Java Logo


 


Oracle Java for Mobile Devices
スタート・ガイド

Connected Limited Device ConfigurationとJava ME APIは、フィーチャーフォン製品を開発するために、膨大な数のJava携帯電話開発者、通信事業者、OEMによって世界中で使用されています。オラクルは、30億以上のデバイスで使用されており、さらにその数を増やしている携帯電話テクノロジーの代表的なプロバイダです。

使用の開始
スタート・ガイド


 
Red TriangleJava for Mobile Devices

Java for Mobile Devicesは、価格効率の高いフィーチャーフォンから最新のスマートフォンまで、あらゆる種類のモバイル・ハンドセットに対して、アプリケーションとサービスを提供するための一連の開発者向けテクノロジーです。現在、Javaは世界中で30億以上の電話機で実行されており、その数はさらに増え続けています。Javaは、モバイル・アプリケーションの配信とモダナイゼーションに比類なき可能性をもたらします。

Javaモバイル・プラットフォームの中核をなすのは、Java Platform, Micro Edition(Java ME)です。Java MEは、携帯電話、TVセットトップ・ボックス、eリーダー、Blu-Rayリーダー、プリンタなどのモバイル・デバイスおよびその他の組込みデバイスで稼働するアプリケーション向けに、堅牢で柔軟な環境を提供します。オラクルは10年以上にわたって、モバイル・デバイスや組込みデバイスを扱う代表的な企業と協業を続けており、Java Community Process(JCP)を通じてJava ME Platformの開発を行ってきました。その主要な実績の1つがMobile Services Architecture(MSA)の定義であり、開発者がアプリケーション内で目安として使用できるモバイルAPIのベースラインが定められています。2011年、オラクルはパートナーとともに、JCP内で、Java MEのモダナイゼーションに向けた提案であるJava ME.nextを推進していく予定です。

JCP内での役割に加えて、オラクルは世界中のモバイル分野と組込み分野で何万ものアプリケーションをデプロイするために使用されている開発者テクノロジーと高パフォーマンスのJava ME実装を提供しています。次にその例を挙げます。

  • Oracle Java Wireless Clientは、代表的な携帯電話プラットフォーム向けに最適化されたマルチタスキングのJava MEランタイムです。
  • Java ME SDKは、モバイル・アプリケーションの開発およびテスト向けの最先端ツールボックスです。
  • Light Weight UI Toolkit(LWUIT)は、リッチ・ユーザー・インタフェースを作成するためのコンパクトなライブラリです。
  • Oracle Java ME Embeddedは、低電力の小型デバイスに固有の要件を満たすように設計、最適化されています。

Red Triangle  LWUIT 1.5
Light Weight User Interface Toolkit 1.5は2011年8月にリリースされており、ソースとバイナリの両方の形式で提供されています。このツールキットには、新しいGUIビルダー、IOフレームワーク、Java SEのサポート、HTML4タグのサポート、新しいUIコンポーネント、ContainerList、Audio Playback APIが含まれます。詳細は、Download LWUITページを参照してください。  

Red Triangle小型モバイル・デバイスのテクノロジー

Connected Limited Device Configuration(CLDC)とMobile Information Device Profile(MIDP)は、小型モバイル・デバイス上で動作するアプリケーション開発のための標準ベースのテクノロジーです。


Mobile Service Architecture(MSA)

  • Mobile Service Architecture(MSA)のデータシート
  • Java Platform, Micro Edition Mobile Service Architectureカスタム・バイナリ・ソリューションのデータシート
  • Mobility Service-Oriented Architecture(mSOA)のデータシート

CLDC 1.1

  • CLDC HI 1.1.2データシート
  • CLDC HI 1.1.2マルチタスキング・データシート
  • CLDC仕様、V1.1(JSR 139)
  • CLDC APIドキュメント、V1.1
  • CLDC HotSpot Implementation仮想マシンのホワイト・ペーパー

CLDC 1.0.4

MIDP 2.0

MIDP 1.0


Red TriangleJAVA MEテクノロジーのオプション・パッケージ

Java MEテクノロジーのオプション・パッケージは、CLDCプロファイルまたはCDCプロファイルを拡張したAPIです。Java MEテクノロジーのオプション・パッケージの一覧は、Java MEダウンロード・ページで確認できます。

Content Handler API(CHAPI)

CHAPIを利用すると、ネイティブ・アプリケーションからJava ME Platformアプリケーションを呼び出したり、反対にJava ME Platformアプリケーションからネイティブ・アプリケーションを呼び出したりできるようになります。

Security and Trust Services

Security and Trust Services for J2ME(SATSA)は、セキュリティ要素を統合して、セキュリティと信頼性のあるサービスを実現するAPIを備えたJava MEソフトウェア・アプリケーションを提供します。

Web Services

J2ME Web Servicesは、Java MEテクノロジーからWebサービスへの標準的なアクセスを提供します。

  • J2ME Web Services仕様、1.0(JSR 172)
  • データシート

Client Provisioning

J2ME Client Provisioning仕様では、アプリケーションをプロビジョニングするための、サーバー・パーティショニングの標準を定義します。

  • Client Provisioning仕様、1.0(JSR 124)

Mobile Media API

Mobile Media API(JSR 135)では、現在デスクトップのみで利用できるマルチメディア・リッチ・アプリケーションとサービスの多くを、小型のワイヤレス・デバイスで対応できるようにします。

Generic Connection Framework

Generic Connection Frameworkオプション・パッケージ(GCF-OP)(JSR 197)では、Java MEプラットフォームのGCFに依存するアプリケーションを、J2SEプラットフォームに移行できるようにします。