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Oracle SQL Developer 3.2.2リリース・ノート

 

日付: 2012年11月

OTNのSQL Developerサイト | 新機能 | ダウンロード | ドキュメント | Exchange | フォーラム

 

このリリース・ノートに含まれる内容は、次のとおりです。

  1. Oracle SQL Developer 3.2の新機能
  2. 作業を開始する前に
  3. サポート
  4. フィードバック
  5. 一般的な説明
  6. バグ修正
作業を開始する前に
  • プラットフォームのサポート
    • Oracle SQL Developer 3.2でサポートされているプラットフォームは、Windows XP、Vista(64ビット版を含む)、Windows 7(64ビット版を含む)、Windows Server 2008、LinuxおよびMac OS Xです(認定情報を参照してください)。
  • JDKのサポート
    • Oracle SQL Developer 3.2リリースにはJDK 1.6.0_35が付属しています。このJDKを使用する以外に、インストール済みのJDKに接続することもできます。 Oracle SQL Developerはバージョンが1.6.0_04以降で1.7より前のJavaをサポートします。
  • 64ビット版Windowsのサポート
    • 64ビット環境向けのダウンロード・ファイルは別途提供されています。 64ビットのフル・インストール・ファイルをダウンロードし、その他のプラットフォームと同様に空の新規ディレクトリに解凍してから、 sqldeveloper.exeを実行します。 使用するプラットフォームには、64ビット版のJDKをダウンロードしてインストールする必要があります。
  • インストールとアップグレード
    • Check for Updatesオプションを使用して、Oracle SQL Developerのリリース間アップグレードを行うことはできません。 このユーティリティはサード・パーティ製の拡張機能をインストールするために提供されており、移行に必要なサード・パーティ製のドライバをインストールしたり、バージョン管理の拡張機能を追加したりする際に使用されます。
    • 新しいOracle SQL Developerリリースでは、常にフル・インストールを実行する必要があります。 ファイルをダウンロードし、空のフォルダに解凍します。 ファイルを解凍する際には、必ず「Use folder names」チェック・ボックスを選択します。
  • 以前のリリースからの移行
    製品をインストールすると、以前のリリースからの移行を実行するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。 これを実行すると、過去の個別設定や作成済みの接続が移行されます。
    • Confirm Import Preferencesダイアログでは、デフォルトで最新のインストールが選択されています。 このリリースから設定を移行する場合は「Yes」を選択します。それ以外の場合は、「Show All Installations」ボタンをクリックすると、以前のインストールが表示されます。 設定を移行できるOracle SQL Developerのリリースは、1.2.1以降です。 Oracle SQL Developer 1.5.xより前のリリースから移行する場合は、次の手順に従います。
      • 虫メガネ・アイコンを選択してsqldeveloper\sqldeveloper\systemフォルダを参照します。
      • Select」をクリックします。 Browseダイアログが閉じます。
      • 注: 選択した内容は、Confirm Import Preferencesダイアログに表示されているリストには追加されません。
      • Yes」をクリックし、選択したリリースから接続と設定を移行します。
      • 注: Oracle Database 11g Release 1のインストールに含まれるOracle SQL Developer 1.1.3を使用している場合は、[ORACLE_HOME] \product\11.1.0\db_1\sqldeveloper\sqldeveloper\systemを検索します。
    • 注: 1.1.3以降のリリースをインストールしている場合、スタート→プログラムに表示されるメニュー項目は自動で更新されません。 独自にメニュー・オプションを追加するか、またはデスクトップにショートカットを作成してください。
  • ユーザー定義のレポート/スニペット、およびSQL履歴
    • ユーザー定義レポート、SQL履歴、およびユーザー定義スニペットの各ファイルは\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\SQL Developerフォルダに格納されます。 これらのファイルも移行の対象となります。
  • フォルダ
    • 1.5.1以降のリリースでフォルダを作成している場合、これらも自動的に移行されます。 リリース間で設定を移行しない場合も以前の接続をインポートできますが、 これにはフォルダは含まれません。
  • JDBCドライバ
    • 付属のJDBCドライバのリリースはOracle Database 11g Release 1です。シック・ドライバを使用して以前のバージョンのデータベースに接続する場合は、11gクライアントをインストールする必要があります。基本的な接続に11gクライアントは必要ありません。
  • デバッグ・ログ・ウィンドウ
    • デバッグ・ログ・ウィンドウはデフォルトでは表示されません。 Oracle SQL Developerのデバッグ・ログ・ウィンドウをデフォルトで表示するには、sqldeveloper.confファイルに"IncludeConfFile sqldeveloper-debug.conf"という行を追加します。
    • 作業中にデバッグ・ログ・ウィンドウを起動するには、SQL Worksheetに"setloglevel oracle.dbtools ALL"と入力します。 この場合、作業中はウィンドウが表示されていますが、製品を終了して再開するとログ・ウィンドウは表示されません。
  • サード・パーティ製のデータベース
    • Oracle SQL Developerは、IBM DB2 UDB LUW、Microsoft SQL Server、Microsoft Access、MySQL、Sybase Adaptive Server、およびTeradataをサポートしています。 サポート対象となっているすべてのサード・パーティ製データベースのリリースの詳細については、『Supported Platforms』を参照してください。
    • ドライバをインストールしない限り、接続ダイアログにサード・パーティのタブは表示されません。 詳しくは、こちらのドキュメント『はじめの一歩』を参照してください。
    • サード・パーティ製のデータベースのドライバは、手動でダウンロードして追加することもできます。 詳しくは、OTNの『はじめの一歩』を参照してください。 別の方法としてCheck for Updatesを使用してドライバを設定することもできます。
    • 最新のMySQL Driver 5.1は使用しないでください。 MySQLについては、5.0.xドライバを使用してください。
  • Oracle TimesTen In-Memory DatabaseとOracle In-Memory Database Cache
    • Oracle SQL Developerを使用してOracle TimesTenデータベースに接続するには、以下の手順を実行する必要があります。
      • Oracle TimesTen 11.2.2(11.2.2.0.0以降)またはOracle TimesTen 11.2.1(11.2.1.4.0以降)のサーバーもしくはクライアントを、Oracle SQL Developerと同じマシンにインストールします
      • Linuxシステムの場合、Oracle SQL Developerを起動する前に、TimesTen_install_dir/bin/ttenv.cshまたはTimesTen_install_dir/bin/ttenv.shシェル・スクリプトを使用して、Oracle TimesTenの環境変数を設定します。 Windowsの場合は、TimesTen_install_dir\bin\ttenv.batスクリプトを使用します。
      • CLASSPATH環境変数にOracle TimesTenのJDBCドライバ(TimesTen_install_dir/lib/ttjdbc6.jar)が指定されていることを確認します。
      • 詳しくは、Oracle TimesTenの『リリース・ノート』を参照してください。
  • 表フィルタ
    • 表示される表の一覧には、生成された表、AQ、および以前は対象となっていなかったオブジェクトが含まれています。 デフォルトで、リサイクル・ビンから取得したオブジェクトを除外するフィルタがTablesノードに設定されています。
  • コード・テンプレート/スニペット
    • コード・インサイトには、SQLおよびPL/SQLのリファレンス・マニュアルから取得されたコードの断片を包括的に格納したデータベースが含まれています。 ユーザーがOracle SQL Developerにキーワードの接頭辞を入力すると、コード・インサイトによって、ユーザーのソース・コンテキスト内で構文的に妥当なコードの断片のリストが表示されます。 リスト内の各エントリには、ドキュメントWebページを参照するボタンが付加されています。 また、そのそばに、SQL履歴から取得された問合せの断片が候補として表示されます。
  • バージョン管理
    • Oracle SQL Developer 3.2では、デフォルトでSubversionがインストールされます。 CVSやPerforce、またはSerena Dimensionsをインストールする場合は、「Help」→「Check for Updates」を使用してください。
  • Subversion
    • ローカルのSubversionリポジトリを作成する場合、パスに空白文字が含まれないようにしてください。
  • CVS
    • ローカル・リポジトリを使用する場合、 外部のCVSクライアントを使用し、CVSバージョニング・プロパティが外部クライアントを指すように設定する必要があります。
  • フォント
    • コード・エディタのフォント設定により、スクリプト出力ウィンドウとすべてのデータ・グリッドのフォント・サイズが増加するようになりました。 これは、SQL WorksheetエディタおよびPL/SQLコード・エディタのフォント・サイズ増加に追加された変更です。 「Tools」→ 「Preferences」→「Code Editor」→「Fonts」の順に選択して、フォント・サイズを設定します。
  • Oracle Data Miner
    • Oracle Data MinerにはOracle Database 11g Release 2(11.2.0.1)以降が必要です。 詳しくは、『Data Miner 11.2 Release Notes』を参照してください。
サポート
  • Oracle SQL Developerの製品リリースに関するOracle Supportのサポートは、現在のOracle Databaseのサポート・ライセンスに沿って受けられます。 製品に関しては、My Oracle Supportを使用して、Oracle SQL Developerのバグおよび問題を登録してください。

