Oracle SQLclとの接続
Oracle SQL Developer Command
Line(Oracle SQLcl)は、Oracle Database Exadata Express Cloud
Serviceに接続できます。セキュリティ保護は、Oracle Walletを使用して実行されます。Oracle
Walletは、データベース・サービスからダウンロードできます。その手順とSQLclの実行手順を以下に示します。
前提条件:
ZIPアーカイブをダウンロードすることによってSQLclを取得します。
パッケージを適切なアプリケーション・ディレクトリ(/home/user/sqlclま
たはC:\sqlclなど)に解凍します。
Windowsの場合は、環境変数ペインの
"システム変数"セクションで、Path変数にC:\sqlcl\binを付加します。Windows
8の場合、このペインには、「コント
ロールパネル」→「システム」→
「システム
の詳細設定」→「環境変数」
の順に移動してアクセスできます。
Exadata Expressコンソールで、SQL*Net アクセスを有効化します。
クライアントのウォレットのclient_credentials.zipファ
イルを解凍し、含まれていたファイルを任意のディレクトリに移動します。たとえば、/home/user/sqlcl/binま
たはC:\sqlcl\binにファイルを移動します。
Oracle WalletとJKSのファイル(*.sso、*.p12、*.jks)をセキュリティで保護して保存し、Exadata Expressサービスへの接続を許可されたユーザーのみがアクセスできるようにします。デフォルトでは、ファイルの所有者だけにアクセス権を付与するこ とをお勧めします。
/nologフラグを使用して接続なしでSQLclを起動し、ウォレットを次 のように構成します。
sql /nolog