【TRY! ORACLE MASTER】11g SQL基礎I 編
(第5回 データの更新、表の作成および管理)

みなさん、こんにちは。TRY! ORACLE MASTERシリーズ第5回です。前回まで見てきたSELECT文は卒業して、今回はデータの更新と表の作成および管理から出題です。


まずはデータの更新からの出題です。
 

 

問題(9

DMLに関して正しい説明はどれですか。1つ選択してください。

  1. INSERT文は必ずVALUES句を含む必要がある
  2. DELETE文は表の列を削除するときに使用する
  3. UPDATE文は1つの表の複数の列を更新できる
  4. UPDATE文でINTO句を指定すると、表に行を追加できる

 

 

回答と解説:

 正解は、3.です。

UPDATE文では、SET句に複数の列を指定することで1つの表の複数の列を更新できます。

DELETE文は表の行を削除するときに使用します。

INSERT文でVALUES句の代わりに副問合せを使用することもできます。



どうでしたか?一気にコマンドが増えましたが、どれも大切なので正確に覚えていきましょう。次は、表の作成と管理についてです。
 
 
 

問題(10

ALTER TABLE文を使用するのはどのような場合ですか。3つ選択してください。

  1. 表に索引を作成する場合
  2. 新しい列にデフォルト値を定義する場合
  3. 表に新しい列を追加する場合
  4. 表から列を削除する場合
 
 

回答と解説:

 正解は、2. 3. 4. です。

次のような場合にALTER TABLE文を使用します。

  • 表に新しい列を追加する場合
  • 新しい列にデフォルト値を定義する場合
  • 表から列を削除する場合
  • 既存の列を変更する場合

 

いかがでしたでしょうか。不正解だったかたは各トピックを見直してくださいね。次回は、「ビュー・順序・索引・シノニム」についてとりあげます。お楽しみに!