Java Persistence APIアプリケーションの開発は、EJB永続化の早期バージョンに比べて大幅に簡素化されています。これにより、開発者は永続化のコーディングと設定を容 易に行えるようになりましたが、主要なIDEでTopLink JPAをサポートすることには、依然として大きな利点があります。オラクルでは、Oracle JDeveloperとEclipseで、TopLink JPAのサポートを提供する作業に取り組んでいます。

Oracle JDeveloper 10.1.3.1 (開発者プレビュー版)は、EJB 3.0セッションBeanの開発とテストだけでなく、TopLink JPAを使用した開発もサポートしています。

Oracle JDeveloperとTopLink JPAの主要な機能として、データベース表ウィザードからのJPAエンティティのリバース・エンジニアリング、EntityManagerの注入とJPA エンティティの問合せメソッドを使用したEJB 3.0セッションBean生成のためのウィザード、およびテスト・クライアントの生成があります。

Oracle JDeveloper 10g home page

JPA development with JDeveloper - online demo

EJB 3.0 with JPA development with JDeveloper - online demo

Introduction to EJB 3.0 Using JDeveloper 10g and OC4J

EclipseでのTopLink JPAのサポートは、オラクルが主導するDaliプロジェクトによって提供されています。Daliプロジェクトでは、(Web Tools Platformと連携した)アプリケーション管理配置とコンテナ管理配置におけるエンティティの作成と編集に重点を置いています。

Daliの主要な機能として、データベース表からのエンティティのリバース・エンジニアリング、マップ済みエンティティか らのデータベース・スキーマの生成、データベース・スキーマに対するエンティティ・マッピングの検証などがあります。

Dali Project home page.