0) { obj.className = "imgborder_on"; } } } function hideImage(obj) { if (obj.className.substr(0, 10) == "imgborder_") { obj.src = eyeglass.src; obj.className = "imgborder_off"; } } function showAllImages() { imgs = document.images; for (i=0; i < imgs.length; i++) { showImage(imgs[i]); } } function hideAllImages() { imgs = document.images; for (i=0; i < imgs.length; i++) { hideImage(imgs[i]); } } //-->

Oracle SQL Developerを使用したデータベース・オブジェクトの管理

目的

このチュートリアルでは、Oracle SQL Developerを使用してデータベース・オブジェクトを管理する方法について説明します。

所要時間

約30分

トピック

このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。

 概要
 前提条件
 データベース接続の作成
 Tableダイアログ・ボックスを使用した新しい表の追加
 表定義の変更
 表の制約の追加
 表へのデータの追加
 データへのアクセス
 レポートの作成
 PL/SQLのデバッグおよび実行
 まとめ

スクリーンショットの表示

 このアイコンの上にカーソルを置くと、 すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。 (警告:すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)

注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にあるアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。

概要

Oracle SQL Developerは、生産性を強化し、データベース開発作業を簡素化する新しい無料のグラフィカル・ツールです。 Oracle SQL Developerを使用することで、ユーザーはデータベース・オブジェクトの参照、SQL文の実行、PL/SQL文の編集とデバッグ、提供または作成したレポートを実行できます。

Oracle SQL Developerは、Javaで開発され、Windows、LinuxおよびMacで稼動します。 これは、さまざまなプラットフォームを使用する多くの開発者にとって大きな利点です。 また、複数プラットフォームのサポートにより、ユーザーは、データベース・サーバーにOracle SQL Developerをインストールし、デスクトップからリモート接続することで、クライアント・サーバーのネットワーク・トラフィックを防止できます。 データベースとのデフォルト接続は、JDBC Thinドライバ経由で行われるため、Oracle Homeは不要です。 Oracle SQL Developerをインストールするには、ダウンロードしたzipファイルを解凍します。 Oracle SQL Developerを使用すると、ユーザーは、Oracle Database 9.2.0.1以降、すべてのエディションのOracle Databaseに接続できます。

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前提条件

このチュートリアルを実施する前に、次の準備をしておく必要があります。

1.

Oracle Database 11gがインストールされていること。

2. sqldev.zipファイルをダウンロードし、作業ディレクトリ(d:\wkdir)に解凍すること。
3.

DEPENDENTS表がないこと。 SQL*Plusを開き、以下のコマンドを実行します。

                                           
connect hr/hr
drop table dependents;


                                        

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データベース接続の作成

Oracle SQL Developerを使用してデータベース・オブジェクトを管理するための最初の手順は、データベース接続を作成することです。 以下の手順を実行します。

1.

端末ウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します。

cd $ORACLE_HOME/sqldeveloper/sqldeveloper/bin
./sqldeveloper

 

2.

Connectionsタブで「 Connections」を右クリックし、「 New Connection」を選択します。

 

3.

Connection Nameに <your_db_sid_name>_HR (または、接続を識別するその他の名前)を、UsernameとPasswordに hr を入力し、Hostnameで <hostname>を指定したら、SIDに <your_db_sid> を入力します。 次に「 Test」をクリックします。

 

4.

接続ステータスのテストに成功しました。 しかし、接続は保存されていません。 接続を保存するには、「 Connect」をクリックします。

 

5.

接続が保存され、リストにデータベースが表示されます。 「 ORCL_HR」を開きます。

:接続を開くと、自動的にSQL Worksheetが開きます。 SQL Worksheetは、作成したばかりの接続に対してSQLを実行することができます。

 

6.

Tables」を開きます。

 

7.

EMPLOYEES」表を選択して、表定義を表示します。

 

8.

データを表示するには、「 Data」タブをクリックします。

 

9.

データが表示されます。 次のトピックでは、新しい表を作成して、表にデータを入力します。

 

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Tableダイアログ・ボックスを使用した新しい表の追加

EMPLOYEES表に外部キーを持つ、 DEPENDENTSという新しい表を作成します。 以下の手順を実行します。

1.

Table」を右クリックして、「 New Table」を選択します。

 

2.

Table Nameに DEPENDENTS と入力してから、「 Advanced」チェック・ボックスをクリックします。

 

3.

