しばちょう先生の試して納得!DBAへの道

はじめまして、こんにちは。この連載を担当する"しばちょう"こと柴田長(しばた つかさ)と申します。


データベース・スペシャリスト として、Oracle GRID Centerの設立当初からOracleの持つ最新技術をパートナー各社と共同で検証し、これまでにリアルなパフォーマンスに裏付けられた数多くのWhite Paperを執筆してきました。現在は大規模案件の現場を訪問し、お客様のシステムに最適なソリューション・デザインの提案やパフォーマンス・トラブルの問題解決に従事しております。

これらの提案やトラブル解決を行う上で痛感していることは、SIer時代の開発現場やOracle GRID Centerでの実機検証の経験が確実に生かされているということです。経験しているからこそ、マニュアル棒読みの機能紹介では留まらず、瞬時にその機能の適用シナリオも含めて自信を持って自分の言葉(お客様に合わせた言葉)でお客様に提案できますし、早期にトラブル原因の当たりを付けたり解決のアイディアを閃いたりすることが可能になっていると思っています。

今回の連載は、正に体験して頂くことが主軸となります。単純な機能紹介ではなく手を動かして理解を深めて頂けるような連載にしていきたいと考えております。内容としては私が新人をDBAに育てる際に使用する課題をカスタマイズしたものであり、レベルとしては初級~中級を想定しております。これからDBAを目指される方、実機での作業から数年間離れられている方等々、多くの方にご活用頂ければ幸いです。

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第31回 ASMのストライピングとリバランスによるI/O性能の向上

今回も引き続き、Oracle Automatic Storage Management(略して、ASM)の世界をお届けします。前回はASMに実際に触れて頂き、ASMディスクやASMディスク・グループの実体や関係性を中心としてデータの冗長性(二重化、三重化)を理解して頂きましたが、今回はASMの真骨頂でもある「リバランス」を通して、ストライピングの状況やASMディスクを追加することによるI/O性能の向上を体験して頂きたいと考えています。DBAにとってSQLチューニングはもちろん必要なスキルですが、I/O性能を最大限に活用できることもまた同じぐらい重要なスキルだと私は考えています。そして、ASMを使用すれば直ぐにでもそのスキルレベルを向上させることが可能だと思うので、是非ともこの機会にASMを自分のものにしてしまいましょう。

【しばちょう先生のビデオ講座】


高可用性システムに適した管理性と性能を向上させる ASM と RMANの魅力

Oracle Databaseが提供する高可用性ソリューションは可用性を高めるだけにとどまらず、性能および管理性の向上も実現します。本セッションでは、Oracle Automatic Storage Management (ASM)やOracle Recovery Manager(RMAN)、Flashback機能につい て、概要レベルから一歩踏み込むことで見えてくる魅力について紹介します。

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