【TRY! ORACLE MASTER】Bronze DBA11g 編
(第7回 Oracleの管理)
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問題(13) Oracleインスタンスを構成するものを2つ選んでください。
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正解は1. 4. です。 Oracleインスタンスは、システム・グローバル領域というメモリ領域と、バックグラウンド・プロセスというプロセス群から構成されます。 え?!カタカナだらけで宇宙語みたい?それぞれの選択肢を見ていきましょう。ちゃんと意味のある名前になっています。 - システム・グローバル領域:システム全体(グローバル)で共有するメモリ領域。 - データ・ファイル:表のデータが入っているファイル。 - REDOログ・ファイル:障害などによりトランザクションを再実行(RE DO)しなければならなくなったときのために、トランザクションのログ(ジャーナル)を記録しておくファイル。 - バックグラウンド・プロセス:システムがちゃんと動くように、裏方(バックグラウンド)で働いているプロセス。 - サーバー・プロセス:バックグラウンド・プロセスとは対称的に、フロントでクライアント(ユーザー・プロセスと呼ぶ)からの要求を受け付け、処理する(サービスする)プロセス。 - リスナー:クライアントからサーバーへ接続要求がないか、サーバー側で聞き耳を立てている(Listenning)プロセス。クライアント(ユーザー・プロセス)とサーバー・プロセスを引き合わせる。 長々書いてしまいましたが、ここでは、ひとまずこれだけ押さえておいてください。 Oracleインスタンス=システム・グローバル領域+バックグラウンド・プロセス |
疑問は沢山あると思いますが、勉強を進めていくうちに、断片的な知識が繋がって「あ、なるほど」となりますよ。
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問題(14) Oracle Database管理者の一般的なタスクとして、間違っているのは次のうちどれですか。1つ選択してください。
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回答と解説: 正解は、3.です。 Bronze DBA (DataBase Administrator) 編にちなんで、Database管理者についての設問です。Database管理者って何をやるんでしょうか? Oracle Database管理者は、データベースが必要なときに利用できるように管理、メンテナンスを行います。ちゃんとパフォーマンスを発揮できるように監視 し、必要に応じてチューニングも。また、万が一の障害(ハードディスクのクラッシュなど)に備えてバックアップを取得しておくのも管理者の役目。そして障 害発生時には迅速にリカバリ(復旧)します。このほかにもパッチを適用するなどOracleソフトウェアの管理も管理者の仕事。 さて、管理のときに使うのがEnterprise Managerという管理ツール。Enterprise Managerの監視の機能を活用して、トラブルという言葉と無縁のDBAを目指したいですね。 |
Bronze DBA編の初回、如何でしたでしょうか?
