0) { obj.className = "imgborder_on"; } } } function hideImage(obj) { if (obj.className.substr(0, 10) == "imgborder_") { obj.src = eyeglass.src; obj.className = "imgborder_off"; } } function showAllImages() { imgs = document.images; for (i=0; i < imgs.length; i++) { showImage(imgs[i]); } } function hideAllImages() { imgs = document.images; for (i=0; i < imgs.length; i++) { hideImage(imgs[i]); } } //-->
Lesson 3:OLAPデータを含むOracleBI Spreadsheet Add-Inの使用
目的
このチュートリアルでは、AS/DS 10G R2パッチ・セット2(10.1.2.2)に含まれるOracle Business Intelligence Spreadsheet Add-In(Oracle Spreadsheet Add-In)の使用方法について説明します。
注:最初のレッスン(Lesson 1:Oracle Discoverer Plus OLAP 10.1.2.2を使用した分析レポートの作成)の前提条件には、10.1.2.2パッチ・セット要件に関する情報が含まれています。
10.1.2.2パッチ・セット・リリースに関連するOracle Business Intelligenceの多くの新しい機能があります。 Oracle Spreadsheet Add-Inでは、多くの新しい機能が利用可能です。 このレッスンでは、次の3つの新しい機能を取り上げます。
|
Discovererカタログのサポート:OLAP問合せで使用するために、計算、保存した選択、および計算されるメンバーをDiscovererカタログから取得し保存できます。
|
|
ツールバー:ツールバー・ボタンを使用して、これまでメニューとキーストロークによってのみ可能だったアクションを実行できます。
|
|
フローティングOracleBI Query Editor:問合せの編集中、常にQuery EditorをExcel上に置くことができます。
|
Oracle Spreadsheet Add-Inを使用して、最初の2つのレッスンでOracle Business Intelligence Discoverer Plus OLAP(Oracle Discoverer Plus OLAP)を使用してアクセスしたOLAPデータに関するレポートを作成します。 Oracle Discoverer Plus OLAPで使い慣れているウィザードが、Oracle Spreadsheet Add-inでも使用され、エンド・ユーザーの選択したツールにかかわらず、一貫したユーザー・エクスペリエンスを提供します。
所要時間
約1時間
トピック
このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
スクリーンショットの表示
このアイコンの上にカーソルを置くと、
すべてのスクリーンショットがロードし、表示されます。 (警告:すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
注:各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、それぞれの手順にあるアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
概要
このレッスンでは、別個のワークシートに2つのレポートを作成します。
最初のワークシートには、Oracle Discoverer Plus OLAPで作成した保存済選択を使用する製品のランキング・レポートを作成します。 さらに、Oracle Discovererで作成したカスタムの計算されるメンバーの1つも使用します。 新しいフローティングQuery Editorを使用してレポートを変更し、新しい保存済選択を作成して、ワークシートにExcelグラフを追加します。
2つ目のワークシートでは、地理別シェア・レポートを作成します。 このレポートも既存の保存済選択を使用します。 このレポートは、各上位実績国が全世界合計と属する地域の両方に対して貢献する売上と収益を示します。
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前提条件
このチュートリアルを始める前に次のことを確認してください。
|
フォーカス・エリアのレッスン1とレッスン2が完了していること。
Lesson 1:Oracle Discoverer Plus OLAP 10.1.2.2を使用した分析レポートの作成
Lesson 2:計算されるメンバーを使用するレポートの作成
|
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製品のランキング・レポートの作成
このトピックでは、前の2つのレッスンでアクセスした共通スキーマのアナリティック・ワークスペースに接続します。 その後、Oracle Discoverer Plus OLAPで使用方法を学習したQuery Wizardを使用して、製品のランキング・レポートを作成します。 このレポートは、Oracle Discovererを使用して前に作成した保存済選択と計算されるメンバーを利用します。
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OLAPデータソースへの接続
共通スキーマのアナリティック・ワークスペース(AW)に接続するには、次の手順を実行してください。
| 1.