Nameに IDを入力し、Data typeで「 NUMBER」を選択したら、Precisionに 6と入力します。 「 Cannot be NULL」チェック・ボックスを選択します。 次に、「 Add Column」アイコンをクリックします。

 

4.

Nameに FIRST_NAMEと入力し、Sizeに 20と入力します。 次に、「 Add Column」アイコンをクリックします。

 

5.

Nameに LAST_NAMEと入力し、Sizeに 25と入力します。 「 Cannot be NULL」チェック・ボックスを選択します。 次に、「 Add Column」アイコンをクリックします。

 

6.

Nameに BIRTHDATEを入力し、Data typeで「 DATE」を選択します。 次に、「 Add Column」アイコンをクリックします。

 

7.

Nameに RELATIONと入力し、Sizeに 25と入力します。 次に、「 Add Column」アイコンをクリックします。

 

8.

Nameに GENDERと入力し、Sizeに 1と入力します。 次に、「 Add Column」アイコンをクリックします。

 

9.

Nameに RELATIVE_IDを入力し、Data typeで「 NUMBER」を選択したら、Precisionに 6と入力します。 「 Cannot be NULL」チェック・ボックスを選択します。 次に、「 OK」をクリックして表を作成します。

 

10.

表のリストに新しい表が表示されます。 表から「 DEPENDENTS」を選択します。

 

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表定義の変更

Oracle SQL Developerでは、データベース・オブジェクトの変更を非常に簡単に実現します。 ここでは、作成したばかりの DEPENDENTS表内の列を削除します。 以下の手順を実行します。

1.

Actions...」ボタンをクリックします。

 

2.

Column」、「 Drop」の順に選択します。

 

3.

Column Nameの「 GENDER」を選択し、「 Apply」をクリックします。

 

4.

列は削除されました。 「 OK」をクリックします。

 

5.

Refresh」アイコンを選択して、表の列リストをリフレッシュします。

 

6.

Gender列はリストから消えました。

 

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表の制約の追加

ここでは、 DEPENDENTS表の主キーおよび外部キーの制約を作成します。 以下の手順を実行します。

1.

DEPENDENTS表を右クリックして、「 Edit」を選択します。

 

2.

表から「 Primary Key」を選択します。

 

3.

ID」列を右クリックして、「 >」をクリックし、リストから「 Foreign Key」を選択します。

 

4.

Add」をクリックします。

 

5.

Referenced Tableで「 EMPLOYEES」を選択し、Local Columnで「 RELATIVE_ID」を選択したら、「 OK」をクリックします。

 

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表へのデータの追加

以下の手順に従って、表にデータを追加します。

1.

Insert Row」アイコンをクリックします。

 

2.

以下のデータを入力して、「 Commit Changes」アイコンをクリックします。

ID 209
FIRST_NAME Sue
LAST_NAME Littlefield
BIRTHDATE 01-JAN-97
RELATION Daughter
RELATIVE_ID 110

 

3.

追加した行がデータベースにコミットされました。

 

4.

スクリプトを使用して、一度に複数の列をロードすることもできます。 SQL Worksheetの「 ORCL_HR 」タブをクリックします。

 

5.

SQL文の領域を右クリックして、「 Open File」を選択します。

 

6.

作業ディレクトリ(c:\wkdir)に移動し、 load_dep.sqlファイルを選択して「 Open」をクリックします。

 

7.

スクリプトのSQLが表示されます。 「 Run Script」アイコンをクリックします。

8.

データが挿入されます。 データを表示するには、「 DEPENDENTS」タブをクリックします。

 

9.

Refresh」をクリックして、すべてのデータを表示します。

 

10.

表内のすべてのデータが一覧表示されます。

 

11.

Microsoft Excelなど、その他のツールで使用できるようにデータをエクスポートできます。 列の値のいずれかを右クリックして、「 Export」を選択してからファイル形式の1つを選択します。

 

12.

ファイルのディレクトリおよび名前を指定し、「 Apply」をクリックします。

 

13.

DEPENDENTS.CSVファイルを確認すると、以下のように表示されます。

 

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データへのアクセス

DEPENDENTSデータにアクセスする方法の1つは、 DEPENDENTS表に SELECT文を生成し、 WHERE句を追加することです。 以下の手順を実行します。

1.

SQL Worksheetの タブをクリックします。

 

2.

clear」(鉛筆型の)アイコンをクリックして、SQL Statementウィンドウからコンテンツを削除します。

 

3.

データベース・オブジェクトのリストから「 DEPENDENTS」表をSQL文の領域にドラッグ・アンド・ドロップします。

 

4.