フィードバック

フォーラムには、Oracle SQL Developerの機能をサポートしているものが数多く存在します。 フォーラムを使用する場合は、必ず明確なタイトルを使用してスレッドを開始してください。関係のない古いスレッドを新しい問題のディスカッションに使用しないようにしてください。

  • Oracle SQL Developerフォーラムでは機能についてディスカッションできます。
  • Data Miningに関連する問合せには、Data Miningフォーラムを使用してください。
  • TimesTenに関連する問合せには、TimesTenフォーラムを使用してください。
  • Data Modelerに関連する問合せには、Data Modelerフォーラムを使用してください。
  • データベースの移行に関連する問合せには、Migrationsフォーラムを使用してください。
一般的な説明
  • このリリースでサポートされていない機能については、Oracle SQL Developer ExchangeFeature Requestsセクションでリクエストを追加できます。
  • プラットフォームおよびデータベースの認定に関しては、現在のcertificationステータスを参照してください。
  • Oracle TimesTen In-Memory DatabaseのサポートはOracle SQL Developer 3.2に含まれていますが、 Oracle TimesTenのインストールおよび構成を完了するまで、Oracle TimesTenの接続ノードは表示されません(Oracle TimesTenの項を参照)。
  • Oracle TimesTen In-Memory Databaseのサポートには、Oracle In-Memory Database CacheおよびOracle TimesTen In-Memory Database Release 11.2.1.4以降のサポートが含まれています。
  • 以前のリリースから接続を移行していない場合も、後からこれらをインポートできます。 以前のリリースのOracle SQL Developerを起動して必要な接続をエクスポートしてから、新しいリリースでこれらをインポートします。
  • 期限切れのパスワード: パスワードが失効すると、ユーザーに警告するためのエラー・メッセージが表示されます。 パスワードをリセットするには、接続を右クリックし「Reset Password」を選択してください。