|
Microsoft Excelを開きます。
結果:Add-Inメニュー項目
OracleBIがメニュー・バーに表示されます。
|
| 2.
|
OracleBIメニューで、「
New Query」を選択します。
|
| 3.
|
Connection Editorタブ・ページで、AWへの新しい接続を作成します。
| A. |
Descriptionボックスに
sh_olapと入力します。
|
| B. |
Host nameボックスにサーバー名を入力します。
注:これはOracle Discoverer Plus OLAPの使用時に、AWへ接続するために使用したホスト名と同じです。
|
| C. |
Port numberボックスとSIDボックスに、必要なポート番号とSID値を入力します。
|
| D. |
「
Save」をクリックします。
|
結果:"sh_olap"という名前の接続が表示されます。
|
| 4.
|
「
OLAP Connection」タブ・ページを選択し、次の手順を実行します。
| A. |
User Nameに
scott、Passwordに
tigerと入力します。
|
| B. |
2つのチェック・ボックスのオプションはデフォルト値のままにします。 |
| C. |
「
Connect」をクリックします。
|
結果:OracleBI Query WizardのWelcomeページが表示されます。
|
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OracleBI Query Wizardの使用
ここで、OracleBI Query Wizardを使用して、製品のランキング・レポートに対するOLAP問合せを作成します。
| 1.
|
Query WizardのWelcomeページで、「
Next」をクリックします。
|
| 2.
|
Query Wizardのステップ1では、次を実行します。
| A. |
「
Electronics – KPIs」フォルダを開きます。
|
| B. |
「
Sales Revenue」と「
Profit」メジャーを選択します。
|
| C. |
次のように、メジャーをSelectedリストに移動します。
|
| D. |
「
Next」をクリックします。
|
|
| 3.
|
ステップ2では、クロス集計項目をドラッグして、次のようなレイアウトを作成します。
その後、「
Next」をクリックします。
|
| 4.
|
Timeディメンションに対し(ウィザードのステップ3)、次の手順を実行してください。
| A. |
「
2004」年と「
2005」年を選択します。 さらに、Selectedリストに移動します。
|
| B. |
「
Calculated Members」フォルダをドリルし、計算されるメンバー「
2004-2005」を選択して、Selectedリストに移動します。
選択結果は次のようになります。
注:これは、共有Discovererカタログの例です。 この計算されるメンバーは、Oracle Discoverer Plus OLAPを使用して作成されており、Oracle Spreadsheet Add-Inのユーザーはアクセスが可能です。
|
| C. |
次の手順を実行して、SelectedリストのTimeメンバーの順番を並び替えて、計算されるメンバーがリストの最後に表示されるようにします。
- まず、Selectedリストの「
Members」タブをクリックします。
- 次に、計算されるメンバー「
2004-2005」を選択します。
- 最後に、「
Move down」ボタン(Selectedリストの右下の隅にあります)を2度クリックします。
ディメンション・メンバーの順番は次のようになります。
|
| D. |
「
Next」をクリックします。
|
|
| 5.
|
Channelディメンションでは(ウィザードのステップ4)、「
All Channels」、「
Direct」、「
Indirect」、および「
Others」をSelectedリストに移動して、「
Next」をクリックします。
|
| 6.
|
Geographyディメンションでは(ウィザードのステップ5)、保存した選択My Geographic Regionsを使用します。
| A. |
「
Saved Selections」タブをクリックし、「
Users」→「
SCOTT」フォルダを開きます。
|
| B. |
「
My Geographic Regions」を選択し、Selectedリストへ移動します。
注:これは、共有Discovererカタログの別の例です。 この保存済選択は、Oracle Discoverer Plus OLAPを使用して作成されており、Oracle Spreadsheet Add-Inのユーザーはアクセスが可能です。
|
| C. |
「
Next」をクリックします。
|
|
| 7.