SELECT文には、DEPENDENTS表に含まれる列すべてが表示されます。 SELECT文の最後まで右方向にスクロールします。

 

5.

WHERE句の where relative_id > 110 を、SELECT文の最後にある';'の前に追加します。 次に、「 Execute Statement」アイコンをクリックします。

 

6.

結果が表示されます。

 

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レポートの作成

前のトピックで実行したSQLは頻繁に実行する必要があるため、そのSQLに基づいてカスタム・レポートを作成します。 さらに、バインド変数を使用してデータベースのデータ・ディクショナリのレポートを実行します。 以下の手順を実行します。

1.

実行したSQL WorksheetのSQLを選択します。 次に、「 Edit」プルダウンをクリックして、「 Copy」を選択します。

 

2.

Reports」タブをクリックします。

 

3.

User Defined Reports」を右クリックして、「 Add Folder」を選択します。

 

4.

Folder Nameに DEPENDENTS RPTSと入力し、「 Apply」をクリックします。

 

5.

DEPENDENT RPTS」を右クリックして、「 Add Report」を選択します。

 

6.

レポートの名前を入力したら、SQL領域で [Ctrl]+[v]を押し、SQL WorksheetからコピーしたSQLを貼り付けます。 次に、「 Apply」をクリックします。

 

7.

DEPENDENTS RPTS.」を開きます。

 

8.

作成したレポートを選択します。

 

9.

OK」をクリックして、データベースに接続します。

 

10.

レポートの結果が表示されます。

 

11.

その他、データ・ディクショナリ・レポートも実行できます。 「 Data Dictionary Reports」、「 Data Dictionary」の順に開きます 次に、「 Dictionary Views」を選択します。

 

12.

NULL」チェック・ボックスのチェックを外します。

 

13.

Valueに colと入力し、「 Apply」をクリックします。

 

14.

'col'を含むすべてのデータ・ディクショナリ・ビューが表示されます。

 

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PL/SQLのデバッグおよび実行

Oracle SQL Developerには、拡張されたPL/SQLデバッグ機能があります。 ここでは、従業員の給与を調整するパッケージの仕様およびパッケージ本体を作成します。 以下の手順を実行します。

1.

SQL Worksheetのタブをクリックします。

 

2.

SQL文の領域を右クリックして、「 Open File」を選択します。

 

3.

作業ディレクトリ( c.\wkdir)で「 createHRpack.sql 」を選択して、「 Open」をクリックします。

 

4.

Run Script」アイコンをクリックします。

 

5.

左にある「 Connections」タブをクリックします。

 

6.

スクリプトの実行は成功し、パッケージおよびパッケージ本体が作成されました。 「 ORCL_HR」を開きます。

 

7.

HR_PACK」を選択して、パッケージの定義を表示します。

 

8.

HR_PACK BODY」を選択して、パッケージ本体の定義を表示します。

 

9.

パッケージ本体に変更を加えるには、「 Edit」アイコンをクリックします。

 

10.

いずれかの「 +」をクリックしてコードを閉じるか、「 -」を押してコードを開きます。

 

11.

行番号が表示されない場合、行番号の領域で右クリックしてから「 Toggle Line Numbers」をクリックして表示されるようにします。 これは、デバッグの際に有効です。

 

12.

HR_PACK」を右クリックして、「 Run」を選択します。

 

13.

Parameterウィンドウが表示されます。 ここに、入力パラメータを挿入する必要があります。

P_ID 102 に、 P_INCREMENT 1.2 に設定します。 これは、ID 102の従業員の給与が20%上昇したという意味です。 EMPLOYEE_ID 102の現行のSALARYは、17000です。「 OK」をクリックします。

 

14.

20400の値が返されます。

 

15.

Exception Handlingをテストするには、ナビゲータで「 HR_PACK」を右クリックして、「 Run」を実行します。

 

16.

今度は、P_INCREMENT値を 5に変更して、「 OK」をクリックします。

 

17.

この場合、P_INCREMENT値が1.5以上だったため、"Invalid increment value"の例外が発生します。

 

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まとめ

このチュートリアルで学習した内容は、次のとおりです。

 データベース接続の作成
 Tableダイアログ・ボックスを使用した新しい表の追加
 表定義の変更
 表へのデータの追加
 データへのアクセス
 レポートの生成
 PL/SQLのデバッグおよび実行

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 このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットが非表示になります。


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Oracle Corporation発行の「Managing Your Database Objects Using Oracle SQL Developer」の翻訳版です。

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