Oracle Solaris 11.2 Beta Oracle Solaris 11.2の新機能

Oracle Solaris 11.2の新機能


Oracle Solaris 11.2は、オラクルがシステムに対して継続的に投資してきた成果を表す、OSの枠を超えたリリースです。Oracle Solaris 11.2を利用すると、シンプルかつ効率的で規格に準拠した、セキュアでオープンなクラウドを手頃なコストで構築できます。

 What's New in Oracle Solaris 11.2(PDF)

おもな新機能は次のとおりです。

  • オラクルのOpenStackディストリビューションによる一元化されたクラウド管理。Oracle Solaris 11.2の中核に統合されたOpenStackを通じて、プライベート・クラウド・インスタンスのデプロイが数週間から数分へと短縮されます。
  • ベアメタルと仮想化システム間の全面的な移植を可能にする新しいアーカイブ形式のUnified Archivesによる、クラウドでのセキュアなアジャイル・アプリケーション・プロビジョニング。スケールアウトや緊急時の確実なディザスタ・リカバリのために、必要に応じてクラウド内で即座にクローニングできます。
  • 拡張されたOracle Solaris Zonesによる一切妥協のない仮想化。独立・分離したKernel Zonesにより、Oracle Solaris 11.2の柔軟性はさらに高いレベルに引き上げられています。
  • Oracle Solarisのネットワーク仮想化機能を拡張する、アプリケーション主導のソフトウェア定義型ネットワークによるSLAの維持。Elastic Virtual Switchを使用することで、クラウド環境全体にわたる動的なネットワークをこれまでにない俊敏性で実現できます。
  • 規制遵守に必要な労力の軽減。自動化されたチェックおよびレポート生成ツールの統合により、コンプライアンス・レビューにかかる時間を最大10分の1に短縮します。