Oracle WebCenter Sites 11gの最新リリースです。リリース・ノート、インストレーション・ガイド、その他リリースに関する情報については、
ドキュメント・タブを参照してください。
注:インストールされるべき順に製品を提示しています。
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データベース、アプリケーション・サーバー、Webサーバー
サポートされているデータベース、アプリケーション・サーバー、Webサーバーについては、Certification Guideを参照してください。このインストールでは、サポートされている組合せの製品がすでにインストールされて稼働していることを前提としています。
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Oracle WebCenter Sites 11g Release 1(11.1.1.8.0)の機能
- 11.1.1.8.0で強化された機能の一覧については、こちらを参照してください。
- モバイル・サイト管理: WebCenter Sitesの11.1.1.8リリースは、完全に統合された新しいモビリティ・ソリューションを提供します。このソリューションを使用すると、デジタル・マーケティング担当者は、モバイル・サイトを容易に管理し、モバイル利用顧客へのマーケティングをより効果的に行うことができます。モバイル・サイト管理は、テンプレートやターゲティングといったWebCenter Sitesの機能を利用することで、どのデバイス上でも、複数のチャネルにわたる顧客を常に訴求する、強力なモバイル・ソリューションを提供します。WebCenter Sitesは、幅広いモバイル導入シナリオをサポートする柔軟なオプションにより、Webからモバイルへの拡張を促進します。複数のサイト計画とナビゲーション構造、サイト計画のコピー、およびテンプレートをデスクトップとモバイル・デバイスの両方で使用可能にし、同じContributorユーザー・インタフェース(UI)からすべて管理できます。WebデザイナはオンラインWebサイトを扱う場合と同様に、HTML5および応答性の高い設計アプローチを利用して、特定のモバイル・デバイスやモバイル・デバイス・グループ用のテンプレートを作成できます。状況に即したオーサリング、編集、およびプレビューにより、マーケティング担当者は、モバイル・コンテンツがどのように表示されるかを正確に把握でき、モバイル・サイトはどのモバイル・デバイス上でも再現されます。このモビリティ・ソリューションは、着信デバイス、レンダリング・デバイスの最適化サイトを検出し、WebCenter Sitesのターゲティング機能を利用して、パーソナライズされたデバイス固有のコンテンツをモバイル訪問者に提供します。
- 外部コンテンツ統合: WebCenter Sitesにより、マーケティング担当者は、社内またはクラウドに保存されたビデオや他のデジタル・マーケティング・コンテンツを使用して、メディアの豊富なオンライン・カスタマ・エクスペリエンスを作成できます。外部コンテンツ統合:YouTubeやBrightcove™などの外部クラウド・ベースのリポジトリに保存されたビデオ・コンテンツを利用します。Contributor UIを使用して、外部システムでホストされているコンテンツを検索、プレビューしてから、WebCenter SitesのWebページにそのコンテンツを直接ドラッグ・アンド・ドロップし、これらのシステムからストリームします。付属のRESTfulフレームワークは、他の内部またはクラウド・コンテンツ・ソースにアクセスするための拡張性を開発者に提供します。
- 新しいWebCenter Content Connector: WebCenter SitesのOracle WebCenter Contentエンタープライズ・リポジトリに保存されたコンテンツのアクセス、再使用、用途変更を行います。新しいWebCenter Content Connectorを利用することで、エンタープライズ・コンテンツをWebで表示可能な形式に変換し、WebCenter Sitesにより、WebCenter ContentからWebCenter Sitesにエンタープライズ・コンテンツを直接プルできるようにします。WebCenter Content Connectorを利用することにより、マーケティング担当者はContributor UIを使用してエンタープライズ・コンテンツをプレビューし、他のWebコンテンツと同じように、Webページにそのコンテンツをドラッグ・アンド・ドロップできます。WebCenter Contentのエンタープライズ・コンテンツへの変更は、WebCenter Sitesに自動的に同期されるため、エンタープライズ・コンテンツの唯一の正しい情報源(single source of truth)が維持されます。
- 新しいターゲティングUI: Oracle WebCenter Sitesは、訪問者に対するコンテンツ固有のパーソナライズ機能とターゲティング機能をサポートします。再設計されたターゲティング・ユーザー・インタフェースにより、セグメントと推奨事項の作成が容易かつ迅速になります。ユーザーはセグメントを推奨事項にドラッグ・アンド・ドロップできます。また、コントリビュータはユーザー定義ラベルで資産をタグ付できるようになりました。これらのタグ付き資産は、セグメント分けや推奨事項で利用できます。あるいは、セグメントの推奨事項で使用するコンテンツ・グループの作成を容易にする新しいコンテンツ問合せを使用して、タグ付き資産を取得できます。コントリビュータはコンテンツ問合せ資産を推奨事項にドラッグ・アンド・ドロップすることもできます。
- Oracle Real-Time Decisions(Oracle RTD)統合: WebCenter Sitesの管理対象セグメント分けとOracle RTDの自動予測コンテンツ推奨エンジンを組み合わせることで、ターゲティングを自動化および最適化して、もっとも効果的なコンテンツ、ページ、オファーを個々の訪問者に表示します。Oracle RTDはABテストを凌ぐ多変量テストと最適化が可能なため、マーケティング担当者は、何がもっとも効果的なのかをリアルタイムで把握し、ニーズに合った自動化のレベルを選択できます。このリリースではAPIを搭載することで、WebCenter SitesからOracle RTDを起動し、最適化されたコンテンツのOracle RTD選択をWebページに含めます。
- 新しいURL管理: Oracle WebCenter Sitesの新しいURL管理は、どのようなタイプのWebコンテンツにも対応する、人間が読み取れる短いユーザー定義の“バニティ”URLの作成、使用、容易な管理を可能にすることで、SEO、キャンペーン、オンラインとオフラインのクロス・メディアWebサイト・プロモーションを促進します。開発リソースの支援を受けずに、コンテンツ・コントリビュータが構成および管理できるOracle WebCenter SitesのURL管理により、キャンペーン・ページやプロモーション・ページを循環させる際に、URLを容易にリダイレクトできます。URLパターンにより、企業標準、マーケティング・ベスト・プラクティス、SEOまたはキャンペーンのニーズに対応した構成可能なカスタムURLが実現します。
- • ガジェットおよびコミュニティの強化: 社会的に関わるページ作りは容易ではありません。コンテンツ作成者はContributor UIを使用して、投票、ランキング、コメント、レビューなどのガジェットやソーシャル・コンポーネントを直接ページにドラッグ・アンド・ドロップできます。
Oracle WebCenter Sites 11g Release 1(11.1.1.8.0)のコンポーネント