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Oracle Application Express |
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| Application ExpressでのPDF印刷 |
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| 1.概要とアーキテクチャ |
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Application ExpressのPDF印刷アーキテクチャ |
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アプリケーションのエンドユーザーが印刷リンクをクリックすると、Application Expressエンジン(Oracleデータベースに含まれる)にリクエストが送信されます。次に、Oracle APEXエンジンが、対応するレポート・データをXML形式で生成し、レポート・テンプレートをXSL-FOまたはRTF形式で生成します。外部レポート・エンジンがデータとテンプレートをPDFに変換し、Oracle BI Publisher 10.1.3.2(旧称Oracle XML Publisher)に付属している変換サーブレットを使用して、このPDFをエンドユーザーに表示します。エンドユーザーと開発者は、このようなアーキテクチャ上の複雑さを感じることは一切ありません。エンドユーザーは印刷リンクをクリックするだけでよく、開発者は宣言的に領域を設定するだけでPDF印刷をサポートできます。
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| 2.構成オプション |
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| 2.1 標準構成
標準構成は、Apache FOPなどの標準XSL-FO処理エンジンと併せて実装できます。Application Express 3.0.1以降には、Apache FOPとOracle Containers for J2EE(10.1.3.2以上)を組み合わせたサポート構成が含まれています。この構成は、基本的なページ属性の制御を通じて、レポート領域とレポート問合せを宣言的に書式設定します。属性には、方向、サイズ、列ヘッダーの形式、ページ・ヘッダー、ページ・フッターが含まれます。以下に、標準構成のスクリーンショットを示します。
拡張構成には有効なOracle BI Publisherのライセンスが必要です。拡張構成では、標準構成の全機能に加えて、BI PublisherのWordテンプレート・プラグインを使って開発された、RTFベースのレポート・レイアウトを定義する機能を使用できます。この機能を使うと、レポート内の全要素を簡単かつグラフィカルに制御できるため、ページにロゴや複雑なコントロール・ブレークを追加したり、ページ区切りを全面的に制御したりできます。さらに、グラフの埋込みや、国の定める標準の書式とほとんど変わらないレポートの作成も可能です。以下に、拡張構成のスクリーンショットを示します。
高度なPDFレポートの作成方法については、 How-To Create a Master-Detail PDF Reportを参照してください。 2.3 Application Express内でBI Publisherを使用するメリット BI PublisherをApplication Expressの印刷サーバーとして使用すると、より堅牢で専門的なアプリケーションとなります。
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| 3.WindowsでのOracle BI Publisherのインストールと構成 |
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| 3.1 前提条件
Oracle BI Publisherをレポート・サーバーとして使用するには、Oracle Business Intelligence Publisherバージョン10.1.3.2.1以上をインストールする必要があります。この製品は、OTN Developer License(アプリケーションの単一プロトタイプを開発する目的でのプログラム使用に限定したライセンスで、その他の目的には使用できない)に従って以下のリンクからダウンロードできます。 Oracle Business Intelligence Publisherのダウンロードで、最新バージョンのBI Publisherを選択します。 同時にデスクトップ・ソフトウェアをダウンロードしておくと、レポートで使用するRTFテンプレートを作成できます。Oracle BI Publisherについて、詳しくはOTNのサイトを参照してください。 注: 2)テンプレートの構築中にXMLサンプル・ファイルをロードしようとして"Compile error in hidden module: Module_starter"というエラーが表示された場合、Windowsのセキュリティ・パッチが原因です。この問題を回避するには、以下の手順を実行します。
3.3 Application ExpressでBI Publisherを使用するための設定 レポート・サーバーとしてBI Publisherを使用するには、はじめにレポート印刷パラメータにアクセスします。
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| 4.LinuxでのOracle BI Publisherのインストールと構成 |
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| 4.1 前提条件
