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Sun Java Wireless Client は、サンの Java ME 実装です。Brew Mobile Platform (Brew MP) 用 Sun Java Wireless Client は、基礎となるチップセットファミリに依存しない事前統合されたソリューションによって、クアルコムベースのデバイスで Java ME アプリケーションを実行できるようにするターンキー・ソリューションです。このソリューションを使用すると、移植時間を短縮できるので、結果としてデバイスメーカーは市場投入までの時間を短縮できます。
Brew MP 用 Sun Java Wireless Client は、オープンなモバイル・プラットフォームに基づいた、高パフォーマンスでマルチタスク対応の Java 仮想マシン (JVM) です。この事前統合されたスタックには次のような特長があります。
Brew MP 固有の機能に加えて、Sun Java Wireless Client は、堅牢で強固な Java ME 実装として、またモバイル・アプリケーション開発環境として、次の機能を提供します。
Brew MP 固有のソリューション代表的なオペレーターの拡張機能に対応Java ME の標準に加えて、Sun Java Wireless Client ソフトウェアは、代表的なオペレーターの機能拡張に対応しています。オペレーターの機能拡張のほとんどは、次の要素の組合せを含んでいます。
多くの場合、オペレーターの実装とテストには膨大な時間とエンジニア作業が必要になります。サンは、Brew MP 用のオペレーター機能拡張を複数用意しているので、そうしたオペレーター用デバイスの商品化に投資する合計金額を抑えることができます。 クアルコムのチップセットへの対応Sun Java Wireless Client は、60XX、61XX、62XX、65XX、68XX、と 7XXX などのクアルコム MSM/QSC チップセットに対応しています。 Java アプリケーションとネイティブ Brew MP の緊密な統合Sun Java Wireless Client ソフトウェアは、Brew MP に特化して設計、統合されたさまざまな固有の機能を提供します。このため、ネイティブ・プラットフォームで Java ME ランタイムの堅牢な統合と、アプリケーションの全体的な実行の向上を実現します。これらの固有機能は、アプリケーションのインストールと管理を強化するためにカスタマイズされた Java Application Management System (AMS) をはじめとして、さまざまなモジュールに実装されています。 |
一般機能より優れたパフォーマンスSun Java Wireless Client ソフトウェアは、マルチタスキング Java 実行時環境を提供します。Java HotSpot と ARM Jazelle などの JVM 高速化テクノロジーを組み合わせた結果、JVM とグラフィックスのパフォーマンスを向上させます。サンのマルチタスキング仮想マシンの実装は、複数の Java アプリケーションが単一の OS タスク内で実行できるように設計されています。この実装には、アプリケーションのライフサイクル (起動、停止、アプリケーション間の切替え) を管理するためのメカニズムと、メモリとネットワークソケットなどの限られたリソースを共有する複数アプリケーション間での競合を管理するメカニズムを提供します。 高度な JSR 実装Sun Java Wireless Client ソフトウェアは、Java Technology for the Wireless Industry (JTWI、JSR-185) と Mobile Service Architecture (MSA、JSR-248) の両方に合わせて最適化された実装を提供します。これらの仕様は、モバイルオペレーターの大半で必要とされる代表的な Java ME 標準です。 ツールサンの製品サービスには、さまざまなカスタマイズと設定ツールがあり、デバイスメーカーはバイナリ JVM イメージを変更することなく、対象のデバイスに合わせてソリューションを微調整できます。こうしたツールの機能には、文字列ロケールの設定、Java UI のルック&フィールのカスタマイズ、仮想マシンパラメータの設定 (ヒープサイズ、画面サイズなど) などがあります。ただし、これらに限定されません。 |
