Oracle SQL Developerコマンドライン(SQLcl)18.4リリース・ノート

 

日付:2019年1月

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このリリース・ノートに含まれる内容は次のとおりです。

  1. バージョンの更新内容
  2. 作業を開始する前に
  3. 既知の問題
  4. サポート
  5. フィードバック
  6. サポート対象外のSQL*Plusコマンド
バージョンの更新内容


新機能:
VAULTコマンド - HashiCorp Vaultとの統合が実現し、接続情報を保存したり情報を取得したりできます。例や使用法の詳細情報については、SQLclのVAULTコマンドのインライン・ヘルプを参照してください。 

バグ修正: 
28550897 SODA COMMANDS BROKEN IN SQLCL
28337181 USING SQLCL 18.2 AND IF HTTP_PROXY IS SET WITH TRAILING SLASH - GETS ERROR
28818427 HELP SET DOES NOT LIST CLOUDCONFIG
28930927 NPE RUNNING QUERY AFTER RUNNING @SCRIPT WITH A BREAK

作業を開始する前に

JREサポート
  • SQLcl Release 18.4にはJavaバージョン1.8以上が必要です。最新バージョンをダウンロードするにはここへ移動してください。
  • SQLclでローカルのJREを見つけられない場合は、JREのロケーション・パスを入力するよう求めるプロンプトが表示されます。プロンプトに入力する必要があるのはフォルダ名のみであり、java.exeは含めないことに注意してください。 例:C:\Program Files\Java\jre1.8.0_91
  • Javaバージョン9および10はまだサポートされていません。
 
既知の問題
  • ディスプレイの幅より長い行を含む以前の文についてSQL Recallを呼び出すと、インライン・エディタでは、そのオーバーフローを伴う行にアクセスしたり、編集したりできなくなります。この問題の回避策は、ディスプレイ端末の幅サイズを変更し、行の折返しが行われないようにすることです。
 
プラットフォーム・サポート

SQLcl Release 18.4は、Windows 7、8、10およびWindows Server 2008/2012、Linux、またはMac OS Xで使用可能です。(サーティフィケーション・プラットフォームのリストを参照) 

 
インストールまたはアップグレード

SQLclおよびSQL Developerのすべての新規リリースでは、完全インストールを行う必要があります。空のフォルダにファイルをダウンロードして解凍します。ファイルを解凍する場合には、必ず「Use folder names」チェック・ボックスを選択します。
 
サポート

製品リリース - SQL Developer製品リリースに対する現在のデータベース・サポート・ライセンスに従って、Oracle Supportからサポートを受けられます。SQL Developerのバグや問題については、製品のMy Oracle Supportで報告してください。

フィードバック

SQLclの機能はいくつかのフォーラムによって支えられています。新しい問題に関してフォーラムを利用する場合は、古いスレッドや無関係のスレッドを使用せずに、明確なタイトルを付けて新しいスレッドを開始してください。


サポート対象外のコマンドおよび機能のSQL*Plusリスト

コマンド 
  •  REPHEADER
  •  REPFOOTER

SETコマンドによるシステム変数と環境設定
  • autoprint
  • autorecovery
  • cmdsep
  • copytypecheck
  • describe
  • eschar
  • flagger
  • flush
  • fullcolname
  • logsource
  • loboffset
  • markup
  • recsep
  • recsepchar
  • shiftinout
  • sqlcase
  • sqlprefix
  • sqlterminator
  • tab
  • underline
  • xmloptimizationcheck