示されます。 「 OK」をクリックします。
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Configure: Media Familiesページに成功メッセージが表示されたら、次のタスクのために「 Backup」をクリックします。
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このトピックでは、 TEST1データセットをバックアップします。 前提条件として、 TEST1データセットを定義しており、 host01に対する暗号化ポリシーが設定済みであることを確認してください。
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Oracle Secure Backup Webツールに adminユーザーとしてログインし( admin_password を使用)、Backupページで「 Backup Now」をクリックします。
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Backup Nowページで「 Add」をクリックします。
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Optionsページで、以下の値を入力または選択してから「 OK」をクリックします。 Datasets:
TEST1
注:ここで Encryption: noを選択できるのは、ホスト・ポリシーですでに暗号化が設定されているからです。 成功メッセージが表示されます。
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Backup Nowページで、「 TEST1 」データセットを選択してから「 Go」をクリックします。
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ジョブIDを書き留めてから、「 Home」をクリックします。 ほとんどの場合、実際のジョブIDは以下の表示とは異なります。
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Oracle Secure Backup Homeページで、該当ジョブIDの前にある「 transcript」アイコンをクリックします。
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Job Transcript Viewerで、出力ファイルをスクロールして内容を確認します。 例として、暗号化アルゴリズム(ホストの暗号化ポリシーで定義したもの)を確認します。 出力の確認が終わったら、「 Close」をクリックします。
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このトピックでは、場所のスキャンのスケジュールを設定します。 場所のスキャンは、Oracle Secure Backupに指示し、Oracle Secure Backupカタログをスキャンして移動対象となるボリュームを探します。 スキャン制御ジョブは自動的に実行されます。
スキャン制御ジョブの結果に基づいて、"保留中"のメディア移動ジョブを作成できます。 これらのジョブは、オペレータによって明示的に実行されるまで"保留中"の状態です。オペレータは、通常、テープの物理的な運搬などの関連タスクも担当します。
| 1. |
Oracle Secure Backup Webツールに adminユーザーとしてログインし( admin_password を使用)、Manageページで「 Schedule Location Scan」をクリックします。
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Manage: Schedule Location Scanページで、「 Add」をクリックします。 |
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Manage: Schedule Location Scan > New Schedule Location Scanページで、Schedule Location Scanに schedule_locationと入力し、すべてのロケーションを選択してから「 Apply」をクリックします。
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成功メッセージが表示されます。 「 Triggers」をクリックします。
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Triggersページで「 Select_daily 」をクリックし(これによりすべての曜日が選択されます)、数分後の時間を入力または選択します。 この例では、Timeに 10 hoursが指定されています。 次に、「 Add」をクリックします。 注:次のトピックを実行している間にスキャンが実行されない場合は、このステップに戻って schedule_locationスケジュールを編集し、もう1つの"時間トリガー"を追加して環境に適した値を設定してください。
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成功メッセージが表示されます。 「 schedule_location」リンクをクリックして前のページに戻ります。
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Manage: Schedule Location Scan > schedule_locationページで、「 OK」をクリックします。
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成功メッセージが表示されます。 次のタスクの準備として、「 Manage」リンクをクリックします。
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このトピックでは、自動実行されたスキャン制御ジョブを確認してから、メディア移動ジョブを実行します。
注: offsite_testメディア・ファミリーには5分のWrite Windowと10分の"Keep Volume Set"期間が設定されているため、メディア移動ジョブが表示されるまで、所定の時間を待機しなければならない場合があります。 また、ローテーション・ポリシーには5分のWrite Windowが指定されています("メディア・ファミリーに対するローテーション・ポリシーの関連付け"トピックのステップ3で別の時間を指定している場合を除く)。
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Oracle Secure Backup Webツールに adminユーザーとしてログインし( admin_password を使用)、Manageページで「 Jobs」をクリックします。
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Manage: JobsページのViewing optionsで、「 scan control 」タイプを選択し、「 Active」、「 Complete」、および「 Pending」のチェック・ボックスを選択します。 次に、「 Apply」をクリックします。 |
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表示されるジョブ・リストは以下とは異なる場合があります。 Manage: Jobsページで、最後の「 volume vaulting scan 」ジョブ(2つ以上ある場合)を選択してから、「 Show Properties」をクリックします。 注:スキャン・ジョブがリストにない場合、"場所のスキャンのスケジュール"のステップ5に戻ります。
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| 4. |
ジョブのプロパティを確認してから、「 Close」をクリックします。
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| 5. |
