adfc-config.xmlページ・フロー・ダイアグラムが開きます。 ページ・フロー・ダイアグラムで、「 /browseCustomers」データ・ページをダブルクリックします（現 在、このファイルは存在しません）。

提案されたページ名 browseCustomers.jspxを受け入れます。 ページ内のそのほかのオプションもデフォルトのままにし、「 OK」をクリックします。

「 OK」をクリックしてページを作成し、ビジュアル・エディタに空のページを立ち上げます。

Oracle JDeveloperおよびOracle ADFでは、データアウェア・コンポーネントを簡単にページへ追加できます。 空白ページの右にADF Facesタブが表示されたことを確認します。 Common ComponentsのLayoutタブとOperationsタブには、ビジュアル・コンポーネントなどの非データ・バインド・コンポーネントがすべて 表示されています。一方で、アプリケーション・ナビゲータの下部にあるData Controlsタブには、すべてのADFデータ・バインド・コンポーネントが表示されています。

「 Data Controls」タブに切り替えます （このパレットが表示されていない場合は、アプリケーション・ナビゲータの下部にあるShow Minimized項目バーをクリックします）。

アプリケーション・モジュールがデータ・コントロール・パレットに表示されます。 CustomerOrdersBusinessServicesDataControlを 展開します。 CustomersView1ノードを展開します。 選択されたアイテムは、ビュー・オブジェクトを構築する際に選択したものです。

まず、PanelBoxをページ上に配置して表のためのページを準備します。 これを準備することで次の手順が簡単になり、ページ内も整理されます。

次に、「 CustomersView1」を選択してPanelBoxにドラッグします。 選択メニューが表示されます。 「 Tables」→「 ADF Read-only Table」 を選択します。

表の列の編集ダイアログで、「 Row Selection」と「 Sorting」 にチェックを入れます（エディタはまだ閉じないでください）。

参照ページと問合せページを作成しているため、ページ上のビュー・オブジェクトにある列をすべて表示する必要はありませんが、編集ページで はすべての列が必要です。

[Shift]を押しながら（または[Ctrl]を押しながら個々の列を選択して）、 CustomerId、 CustFirstName、 CustLastName、 CustEmail以 外のすべての列を選択し、 Delete「 」をクリックします。

「 OK」をクリックします

次に、 プロパティ・インスペクタの Styleセクションで Widthを 100%に設定し、表が画面の幅全体を使用して表示されるようにします。

PanelBoxには、デフォルト名が入力されています。 これを、 プロパティ・イン スペクタ内で"Customers"に変更します。

構築したページをテストするには、アプリケーション・ナビゲータから実行するか、ページ自体から実行してください。 ここでは、ページ・フロー・ダイアグラムに戻ります。 /browseCustomersデータ・ページにインコン プリート（感嘆符）アイコンが表示されていないことを確認します。

ページ・フロー・ダイアグラムで「 browseCustomers」ページを右クリックし、コンテキス ト・メニューから「 Run」を選択してページを実行する内部サーバーを起動します。

読取り専用Webページがブラウザ上で実行され、Customers表に問い合わせます。 ラベルは前のチュートリアルで指定したエンティティ・オブジェクトとビュー・オブジェクトで、ソートの順番はそのチュートリアルのビュー・オブジェクトで 指定したORDER BY句に基づいたものです。

レコードの順番は、列ラベルをクリックして変更できます。 順番や昇降順を指示する列がどれかを示すアイコンが表示されます。 レコードの最後まで移動し、戻れることを確認してください。 終了したら、ブラウザを閉じます。

時間に余裕がある場合は、ページを作成した際に、何が起こるかを確認してください。 Oracle JDeveloperに戻り、アプリケーション・ナビゲータから「 ViewController」→「 Application Sources」を開きます。 多くのパッケージが用意されています。

「 view.pageDefs」を選択します。

これを展開し、「 browseCustomersPageDef.xml」を選択します。

下のStructureウィンドウで、「 executables」→「 CustomersView1Iterator」 を選択します。 行イテレータは現在の行を個々のコントロール・バインドに送信し、現在のデータを表示します。 イテレータ・バインドは、Webページに表示する行の数を指定できます。 「 CustomersView1Iterator」 を選択してから プロパティ・インスペクタを見ると、 RangeSize の 値セットの返したレコード数が表示されることを確認します。

次に、「 bindings」→「 CustomersView1」を 開きます。 ここでは、作成したビュー・オブジェクトの列の属性名をすべて閲覧できます。

データ・コントロール・パレットからアイテムをドラッグすると、データ・バインドがここに追加されます。