Eclipse WTPとOracle Application Server 10gの連携

Oracle Identity Managerはユーザー・アカウントが複数のシステムに散在し ている環境において、ポリシーに基づいたアカウント情報の配布、更新、削 除といったIDライフサイクル管理を自動化するプロビジョニング製品として 位置づけられている製品です。

Oracle Identity Managerを導入することによって、ID管理ソリューションに 求められる内部統制の確立やセキュリティの強化を実現することが可能とな ります。

本連載では、Oracle Identity Manager を初めて扱う方を対象に、環境構築 に必要となるシステムやコンポーネントの情報から、具体的なインストール 方法についてスクリーンショットを交えて紹介いたします。

ID管理基盤に求められる内部統制の確立、セキュリティの強化、ユーザーの 利便性向上、監査に対する効率的な対応などを実現するOracle Identity Managerをぜひお試しください。

 日本オラクル株式会社
システム製品統括本部 Fusion Middleware技術部
Identity Managementグループ
松島 伸恵

目次

第1回 デモ環境を作ってみよう!インストール編
 はじめに
  今回作成する環境
  インストール環境について
Oracle Identity Managerをインストールしてみよう
J2EEアプリケーション・サーバーのインストール
  JDKの確認
  Oracle Application Serverのインストール
  OC4Jインストール後の設定
Oracle Databaseのインストール
  インストール
Oracle Identity Managerのインストール
  Oracle Databaseの準備
  OPMNポートの変更
  Oracle Identity Managerインストールのためのデータベースの設定
  オプション設定
  Oracle Identity ManagerインストールのためのOC4Jの設定
  診断ダッシュボードのインストール
  確認作業
Oracle Identity Managerのインストール
  インストール
  インストール後の確認