Oracle JDeveloperを起動します。 <jdev_install>/jdev/bin/jdevファイルを実行します。

cd /JDeveloper/jdev/bin
./jdev

または、デスクトップ上の「 JDeveloper」アイコンをダブルクリックします。

「 Connections Navigator」タブをクリックします。 Connectionsタブで「 Connections」を右クリックし、「 New Connection」を選択します。

Create WebDav Connectionウィンドウが表示されます。 以下の情報を入力したら、「 Test Connection」をクリックします。

URL location： <hostname>:8080/
Connection Name： WebDavConnection1
User Name： oe
Password： oe

テストのステータスに成功したことが表示されます。 「 OK」をクリックします。

作成したばかりの「 WebDavConnection1」接続を開きます。

「 home」→「 OE」→「 PurchaseOrders」→「 2002」→「 Apr」の順に開きます。リストで最初のドキュメントをクリックし、「 Open」を選択します。 これでXMLドキュメントが開きます。

Connectionsウィンドウの下までスクロールし、「 purchaseOrder.xsd」を右クリックします。 次に「 Open」を選択します。

XMLスキーマがグラフ化されて表示されます。 「 PurchaseOrder」を開きます。

「 Actions」を開きます。

Actionを開くと、UserおよびDateの2つのオブジェクト・タイプが表示されます。

次にXML Documentに戻り、定義を確認します。 「 XML Document」タブをクリックします。 Actionオブジェクトに、KPARTNERというユーザー・タイプが含まれていることを確認します。

Oracle XMLDBでのデータベース・ネイティブのWebサービス・エンドポイントの有効化

Http AnalyzerによるWebサービスの要求および応答の表示

端末ウィンドウを開き、以下のコマンドを入力します。

cd wkdir
sqlplus sys/oracle as sysdba

Oracle XML DBでデータベース・ネイティブのWebサービス・エンドポイントを有効化します。 以下のスクリプトを実行します。

@setWebServiceEvent11g.sql

create or replace procedure addServletMapping (pattern varchar2,
servletname varchar2,
dispname varchar2,
servletclass varchar2,
servletschema varchar2,
language varchar2,
description varchar2,
securityRole xmltype) as
xdbconfig xmltype;
begin
xdbconfig := dbms_xdb.cfg_get();
select deleteXML
(
xdbconfig,
'/xdbconfig/sysconfig/protocolconfig/httpconfig/webappconfig/servletconfig/servlet-list/servlet[servlet-name="' || servletname || '"]'
)
into xdbconfig
from dual;

if (language = 'C') then
select insertChildXML
(
xdbconfig,
'/xdbconfig/sysconfig/protocolconfig/httpconfig/webappconfig/servletconfig/servlet-list',
'servlet',
xmlElement
(
"servlet",
xmlAttributes('http://xmlns.oracle.com/xdb/xdbconfig.xsd' as "xmlns"),
xmlForest
(
servletname as "servlet-name",
language as "servlet-language",
dispname as "display-name",
description as "description"
),
securityRole
)
)
into xdbconfig
from dual;
else
select insertChildXML
(
xdbconfig,
'/xdbconfig/sysconfig/protocolconfig/httpconfig/webappconfig/servletconfig/servlet-list',
'servlet',
xmlElement
(
"servlet",
xmlAttributes('http://xmlns.oracle.com/xdb/xdbconfig.xsd' as "xmlns"),
xmlForest
(
servletname as "servlet-name",
language as "servlet-language",
dispname as "display-name",
description as "description",
servletclass as "servlet-class",
servletschema as "servlet-schema"
)
)
)
into xdbconfig
from dual;
end if;

select deleteXML
(
xdbconfig,
'/xdbconfig/sysconfig/protocolconfig/httpconfig/webappconfig/servletconfig/servlet-mappings/servlet-mapping[servlet-name="' || servletname || '"]'
)
into xdbconfig
from dual;