|
Productディメンションでは(ウィザードのステップ6)、複数手順のランキング選択を作成します。
このランキング選択は、前のレッスンで保存した製品セットである、保存済選択のMy Productsから上位5製品を返します。 このランキングはSales Revenueに基づきます。 さらに、ランキング選択基準が完了したら、後で利用するために保存します。
| A. |
Availableリストの「
Saved Selections」タブをクリックし、「
Users」→「
SCOTT」フォルダを開き、「
My Products」をSelectedリストへ移動します。
|
| B. |
次のように、Availableリストの「
Conditions」タブをクリックし、「
Top/Bottom」フォルダを開き、条件テンプレート「
Top 10 based on Profit」をSelectedリストへ追加します。
|
| C. |
次に、ランキング条件を変更します。 ランキング条件手順を選択し、
Edit Stepアイコン(鉛筆)をクリックします。
|
| D. |
Edit Stepダイアログ・ボックスで、条件基準を
keep、
top 5 products based Sales Revenueに変更します。
|
| E. |
次に、問合せ内の他のディメンションに対する製品ランク付けの手順を認定します。 「
Qualify」ボタンをクリックします。
|
| F. |
次のように、Qualify Measureダイアログ・ボックスで、Timeディメンションに「
2005」を選択し、ChannelおよびGeographyディメンションの両方に、
Eachオプションを選択します。
これにより、新しいChannelおよびGeographyメンバーがレポートのPage Items領域から選択されると、製品ランキング条件が再評価されます。 また、このランキング条件は2005年のTime値に基づきます。
「
OK」をクリックして、Qualify Measureダイアログ・ボックスを閉じます。
|
| G. |
「
OK」をクリックして、Edit Stepダイアログ・ボックスを閉じます。 Selectedリストは次のように表示されます。
|
| H. |
Selectedリストの下部にある「
Save」をクリックします。
|
| I. |
Save Selection Asダイアログ・ボックスで、Nameに
My Top 5 Products for 2005 Each Chan Geogと入力し、
Save Stepsオプションを受け入れて、「
OK」をクリックします。
注意事項:
Oracle Discoverer Plus OLAPと同様に、Oracle Spreadsheet Add-Inにも保存済選択を作成できます。
これまで見てきたように、Oracle Discovererで作成された計算されるメンバーを使用できます。 ただし、Oracle Spreadsheet Add-In内から作成することはできません。
|
|
| 8.
|
「
Finish」をクリックして、次のようなレポートを作成します。
|
| 9.
|
レポートに小数点以下の桁が表示されていない場合、次の2つの手順を実行して、すべてのメジャー・データに小数点以下2桁の書式を作成できます。 上に示したように、データがすでに小数点以下2桁を含んでいる場合は手順11に進みます。
| A. |
すべてのメジャー・データのデータ本体を選択します(セルB6からG10)。
|
| B. |
メイン・メニューから「
書式」→「
セル」を選択します。
|
| C. |
表示形式タブ・ページで、分類に「
数値」、小数点以下の桁数の値に「
2」を選択します。 「
OK」をクリックします。
|
|
| 10.
|
このデータ本体と同じ内容で、現在のデータ書式をデフォルトとしてすべての問合せに設定します。
| A. |
メイン・メニューから「
OracleBI」→「
Default Options」を選択します。
|
| B. |
Generalタブ・ページのDefault query formattingセクションで、「
Current data body formatting」オプションを選択します。
「
OK」をクリックします。
|
今後、OLAPレポートに新しいメジャーを追加すると、そのデータは小数点以下2桁を表示します。
|
| 11.
|
GeographyおよびChannelディメンション・ボックスからメンバーを選択します。 製品ランキング条件は、新しいGeographyおよびChannelメンバーそれぞれを再評価します。 |
| 12.