Manage: Jobsページで、最後の「 volume vaulting scan 」ジョブ(2つ以上ある場合)を選択してから、「 Show Transcript」をクリックします。
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Level:に「 2 Verbose」を選択してから「 Apply」をクリックします。
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ジョブのトランスクリプトを確認します。 保留中のメディア移動ジョブが表示されます。 メディア移動ジョブが表示されない場合は、少し時間をおいてからページをリフレッシュし、ジョブが表示されるまで待ちます。 次に、「 Close」をクリックします。
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Manage: JobsページのViewing optionsで、「 media movement 」タイプを選択し、「 Active」、「 Complete」、および「 Pending」のチェック・ボックスを選択します。 次に、「 Apply」をクリックします。 |
| 9. |
表示されるジョブ・リストは、以下とは異なる場合があります。 Manage: Jobsページで「 media movement for vlib」ジョブを選択してから、「 Run」をクリックします。
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Run Optionに「 Now」と「 Media Movement」を選択してから、「 Apply」をクリックします。 Oracle Secure Backupにより、メディア移動ジョブが実行されます。 成功メッセージが表示されます。
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| 11. |
Manage: Jobsページで該当するメディア移動ジョブを選択してから、「 Show Properties」をクリックします。
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| 12. |
operation completed with no errorメッセージが表示されます。 ジョブ・プロパティの確認が終わったら、「 Close」をクリックします。
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Manage: Jobsページで該当するメディア移動ジョブを選択してから、「 Show Transcript」をクリックします。 |
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ジョブのトランスクリプトを確認します。 ローテーション・ポリシーで指定したとおりに、ボリュームが次の場所に移動していることがわかります。 ジョブのトランスクリプトを確認し終わったら、「 Close」をクリックします。 |
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次のタスクの準備として、「 Manage」リンクをクリックします。
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このトピックでは、場所レポートとジョブ・レポートを表示します。
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Oracle Secure Backup Webツールに adminユーザーとしてログインし( admin_password を使用)、Manageページで「 Location Reports」をクリックします。
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Manage: Location Reportsページで、以下の値を選択してから「 View Report」をクリックします。: Location:
offsite_location
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レポートを確認します。 ボリュームは現在、 offsite_locationにあります。 次の場所は、ボリュームのローテーション・ポリシーに指定されているとおり、 Media_Recycle_Binです (次に予定されている場所は、新規ロケーションへの最初の移動のあとでレポートに表示されます)。 レポートを確認し終わったら、「 Close」をクリックします。 |
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「 Manage」をクリックします。 |
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Manageページで「 Job Reports」をクリックします。 それぞれのメディア移動ジョブについて、配布レポートと選択レポートが自動的に生成されます。 |
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「 pick 」レポートを選択し、「 View Report」をクリックします。 |
| 7. |
選択レポートの内容を確認します。 オペレータが物理的に移動させる必要のあるすべてのボリュームが表示されます。 レポートを確認し終わったら、「 Close」をクリックします。 |
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「 distribution」レポートを選択し、「 View Report」をクリックします。 |
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配布レポートの内容を確認します。 配布レポートは梱包リストと同様に、すべてのボリュームとともに次の場所に発送されます。 レポートを確認し終わったら、「 Close」をクリックします。 |
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右上にある「 Logout」をクリックして、Oracle Secure Backup Webツールを終了します。
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このレッスンで学習した内容は次のとおりです。
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メディア保管場所の定義 | |
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ローテーション・ポリシーの定義 | |
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ボリューム複製ポリシーの定義(任意) | |
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メディア・ファミリーに対するローテーション・ポリシーの関連付け | |
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ファイル・システム・バックアップの実行 | |
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場所のスキャンのスケジュール | |
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メディア移動ジョブの実行 | |
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テープ・ローテーション・レポートの表示 | |
Oracle Secure Backupについて、詳しくは下記のWebサイトを参照してください。
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OTN Webサイトのそのほかの OBE | |
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デモンストレーション資料( viewlets) | |
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットが非表示になります。