select insertChildXML
(
xdbconfig,
'/xdbconfig/sysconfig/protocolconfig/httpconfig/webappconfig/servletconfig/servlet-mappings',
'servlet-mapping',
xmltype
(
'<servlet-mapping xmlns="http://xmlns.oracle.com/xdb/xdbconfig.xsd">
<servlet-pattern>'||pattern||'</servlet-pattern>
<servlet-name>'||servletname||'</servlet-name>
</servlet-mapping>'
)
)
into xdbconfig
from dual;

dbms_xdb.cfg_update(xdbconfig);

end;
/

call addServletMapping(
'/orawsv/*',
'orawsv',
'Oracle Query Web Service',
null,
null,
'C',
'Web Services Servlet',
xmltype(
'<security-role-ref>
<role-name>XDB_WEBSERVICES</role-name>
<role-link>XDB_WEBSERVICES</role-link>
</security-role-ref>'
)
)
/

call addServletMapping(
'/orawsdl/*',
'orawsdl',
'Oracle WSDLs',
null,
null,
'C',
'WSDL Servlet',
xmltype(
'<security-role-ref>
<role-name>XDBWEBSERVICES</role-name>
<role-link>XDBWEBSERVICES</role-link>
</security-role-ref>'
)
)
/

grant XDB_WEBSERVICES to oe
/

-- For 11g only
grant XDB_WEBSERVICES_OVER_HTTP to oe
/
grant XDB_WEBSERVICES_WITH_PUBLIC to oe
/

-- Clean up afterward
drop procedure addServletMapping
/

Oracle JDeveloperに戻ります。 Navigatorウィンドウで「 Add to Applications」アイコンをクリックします。

Select application(s) to addウィンドウで、 <working directory>/DBWSディレクトリに移動します。 次に、 「 OBE_DBWS.jws」を選択して、「 Open」をクリックします。

この時点で警告ウィンドウが表示されたら、「 Yes」をクリックします。 この警告ウィンドウは、最新のOracle JDeveloperバージョンのファイル形式にアプリケーションを移行したことで表示されます。

「 OBE_DBWS 」を右クリックして、「 New Project...」を選択します。

New Galleryウィンドウが表示されます。 項目リストで「 Empty Project」を選択し、「 OK」をクリックします。

Create Projectウィンドウで、Project Nameに XQueryWSと入力します。 Directory Nameはデフォルトのままにして、「 OK」をクリックします。
注：デフォルトのディレクトリ名は、 <working directory>/DBWS/XQueryWSです。

「 OBE_DBWS」を開きます。 「 XQueryWS」を右クリックして、「 New...」を選択します。

Categoriesセクションで「 Business Tier」を開き、「 Web Services」を選択します。

項目リストが右のウィンドウ・ペインに表示されます。 「 Web Service Proxy」を選択し、「 OK」をクリックします。

これでCreate Web Service Proxyウィザードが起動し、Webサービスを呼び出すJavaプロキシを生成します。 「 Next」をクリックします。

サービスの詳細を含むWSDLドキュメントを選択したら、ドキュメント内のサービスを選択してプロキシを作成します。 <working directory>を表示して、 orawsdl.xmlファイルを選択します。 次に「 Open」をクリックします。

「 Next」をクリックします。

Building Modelウィンドウが一時的にポップアップし、 orawsdl.xmlのサービスのモデル構築状況を表示します。次は、サービスのポートを受け入れるためにプロキシが使用するエンドポイントURLを選択します。 デフォルトのラジオ・ボタン Run against a service deployed to Embedded OC4Jは変更しません。 「 Next」をクリックします。

「 Next」をクリックします。

ここでは、 ORAWSVPortが Portsノードの下に表示されていることを確認します。 「 Next」をクリックします。

マッピング・オプションのデフォルトを受け入れて、「 Reuse Existing Type Classes」チェック・ボックスを選択します。 「 Next」をクリックします。

「 Next」をクリックします。 次に、「 Finish」をクリックします。 これで、プロキシの作成は終了しました。

これで、 Generation in Progressウィンドウが表示されます。

Oracle JDeveloperは、WSDLファイルに定義されたWebサービスを起動するコードを生成します。 このチュートリアルの主要なクライアント・プログラム・ファイルは、 ORAWSVPortClient.javaとなります。