|
さらに、ドリルダウン(+)または閉じる(-)記号をダブルクリックして、Timeディメンション・メンバーをドリルすることができます。 |
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ランキング・レポートの変更
このトピックでは、Query Editorを使用して、レポートのレイアウト、ディメンション選択、ランキング条件を変更します。
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フローティングQuery Editorの使用
Query Editorは、Oracle Discoverer Plus OLAPで問合せの編集に使用したウィザードです。 Oracle Discovererでのこのウィザードの名前はWorksheet Wizardですが、どちらの製品においても、このウィザードのすべての側面は同じです。
Oracle Spreadsheet Add-Inでは、Query Editorの表示方法を指定できます。 問合せの変更を適用した後、Query Editorを閉じることができます(これがデフォルトの動作です)。問合せの変更を適用した後、Query Editorを開いたままにすることもできます。 これは"フローティング"Query Editorの有効化とも呼ばれます。
| 1.
|
フローティングQuery Editorを設定するには、メニューから「
OracleBI」→「
Default Options」を選択します。
|
| 2.
|
Default Optionsダイアログ・ボックスのGeneralタブ・ページで、以下のQuery Editorオプションを選択します。
|
| 3.
|
Query Editorを開くには、「
Edit Query」アイコンをクリックします。
結果:フローティングQuery Editorがスプレッドシートの右下の隅に表示されます。
|
| 4.
|
次の手順を実行することで、Timeディメンションの位置と選択を変更します。
| A. |
「
Layout」タブをクリックします。 次のように、「
Time」をPage Items領域に移動します。
次に、「
Apply」をクリックします。
結果:TimeがPage Items領域に移動するのに伴い、ワークシートのレイアウトが変更します。 Query Editorは開いたままです。
|
| B. |
「
Dimensions」タブをクリックします。 デフォルトで、Timeディメンションが選択されています。
「
Remove All」ボタンをクリックして、現在の選択をクリアします。 次のように、「
2005」をドリルしてから、2005年の4つの四半期をSelectedリストに移動します。
|
| C. |
「
Apply」をクリックします。 レポートは、以下のように表示されます。
|
|
| 5.
|
製品のランキング条件を変更して、2005年のランキングを基準とせずに、あらゆるTimeディメンション・メンバーを再評価します。 その後、新しい選択を保存します。
| A. |
Query EditorのDimensionsタブで、「
Product」をクリックします。
|
| B. |
Selectedリストで、ランキング条件手順をクリックし、
Edit Stepアイコン(鉛筆)をクリックします。
|
| C. |
Edit Stepダイアログ・ボックスで、「
Qualify」ボタンをクリックします。
|
| D. |
Qualify Measureダイアログ・ボックスで、Timeを2005から「
Each Time」に変更し、「
OK」をクリックします。
|
| E. |
「
OK」をクリックして、Edit Stepダイアログ・ボックスを閉じます。
|
| F. |
Selectedリストの下部にある「
Save」をクリックします。 Save Selection Asダイアログ・ボックスで、Nameに
My Top 5 Products Each Time Geog Chanと入力し、「
Save Steps」オプションを使用して、「
OK」をクリックします。
|
| G. |
Query Wizardで「
Apply」をクリックします。
|
| HI. |
Timeドロップダウン・ボックスから「
Q3 05」を選択します。 製品のランキングは再評価を行い、データが更新されます。
Timeドロップダウン・ボックスから「
Q4 05」を選択します。 再び、製品のランキングは再評価を行い、データが更新されます。
|
|
| 6.
|
次の手順に従って、Margin %メジャーをレポートに追加します。
| A. |
Query EditorのItemsタブで、「
Electronics KPIs」フォルダを開き、「
Margin %」を選択して、Selectedリストへ移動します。
|
| B. |
「
Apply」をクリックします。
結果:Margin %メジャーがレポートに追加されます。
|
|
| 7.
