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JD Edwards EnterpriseOne Transaction Serverによるリアルタイム・イベント・データの監視
著者:Nami Fujiyama JD Edwards EnterpriseOneと外部システムを統合する標準的な方法として、"リアルタイム・イベント"(RTE)を使用する方法があります。 RTEを使用すれば、データベースにコミットされたトランザクション情報をJD Edwards EnterpriseOneで取得して、外部システムにトランザクション・データのスナップショットを非同期で配信できます。 こうしたリアルタイム・イベントの配信を管理するJD Edwards EnterpriseOneサーバーは、"Transaction Server"と呼ばれます。 RTEメッセージはJD Edwards EnterpriseOneから送信され、Transaction Serverによって受信されて処理されます。 このメッセージは、有効なサブスクライバ(WSG、Java Listener、ESB、BPEL)がイベントに接続して受信するまで、Oracle Application Server JMSサブスクライバ・キューに保存されます。 このプロセスで重要なのは、管理者がTransaction Server内でイベント・データを監視し、表示できる点です。 ここでは、JMSキューに保存される情報がサブスクライバに配信される前に、管理者がその情報を表示する方法について詳しく説明します。 この情報を表示できるのは、サブスクライバがイベント・メッセージに接続してそれを取得するまでの間に限られます。 各メッセージ内のデータは、以下の手順を使用してキュー内で表示できます。 1. Cluster Topologyビュー( http://dencmassive.mlab.jdedwards.com/em)にログインします。 oc4jadmin/oc4jadmin 2. Transaction Serverのコンテナ「
CONTAINER3」をクリックします。
5. oc4j::J2EEServer::standalone::JMSResource::JMS::JMSDestinationResource::の順に移動して、該当するキュー「 Queue.SubQueue00」をクリックします。 7. 「 browse」をクリックします。 8. “count”の値に“0”を入力し、「 Invoke Operation」をクリックします。
著者:Jim Li JD Edwards EnterpriseOneでは、ユーザー定義コード(UDC)を使用してコード値のリストが保存されます。 コードが提供されても、ほかのシステムで値を認識できない場合があります。 さらに、UDCの説明文を取得することも必要です。
このプロセス・フローは、州の値を保存するUDCの00/Sを使用するよう設計されています。 また、そのほかのUDCを使用する場合のモデルとしても使用できます。 1. JD Edwards EnterpriseOneのBSSVツールを使用して、getUDCビジネス機能にWSDLファイル(EOneUserDefinedCode)を作成します。
3. 入力として州コードを指定し、出力として説明文を指定するようXSDを修正します。 4. PartnerLinkを起動する変数を作成します。 5. “system code”と“record type code”の値を割り当てます。 州コードはUDC 00/Sで保存されるため、以下のようにマッピングします。
6. PartnerLink変数に入力変数を割り当てます。 7. PartnerLink起動後に割当て文を作成し、出力変数にEOne出力を割り当てます。 8. プロセスを配置して実行します。 “CA”という値を入力すると、以下のXMLドキュメントが返されます。
<outputVariable>
<part xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" name="payload">
9. State Descriptionが受信されていることを確認します。
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