「 ORAWSVPortClient.txt」ファイルを開きます。 テキスト・エディタを使用して、このファイルの内容をコピーします。 Oracle JDeveloperウィンドウで、 //Add your own code hereと書かれた行の後に以下のコードを貼り付けます。

myPort.setUsername("oe");
myPort.setPassword("oe");
String endPoint = myPort.getEndpoint();
xqueryws.proxy.Query_text xq_text = new Query_text();
xqueryws.proxy.Query xq = new Query();
xq_text.setType(xqueryws.proxy.Query_textType.XQUERY); xq_text.set_value("ora:view(\"PO_SL_BIX_TABLE\")/PurchaseOrder/Reference");
xq.setQuery_text(xq_text);
System.out.println("Invoking the web service");
SOAPElement res = myPort.XMLFromQuery(xq);
System.out.println("Done. You can now check your result with HTTP Analyzer.");

コードのコンパイルを成功させるには、 javax xml.soap.SOAPElementをインポートします。この時点で、Oracle JDeveloperから javax.xml.soap.SOAPElementをインポートするよう指示するコードを受け取ります。[ Alt]+[ Enter]キーを押してインポートします。

次に、「 import...,」ノードを開きます。 javax.xml.soap.SOAPElementが追加されたことを確認します。

ナビゲータで、「 OBE-DBWS」→「 XQueryWS」→「 Application Sources」→「 xqueryws.proxy」の順に開きます。 「 ORAWSVServiceProxy」をクリックして、ウィンドウ・ペインの下部にある構造を確認します。

ORAWSVServiceProxy-Structureウィンドウ・ペインで、「 ORAWSVBinding_Stub.java」をダブルクリックします。

右のウィンドウに ORAWSVBinding_Stub.javaのコードが表示されます。 ENDPOINT_ADDRESS_PROPERTYのすべての発生要件が http://localhost:8080/orawsvに設定されていることを確認します。

次に、 ORAWSVPortClient.javaウィンドウ・ペインに戻ります。 コードを右クリックして、「 Make」を選択します。 ウィンドウの下部にあるMessages- Logで、コンパイルが成功したことが表示されます。

HTTP Analyzerを使用してWebサービスの要求および応答を表示するには、まずOracle JDeveloperにWebブラウザおよびプロキシ設定を設定する必要があります。

Oracle JDeveloperウィンドウで「 Tools」に移動し、「 Preferences...」を選択します。

Preferencesウィンドウで、「 Web Browser and Proxy」を選択します。 以下について確認し、「 OK」をクリックします。

• 「 Use HTTP Proxy Server」チェック・ボックスが選択されている
• Host Nameが localhostである
• Port Numberが 8080である
• Exceptionsテキスト・ボックスが空白である

Oracle JDeveloperウィンドウで「 View」に移動し、「 Http Analyzer」を選択します。

ウィンドウの下部にHttp Analyzerが表示されます。 「 Start Http Analyzer」アイコンをクリックします。

次に、プロジェクトを実行します。 Oracle JDeveloperウィンドウで「 Run」に移動し、 「 Run XQueryWS.jpr」を選択します。

Choose Default Run Targetウィンドウが表示されたら、以下の手順を実行します。

a. 「 Browse」をクリックします。

b. <working directory>/DBWS/XQueryWS/src/xqueryws/proxy に移動します。 次に、「 ORAWSVPortClient.java」を選択して、「 Open」をクリックします。

c. 「 OK」をクリックします。

下部に表示されるLogウィンドウに、以下のメッセージが表示されます。

calling http://localhost:8080/orawsv
Invoking the web service
Done. You can now check your result with HTTP Analyzer.
Process exited with exit code 0.

ウィンドウ・ペインの下部にあるHttp Analyzerに戻ります。 最後の項目をダブルクリックします。

または、最後の項目を選択して「 Data」をクリックします。

Http Analyzerウィンドウで、下部の左ペインにはWebサービスの要求が表示され、下部の右ペインには応答が表示されます。