|
Sales Revenueではなく、Profitに基づいた製品をランク付けするようにレポートを変更します。
| A. |
Query EditorのDimensionsタブで、「
Product」をクリックします。
|
| B. |
Selectedリストで、条件手順をクリックします。
|
| C. |
「
Sales Revenue」ハイパーテキスト・リンクをクリックし、リストから「
Profit」を選択します。 変更されたランキング条件は、次のように表示されます。
結果:この条件では、Profitメジャーを使用して製品のランキングを実行します。
|
| D. |
「
Apply」をクリックします。 Profitに基づいた製品メンバーをランク付けするようにレポートが変更されます。
|
| E. |
Page Items領域のディメンションからメンバーを選択します。 ランキング条件がProfitに基づき再評価を行います。
|
|
| 8.
|
ここで、ランキング条件をMargin %に基づくように変更します。
| A. |
Query EditorのDimensionsタブで、Productが選択されたままであることを確認します。
|
| B. |
前と同様に、「
Profit」ハイパーテキスト・リンクをクリックして、ランキング条件のメジャーを変更します。 リストから「
Margin %」を選択します。
変更されたランキング条件は、次のように表示されます。
|
| C. |
「
Apply」をクリックします。 Margin %に基づき製品メンバーをランク付けするようにレポートが更新されます。
|
| D. |
ここで、Page Items領域のディメンションからメンバーを選択すると、ランキング条件はMargin %に基づき再評価を行います。
|
フローティングQuery Editorは、OLAP問合せを容易に変更し、さまざまな分析を実行します。
|
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ワークシートにExcelグラフを追加
次に、ワークシートにExcelグラフを追加します。 グラフの挿入にはExcelの機能を使用しますが、そのグラフはOLAP問合せと連動し、問合せを変更すると動的に更新されます。
| 1.
|
まず、Query Editorで、Sales Revenueに基づきデータをランク付けするように、製品ランキング条件をもう一度変更します。
その後、「
OK」をクリックし、変更を適用してQuery Editorを閉じます。
|
| 2.
|
次の手順に従い、Excelグラフを追加します。
| A. |
次のように、Excelのスプレッドシートでデータを含むセルを選択します。
|
| B. |
メイン・メニューから「
挿入」→「
グラフ」を選択します。
|
| C. |
グラフ・ウィザードのステップ1では、グラフの種類に「
円」、グラフの形式に「
3-D効果の付いた分割円グラフ」を選択します。
|
| D. |
「
完了」をクリックして、グラフを挿入します。
|
|
| 3.
|
グラフをクロス集計の下に再配置してから、タイトルを円グラフの上に再配置します。
|
| 4.
|
新しいGeography、Channel、Timeメンバーをドロップダウン・リストから選択することができ、どちらの表示も自動的に更新されます。 以下に例をあげます。
|
| 5.
|
ワークシートの名前を変更します。
| A. |
「
Sheet1」を右クリックし、メニューから「
Rename」を選択します。
|
| B. |
My Top 5 Productsと入力します。
|
| C. |
「
Enter」をクリックします。
|
|
| 6.
|
レポートを試した後は、ワークブックを保存します。
| A. |
メニュー・バーの「
File」→「
Save As」を選択します。
|
| B. |
名前に
OracleBI-SSA.xlsと入力します。
|
| C. |
「
Save」をクリックします。
|
|
トピックに戻る
地理別シェア・レポートの作成
このトピックでは、新しいワークシートに地理別シェア・レポートを作成します。 このレポートは、各上位実績国が全世界合計と属する地域の両方に貢献する売上と収益を示します。
注:シェア・メジャーは貢献率として計算されます。
| 1.
|
「
Sheet 2」をクリックしてから、「
New Query」アイコンをクリックします。
|
| 2.
|
Connect Query 2ダイアログ・ボックスが開くと、適切な接続情報があらかじめ入力されています。 「
Connect」をクリックします。
結果:Query Wizardが表示されます。
|
| 3.
|
Welcome画面で「
Next」をクリックします。 さらに、Query Wizardのステップ1で、次の手順を実行します。
| A. |
Availableリストで、「
Electronics - Share Calculations」フォルダを開きます。
|
| B. |
「
Sales Revenue」、「
Geography Share of Parent Revenue」、および「
Geography Share of Total Revenue」メジャーを選択します。
|
| C. |
次のように、メジャーをSelectedリストに移動します。
|
| D. |
「
Next」をクリックします。
|
|
| 4.
