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オラクル Java SE Subscription FAQ
Java SE Subscription
Java SE Subscription とは何ですか? Java SE Subscription で何ができますか?
Java SE Subscription は、シンプルで低コストな月々のサブスクリプションです。デスクトップ、サーバーまたはクラウド・デプロイメントで利用するための Java SE ライセンスとサポートが含まれています。サブスクリプションは、広く利用されているモデルで、特にLinux ディストリビューションで人気があります。 Java SE Subscription では、Java SEのテスト済みで認定されたパフォーマンス、信頼性およびセキュリティ・アップデートへのアクセスをオラクルから直接提供します。
My Oracle Support (MOS) への24時間365日のアクセス、27言語でのサポート、 Java SE 8 デスクトップの管理、監視およびデプロイメント機能なども含まれています。詳しくは、
Java SE Subscriptionをご覧ください。
Java SE Subscription のコストはどのくらいですか?
デスクトップの価格体系は、ユーザーごとに月々300円以下で段階的なボリューム・ディスカウントがあります。 Processor の価格体系は、サーバーまたはクラウド・デプロイメントでの利用に対して月々3,000円以下です。より詳しい情報については後述の別のセクションをご覧ください。
Java SE Subscription の期間の長さはどのくらいですか
標準期間は、1年です。その他のオプションに関しては、
こちらからお問い合わせください。
Java SE Subscription ではどのようにサポートのアップデートを入手しますか?
包括的な Java SE サポートは、 Java SE Subscription の中核であり
My Oracle Support (MOS) を介して提供されます。
Java SE Advanced で利用できる「Java SE 商用機能」は、 Java SE Subscription でも利用できますか?
Java SE Subscription でも Java SE 8 および他のバージョンで「Java SE 商用機能」に該当する機能を利用できます。またサポートも提供されます。ライセンスの詳細は
Java SE ドキュメントページ をご覧ください。
現在の Java SE Advanced ライセンシーに対する Java SE Subscription の提供についての情報は、この FAQ の「
現在の Java SE Advanced ライセンシー 」セクションをご覧ください。
サブスクリプションを更新しない場合はどうなりますか?
Java SE Subscription が終了した時点で、 Java SE Subscription が有効だった期間にダウンロードしたすべての商用ソフトウェアの権利とオラクル Premier サポートへのアクセスが終了します。もし Java SE Subscription を継続する意思がない場合、 Java SE Subscription が終了する前に、使用中の Java SE アプリケーションを
オラクルの OpenJDK バイナリ (GPLライセンス)に移行することをお勧めします。これによって中断することなく、引き続きアプリケーションを実行することができます。
サブスクリプションは Java SE Advanced のようなオラクルの従来の永久ライセンスの製品とどのように違いますか?
永久ライセンスのソフトウェアは、初期費用と年間のサポートおよびメンテナンスの費用で構成されています。サブスクリプションでは、ライセンス、アップデート、アップグレードおよびサポートが単一の価格で提供されます。必要に応じて必要な期間だけご購入ください。一つ前の質問「サブスクリプションを更新しない場合はどうなりますか?」も併せてご覧ください。
Java SE Subscription を契約すると6ヶ月のリリース頻度はどのように影響を及ぼしますか?
新しいリリース頻度に追随することもできますが、 Java SE Subscription では、運用中のアプリケーションをいつどのように新しいリリースへ移行するかをコントロールすることができます。また Java SE Subscription では、 LTS リリースのアップデートを利用すると特定の LTS リリースのバージョンに最大8年留まることができます。組織として開発から運用へ処理を移行する時、いつでも容易に Java SE Subscription を追加することもできます。 Java SE Subscription は、企業規模を問わず Java SE の長期サポートとコントロールを提供します。それはまた Java SE 8 デスクトップ管理の商用機能へのアクセスも引き続き提供します。
Java SE Subscription の動作環境や認定された構成は何ですか?
Java SE Subscription の動作環境と認定された構成は、
Java SE Subscription ドキュメントページ に掲載されています。
Java SE Subscription ユーザーの場合、バグや RFE(Request for Enhancement) をレポートできますか?
はい、
My Oracle Support をご利用ください。ウィザードが SR(Service Request) に製品情報の指定と構成情報を追加する手順をガイドします。
Java SE Subscription に関する意見や質問はどこに送ればいいですか?
契約をお持ちのお客様は、
My Oracle Supportをご利用ください。それ以外で Java SE に関する技術的な意見がある場合は、
https://java.com/report をご利用ください。販売、サポート、製品またはライセンスに関するその他の質問は
こちらからお問い合わせください。
企業のアプリケーションの一部で JavaFX、 Java Web Start、またはアプレットを使用している場合、 Java SE Subscription はどのような影響を及ぼしますか?
Java SE Subscription には
オラクル Java SE サポートロードマップに明記されているオラクル Premier サポートのタイムラインに基づく Java SE 8 の JavaFX のサポートが含まれています。詳しくは、「
The Future of JavaFX and Other Java Client Roadmap アップデート 」をご覧ください。
Java SE 8 は、デスクトップ・デプロイメント(例えば Java Web Start やスタンドアローンのシステム JRE など)をターゲットとする最後の Java SE リリースです。 Java SE 8 の公式アップデートは、2019年1月に終了します。その後、商用目的で利用しているユーザーは、他のテクノロジーへ移行するか Java SE Subscription の購入が必要となります。オラクルは、 Java Web Start テクノロジーを含む Java SE 8 の商用サポートを少なくとも2025年まで提供します。
Javaアプレットは非推奨になっており、2019年3月以降のいずれかの時期に削除される可能性があります。詳しくは、
Java Client Roadmap Update - Oracle White Paper (pdf)をご覧ください。
アプリケーションを実行するためにコンテナ・プラットフォーム (例えば Docker など)やクラウド・デプロイメントの環境を利用している場合、 Java SE Subscription はどのような影響を及ぼしますか?
