SOAと仮想化:どのように補完し合うか?

BEA Systems、VMWare共著
2008年1月30日(翻訳記事2008年4月2日)

今日、業界におけるサービス指向アーキテクチャ(SOA)と仮想化の議論では、両者を別々のものとしながらも、関係しているトピックと位置づけています。各技術の公の場における議論の多さに、ITマネージャは2つの技術がどのような意味において関係しているのか不思議に思われているかもしれません。実際、仮想化に伴う技術は、SOAの特徴である柔軟性を実現するための重要な要素と見られています。このホワイトペーパーでは、エンタープライズコンピューティングで注目されているこれら2つの技術的関係を明確にします。

企業は、これらの進展を急速に(おそらく異なる複数の部署で同時に)追求しています。SOAは、主にビジネスや技術アーキテクチャのレベルでの関心事であり、仮想化はデータセンターの管理部門やアプリケーションシステムを実装するグループでの主な関心事であると言えます。これらのコミュニティは、多くの場合、組織的に分離され、異なる目標のもとに運営されています。ビジネス部門とIT部門は、ビジネスプロセスやアプリケーションにおいて俊敏性の向上を図ろうとしています。一方、データセンターの管理部門は、コンピューティング、ストレージやネットワークインフラストラクチャの統合によりコストの削減を図りたいと考えています。

これらの一見関連性のない関心事も、エンタープライズアーキテクト、IT担当役員やシステムリリースマネージャのデスクでまとめて考慮されることになり、その際には、仮想化プラットフォームにSOAベースのアプリケーションをマッピングすることが明確になっている必要があります。最適な導入プラットフォームは、急速に仮想化プラットフォームになっているため、エンタープライズアーキテクトは、新たに開発されたSOAサービスを仮想化プラットフォームにマッピングすることについて考えなければなりません。エンタープライズアーキテクトは、多くの場合、SOA戦略を追求している開発チームと、統合やデータセンターの仮想化の実装で忙しいデプロイチームの間に立たされたりします。そこでの大きな疑問は、どのようにすれば、SOAベースのシステムを、仮想化された実装環境に最適にマッピングできるか、2つの接点とは何か、そして、どのようにすれば一方が他方を最適に利用できるか、ということになります。

このホワイトペーパーでは、業界でのこれら2つの進展と、その基盤となる技術が正しく実装された場合、どのようにしてお互いに補完し合うのかについて、基本的な事項を説明します。