Oracle BI Publisherをレポート・サーバーとして使用するには、Oracle Business Intelligence Publisherバージョン10.1.3.2.1以上をインストールする必要があります。この製品は、OTN Developer License(アプリケーションの単一プロトタイプを開発する目的でのプログラム使用に限定したライセンスで、その他の目的には使用できない)に従って以下のリンクからダウンロードできます。 Oracle Business Intelligence Publisherのダウンロードで、最新バージョンのBI Publisherを選択します。 同時にデスクトップ・ソフトウェアをダウンロードしておくと、レポートで使用するRTFテンプレートを作成できます。Oracle BI Publisherについて、詳しくはOTNのサイトを参照してください。 Oracle BI Publisherをインストールする前に、Java SDK 1.5.0がシステムにインストールされていることを確認します。Java SDKは以下のWebページからダウンロードできます。 注:元のSunリリース名はJava 2 Platform, Standard Edition 1.5.0(J2SE Development Kit 1.5.0)ですが、番号体系が5.0(J2SE 5.0)に変更されています。1.5.0と5.0は、どちらも同じプラットフォームと製品を指しています。 ダウンロードしたBI Publisherのバージョンに応じて、BI Publisher Documentationから該当するドキュメントを選択し、Getting Startedに記載されたインストール手順に従います。 BI Publisherのインストールが終了した後で、OC4Jを起動します。OC4Jを起動したら、BI Publisherスタート・ページを開き、BI Publisherが稼働中であることを確認します。Application Expressでの設定時に使用するホスト・アドレスとポート番号が不確かな場合は、BI Publisherスタート・ページを開いた後にブラウザのURLフィールドに表示されるホスト・アドレスとポート番号を参照してください。 4.3 Application ExpressでBI Publisherを使用するための設定 レポート・サーバーとしてBI Publisherを使用するには、はじめにレポート印刷パラメータにアクセスします。
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| 5.Apache FOPのインストールと構成 |
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| 5.1 前提条件
Application Express 3.0.1では、Apache FOPとOracle Containers for J2EE(10.1.3.2以上)を組み合わせたサポート構成が提供されています。Apache FOPのインストール・ファイルは、Application Expressのディストリビューションにapex_install_directory/utlities/fop/fop.warとして含まれています。 注:Application Express 3.0.1以降で、Apache FOPとOracle Containers for J2EE(10.1.3.2以上)の組合せはレポート・サーバーとしてサポートされていますが、これは提供されたファイルを使用してインストールした場合に限られます。Apache FOPの構成を変更した場合はサポートされません。構成の変更に関する質問は、Application Express OTN Forumに投稿してください。 はじめに、Oracle Containers for J2EE(OC4J)が稼働中であることを確認します。以下に記載するFOPソリューションでの動作が確認されているOC4Jバージョンは次のとおりです。
fop.warファイル(apex_install_directory/utlities/fopディレクトリ内)をローカル・マシン上のアクセス可能な場所に保存します。下記の指示に従うか、またはビューレットを実行して手順を確認します。
FOPをインストールしたら、レポート印刷パラメータにアクセスします。
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| 6.その他のXSL-FO処理エンジンの設定 |
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| その他のXSL-FO処理エンジンを使用する場合、上記のApache FOPの例で提供したJSPサンプルと同等の機能を持つエンドポイントを作成する必要があります。レポート・サーバーとしてサポートされるのは、Oracle BI Publisherと、上記の方法でインストールしたApache FOPとOracle Containers for J2EE(10.1.3.2以上)の組合せのみです。その他のXSL-FO処理エンジンに関する質問は、Application Express OTN Forumに投稿してください。 | ||||||||||||||
| 7.Oracle Database 11gでのネットワーク・サービスの有効化 |
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Oracle Database 11g Release 1(11.1)では、ネットワーク・サービスとのインタラクション機能がデフォルトで無効になっています。Oracle Application Expressと一緒にOracle Database 11g Release 1(11.1)を実行する場合、新しいDBMS_NETWORK_ACL_ADMINパッケージを使用して、FLOWS_030100データベース・ユーザー用のホストに接続権限を付与する必要があります。権限を付与しないと、PDF/レポート印刷で問題が発生します。具体的には、以下のエラー・メッセージが表示されます。
ORA-20001:The printing engine could not be reached because either the URL specified is incorrect or a proxy URL needs to be specified.この場合は、『Oracle Application Express Installation Guide』の「Enabling Network Services in Oracle Database 11g」に記載された指示に従います。前述のスクリプトの実行後に「ORA-44416: Invalid ACL」エラーが発生した場合は、troubleshooting sectionを参照してください。 |
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