|
ステップ2では、次のようなレイアウトを作成します。
「
Next」をクリックします。
|
| 5.
|
Timeディメンションでは(ウィザードのステップ3)、最新の6つの四半期を返す条件を作成します。
| A. |
「
Conditions」タブをクリックし、「
Time/Ordinal」フォルダを開きます。
|
| B. |
「
Last 3 Calendar Month」テンプレートを選択し、ハイパーテキスト・リンクを「
Last 6 Calendar Qtr」に変更します。
|
| C. |
条件をSelectedリストに移動します。 Selectedの「
Members」タブをクリックすると、この条件の結果をプレビューすることができます。
|
| D. |
「
Next」をクリックします。
|
|
| 6.
|
Channelディメンションでは(ウィザードのステップ4)、「
All Channels」、「
Direct」、「
Indirect」、および「
Others」を選択します。 「
Next」をクリックします。
|
| 7.
|
Geographyディメンションでは(ウィザードのステップ5)、Oracle Discoverer Plus OLAPの使用時に作成したSaved Selectionsタブの“Countries Sales GT 10K”を使用します。
| A. |
「
Saved Selections」タブをクリックし、「
Users」→「
SCOTT」フォルダを開きます。
|
| B. |
「
Countries Sales GT 10K Each Time Prod Chan」を選択し、Selectedリストに移動します。
|
| C. |
「
Next」をクリックします。
|
|
| 8.
|
Productディメンションでは(ウィザードのステップ6)、AvailableリストのMembersタブを使用します。
| A. |
「
All Products」をドリルします。
|
| B. |
「
Electronics」、「
Hardware」、「
Accessories」、「
Photo」、「
Software/Other」を選択し、Selectedリストに移動します。
|
|
| 9.
|
「
Finish」をクリックするとレポートが作成されます。 レポートは、次のように表示されます。
このレポートは、親シェアと合計シェアの計算値の相違を示します。
|
"親"シェア・データは、階層内の親レベルに対するメンバーの貢献割合を示します。この場合、各国の属する地域に対する割合です。 |
|
"合計"シェア・データは、そのディメンションの合計に対するメンバーの貢献割合を示します。この場合、各国の全世界合計に対する割合です。 |
たとえば、電子製品カテゴリにおいて、流通全チャネル対象の2004年の第3四半期は、ドイツの販売収益がヨーロッパに対し30%、全世界に対し9%の貢献をしました。
|
| 10.
|
新しいProduct、Time、およびChannelメンバーを選択して、レポートを使用してみます。 それぞれの場合で、Geography例外条件が再評価を行い、メジャーは適切に更新されます。
|
| 11.
|
レポートを試した後で、ワークシートの名前を変更し、ワークブックを保存します。
| A. |
「
Sheet2」を右クリックし、メニューから「
Rename」を選択します。
|
| B. |
Country Revenue Shareと入力します。
|
| C. |
「
Enter」をクリックします。
|
| D. |
メニュー・バーから「
File」→「
Save」を選択します。
|
|
トピック・リストに戻る
まとめ
このレッスンで学習した内容は次のとおりです。
|
Oracle Spreadsheet Add-Inを使用して、Excel内でOracle OLAPデータに関する問合せおよびレポートを作成します。 |
|
Discovererカタログに以前に保存した計算されるメンバーと保存済選択を使用します。
|
|
フローティングQuery Editorを使用してOLAP分析を実行します。
|
|
OLAPレポートにExcelグラフを追加します。
|
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関連情報
|
AS/DS 10G R2パッチ・セット2(10.1.2.2)リリースのOracle Business Intelligence機能についてさらに学習するには、同じフォーカス・エリアのOBEを参照してください。
|
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このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットが非表示になります。
|