Oracle Application Express

変換

多くの組織が、スプレッドシートやMS Accessなどのデスクトップ・データベース・アプリケーションの急増に苦労しています。部門では、セキュリティ、バックアップとリカバリ、データ整合性への対処が十分ではない状態で、IT部門とは関係なくアプリケーションを開発することが多いです。このようなアプリケーションの多くがミッション・クリティカルなものになっており、基盤となるテクノロジーは企業のガバナンス要件に対応していません。

また、Oracle Formsでアプリケーションを開発していた多くの組織が、レガシー・アプリケーションを最新化する方法を探しています。Application Expressは、これらのアプリケーションを、セキュリティや拡張性、信頼性に優れた、最新のWeb 2.0アプリケーションに変換するのに非常に適しています。

スプレッドシート スプレッドシートをウィザードにカット・アンド・ペーストするだけで、完全なApplication Expressアプリケーションを数分で開発できます。ユーザーは、スプレッドシートを配布する代わりに、Application ExpressアプリケーションにURLを送信できます。これにより、データ損失を防ぎ、データの保存やバックアップなどを一元化でき、信頼できる唯一の情報源を確保できます。すべてのユーザーに最新バージョンのデータがリアルタイムで表示されるため、手動のデータ同期は不要です。

MS Access Oracle Application Express移行ワークショップは、Microsoft AccessアプリケーションをOracle Application Expressに移行するのを支援します。Oracle SQL Developer Migration Workbenchと連携して機能し、Access移行要件に適したトータル・ソリューションを提供します。まず、SQL Developer Migration Workbenchを使用してスキーマ定義とデータを移行し、次に、Oracle Application Express移行ワークショップを使用してAccessのフォームとレポートを移行します。最後に、Oracle Application Expressのすべてのパワーと機能を利用する新しいアプリケーションを調整します。

Oracle Forms Oracle Application Expressでは、Forms変換ユーティリティを提供しています。そのため、開発者は標準のFormsユーティリティを用いてOracle FormsベースのアプリケーションをXMLにエクスポートしてから、XMLをOracle Application Expressにインポートできます。

Forms変換プロジェクトにロードしたら、機能のサブセットがOracle Application Expressアプリケーションとして自動生成されます。自動変換されないロジックについては、Oracle Application Expressを使用して開発者はクライアント側Formsロジックの手動移行を追跡できます。