-
新しい空のプロジェクトを作成します。「Annotation」プロジェクト・ノードを右クリックして、「New」を選択します。 New Galleryで「All Features」タブをクリックして、Categoriesリストから「General」→「Projects」を選択し、Itemsリストから「Custom Project」を選択します。「OK」をクリックします。

-
新しいプロジェクトにEJB-Annoという名前を付け、他の値はデフォルトのままにします。 「Finish」をクリックします。

-
「EJB-Anno」プロジェクトを右クリックして、「New」を選択します。

-
New Galleryで、Categoriesリストの「Business Tier」ノードを展開し、「EJB」を選択します。Items列で「Session Bean」を選択し、「OK」をクリックします。

-
新しいSession Beanウィザードで、ステップ4に進むまで「Next」をクリックします。EJB Version (Enterprise JavaBeans 3.0)、Name、およびClass Definitionページについてはデフォルトのままにします。
-
EJB Home and Component Interfacesページでは、両方のチェック・ボックスの選択を解除して、いずれのインタフェースも実装されないようにします。 「Next」をクリックしてから「Finish」をクリックすると、Beanが作成されます。

-
エディタで、SessionEJBBean.javaファイルが開きます。前述の項と同様に、sayHello()メソッドを追加します。
public String sayHello (String s) {
return "Hello " + s;
}
クラスは次のようになります。
-
「
」Save Allをクリックして作業内容を保存します。
この時点では、単語Helloの後にパラメータとして入力された値を返す、シンプルなビジネス・ロジックを持つクラスを作成したに過ぎません。 次に、前のシナリオと同じようにWebサービス・アノテーションを追加します。 -
クラス定義の上に、@WebServiceアノテーションを追加します。 JDeveloperはjavax.jws.WebServiceのインポートを自動で追加します。コードの@WebService行をクリックして、次に左余白の電球マークをクリックします。 「Configure project for web services」を選択して、Webサービスの残りのプロジェクトを構成します。

-
POJOシナリオと同様に、sayHelloメソッドの上に@WebMethodアノテーションを追加します。 要求された場合は、[Alt]+[Enter]キーを押してインポート文を追加します(ただし、この文は自動で追加される場合があります)。

-
「
」Save Allをクリックして作業内容を保存します。
この項では、Webサービスのコンパイル、デプロイ、およびテストを行います。前述の項と同様に、HTTP Analyzerを使用してWebサービスのテストを行います。HTTP Analyzerを使用してWebサービスをテストする場合、サービスをコンパイルして統合サーバーにデプロイします。これによりアナライザが起動され、テスト時にWebサービスとの値の送受信が可能になります。
-
アプリケーション・ナビゲータで、「SessionEJBBean.java」ノードを右クリックし、コンテキスト・メニューから、「Test Web Service」を選択します。
前述の項と同様に、HTTP Analyzerエディタの上部にはWebサービスのURL、WSDL URL、および公開される操作が表示されます。

-
リクエスト領域で、arg0フィールドに<あなたの名前>を入力して、「Send Request」をクリックします。
次に、アナライザによってサービスにリクエストが送信され、しばらくすると戻りパラメータが表示されます。

-
「Close」をクリックしてすべてのタブを閉じ、EJB-Annoプロジェクトを閉じます。
パート1:POJOアノテーション・ドリブン・サービスの構築