Java SE Subscription は、ユーザー単位(デスクトップ)または processor 単位(サーバーまたはクラウド)で利用可能です。その下のアプリケーション・アーキテクチャやデプロイメント・モデルは、価格に影響を及ぼしません。
ISV やハードウェアに Java を組み込んで再配布するベンダーなど、 Java SE を自身の製品に含めたい場合はどうなりますか?
デバイスやアプリケーションに Java SE を組み込み、永久ライセンスで「パッケージ製品」として配布する場合の「Binary License and Redistribution Agreement」に基づく ISV 製品についての詳しい情報は、
こちらからお問い合わせください。組み込むのではなく Java の上で動作するホスト型アプリケーションを提供する場合、 Java SE Subscription で対応できるかもしれません。詳しい情報に関しては、
こちらからお問い合わせください。
現在の Java SE Advanced / Java SE Suite ユーザー
既存の Java SE Advanced / Java SE Suite ライセンスはどうなりますか?
Java SE Advanced、Java SE Advanced デスクトップ、またはJava SE Suite のライセンスとそれらに関連するサポートの提供は今まで通り継続されます。既存のライセンシーは、この新しい製品の提供に関して何もする必要はありません。ビジネスが成長し現在のデスクトップ、サーバーやクラウドへの追加のライセンスが必要になる場合は、
こちらからお問い合わせください。
Java SE Subscription と Java SE Advanced / Java SE Suite の違いは何ですか?
Java SE Subscription は、 Java SE デスクトップ、サーバー及びクラウドの要求に対する月々のライセンスとサポートのソリューションです。提供される機能は Java SE Advanced と同じですが、より利用しやすい製品となっています。また Java SE アプリケーションに対するアップグレードとアップデートをいつどのように行うかを、より柔軟に管理できます。
OpenJDK および オラクル JDK BCL ユーザー
オラクルの OpenJDK バイナリや BCL ライセンスのオラクル JDK では提供されず、 Java SE Subscription では提供されるものは何ですか?
オラクルは、 GPL で OpenJDK ビルドを提供し、オラクル JDK と互いに交換できるように作業してきました。これらの OpenJDK ビルドは6ヶ月間隔でリリースされ、年4回のセキュリティ・アップデートも開発者に提供します。運用しているアプリケーションの移行時期に柔軟性が必要な組織は、 Java SE Subscription により、現在および過去の特定のバージョンで長期サポートとツールの提供などのメリットが得られます。
Java SE Subscription では、業界のコンプライアンスの要求やビジネスの要求に合う Java SE のバージョンを選択することができます。 Java SE Subscription は、
My Oracle Support (MOS) onlineへのアクセスと電話サポートも提供します。 Java SE 6、7、8 などのパフォーマンス、信頼性およびセキュリティ・アップデートへアクセスできます。
Java SE 8 は、 Web Start を介したブラウザ・デプロイメントが利用できる Java の最後のメジャー・リリースです。より新しい Java SE のバージョンでは、 JRE をアプリケーションにバンドルして配布するアプリケーションのパッケージングとデプロイメントの手法に対応していきます。
Java SE Subscription は、デスクトップ上の Java SE の管理をシンプルにする Java SE 8 商用デスクトップ管理機能も提供します。
オラクルの OpenJDK ビルド、または無償のオラクル JDK ビルドを利用している場合、 Java SE Subscription はどのような影響を及ぼしますか?
Java SE Subscription は、 OpenJDK またはオラクル JDK の利用に影響を及ぼしません – 今まで通り継続して利用できます。
他のオラクル製品
オラクルJava SEランタイムが必要な別のオラクル製品を使用している場合、 Java SE Subscription はどのような影響を及ぼしますか?
Java SE を必要とするオラクル製品を使用している場合、そのオラクル製品を実行することに限定されますが、オラクル Java SE ランタイムを使用するためのライセンスが与えられています。もしオラクルがライセスを提供する製品以外でオラクル Java SE ランタイムを使用する必要がある場合、 Java SE Subscription によってライセンスとサポートを提供します。詳細は、
My Oracle Support Note 1612709.1 – (他の Oracle 製品の一部として Java SE を利用する場合の Java SE サポートについて – My Oracle Supportへのログインが必要) をご確認ください。
オラクル Java SE Subscription 価格体系
以下の価格は、2018年8月3日現在のものです。
Java SE Desktop Subscription 価格体系
|
数量 |
サブスクリプションの単位 |
サブスクリプションの月額 |
|
1-999 |
Named User Plus*1 |
300円 |
|
1,000-2,999 |
Named User Plus*1 |
240円 |
|
3,000-9,999 |
Named User Plus*1 |
210円 |
|
10,000-19,999 |
Named User Plus*1 |
180円 |
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20,000-49,999 |
Named User Plus*1 |
150円 |
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50,000+ |
個別にお問い合わせください。 |
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Java SE Subscription 価格体系
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数量 |
サブスクリプションの単位 |
サブスクリプションの月額 |
|
1-99 |
Processor*2 |
3,000円 |
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100-249 |
Processor*2 |
2,850円 |
|
250-499 |
Processor*2 |
2,700円 |
|
500-999 |
Processor*2 |
2,400円 |
|
1,000-2,999 |
Processor*2 |
2,100円 |
|
3,000-9,999 |
Processor*2 |
1,800円 |
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10,000-19,999 |
Processor*2 |
1,500円 |
|
20,000+ |
個別にお問い合わせください。 |
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*1,
*2 Named User PlusライセンスおよびProcessor ライセンスについては
こちらをご参照ください。